若草学園の実践ブログblog

思いはひとつなんです

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療育に携わっていると色んな知り合いが出来るもんだと日々の出会いを楽しみにして過ごしています。最近、話が弾んだ人の中に作業療法士さんがいます。

彼女は「保育士ってなんで子どもを見る目がキラキラ輝いているんだろ?私は子どもを見た時についつい『この子の体の動きは~この子の感覚は~』と『人間』として見てしまうから愛情深くないんですよ。自分は冷たいなと思う。」と言います。でも子どもたちは彼女にくっついて行きます。ということは・・・子ども達は「この人、自分のこと分かってくれる。面白い事してくれる。」と直感で見抜いているという事だと思いました。恐るべし作業療法士。彼女と「子ども達のつば遊び」の話題をしました。社会的には不潔だと思われる行為もその子には「大好きな感覚、うっとりするくらい気持ちいい感触、一番面白い遊び」なのだろうとなりました。でも、社会の中に出て友達と一緒に色んな経験をしていく中では出来れば別の遊びを楽しんでほしいよね。さて、どうしよう・・

と考えて「やっぱり、その子と一緒に体を動かしていっぱい遊んで関わりをたくさん持つことかな~。その中で好きな事を一緒に見つけていく事だろうね~。つば遊びに負けたらいかんね。」となりました。資格は違えど子ども達に対する思いは一つ。「一緒に好きな事沢山見つけようね。ちょこっと頑張ってみようね。」と子ども達を応援する熱い思いでした。

療育には色んな資格の業種の人たちが子ども達に関ります。お互いが楽しく繋がってお互いを尊重して、より良い療育が出来るようになればと思います。

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吉田