若草学園の実践ブログblog

暗い中にもかならず光はある

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去年のある日、祖母と話している時に

『今は医療が進歩してよかったね。家の近くに病院や保育園があることはいい事よ』

 

祖母と二人っきりで話す機会がありました。僕には、もうすぐ1歳3か月になる娘がいます。

祖母は、いつも『かわいいね。こんにちは。いないいないばぁ~』とひ孫と笑顔で笑ったり、はしゃいだりしています。

 

祖母に『昔はどうだったの?病院とか近くになかったの?』と聞くと

『私たちが、住んでいたところは病院もなかった。最初に産まれた女の子は生後8か月で病気で亡くなったのよ。そのときは、お墓の前でずっと泣き崩れてた。何もできない自分が本当に悔しくて・・・次に産まれた女の子(現在の母)は、何があっても命がげで育ててきたのよ』と教えてくれました。

今までこんなに深い話をしたことが無かったので、ただ話を聞き涙を流す自分がそこにいました。

娘と向き合っていく事が本当に大切であると感じました。

子どもを育てていく事は、振り返る時間・自分と向き合う時間のようにも感じました。

 

 

おひさまぷらすに来てくれる子ども達は本当に優しい子ども達ばかりです。保護者の方も悩みや相談を話してくれます。

悩みに大きいも小さいもありません。

子どもの喜んでいる姿を見て親も嬉しい気持ちになります。親の喜んでいる姿に子どもも嬉しい気持ちになります。

2019年 皆様の笑顔が見れるのを楽しみしております。

まだ寒い時期なので、お体には気をつけてください。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

若草学園 通所部

放課後等デイサービス

おひさまぷらす

田島 秀一