2月の中旬から短大や大学生が実習のため、学園に来てくれます。
子どもたちは、年が近く若い先生たちが来てくれることに大喜び♪
「いつくると?」
「何人くると?」
「どの班にはいる?」
と実習の先生がくるまで、質問攻め。
「来てからのお楽しみだよ」
と毎年のようにこの会話が学園の中を飛び交っています。
やはり、年が近くて可愛い先生たちが来てくれるとなると、
共通の話題もあるし、優しいし、たくさん話を聞いてくれるからみんな実習の先生が大好きです。
ただ、
「実習の先生は勉強に来てるんだよ」
という言葉も毎年のように添えています。
優しいお姉さんたちにたくさん話を聞いてほしいということは、とてもわかるので、ちょっと申し訳ない気分にもなりますが、先生たちには、やっぱり楽しかった~。可愛かった~。だけではなく、もっといろいろなことを感じてもらいたいなと思ってるので、ちょっと心を鬼にして、伝えています。
先生たちにも、はじめて施設で実習する不安や
無条件に受け入れてくれる子どもたちの可愛さや純粋さ
学園で生活をしながら学校に通って、頑張っている姿
そして、職員が子どもたちの将来を思って
どうかかわっているかなどいろいろなことを
感じてほしいなと思います。
そういいながらも、実習生と話をしている子どもたちの笑顔は本当に素敵なんです。
ちょっとうらやましいくらい。
だから、たくさんか関わってほしいとも思っています。
しばらく少し矛盾を抱えた気持ちを抱きながら
子どもたちの笑顔を見つつ頑張っていきたいと思います。
入所部 藤本絢子