この本は、私の1つ年上の従姉が乳がんを闘病中に文章を残し、親友のイラストレーターが絵本として書籍化したものです。以下抜粋してご紹介します。
自分を愛することは世界や他の人を愛することと同じ
自分を大切に出来ないと誰も大切に出来ない
私たちは嬉しい事悲しい事を通して愛を経験しにこの地球に生を宿してる
大切な人を抱きしめられる手があることに感謝
好きな所に行ける足に感謝
触れ合う肌からの温かさ
美しいものを見せてくれる目に感謝
存在、生きて感じさせていただけてる事に感謝
もし、生きてる事が辛くなっても大丈夫、周りのみんなが支えてくれる。
だから、なぁんにもしなくても、そのままの自分で大丈夫って事を私は最近よく感じる。
娘に伝えたいことは
親愛なるリリカへ 「甘え上手になりなさい」
手を取り合っていれば、怖いものは何も無い、いつだって大丈夫
人だって、自然だって、いつもあなたを大切に包んでくれてるって事忘れないで欲しい
時に迷ったら、大空を自由に羽ばたいて
好きなところへ行き、夢中になるほどの体験をして
それが出来る翼はちゃんと持っている事を覚えておいていてね。
短い文章ですが、従姉が生きぬいてつかみとった人生の真理がぎゅっと詰まっています。
私は落ち込んだ時にこの本を手に取り、気持ちをリセットします。
従姉は亡くなってもなお、こうして励ましてくれています。
だから不満や悩みがあっても、支えてくれている存在があることを信じて、私も支えてあげられる人でありたいなと思います。
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おひさまぷらす
高橋