昨日もブログに上がりましたが、毎日、不安定な天候が続いています。
久々に昨日は雨が降らず、過ごしやすい一日でした。先日、梅雨前線に伴う大雨で学校も休校になり子どもたちは、「学校へ行きたい」と「やったー」と喜んでいるグループに分かれていたようです。
報道番組では、「命」を守る選択をして下さい。
としきりに今までにない呼びかけの放送が繰り返しあり、前回の集中豪雨や地震の教訓が活かされいる事を実感しました。しかし、その報道において避難者の数値が少ない事を残念に思う事を言われており、「避難して下さい」と言っても避難する方もなかなか恐怖が迫って来ないと実感がわかないのかな?と感じました。また、「避難所が遠いから」「動くのが大変だから」とそれぞれの理由もあり、「命」をみんなで守っていくためには一人ひとりの意識の向上が必要になって来ると思いました。
さて、幸いにも避難するほどでもなかった学園では、休校によりゆっくりした時間を過ごせた子ども達ですが、外で遊べない、外出できないと少しイライラも出て賑やかな1日でした。
この機会に避難食(アルファ米)を使って昼食にしたり、災害時には、避難をする事や食事は備蓄の物を食べる事になる事などを話すと真剣に聞き入っていました。災害時に大人が居るとも限らないので自分で出来る事は覚えておこうと説明書を読んでお湯を入れ「わかめ入りご飯」を作りました。いつもの味ではなかったようですが、自分たちで作れたという満足感は味わえたようです。今後も、自分の「命」を大切にし守っていくという事を色々な経験を通して子ども達と共に学んでいきたいと思います。
入所部 山下