若草学園の実践ブログblog

療育とは?(ぽかぽかクラスの子ども達と関わる中で感じる事)

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

皆さんは、どうやって、おひさまに出会いましたか?「町の健診ですすめられた」「子どもの発達が気になり自ら電話した」「園の先生にすすめられた」と様々だと思います。子どもというものは本来、自由で元気なものです。子どもは普通に生活していれば、それなりに成長はしていきます。しかし、「身辺自立の成長がゆっくり」「集団の中で上手く自分を表現できない」「身体が見えた物に反応してしまい自分の意思ではなく衝動的に動いてしまう」「手先が不器用」「体の使い方が難しい」などの苦手さが認められる時、「今できている事に+αで少しずつ出来る事、分かる事を積み重ねて増やしていく」事が大切です。ピアノが弾ける子どもはピアノの習い事をしている様に、生きる力を付ける為の習い事が「療育」だと考えて頂いたらいいかな?と思います。1人ひとりに合った関わり方を丁寧に繰り返し行う事で(これは集団では難しいのです。)確実に力を付けることが出来ます。習い事もより効果を高めるためには、自宅での練習も大切です。それと同じで、療育も、ご家庭で時間がある時でいいので、面談でお話した内容に取り組んで頂けると、もっと効果が出ると思われます。(だって1番大好きなお家の人に関わってもらえるのですから・・・①安心して付き合える大人になる。②肯定的な言葉かけを行う。③ルールや指示は明確にする。④感情的にならずにゆったり待つ姿勢も大事。 この4つを頭の片隅に置いて関わってみて下さい♪私たちも、得意・不得意・好きな事の把握 ②今できている事を認めて次のステップへどう進めていくのかを考える。 ③楽しみになる事をたくさん見つけて、やる気や自己肯定感を育てる。 ④子どもの良き理解者の1人になる。などを特に意識しながら「丁寧な子育て」のお手伝いが出来たら幸せに思います。小さくて可愛いからこそ!今なのです!吸収力の素晴らしい今だからこそ短時間で習得できるスキルがあるので、一緒に子育て力をUPしていきましょう♪いつでもご相談くださいね!

 

上記の内容は、8月のぽかぽかクラスのお便りに載せています。

ぽかぽかクラスは、発達年齢が1歳未満~2歳半くらいの子ども達が多いクラスです。日々関わっていて、「療育の始まりはここにあるな・・・。」と思っています。私もおひさまに来て5年目を迎えていますが、毎日、子ども達から学ぶ事ばかりです。まだまだ療育をする者として成長しないといけないな・・・と反省の連続です。

しかし!

奥深いのが「療育」です。悩みながらも、「もっともっと知りたい!」という思いが強いのでこれからもチームでアイデアを出し合い、1パターンではない、「子ども達が楽しい!」「おひさまだ~い好き!」と通いたくなるような療育を目指していきたいと思います

そんな想いを皆さんと共有したいのでブログにも載せてみました!

 

 こんなぽかぽかクラスの療育に一役かっているのが、猫の「おもち」「あずき」の2匹です。

なにが凄いって・・・一言で言うと「癒し」です!!

そして、元旦(1月1日)生まれという、なんとも縁起の良い猫ぢゃんなのです。

子ども達はもちろん、疲れたおひさまスタッフまでも、ほっと温かい気持ちにしてくれます。

猫ちゃん2匹もおひさまの立派な職員です(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 ぽかぽかクラス 江藤