若草学園の実践ブログblog

自分で出来ることを増やす

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10月に入り、朝晩と肌寒くなって、すっかり秋らしくなりましたね(^^)/

 

日々、子どもたちの支援をしていく中で、嬉しいことがありました。

 

小学3年生のS君は、朝から起きるのが苦手で着替えや朝ご飯を食べることが、

自分で出来ず、保護者にしてもらっていました。

S君とお話をして、自分で起きる、自分で着替える、自分で朝ご飯を食べるの中で

どれか1つでも出来るようになろうと目標を決めることにしました。

S君自身もしないといけないこととわかっていましたが、してもらえると思い、

きっかけがなかったようでした。

 

そこで「自分で着替える」と目標を決め、

出来た日はカレンダーにシールを貼ることにしました。

 

始めは、週に1~2回でした。

S君は「月曜日は無理」「できんもん」等弱音を吐くこともありました。

保護者にも協力して頂き、

「1回も出来なかったのが、2回も出来るようになった」等小さなことでも評価し、

伝えていくことで、次第に出来る回数が増えました。

シールでいっぱいのカレンダーを見て、視覚的にもS君の自信に繋がり、

今では、毎日自分で着替えることが出来ています。

 

何事も始めから出来るようになったわけではなく、一人一人が頑張りたい、やってみたいと

思う気持ちを大切にし、「頑張って良かった」「やってみて良かった」と思えるよう、

これからもお手伝いをしていきたいと思います。

 

面談も始まり、たくさんのお話を聞き、一緒に子ども達の成長を共有できる時間にしたいと思っています。

 

 

  放課後等デイサービスおひさま 服部