男の子のY君がお友達の事話している時の言葉です。普段はお友達にちょっかい出している男の子なのですが、ある時近くでたまたまこんな会話が聞こえてきました。
Y君「A君、それなあに?」
A君「これ、学校で使うからお母さんからもらった。」
Y君「ふ~ん。よかったね。」
この『よかったね。』の言葉に自分はとてもビックリ!私が出会った頃だとY君は嫌な言葉ばかり相手にいって喧嘩になっていたのですが、今までこの場面だとわざと取り上げたりしていたのに、優しい言葉をかけていました。A君もにこっと笑顔で、とてもいい表情。すごくいい光景でした。
これからみんな入所当時の頃からどんな成長をしてくれるのか、職員として私は、みんながY君のように優しい言葉も言える、優しい社会の一員として生きていけるように支援をし続けたいと思う今日この頃でした。
入所部 松尾