若草学園の実践ブログblog

「今日だけでもやってみよう♪」(おひさまより)

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私は、小さい頃から人前で話しをするのが苦手で、すぐに顔が真っ赤になり、冷や汗が吹き出し、緊張してお腹が痛くなるようなタイプの子どもでした…。今でも人前に出るのは苦手で、緊張して上手く話せませんが…

こんな私が、一昨年前より大津町の子育てセミナーで「子どもの関わり方講座」についてのお話をさせて頂く機会を頂きました。1年目は、子どもの頃同様に、冷や汗が出て…緊張して上手く話せず、話しを聞きに来て頂いた方に申し訳ないくらいでした…(-_-;)

3回目となる今回、先月の1月18日にお話をさせて頂きましたが、今回は汗もかかずに話が出来ました(笑)→上手くは話せていませんが…(^_^;)

人間、苦手なことでも経験することで「慣れ」って本当にあるんだなぁ…と改めて感じる瞬間でした。

 

「子どもの関わり方講座」では、「褒めること」や「肯定的に伝えること」についてなどの話を毎回させて頂きます。どの文献を読んでも、どの研修に参加しても同じようなことを言われると思います。

私も含め、子育て中のお母さん全員が「子どもを褒めなければ!優しく接しなくては!」と頭では分かっていると思いますが…仕事に家事に子育てに…と時間に追われ…子どもを急かして怒る…と悪循環になってしまいますよね。

私もついつい「こらー!!何しよっとね!!ヽ(`Д´)ノ」と怒ってしまいます。

また、「●●しないと、▲▲あげないよ!」と、言ったらダメと分かっていても言ってしまうことがあります。

本当は「●●すると、▲▲できるよ!」と言ってあげる方がいいですよね~♪(もちろん頭では分かっていますが、なかなか言えません)

そんな話しを施設長としていた時、もしこれが大人だったら

「この仕事をこの期間で終わらせないと、給料ないよ!(減給)」と言われているのと同じだよね~

と、施設長から言われ…「そんなの嫌です!Σ(゚д゚lll)」と思わず即答していました(笑)

「相手の気持ちになって考えなさい!」「そんなこと言われたら、相手の人はどう思うか考えて!」と大人が子どもによく言う言葉ですが…

自分(親)が相手(子ども)の立場に立って考えていなかった…

子どもへの指示や要求って、大人目線になっていたなぁ〜・・・と反省。

片付けにしても、子どもなりに床におもちゃが落ちていないくらい、頑張って片付けているのに、大人目線(私目線)だと、「決められた場所にきちんと整理整頓することが片付け」と思っているんですよね。

子どもの頑張りを認めて褒めてなかったなぁ~とまたまた反省。

24時間、365日、子どもに優しく接することが出来ればいいのですが、そうもいかず横で眠る我が子の寝顔を見ながら反省の日々です。

毎回、研修を受けた日、子育ての話を他の人とした時には、「今日だけでも笑顔で!今日だけでも優しく!」と、自分に言い聞かせています。(笑)

反省することが第一歩。

「今日だけでも」と思うことも第一歩。

と自分に甘い私です。(´∀`*)

さぁ、皆さんも私と一緒に「今日だけでもやってみよう!」から始めてみませんか?

児童発達支援センターおひさま 河瀬