若草学園の実践ブログblog

「就学に向けて…」

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先日、きらきらクラスの活動で、交通ルールを学びました。

年長さんは4月から小学校への登下校が始まります。横断歩道の渡り方を学び、並んで歩く練習を行いました。

 

活動内容を、職員で話し合っている際、実際に外の横断歩道を渡ってみてはどうか?との意見が出ました。しかし、車通りが多い道での活動になる為、危険も伴います。悩みながら、話し合った結果、午前の活動で、遊戯室内にマットなどを使って道路や横断歩道を作り、練習を行った後、午後の活動で、実際に外の横断歩道を渡る練習を行うことにしました。

 

 

 

遊戯室では、登校班を意識し、3人ずつ並んで歩きながら横断歩道を渡る練習を行いました。

皆、マットで作られた道路や、手作りの信号機、横断歩道を見ると、「すごい!楽しそう!やってみたい!」と興味を持ってくれました(*^-^*)

前に並んでいる友達を追い越さないよう、意識して歩くことが出来ていたり、見ている友達から「上手に渡れているね!」と声を掛けられることで、皆自信につながっているようでした♪

また、信号のない横断歩道や、壁で死角になっている横断歩道など、様々な場面を想定して練習することで、「こんな危ない場所もあるんだ」と自分で意識出来るように繋げています✨

 

午後、実際に外の横断歩道を渡ってみると、皆、左右を確認して注意しながら渡ることが出来ていて、子供たち自身も、「出来た!✨」と嬉しそうでした☺

 

 

外を歩いている途中では、「僕、小学生になったらここ歩くんだよ!」や、「お兄ちゃんと一緒に登校班で行くよ!」と、言っている子が多く見られ、楽しみにしている様子が伺えました(*^-^*)

 

活動の前に、職員間で、「こうしたらどうか?」「こうすると分かりやすいのでは?」と意見を出し合いながら考えることで、様々なアイディアが出ます。今回も、遊戯室で練習をしてみよう!と意見が出たことで、1度練習をして外へ行き、安全に渡ることにつながったと思います。話し合う時間が、支援の内容にもつながる為、とても大事な時間だなあと感じました✨

 

皆と過ごせる時間があと少しであることを寂しく感じながらも、残りの時間を大事に、丁寧に過ごしていきたいと思いました。みんなの制服姿も楽しみです♪

 

児童発達支援センター 児童発達支援事業 矢ヶ部