若草学園の実践ブログblog

思いの外(おもいのほか)

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連日の雨が続き、いよいよ梅雨入りですね☔

6月から学校も再開し、お休みされていたお子さんとも久しぶりに会うことができ、元気そうな姿に嬉しく思います☺

 

おひさまを楽しみにしてくれているお子さんや、中には久しぶりのおひさまに緊張や不安を抱えているお子さんもいらっしゃるかと思います。ただでさえ不安を感じやすいお子さんは、突然の休校、見通しが立たない休校期間、学校の再開、この3ヶ月間での急激な環境の変化になかなか気持ちの整理ができないこともあると思います。

 

私は、子どもたちと日々接していく中で、できるだけ子ども目線で物事を考えるようにしています。そんな中、迷ったときには、よく、自分のことに置き換えて考えみることがあります。例えば、自分がその状況だったらどんな風に考えるだろう、どうしたいと思うだろう、また、されたくないことは何かな、、、など。

※もちろんこれは私の価値観であり、全てに共通することではありません。まずは、自分のこととして捉え、その子の様子を伺いながら、その子に寄り添い、そこからあらゆる可能性を踏まえて、その時の状況を見据えながら、個々に合った関わり、支援につなげて行きたいと考えています。

 

子どもたちは、久しぶりの登校やおひさまへの緊張と不安もあるだろ‥‥

そんな時、私の耳に入ってきた言葉が「思いの外」でした。これは考えていたことと違っているさまをあらわすことばですが、良い意味にも悪い意味にも使われます。こんな状況のことは自分にはなかったのかなと、考えながら…、ふと思い出したのは、

“学生時代のアルバイトで、正月休み明けの出勤”でした(笑)

(県外の大学だったため、お盆と正月は帰省のため、1週間程お休みを頂いていました。)

 

行ってみたら案外どうってこともないのですが、、(笑)行かなきゃいけないのもわかってはいますが、長いお休みを頂いて申し訳ない気持ちもあり、なんだか気の進まない、ドキドキ、モヤモヤした気分でした。

 

そんな思いを抱えて出勤すると、アルバイト先の方々は、いつも通りに明るく接してくれました☺

その、いつもと変わらない、いつも通りの雰囲気に救われていた感覚を思い出しました。

 

↑は、私の経験の一つに過ぎないのですが、不安や緊張を抱えているお子さんも、苦手意識や嫌なことが何かあったり、言葉では上手く説明できない、自分でもよくわからないようなドキドキ、モヤモヤを感じていることがあるのではないでしょうか。

 

そんなドキドキ、モヤモヤを受け止め、焦らずゆっくり。一つ一つ解消できるように、一緒に取り組んでいけたらと思います。

 

久しぶりの通常登校にお疲れの中、、また、いろんな思いを抱えながらも頑張って来てくれてありがとうの気持ちを込めて、おひさまでもいつも通り、個々のペースに寄り添い、安心してもらえるように。楽しい活動や安心できる取り組みを行いたいと思います☺

 

「思いの外、おひさまに来てよかった❕」そう思ってもらえるように、皆さんにとっておひさまがそんな安心できる居場所になったらいいなと思っています。職員一同、お待ちしていますよ~🎵

 

 

放課後等デイサービスおひさまぷらす 守田