若草学園の実践ブログblog

おやつ作り

カテゴリー:若草学園の実践ブログ

 入所の子ども達と、夏休み恒例のおやつ作りをしました。今年は、コロナウイルス感染症の流行で、食に関係することにも、今まで以上に気を使わないといけない状況ですが、子ども達の喜ぶ顔を見たいと思い、色々ネットで探してみました。そこで探したのが、簡単に出来るチョコレートケーキ。マグカップを使い、自分で作って自分で食べる!コロナ対策にももってこいです。

マグカップやレンジを使う為、少人数で順番に作る事にしました。少人数ずつ作ると気になるもの・・・。しかし、「順番でみんな出来るから待っててね」と言うと、自分の順番が来るのを楽しみに待っています。そして、マグカップも色んな種類があり、「一つずつ取って」と伝えると、特に小学生など、「これがいい」「僕も」などと競うようになりがちですが、譲れたり、じゃんけんしたりと相手のことを思って決める事が出来ています。どんな美味しい物ができるのかなという期待の方が勝っているのでしょう。「すごいな~」と褒めながら始める事にしました。

 

 

 材料は、オレオクッキーと牛乳。

  1. 大きめのマグカップにオレオ6枚程入れ、箸やフォークで細かく砕きます。
  2. 牛乳少量を混ぜ、固めに練ります。
  3. レンジに入れて1分加熱。

不思議や不思議!!マグカップの中でスポンジ状に固まって、濃厚なチョコレートケーキの出来上がり。お味もなかなかのもの。

 

 小学生も高校生も、男子も女子も・・・

「いったいどんなものができるのだろう?」から始まり、一生懸命クッキーを細かく砕き、牛乳を少しずつ入れながら「この位かな?」といい感じに混ぜ混ぜ。そしてレンジに入れて1分、熱々の湯気が出るチョコレートケーキの完成です。恐る恐る口に運ぶと、不思議な不思議な美味しさが。皆どの子も一口入れると満面の笑みです。「でしょ?でしょ?おいしいでしょ?」とこちらも笑顔とガッツポーズ。「めっちゃ美味しい」「先生すごーい。どうやって考えたと?」「簡単に作れるから、今度お家でも作ってみる」などなど、嬉しい声がたくさん聞かれました。

 

 コロナ禍の中、短い夏休みですが、楽しい夏休みの思い出がまた一つ出来たかなと思います。夏休みの楽しみも色々考えながら、コロナや猛暑に負けず、元気に過ごして欲しいと思います。

 

 

入所  松村