若草学園の実践ブログblog

小さな応援団(通所部より)

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療育の現場では、スタッフが、

☆プログラムにそって1日を進めていく「進行」

☆進行のスッタフの意図を汲みながら、子どもの動きを見て支援する「フォロー」

☆1日の様子を記録する「記録」

この3つを役割分担し、意思の疎通を図りながら活動を進めていきます。

 

ある日、私が急遽、保護者との面談になり、活動の始まりに間に合わなそうだったので、進行をⅠ先生と代わっていただきました。

面談が終わり教室に戻ると、朝の会が終わり、

主活動の「小麦粉粘土で遊ぼう!」の時間でした。小麦粉に魔法の粉(食紅)を入れ、水を入れていた時‼

「失敗した~💦水を入れすぎた💦」

とⅠ先生の叫び声が・・・

スタッフがⅠ先生を励まし「先生、大丈夫!何とかなります!」と声を掛けていると、

A君が「Ⅰ先生、がんばれ~!」と一言。

すると他の子ども達も「がんばって~!」と励ましながら拍手!

子ども達の応援に、Ⅰ先生も「うん!がんばるよ!」と表情がパッと明るくなりました。

それから、「こうすれば大丈夫!」と小麦粉を少し足して、出来上がってみればなんと!とてもコンディションの良い小麦粉粘土が出来たではありませんか🎵

「失敗は成功のもと」とはよく言いますが、子ども達が、そんな体験を目の当たりにできた事は良かったかな?と思うのでした。

・何でも経験

・大人だって、失敗することもあるんだ!大切なのは、そこでどう考えるか🎵

・時には「ま、いっか(*^▽^*)」「次は、なんとかなるさ~!」とあまり深く考え込まない事も大切

子ども達に伝わったかな~?伝わっていたら嬉しいなっ🎵

 

しかしながら、今回の子ども達の応援にはビックリしました。

相手(Ⅰ先生)の気持ちを察して、言葉を選んで発信できている!

コミュニケーション力が身に付いている!

小さい時からの関わりが本当に大切なのだと改めて感じました。

可愛いから・・・小さいから・・・と何となく子育てをしてきた自分を反省💦

小さくてもこれだけの能力を持っているのですから、周りの大人が、どうそれを引き

出してあげられるか・・・保護者の皆様と私達で心を1つにして考えていけたら、

素敵な子ども達がたくさん育つのでは☆☆☆

今からでも遅くない!自分に出来る事を楽しみながらやればいいんだ!と自分の

子育ても振り返りながら心入れ替えています!(さぁ、いつまで続くか・・・💦)

 

大人も、励まされると頑張れる!

小さな応援団の力は凄い!

これからも、子ども達からパワーをもらって、子ども達に感謝の気持ちを持って

一緒に「育ち合い」を目指して楽しみたいと思います♥

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 江藤