若草学園の実践ブログblog

「ハロウィンメニュー」

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 10月31日が近づくにつれ、各地でハロウィンイベントが開催されます。もともとハロウィンは、外国のお祭りで「あの世」と「この世」がつながる日とされているそうです。魔物を追い払い、身を守る為に仮装したことが始まりだといわれています。南瓜をくり抜いた、ジャック・オー・ランタンの中にろうそくを灯し、提灯にして魔除けにする為、日本では「ハロウィン=南瓜を食べる」という雰囲気があります。

 若草でも、給食でハロウィンメニューを提供しました。

 夕食では、南瓜をふんだんに使用したグラタン・カロテンスープ、南瓜の形をしたハンバーグをワンプレートにして提供しました。グラタンの飾りつけも南瓜の皮を切り、ジャック・オー・ランタンのように仕上げました。

 おやつではハロウィンケーキを作りました。カップケーキを焼き上げた後に、余熱でマシュマロを溶かし、上にトッピングしました。その後に、おばけをイメージして、マシュマロ一つひとつに顔を書きました。

 ハロウィンは、南瓜の美味しい時期に重なっています。旬の美味しい南瓜の味を楽しんでもらえたのではないでしょうか。カップケーキは、それぞれ顔が違います。小さい子から大きい子まで、周りと見比べて嬉しそうにしている姿が印象的でした。夕食でも味はもちろんですが、見た目にもこだわって作成したので、とても喜んで食べてくれました。

 

 今回の行事食は、海外の行事を紹介しました。日本伝統行事に関しても、食事の面から子ども達に興味を持ってもらうきっかけ作りができればと思います。年齢に関係なく、子ども達は見た目が違うと興味を示してくれます。ひと手間、ふた手間ではありますが、手をかけた分、喜んでくれるので大変やりがいがあります。今後も知恵を出し合って、行事食にとりくんでいければと思います。                        

 入所部 厨房 徳丸