若草学園の実践ブログblog

「ことば」に寄り添える関わりを

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2021年を静かに迎え、はやいものでひと月が過ぎ、今年度もまとめの時期となりました。

今年度、おひさまに就職し私自身、新たな発見や学び、これまでの答え合わせがたくさんできたと感じ、その経験をさせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

その中でも「個の力を集団や生活場面で発揮できてはじめて本当の意味で身についたといえるんだな」と改めて感じています。

これまでは個別の課題ではできるようになったことが、実際の場面でどの程度活かされ、定着しているのかを自身の目で検証することが難しかったので、個別と集団の関わりの両方をみることができることはとても有意義なことだと思っています。

 そうすることで、より発達や能力にあった細かい目標設定やプログラムを計画することができています。

 

 今後、さらに集団場面でできることや継続できることをスタッフ間で共有し、より確実なものにしていけるように働きかけていきたいと考えています。

 

 「ことば」というものはとても幅が広く、奥が深いです。

口から発せられるものだけではなく、頭で考えていること、心の中で思っていること、他者がいて成り立つものなどなど多岐にわたります。

 時には発せられた「ことば」がすべてではなく本心の裏返しだということもあります…。

まだまだ、発達過程にある子どもさんでは語彙が少なかったりすることでなおさら、表面の「ことば」だけにとらわれるのではなく、子どもさんの気持ちや思いに寄り添って日々関わっていきたいと改めて感じているところです。

 

今年度も残り少なくなり、一緒に過ごすことができる時を大切にし、お互いに温かい気持ちになれる時間を共有できるように頑張ります😊

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 佐藤