若草学園の実践ブログblog

2年生になる子達

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 昨年の春休みを思い出すと1年生が初々しく、小学生になる意気込みで身を律して着席する姿に私自身も背筋が伸びる思いでした。

 夏休み頃になると、日焼けのせいだけではない一丁前の小学生の顔つきに変わっています。そして冬休みが終わり、もうまた春休みがやってきます。

 先日の放課後、二人の小学生を迎えに行くと保健室にいました。一人は怪我を負ってしまい、もう一人は先生にヘルプを伝え、傷を洗う時には励ましたそうです。怪我の理由はその子の不注意だけど、両膝怪我してとても痛かったのに保健室の先生に傷の手当てをしてもらいながら黙って気持ちの整理をしているように見えました。

 送迎車に乗ると涙の跡がついた顔のまま、いつもの笑顔でいつもの様な会話をしていました。昨年の春休みは次の行動に移る時、気持ちが切り替えられずによく泣いていたのが嘘のようです。いつの間にか子どもの成長は大人の想像をだいぶ上回っています。

若草学園通所部

放課後等デイサービス リーライズ

高橋