若草学園の実践ブログblog

療育キャンプに向けて⛺️

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放課後等デイサービスおひさま・おひさまぷらすでは毎年小学3年生を対象に、療育キャンプを行っています。この療育キャンプは、

・これまでの学校や家庭での生活、又、療育で経験してきたことを子ども達と1日生活を共にする事で、その成長を確認していく

・子ども達が人と関わる喜びを知り、自分の持つ力をチームで発揮し、協力しながら1つのことを成し遂げる達成感を感じる

・卒業への見極め

等のことを目的として行っています。

一昨年、そして昨年はコロナの影響もあり、おひさまで療育キャンプを行いました。一昨年はテント作りや宝探しミッション、昨年はオリジナルバッグやプラ板作り、飯盒でのご飯炊きやホットドッグ作り等、楽しいことがたくさんあり、子どもたちの笑顔もキラキラ輝いていました。

さて、今年度はどうしようか・・・。色々と案を出し、考えた結果、今年度は外出を計画することにしました。外出をすることで、公共の場でのマナーやお金の支払い、お店の方とのやり取り、車の中での過ごし方などを見ることが出来ます。

又、1度しかないこの療育キャンプを自分たちで作り上げるものにしてもらいたいという思いもあり、事前に集まる機会を設け、チームでの顔合わせやチーム名決め、スケジュールについて、オリエンテーションを行う予定です。

話し合いもそうですが、キャンプで行動している中でも、困ったり、悩んだり・・・思いがけないことがあると思います。その時がチャンスです!困った時、悩んだ時に「じゃあどうしたらいいかな?」と考える力や「こうしたらどうかな?」と提案する力、「やってみよう!」と実践する力などが大事だと思っています。チームで協力すること・助け合うことで、仲間との絆や人と関わることの喜び、楽しさを感じることが出来ます。「やってよかった!」と達成感が得られることで、自信や意欲に繋がります。

その年によって内容も変わってきますが、子どもたちにとって思い出深い療育キャンプになるよう、準備を進めていきたいと思います。

みんなで作り上げる療育キャンプを楽しみましょうね!大人も子どももワクワクするキャンプにしましょう。子どもたちの笑顔がキラキラ輝きますように。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 宇藤