梅の花が美しい季節になりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
私は先週から席を移動することになりました。新しい席の傍には猫がいて、甘えに来ます。
私も猫に癒やされて、それが仕事への原動力の1つになっているような気すらします。
そこで、今日は、甘えについて書きたいと思います。
猫だけでなく、子どもにとっても、甘えが満たされると、自分は愛される価値がある存在なのだと感じ、その安心感が、頑張る原動力となるものです。ですから、子どもに関わる際には、その気持ちを尊重することを念頭に置きたいものです。しかし、どこまで子どもの気持ちを尊重すれば良いのか、甘やかすとワガママになってしまうのではないか、と迷ったりもします。甘えを尊重する(甘えさせる)ことと、甘やかすこと、その線引きはどこのあるのでしょうか。そこで、色々と調べてみました。
〇甘えさせる
子どものペースを尊重すること。
例えば、
・話を聴くなど、情緒的な要求を受け入れる。
・どうしても難しいことを手伝ってあげる。
・体調が悪い時に世話をするなど、どうしても我慢できないことを助けてあげる。
×甘やかす
過保護、過干渉ともいって、大人の都合で支配すること。
例えば、
・お金や物など、物質的な要求をそのまま受け入れる。
・できることを本人にさせないで、代わりにやってしまう。
・少しお腹が空いたからといってお菓子を与えるなど、我慢できることを我慢させない。
こうやって見ていくと、実際の場面では区別の難しいこともあるでしょう。
迷われることがもしありましたら、こんなケースもあるよ、と教えて下さいね。
ご一緒に考えてみたいと思います。
日常ではそれぞれお忙しいことと思いますが、梅の花の香りとともに、少しでも甘やかなひとときが皆さまに訪れますように。
児童発達支援センターおひさま 中村