寒さも段々厳しくなって、発熱したり体調を崩す子どもたちも増えてきました。放デイでも、いつも元気な子が「熱でお休みです」と連絡が来ることも多くなってきました。
今回は、動作法の研修を受けて感じたことを書きたいと思います。
動作法は以前から色々と話を聞いたことがあり、実際に習った方から教えてもらう事もありましたが、先日、動作法の基本的な事を研修で習いました。
「手を肩に置いてしっかり密着させゆっくり力を抜く」動作は、触っている自分も触られている相手も「わっ!」という程のパワーを感じた事に驚きました。やっている途中から身体が暖かくなってきて、血行が良くなったことで身体が楽になりました。子どもの移動の誘い方も嫌にならないような動作で誘導する事を学び、同じ場面に遭遇したら実践してみようと思いました。
療育が始まり、早速一人の子どもに試してみました。遊戯室で何もすることが見つからずにうつ伏せになっている子どもの肩に手を置いて習った通りにしてみると、気持ち良さそうでしばらくそのままでしたが、座り直して、今度は手の平を出してきたので手の平を優しく擦ったりしてみました。あまり触られる事が苦手な子ですが、フリータイムの時間座って過ごすことができました。
動作法は子どもにストレスがかからない対処法だと思います。職員も子どもも笑顔でいれるように、今後もまだまだ色んな動作法を学んでいき実践してみたいと思いました。
児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 緒方