保護者の皆様、並びに関係機関の皆様におかれましては、日頃より当学園運営にご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。
令和6年度が始まり、若草学園では7名(新卒6名、既卒1名)の新規職員を迎えました。新たに、私たちの仲間となった7名の職員は、若草学園の未来を担う大切な人財です。社会人・職業人としての基礎、対人援助職・福祉職としての倫理観、こどもの発達の専門職としての知識・技能の習得など、これから多くのことを学んでいかなければなりませんが、私たち先輩職員は1つずつ丁寧に指導をしていくとともに、がむしゃらに取り組むフレッシュな7名の姿を自分事としてとらえ、初心を忘れずこどもの最善の利益を考えた支援を提供していきたいと思います。
令和6年度は、障害福祉サービス報酬改定に伴い、個別支援計画の標準時間の設定、5領域(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性)とのつながりを明確化したプログラム作り、各種加算申請手続き及び重要事項説明書の変更・・・等々、年度始めより現場は慌ただしくその対応に追われています。
そのような制度改正の中にあっても、子どもが安心・安全に自分らしく学園生活が送れ、また、センターに通ってくる子どもたちが質の高い療育を受けることができるようにするため、事業計画を策定し着実に前進していくことが重要です。
令和6年度は重点目標として以下の8項目を掲げました。
①障がい福祉サービス従事者としての基本的なスキルの習得と標準化
②個々のニーズに即した専門的療育支援、質の高いサービス提供
③権利擁護と虐待防止の意識の徹底
④安心・安全な環境作りとリスク管理
⑤送迎にあたっての安全管理の徹底
⑥セーフティ・ネット機能の推進
⑦地域と連携した地域福祉の推進
⑧働きがいのある職場作り
今年度も『こども第一義』の視点を大事に職員一丸となって、全力で取り組んで参ります。
若草児童学園
児童発達支援支援センターおひさま
河野 光輝