若草学園の実践ブログblog

地域支援部門からのご挨拶

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令和6年度がスタートしました。

若草学園拠点は、子どもを直接支援する施設支援部門(入所部、通所部)と、子ども(利用者)を中心に方向性を話し合い、間接的な支援をする地域支援部門(相談部)の2つの柱で運営しています。
 
若草学園拠点としては、児童における障害福祉サービスがベースにあることから、障害児者相談支援事業においても、約7割が児童に関する相談業務となっています。
 
今年度の大きな制度改正の中、相談支援においても、より質の高い相談支援を求められていることから、相談支援センターいちばん星では、機能強化1をベースに運営していきます。また、地域への子育て支援の一環として、巡回相談、ペアレントプログラム、ペアレントトレーニングを開催していきます。
 
これからは、自分(会社でいえば自社)のことだけを考えるのではなく、いかに地域に目を向け他者(他事業所)と連携し、協力し合いながら、様々な変化を受け入れていけるかが、これからの時代を生き抜いていく術だと感じています。
 
相談支援センターいちばん星の今年のテーマは、『丁寧』です。常に、利用者を中心に置いて、丁寧な相談支援を行なっていきます。誰に対しても、思いやりのある態度で接していきます。
 
どんなに小さな子どもであっても、重度の方だとしても、障害福祉サービスを利用している利用者自身に、担当者会議やモニタリングの場に入って頂き、意思の確認(意思決定支援)を行っていきます。
 
子ども達の成長を見ていると、本当にあっという間の子ども時代です。現代は、多様性を重要視する文化になってきていますが、混乱しているのは、専ら大人の方だと感じてなりません。
 
子ども達は未熟でありながらも、どんな子も、素晴らしい感受性と柔軟性を持っています。これからの時代を生き抜いていく存在として、私たち大人は、子ども達から大いに学ぶべきだと思います。
 
どんな小さなことでも、悩んだ時には、いちばん星の相談員を思い出してくれるような存在でありたいと思います。
 
私自身も、良い時も悪い時も常に学ぶ姿勢を忘れずに、自己研鑽を重ねていきたいと思います。
 
令和6年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
 
相談支援センターいちばん星

センター長      伊豆野良栄