若草学園の実践ブログblog

新しい風、心地よい風

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 新年度は、若草学園拠点も新しい人事で始まりました。「人も環境の内」人が変われば
業務においても気づきが増えます。「~はこうしたほうが良いかも」「なぜこういうなが
れになっているのかな?」「分からないことはもっと聞いてほしい」と先ずは自分の今ま
での経験が基本となってやり取りをします。時にはスタッフ同士で気まずい雰囲気になっ
たりする場面もあります。でも、それは想定内のことです。スムーズに気持ちが通じ合え
ないとストレスが生じますが、先ずは相手の行動や発言に関心を持ってやり取りを重ねる
内に少しずつ通じ合って新しい風が吹いてくると思います。
 新しい職員体制になっても、障がい福祉等報酬改定があっても乗り越えていく上で、シ
ンプルにスタッフ間の「やりとり」がその事業所の土台となるのだと感じます。
「風通しの良い職場作り」とは、皆で風を起こして、心地よい風を吹かせてとイメージが
ありますが、イメージだけに終わらせないためにも「やりとり」することを諦めないで、
相手にも諦めさせないように丁寧にコツコツと業務に取り組むことが大切なのだと思いま
す。
 療育の場面でも子どもとのやりとり、保護者とのやりとり、関係機関の方々とのやりと
りと「やりとり」の大切さを実感しています。
 人と丁寧に関わりながら自分の考えを伝えていくことを個別支援計画書の中でも支援目標
にあげるように、誰にとっても人とのやりとりを大切にすることが「言ってよかった」
「伝えることができた」に繋がり人の輪が広がっていくのでしょう。
今年度関わる子ども達、保護者、関係機関の方々、スタッフとまた今年度のチーム作りを
楽しんでいきたいと思います。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさまぷらす  吉田