まだまだ暑い毎日が続いていますが、体調など崩されていませんか?
これから夏の疲れが出てくる時期になりますので、体調管理をしながら、頑張った自分を労ってあげたいですね。
この暑い夏の時期、子どもたちは“夏休み”という日々を過ごしていると思います。この期間に熊本で『参勤交代』という、子どもたちが大分から熊本城までの125㎞を徒歩で移動する旅(イベント)が行われていることをご存知の方もいらっしゃると思います。
私自身、このイベントを聞いたことはありましたが、なんとなく知っているという程度のものでした。昨年、大学生になった姪がこのイベントにスタッフとして参加し、沢山の子どもたちの頑張りと、(準備からイベントその振り返りなど)スタッフとしての大変さの話を聞き、姪自身にとって、とても良い経験になったことを感じていました。その姪が、今年も“参勤交代”に参加しました。今回、参加する姪の活動の行程表を見せてもらう機会がありましたが、それはそれはとても細かいところまで、スタッフの準備と配慮点・心構えだけでなく、子どもたちのモチベーションを維持するための言葉かけや行動の配慮などが事細かにタイムスケジュールとして記載されており、改めて物事に取り組むための“段取り”の重要性を再認識し、亡き父が常々言っていた『段取り八分仕事二分』という言葉を思い返しました。
突然話は変わりますが、私は先日『強度行動障害支援者養成研修』を受講させていただき、その中で、アセスメントの重要性(強みや特性を把握すること)、それに基づいた支援手順書の作成などを学ぶ中で、支援を行うに当たりその人が理解しやすいツールでの対応と統一した支援の重要性を学ばせていただきました。一つ一つの工程毎に事前準備を行い情報共有することで、誰が見ても同じ対応がとれるようにしておくことが大切であることを再認識しました。
そのため、姪のイベントに至るまでの準備と事細かなタイムスケジュールの記載が支援をする上でとても重要であることを改めて感じたところです。
さて、話は戻りますが、8月15日に熊本から大分に移動し、出発をした子どもたちは8月20日に大津町に入り、大津中学校に1泊され、翌21日の朝6時に中学校を出発されました。私も遠くからその様子を見させていただきましたが、全員がルールを守りながら頑張って熊本城に向け歩みを進めていました。その後、全員で無事に熊本城に到着したようです。子どもさんたちは本当に頑張ったと思います。その影でスタッフが団結しイベントが終了するまで子どもさんを真ん中においた視点での支援が行われたことも成功の一因だと感じました。
相談支援センターいちばん星 廣瀬