この言葉は12年前、当時ノートルダム清心学園理事長だった渡辺和子さんのベストセラーのタイトルです。
「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。」
当時、この本を読んで大変感銘を受けましたが、時とともに、記憶は薄れていきました。
昨年の11月、腰椎の手術後、半年間の休養を経て、おひさまに復帰させていただき、療育の直接支援の現場を離れて、保育所等訪問支援事業の部署に席を置かせていただきました。
長く子供達の支援に関わらせていただきましたが、訪問支援は未経験の事柄の連続で、全く勝手が違って何をどうすれば良いのか見当もつきませんでした。私はこの訪問事業を進めていくことができるのか不安で全く自信が持てない状態でした。
そんな時にふっと、この「置かれた場所で咲きなさい」という言葉が浮かんできました。
訪問支援を再開してからようやく一年が経とうとしています。
花を咲かせることはまだまだ難しい現状ですが、今は根を下へ下へと伸ばしていく時期なのだと思って一歩一歩、歩みを進めていきたいと思います。
児童発達支援センターおひさま 一山直子