2023年back number

あけましておめでとうございます

2023/01/02

あけましておめでとうございます

 

旧年中は、ご利用者の皆様、地域の皆様、並びに関係機関の皆様からの温かいご支援とご協力を頂き、心より御礼を申し上げます。

 

 さて、4年目に入るコロナ禍ですが、コロナも色々と型を変え進化しています。見えないウイルスに恐怖を感じながらも、共存しながら乗り越えていく術を考えていかなければなりません。

 

コロナ禍の中で生まれた子ども達も、3歳になりました。どんな状況の中でも、子ども達は成長し続けています。コロナ禍での出産、育児、子ども達を取り囲む生活環境、生活様式は、大きく変わってしまいました。ほとんど外に出る機会がないまま育っている子ども達。マスク社会で、人の表情も言葉も接触も希薄な状況で育っている子ども達がいます。コロナ禍で、いろいろなモノを「触っちゃダメ!」と教えられている現代。子ども達にとって、とても大切な「五感の教育」を奪っているのではないかと危惧しています。

 

子ども達の学び(学習)の全ては、五感(視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚)からの入力と言われています。五感が刺激されて、初めて自身の動き(運動)へと繋がります。感覚と運動が関連し、繰り返すことで「学習(=身に付くこと)」が成立します。

五感の刺激は、子ども達だけでなく、私たち大人にも大切なことではないかと思います。ビルの中にあるオフィス内での仕事を見ていると、同じ温度、風も吹かない、外に出てもアスファルト、ドアツードアの車での移動。生身の人間として見たとき、居心地良く居ることが本当に幸せなのでしょうか。

 

子ども達の場合、本来その年齢で経験しておくべき五感へのインプットを、私たち大人が奪ってしまっているのではないか、五感を刺激するインプット自体が、現代の社会構造に欠けているのではないかと感じてなりません。子どもの問題として、よくスマホやゲーム、タブレットなどが取り上げられますが、子どもの問題ではなく、最初に渡した大人側の問題と捉えなければなりません。

 

これからの学びとして大切なのは、知識を詰め込んだ頭の良さではなく、どういう状況でも、落ち着いて的確な判断ができること。言い訳せずにその課題に向き合えるコミュニケーション力やネゴシエーション力(交渉すること)があること。また、健全な思考のできる丈夫な身体と体力を持ち合わせていることなのではないかと思います。

 

「環境の変化は、人を育てる」と言われます。毎年、私たちは、置かれた環境の中で、様々なことを経験していきます。私たちは、自身が経験したこと(インプットしたこと)を、どのように考え、どのように行動するのか、これこそが「学び」なのだと感じます。

 

様々な変化をどのように受け止め、どのように行動するのかは、自分自身の心の持ち方次第。今年も、新しいことへのチャレンジ精神を止めることなく、どのような変化も受け入れられるような健康な身体づくりと体力を維持し、白川園若草学園拠点として還元していけるよう、幅広くたくさんの学びを深めていきたいと思います。

本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

                         相談支援センターいちばん星

                         センター長 伊豆野良栄

『あけましておめでとうございます』中村🍀

2023/01/01

明けましておめでとうございます。

例年のごとく、ご入居の皆様に元旦のご挨拶をしてまいりました。4年目に入るコロナ禍ですが、ご入居者・ご利用者・職員の健康を一番に考え、少しずつ解けていく制約の中で何ができるか、どうしたらご入居者・ご利用者が笑顔でいられるかを優先して業務に邁進してまいります。

晴天とは言えませんが、風もなくいいお天気の元旦です。1年通せば雨の日もあれば風の日もあり、全てが順風満帆とはいきませんが、晴れれば笑い、雨になればグッと堪えて晴れて笑える日を待つ、全てをプラス思考にゆっくりと過ごせれればと思っております。目標は持たず皆様が平和に生活ができるように願い努力してまいります。

本年も皆様におかれましては、あかつきへの変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げますとともに、ご健康とご多幸をお祈りいたします。(令和5年 元旦)

 

軽費老人ホームあかつき

通所介護事業所サンテあかつき

  施設長 中村 猛🍀

令和5年新年挨拶

2023/01/01

 明けましておめでとうございます
 皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
 コロナ感染症パンデミックの中で迎える3度目の新年となりました。
 県内では新規感染者も増えており、施設でも発症者の散発はみられますが、幸い重症者やクラスターなく経過しております。
 これもひとえに皆様のご尽力の賜物と思います。心より感謝申し上げます。
 今年もご入居者の健康をサポートすべく精一杯努めますので、引き続きご協力よろしくお願い致します。

 皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

 きらクリニック 院長 吉良光子

 

新年のご挨拶 

2023/01/01

 2023年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 旧年中はご利用者・ご家族・地域の皆様をはじめ、関係機関の皆様からの温かいご支援とご協力を賜り、心より御礼を申し上げます。

 

 さて、昨年も新型コロナ感染症に世の中が大きく影響を受けた一年でした。この感染症は2020年の初頭より瞬く間に世界中に広がり、未だに多くの国や地域で猛威を振るっており、経済活動など様々な場面で多くの人々が影響を受けていますが、ご入居者とご家族の皆様におかれましても面会の制限や活動の自粛等でご心労の多かったこととお察しいたします。また、私たち施設の職員にとりましても、勉強会や研修の中止による資格取得機会の延期や仲間内での飲食をはじめ、広範囲の移動を伴う旅行等も自粛せざるを得ない状況があり、心身ともに負担の大きい一年でした。新たな治療薬の開発等の明るい兆しが見える一方で、年末からは第8波の感染拡大に加えて新たにインフルエンザの流行も重なり未だ予断を許さない状況が継続しておりますが、以前のような生活を取り戻すまでには今暫くの時間を要すると思います。つきましては私たちはこれからも感染防止対策の継続と更なる強化に努めることで、これからも安心安全なケアサービスの提供に尚一層尽力してまいります。

 

 ところで、2023年は癸卯(みずのと う)の年で、「癸」と「卯」の組み合わせから、これまでの努力が実を結び、勢いよく成長し飛躍するような年になると言われております。ウィズコロナあるいはアフターコロナの新たな生活様式や変化する福祉ニーズへの対応等、今後も難しい舵取りが求められますが、このような時だからこそ前向きな姿勢で新たな成長へと繋がるような挑戦をするために、職員一丸となって精進してまいります。

 

 末筆ながら、この新たな年がみなさまにとってよき年となりますよう心より祈念し、新年のご挨拶といたします。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 令和5年 元旦

介護老人福祉施設 白川の里

施設長 満田賢一朗

新年あけましておめでとうございます。

2023/01/01

新年のご挨拶

 

 あけましておめでとうございます。

 保護者の皆さま並びに関係機関の皆さまにおかれましては、新春を晴れ晴れしい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 昨年は、ようやく施設全体がコロナ前の雰囲気に戻りつつあり、各種イベント等も開催することができました。しかし、保護者の皆さんとの交流や地域の方との交流会等、多くの方が集まるイベントについては、昨年も開催を見送らせていただきました。

 年末より感染者数が急増しておりますが、『人と人のつながり』が途切れることのないよう、みんなで知恵を出し合って、できることにチャレンジしていきたいと考えています。

 

 さて、昨年の新年のご挨拶では、『仁』という一文字が表す言葉の意味についてお話をさせていただきました。今年の新年のご挨拶ではどんなことをお伝えしようかなと考えていましたが、あまり気取らずに、日頃から大切にしていることについてお話をさせていただこうと思います。

 

 私が大切にしていることは、『ルール』についてです。

なぜ『ルール』は存在するのか? 『ルール』がなかったらどうなるのか? そもそも『ルール』って必要なのか?・・・など、どうでもいいことなのかも知れませんが、私にとっては1日を過ごす時の大きなテーマになっています。

 入所施設では『生活のきまり』、通所施設では『療育棟(建物)を利用するときのきまり』などが存在します。

このような『きまり』と言われている『ルール』に対して、子どもたちからの反応は、「なんで?」「聞いてないし」「私(ぼく)が決めたわけじゃないし・・・」など、肯定的な反応はとても少ないです。そのような時、我々はついつい「ルールが書いてあるよね」とか「みんな、きまりを守ってるよ」とか「ルールは守らないといけないよ」などとこたえてしまうことがあります。

 私のところにも毎日のように子どもたちが『きまり』や『ルール』について質問にきます。あまりの質問攻めに「決まりだからしょうがないね」と返したくなることもありますが、子どもが聞いてきた時は、受け流さずに「どうしてかな」と一緒に考えるように心がけています。

 「きまりやルール」について、どうしてそうなったのかの経緯や意味を説明しても、納得してもらえないことも沢山ありますし、納得出来ないことで不安定になってしまうこともあります。

 そんな時は「じゃあ、先生と子どもたちみんなで意見を出し合って、新しいルールを考えていけばいいんじゃない?」と話をします。すると子どもたちは「うん!わかった!考えてみる!」と言い、それぞれが経験してきたことや学んできたことをベースに一生懸命考えてくれます。

 1日で決まることもあれば1ヶ月以上決まらないこともあります。決まるまでの時間が長くなればその分子どもたちは不安定になってしまいます。

 それでも、私は子どもたちの「考える」「話し合う」「意見を出し合う」「やってみて修正する」ということを大事にしてあげたいと思っています。

 『決まりやルール』を守ることはとっても大切なことですが、『決まりやルール』を作っていくこともできるという経験を積むことは、ルールを守ることと同じかそれ以上に大切なことだと思います。

 コロナのパンデミックにより、これまでのルールが大幅に変更になり、戸惑った人も多いかと思います。子どもの頃から『きまりやルール作り』に参画するという経験を多く積んでいると、社会で日常的に変化していく制度や法律に対応できる力がついたり、なぜそのようになったのかということへの理解ができるようになるのではないかと思います。

 これは障がいのあるなしに関わらず、一人ひとりの状態に応じて、経験できる機会を提供してことが私のできることだと思っています。

 『昨日の正解は今日は不正解かも知れない』と考えながら、今年も子どもたちの最善の利益を考えた支援を展開していきたいと思いますので、どうぞ、一年間よろしくお願いします。

 

若草児童学園

児童発達支援センターおひさま

施設長 河野 光輝