「くまさんくまさん」は、はな組の子どもたちが大好きなわらべ歌遊びの一つです。「♪くまさんくまさん♪」のあとに片足上げて~や両手をついて~等と一つ一つの動作が歌詞になっています。「くまさんくまさんするよ~」と保育者が言うと、集まってきてくれます。
はな組の子どもたちにはくまさんくまさんの歌詞の動作は難しいかな~と思いながら遊んでいきましたが、保育者の動きをしっかりと見て真似をしようとしてくれる姿がたくさんありました。
片足上げてのところでは保育者がケンケンをするのを見て、片足をあげて床を何度も踏んだり、両手をついてのところでは膝をゆっくりと曲げて床に手をつけたりと見たものを自分の体で再現するのがとても上手で驚きました。
歌のリズムが気に入ったのか、動きが面白かったのか、歌が終わると人差し指を立てて「もっかい」とリクエストしてくれます。
リクエストが何度も繰り返されて楽しんで参加してくれているのを感じて嬉しいです 😛
わらべうたは、音楽的要素のみならず身体性、協働性、社会性、創造性、言葉や文化のさまざまな認知など全人的な教育効果をもたらすものであり、子どもの発達における人格形成に寄与するものといわれています。
これからも、子どもたちと”楽しい”、”面白い”思いを共有しながら、わらべうた遊びを日常の保育の中に取り入れていきたいです。
後藤美紅