2年前まで学童に在籍していた、5年生仲良し2人組HさんとNさん。よく放課後の時間、学校へ遊びに来ているのですが‥遊びに来ると「よっ!先生、今日もリレーするけん!」そう言って、外で遊んでいる学童さんに「リレーする人集まって〜」と、声をかけてリレー大会が繰り広げられます。2人が声をかけると、あっという間に集まるお友達。1年生から5年生の子達が、続々と運動場にやってきます。きっと、これまで何回もやってきた積み重ねだと思います。今まで参加していなかった子も、見ていて面白そうだなぁ、盛り上がってるなぁと感じたのでしょう。それが、やってみようと参加する意欲に繋がったのではないかと思います。チーム決めも中心になって決めていきますが、学年ごとに偏りがないように、じゃんけんや裏表で決めていってます。しかし、中には「〇〇ちゃんと一緒がよかった‥」と意見を言う子も‥。そこでどうするか、様子を見ていると、もう決まったからダメではなく、「〇〇ちゃんと一緒がよかったんだね!じゃあ2回戦もするけん、その時は、一緒のチームになれるようにするね!それでもいい?」そう伝えます。決して、その子のわがままとして捉えるのではなく、その子の本音の気持ちに寄り添って思いを聞く姿に感心しました。そんな言葉を聞いて相手の子も安心して1回戦に参加できましたよ!
全力で!!
1人半周ずつのリレーがスタート。いくら遊びといえど、やっている本人達は力を抜くことなく全力で走ります。運動会さながらの本気モード!真剣な顔で走る姿は印象的でした。この日は結局3回戦まで繰り広げられ、全力で走り抜いた子ども達の表情は、走りきった達成感を感じられました。HさんNさんありがとう!! 髙木佐代美