「たらり たらり」
タイトルは造形教室の活動テーマです。久しぶりの造形教室に期待感をもって参加したさくらさんたち。以前に比べると、さとちゃん先生の話もしっかりと聞けるようになっていて成長を感じましたよ。
「背すじを伸ばして!」
今回は画用紙に絵の具をたらし、動かして出来上がった模様を楽しむという活動でした。絵の具の色は青・黄色・ピンクの3色。まずは1色をたらします。
「絵の具が動いてる~♪」
さらに2色を追加すると色が混ざり合ってカラフルな模様に。
「線が緑になったぞ!」
この活動のねらいは「色の特性を知ること」と「模様を何かに見立てること」でした。Yちゃんは「ちょうちょの羽みたい!」、Tくんは「空から見た田んぼだね!」と、ロマンチックな意見や現実的な意見を言っていました。Kくんは「血だらけのクモの巣だ~!」と叫んでいましたよ(笑)。
偶発性のある遊びですので、同じ作品は1つとしてありません。まさに「芸術」を感じることができた1時間でした。
それにしても子どもたちの発想は面白いですね。この感性を大事にして欲しいものです。
絵の具を使うということで、久しぶりに「どろんこ服」を着ましたが、Yくんは「小さくて入らないよ~!」と嘆いていました。別の意味でも成長を感じた造形教室でした(笑)。
林信彦