謹んで新春をお祝い申し上げますと共に、保護者の皆さま並びに関係機関の皆さまにおかれましては、新春を晴れ晴れしい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は若草学園の運営に格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
昨年の目標は・・・
- 障がい福祉サービス従事者としての基本的なスキルの習得と標準化
- 個々のニーズに即した専門的療育支援、質の高いサービスの提供
- 権利擁護と虐待防止の意識の徹底
- 安心・安全な環境作りとリスク管理
- セーフティ・ネット機能の推進
- 地域と連携した地域福祉の推進
- 働きがいのある職場づくり
の7点を重点課題として掲げ、目標の達成に向けて種々取り組んで参りました。
5月には、ヒルトン福岡シーホーク様、プレイグラウンド・オブ・ホープ様のご支援により園庭整備が行われ、きれいになった園庭を地域開放できたことで、施設利用者のみならず、地域の子どもたちが遊びに来てくれるようになり、毎日とても賑わっています。
6月と11月には、『わかくさキッズマルシェ』を開催し、200名弱の方にご来園いただきました。また、久しぶりに地域の方にもボランティアとしてご参加いただくことができ、盛会に終えることができました。
地域との接点が増えてきた分、子ども同士のちょっとしたトラブルもありましたが、学園の子どもたちにとっては、施設という箱の中だけではなく、社会の一員としてどのように立ち振る舞うのかを日常的に経験できた良い一年だったのではないかと感じています。
若草学園が地域のハブとして機能できるためには、先に取り組んだ7つの課題を更に強固なものにしていかなければならないと考えています。
『子どもがどうしたいかを一緒に考える』そんな大人集団を目指し、自らが先頭に立ち、「目配り・気配り・心配り」を大切にしていきたいと思います。
スタッフ一同、利用される方一人ひとりの最善の利益を考えた、施設入所支援、通所支援、相談支援に努めて参りますので、2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
若草児童学園
児童発達支援センターおひさま
施設長 河野 光輝