平成6年4月の入職から従事期間が現在32年目となり、当法人では、節目の年数でお祝い金がいただけます。満30年のお祝いです。精算払いで旅行をしてくれば私の場合30万円を上限としていただけます。それに伴って数日休むことができます(特休7日が上限) 若干行くか行かないか迷っていましたが、上司にも先輩・職員たちにも旅行をすすめられ、家族会議までして、今このタイミングで息子との二人旅がベストであると決め、3泊4日で私の第2の故郷・北海道に行ってきた話をさせていただきます。
10/31~11/3までの新幹線で福岡、飛行機で新千歳、レンタカーで札幌・小樽・洞爺支笏湖国立公園内、そして私が育った千歳を回りました。”北海道はでっかいどう!“と言われます。3泊4日では回りこなさないぐらい広いので、千歳を中心に私が運転で回れる場所を息子に見せて回りました。トータル700kmほど走りました。
10/31夜に千歳に入り新千歳空港内で夕食(海鮮丼)。実際には11/1からあちこち動き始めました。息子には何にも関係ない私の通った小学校や、住んでいた家、今も母とつながっている近所に住むおばちゃんにも会い、テレビ電話で母と繋いであげて、どっちも久しぶりすぎて泣いていました(40年ぶりに顔を見たようです)。私は大満足。荒天の中、千歳の支笏湖まで車を走らせます。あまりにも天気が悪く、支笏湖には息子の提案で最終日にリベンジすることにはなるのですが、、、しかし寒かった!初日と二日目はあいにくの爆弾低気圧襲来中(みぞれ模様)。積丹半島の先っぽにある神威岬も行く予定にしておりましたが、荒天により立ち入り規制が出ていていけませんでした。
2日目は小樽で一泊。昼間の小樽運河・北一硝子・オルゴール堂をまわり、地元で有名な鳥料理を出すお店(なると)で夕食。夜のライトアップされた小樽運河も見に行きました。3日目はようやく小雨模様でしたので、神威岬をあきらめ小樽から札幌へ移動。移動中、息子から、「せっかく北海道に来たならジンギスカンは食うべきかな?」というので、「話のネタになるから食うや?」と、夕食はそれに決め、17時から食べられるすすきの付近のおいしいところ(1人6000円でした)で、臭みのないおいしいジンギスカンをいただき、息子が財布の中身を気にしてくれながらも、藻岩山の展望台からの札幌の夜景を見に20時ごろに連れて行くのですが、さっきの高いジンギスカンのことは忘れて、夜景に大感動の息子。私がいくつかの夜景を見てきた中で一番だと思っているのがこの藻岩山からの夜景です。
札幌市内観光では、北海道大学のイチョウ並木や時計台・札幌テレビ塔、クラーク博士の銅像がある羊ヶ丘展望台を見てホテルにチェックイン。羊ヶ丘のクラーク博士と対面させるのがひとつの目的でもありました(Boys be ambitious 息子よ、大志を抱け!)ちなみに、旅行初日、福岡空港の展望デッキで出発の便を待っているときに、息子のスマホに進学先の推薦合格通知が届き、人目をはばからずに跳んで喜んでいました。
藻岩山からホテルに戻り、またもや息子からの提案で、千歳に戻る前に支笏湖リベンジしよう!と。唯一晴れる予報になりましたので、また、国立公園内の山道をグニャグニャ走らないといけないのですが、不完全燃焼のままよりいいかということになりました。
実は、数年前に亡くなった親友の実家(真駒内)にお邪魔したかったのですが、息子を連れている関係で、今回は寄ることは諦めました。ただ、あえてホテルは近くに予約し、お墓は羊ヶ丘展望台の近くにありますので、静かに近くで過ごしたかったというところです。
最終日。支笏湖には9時には着きましてやはり、初日には見えていなかった樽前山がきれいに見えて、湖畔まで降りることもできました。支笏湖ブルーともいわれる澄んだ湖水も見れましてリベンジ成功。私が小学1年生の時、父とハイキングし熊に遭遇したことのあるコース(野鳥の森)を息子に歩くか?と聞きましたら、「出てきたらどうするの?」とそれは拒否。シマエナガがいるかもよと言いましたが、「熊はマズイでしょ⁉」と断固拒否でした。
その後、千歳市内に戻り、割と田舎ですがその他もいくつか回り、早めにレンタカーを返し、新千歳空港内を散策。ただただ広い空港でした。またもや息子が海鮮丼をリベンジで、初日と同じお店で“ウニを食べたい!”と。そんなに海鮮が良かったかと再度入店。ウニだけは別格のお値段で、ちょっと乗っていても安くて6000円ぐらいです。お土産も一通り購入した後だったので、息子が“やっぱりウニはいいわ”と。こんな機会はないから食べて良かぞと言いましたが、よっぽど値段にビビったようです。わたしがバラエティー丼という小さな丼ぶりが5つ付いているものを注文し、そこに少量のウニがあったので分けてあげました。“甘っ!?”と、それで十分満足のようでした。
北海道にサヨナラする時間。保安検査場を抜け搭乗を待つ間の息子の二言・三言。⓵北海道はやっぱりよかったわ。いつか誰か(将来の奥さん)とまた来るわ。⓶藻岩山からの夜景は寒かったけど最高だったよ!⓷お父さん、連れてきてくれてありがとう。親孝行ってどうやってするのがいいのかな?です。
息子が言っているのは、40年ぶりに私が母の友達に会いテレビ電話をつないだ時、自分のおばあちゃんと尋ねた先のその友達のおばさんが泣いて喜んでいたのを見て、私が親孝行をしたのだと言っており、それ自体に感動したと付け加えていました。私からは、「親孝行はまだいい。親のことをいつも気にかけているだけでいい。ただ“親孝行したいと思ったときに親はなし”って言葉もあるくらいだから、俺たちが認知症でなくてまだ歩けるうちにやってくれると嬉しいな」と言っておきました。
帰ってから写真を整理し息子に転送した際、息子のラインのホーム画面等が、北大のカエデやイチョウの写真・札幌の夜景に変わっていたので、息子も満足だったんだろうと思います。旅行を考えるなら、きっと必ず次回も北海道です。次は妻とかも。行くことを迷った瞬間もありましたが、ずっと旅行を楽しむ息子を横に置きながら成長も感じつつ、長い運転も大変で疲れましたが、いい思い出ができました。
この旅行を快く送り出してくださった上司はじめ、先輩・職員の皆さんにも感謝しつつ、この機会が今後の職務にさらに励めるものになるよう、切り替えて精進してまいります。3泊4日の旅行の話じゃ、私の場合長くもなりますが、お付き合いくださりありがとうございました。
あかつき・施設長・中村猛🍀



羊ヶ丘展望台でクラーク博士と定番の写真 OTARUと息子 疲れの見える私と北大のイチョウたち


札幌の夜景(撮影:息子)と、支笏湖・樽前山と息子