あかつきの実践ブログblog

多くの笑顔が花開くように

2023/04/14

桜は散りましたが、次はつつじが綺麗に咲いているのを通勤途中に見かけます。

つつじは個人的には5月上旬のイメージがありましたが、サクラ同様、例年より早まっているのでしょうか。

春になり気候も温かくなると、どこかお出かけしたくなりますよね。

ここ数年はコロナの影響で、季節ごとのバスハイクも行えていませんでしたが、来月から再開予定です。

 

本来、様々な場所にお出かけしたり、外出・外泊も自由で、自由がウリの一つでもある あかつきで、このコロナ禍では外出行事もなく、状況に応じ外出や面会なども制限があり窮屈な思いをされていたことと思います。

ご入居者の約半数はコロナ禍にご入居され、あかつきでのバスハイクの行事をご存知ない方もおられます。

今年度はウィズコロナでいろいろと緩和され、あかつきでも様々な行事やイベントが再開される中で本来のあかつきの良さを認識・再認識していただける年になればと思っています。

ひとつでも多くの笑顔が花開くように、職員も色々と計画を練ったり、案を出したりと頑張っています🌺

 

相談員 髙橋

 

 

入学式🌸

2023/04/11

 昨日、私事ですが、子供の高校入学式がありました㊗マスクは自由となっていましたが、ほぼ全員がマスクをしており、どんな子がいるのか顔が全然わかりませんでした(;^_^A

今日から登校していきましたが、高校生とはいえ全く新しい顔がはっきりわからない子達とうまく仲良くなれるのかちょっと心配です💦

ま、同じクラスで同じ時間を過ごしていくわけなので、顔がよくわからなくてもすぐに打ち解けて行けると思いますが(^^♪

また、今日は小学校の入学式もあってるようで、黄色い帽子、身体より大きいランドセルをからって、親御さんと手を繋いで歩いてる様子を懐かしく思ってみていました。

明日から、子供達だけでの登下校になると思われますので、通退勤時には車の運転は必要以上に注意しなければとも、思いました(^^♪

相談員 中山

老化防止?健康維持?

2023/04/07

私事ですが、昨年三ヶ月ほどですが以前ジムに通っていたインストラクターの声掛けで、パーソナルトレーニングを始めてみました。

久々の運動は、キツクてやりたくない?出来るかな?お願いしなきゃ良かった等マイナス思考でした。ですが、器具を用いてするトレーニングではなく、自分の弱い体幹・筋肉作り、食事療法等でした。毎日、お弁当は自分用に適当に作っていましたが、タンパク質が足りなかったり野菜不足等栄養面での指導もあり、筋肉をつける・減らすは、栄養面も重視され四苦八苦でお弁当を作る事になりました。作り始めると、何か色々と楽しくアレンジ料理等にはまってしまいました。

筋肉作りは、日々の姿勢に始まり腹筋スクワット等,自分の体幹の無さを思い知り、私の身体作りでもありましたが、お年寄りにも出来る様な簡単な筋トレ等のご指導もあり、時間が経つにつれ楽しさと日々ストイックになって行く私がいました。腰痛・股関節痛の軽減もあったので。三ヶ月間の短い時間でしたが。運動の基礎を学ぶ事が出来て良かったです。入居者様にも、姿勢や筋肉作り等を体操の時間にお伝えできれば、健康と老化防止へと繋がって行く事になると思います。

パーソナルの先生から教えて頂いた言葉です。

「ちりも積もれば山となる」

「努力は報われる」

「頑張った自分への拍手」

努力は、自分が頑張り得たものです。無理をせず「ちりつも」合言葉入居者様と体操を頑張ってみたいと思います。

 

介護職:鈴木

「自分の役立ち方」中村🍀

2023/04/04

私の末の妹には、この春新中1の息子(以下・甥)がいます。東京育ちですが、妹の離婚を機に一緒に帰熊してきまして、今は私の両親と4人暮らしです。小学校区は違いますが中学校区は同じで、車で10分ほどの所に住んでいます。おとなしく人見知りですが運動ができ勉強も好きだそうです。

先日、息子の部活の卒部会で顧問のU先生から私と息子に直接話があり、「お父さんの妹さんには今度中学に上がる息子さんがいるでしょう?。先日妹さんから進学相談を受けました」とのことで、小5の頃から、学校でキツイ思いをしてて、6年生の間はあまり学校に行けていないとの話でした。その後妹と母に事の詳細は聞いたのですが、かなり大変だったようです。中学に上がるこの機会に、たまたまU先生が甥の件で経緯を聞き心配してくださっており、中学からの対応はしっかり行います!ということに付け加え、息子に「従弟君にはテニス部の勧誘をしておけ!」と言っておられました。U先生なら間違いないと私と息子で、妹と甥に伝えておきました(のちに甥からテニス部に入ると息子に話したらしく、息子が喜んでいました)

この話は結局のところ最近になって第三者によって然るべき機関に通報されたらしく、その小・中学校で対策が講じられるようになったと、小学校の教頭先生から連絡があったとのことでした。私からすると、ちょくちょく父の病気の心配で顔を出していたので、もっと早く妹から打ち明けてほしかった部分もあり、逆に甥が熊本に来た時に、父親代わりになれればと思っていたのに、何もしてやれていなかったと反省する機会でもありました。

妹からこの機会に相談いいかな?と、甥が犬を飼いたいと言っているとのこと。私が保護団体と通じているので、いい縁があれば犬を保護したいとのことでした。依頼を受けてから約1か月が過ぎた先週のこと。県北の保健所に保護されている推定3~5歳のくらいのミックスの保護犬の情報と、熊本市内の生後3ヶ月くらいの3兄弟の子犬の情報が入り、写真と連絡先を送っておきましたら、2日後妹からの連絡で、県北の保護犬に甥と会いに行き保護することに決めて来たそうです。4/3(昨日)引き取りに行っています。甥が初めて会いに行ったとき保健所の桜が満開だったので、女の子で”さくら”と名前を付けたそうです。

もうひとつ妹から報告も兼ねて、現在の職場(熊本市内の病院)を5月いっぱいで辞めるとのこと。この病院には古くからの知り合いのワーカーがおり、いい職場ではないことは聞いていました。妹も”今、週に一人は職員が入れ替わっている感じ”と言っています。自分が我慢して残っている義理もないと、甥のこともあって辞める決意を固めたようです。いい医療現場があれば情報が欲しいとのことでした。

私の息子は息子で甥のことが心配で、”卒業式に中学の制服を着て兄ちゃんのフリして出席しようかな”と言っていたのですが、親子ですね…私もちょっとそっち系の方みたいにテカテカのスーツを着て父親のフリして卒業式に出ようかと同じようなことを考えていたぐらいです。(これはどちらも却下されました)。そんな甥に息子が何かしようと、息子が甥を誘い私と3人で荒尾のあの有名な遊園地へ行ってきました。甥が行きたいと言っていたので、この日曜日(4/2)に計画しました。アトラクションは平均90分待ち当たり前のものすごい人出で、3人ともヘトヘトでした。

きっと甥は甥で自立していけると信じていますが、それまで大人が見守らなければいけなくて、私はその一員であったわけです。私も子供のころ経験があり誰にも言わずに自力でこなし大人になりましたが、甥は難しいかもしれない。ゴッつくて面白いおじさんであり、何でも気軽に話せるお父さん的役回りが私にあったことを今回実感させられました。息子も兄ちゃんとしての自覚が芽生えていたように思います。

人が私をどんな風にして頼っているかにもよりますが、自分ができることが少しでも人の役に立つもので、自分の満足より人の満足が優先され、自分がしてあげたいと思ったことには、責任がありつつもある一定の成果は伴うものです。人にして欲しいと、その時私のことがすぐに頭に思いつく存在でありたいと、公私ともに思う機会でした。

あかつき・施設長・中村 猛🍀

左が新中1の甥・右が新高1の息子

 甥と引き取ってきた保護犬のさくら

「明日から2023年度スタート!」中村🍀

2023/03/31

コロナで大変だったこの3年余り。やりたくてもできなかったことが沢山ありました。5月連休明けには5類に変更されることを受け、地域の皆様からの様々な活動の再開のご依頼も増えてきております。施設においても、特にご入居者方が楽しみにされているバスでのお出かけ行事(ドライブや買物、バスハイクなど)を徐々に再開の方向で、職員たちも準備を始めていくことでしょう。医療機関や高齢者施設での感染対策は今後も奨励されていくのですが、それでも、行動や面会の制限は緩やかにして、元通りの方向で検討しております。

事業については昨年オープンした通所介護事業所サンテあかつきが、地域密着型から広域型の通所介護事業所として再出発いたします。これまで熊本市内に住所をお持ちの方だけの利用となっていましたが、新年度からは近隣の市外地区の皆様にもご利用いただけるようになります。利用をしたいという熊本市外の方からのお声にもお応えできるようになりますので、これからも益々ご愛顧いただけたらと思っております。

更には、同法人の事業所・白川の里の居宅介護支援事業所と訪問介護事業所が、サンテあかつきと同じ建物に併設されることになりました。白川の里とともに地域の在宅福祉サービス(介護保険サービスを中心とする)を一体的に対応いたしますので、ご要望にお応えできるよう努力してまいります。

あかつきの入所部門・軽費老人ホームは本年9月で創立50周年となります。半世紀もの間、地域の皆様にご愛顧いただきながら、特に軽費老人ホームというあまりなじみのないタイプの高齢者施設ですが、熊本の第一号の施設として運営してまいりました。現場で働く者や軽費老人ホームを知ってくださっている方々には、この施設がとても意義のある施設であることは明白なのですが、国の方針としては、これをあまり必要とは思っておりません。あと半世紀先では、高齢者人口もかなり減っていることでしょうし、高齢者福祉がどうなっているのか、高齢者のニーズがどう変化しているのかは検討もつきませんが、今後5年・10年・20年先の軽費老人ホームの未来がいい方向に変わっていくように、近い未来のあかつきが地域の皆様に愛されていればいいなぁと思うばかりです。そしてそれにお応えできるよう業務に励んでまいります。

福祉全般で地域に貢献し、働く人が喜びをもって仕事ができ、住む人・通う方々が楽しくて安心して過ごせる場所づくりを目指して、今後も一生懸命努力してまいります。それがあかつきの存在意義であると信じて!

 

あかつき・施設長・中村猛🍀

ありがとうを伝える

2023/03/28

春の日差しに桜の満開の今日、花見日和です。

近くの保育園の子供さんも、あかつきの桜をバックに記念写真を撮られています。明日は、花見喫茶が予定されています。皆様に楽しんで頂けたら言う事なしです。

今回は、日頃から何気なく軽く言っている「ありがとう」について話をしたいと思います。

1月行く・2月逃げる・3月去る,まさにこの通り、先週あかつきの嘱託医の先生が辞められました。コロナと共に来られ3年、毎週の来診・ワクチンの集団接種・外来での相談・健康診断、入居者様の話も聞き止められる、いつも穏やかで物腰が柔らかい先生で、少しも偉ぶられる事もなく… 私にも、いつも労いの言葉をかけて頂きました。おかげさまで職務を遂行出来ていたと思います。

あかつきの職員皆、この先生の存在がありがたかったと、今しみじみ感じています。「残念です」もう少し、あかつきと関わって頂きたかったですが、先生の今後のDr人生・生活を伺っていて、ただただ「ありがとうございました。どうかお元気で」としか言えず、涙が出てしまいました。感謝の言葉を言い尽くせませんでした。

日々、何回「ありがとう」と言えてるでしょうか?軽く言えて重みのある「ありがとう」を…

皆さんも、心からの「ありがとう」を伝えられていますか?

あと3日で4月、気持ち新たにまた一年、体調を整え頑張っていきたいと思います。

 

看護職:松本

 

👣お散歩🌸

2023/03/24

今日はあいにくの天気でしたが、久しぶりに“散歩運動”を行いました。あかつきの8本の桜たちも良い具合に咲いており、お花見をしながらのお散歩となりました🌸桜を眺めながら「やっぱり桜が一番綺麗かね-」「日本に生まれて良かった~」「日本人で良かった!」などの会話が聞かれました。最後まで雨も降らず皆様も喜ばれ、良い散歩運動になりました。

29日にはお花見喫茶が予定されています。それまでお花が残っていることを願っています🌸🌸🌸

 

 

介護職:宮﨑

 

太陽に感謝するということ

2023/03/21

太陽が赤道上を通り、地球上の全ての場所の昼と夜の長さが同じになる(太陽が真東から昇り真西に沈む)という日が1年に2回あります。

それが春分の日と秋分の日です。

この日を境にして北半球と南半球の季節(夏と冬)が入れ替わっていくというわけです。

 

壮大な話ですね。

今日の熊本はあいにくの雨となりましたが、このような日を何となくで過ごすのは少しもったいないように思います。

なぜなら、一年に2回しかないということは人生100年生きたとしても実に200回しか人間は昼と夜の長さが同じというのを経験できないということです。

更には、このことを意識していないと200回どころか一度も感じることなく生を終える人も存在します。

 

人間はあらゆるものに生かされています。

その原点にあるのが太陽です。

太陽がなければそもそも生物は生きていけません。

あかつきのご入居者の中には、晴れた日には毎日のように太陽に感謝されている方がいらっしゃいます。

太陽に生かされているというお気持ちがあるのでしょう。

毎日ではないにせよ、このような「昼と夜の長さが同じになる春分の日や秋分の日に太陽に感謝してみる」という行動をとってみると、あっという間と感じてしまう一年にもメリハリが出てくるのではないのかなと感じます。

今日はあいにくの雨ですが、雨雲の遠く先にある太陽を感じながら感謝してみようと思います。

 

介護:竹澤

あかつきの陽光🌸

2023/03/17

大分、暖かくなり、あかつきの陽光桜が八分咲きになりました。事務所の窓越しに見える桜は、何とも言えない美しさです。そこで陽光桜の花言葉を調べてみました。「精神の 美しさ」心穏やかに美しく暮らしましょう。 と言う意味だそうです。「ごめんなさい。」「ありがとう。」が直に言葉に出せる様、心穏やかに過ごしていきたいと思います。

                      介護職 西村

マスク

2023/03/14

春らしい陽気になってきましたね。

あかつきの陽光桜もこの暖かさに誘われ先日、花開きました。

満開になる日が楽しみです🌸

 

さて、昨日13日からマスクの着用に関して個人の判断が基本となりました。

ただし、高齢者や基礎疾患を有する方など、及び医療機関受診時や混雑する場所へ行く際はご自身を感染から守るためにマスク着用が効果的とされています。

あかつきでも昨日からご入居者のマスク着用に関して自由としましたが、昨日、今日とご入居者の大半の方はまだまだマスクを着用されています。

With コロナといえども、マスク着用が自由となった今、ご入居者の感染リスクは今まで以上にあると考えられ、感染者が出た際に拡大させないよう、今後より一層の施設での感染症対策が求められます。

職員は本日、午後から感染症対策の研修を受講しました。

PPEの着脱を実際に行ったりと、再度、感染症対策について振り返るいい機会となりました。

 

相談員 髙橋

 

 

春ですね(^^♪

2023/03/10

 三寒四温でしょうか?薄着で良かったり、冬物を着なければならなかったりで、着る物に困ってしまう季節ですね💦

身体も気温の変化に順応するために、知らない内に体力を使っているようで、寝ても寝てもすっきりしないでダルダルしさが残ってしまってます(*_*;

それに加えて花粉、PM2.5などのアレルギーを引き起こす物体の飛散も多く、周りでつらそうにしている人を沢山見かけます。

入居者も体のだるさや、鼻水、目の痒み、微熱など、体調不良を訴える方が増えてきています。外から帰ってきた時には服をはたいて中へ入る事と、洗濯物を取り込みの時もはたいて取り込むように話はしていますが、なかなかアレルギーは防げませんね(;^ω^)

まだまだ花粉などの季節は続きますので、入居者の状態観察に力を入れて頑張って行きたいと思います(^^)/

相談員 中山

仮装大賞🎎

2023/03/07

先日、ひな祭りでしたね。七段飾りの煌びやかなお雛様が飾られておりましたが…
当日には、あかつき職員によるきらびやか?おもしろい?何とも表現が難しいです。入居者様に、お披露目会をして爆笑あり笑顔あり恐怖ありと様々なリアクションが見られました。

 

追伸:あえて職員名は伝えません。誰が扮装したか?ご想像にお任せします。

 

介護職:鈴木

「今年あかつき50年・私30年目で”あの日”を思い出してみた」中村

2023/03/03

あの日。”暁荘(旧称)と言えば中村さんがいると言われるように頑張ります”と、入職初日に宣言したあの日。

あの日。私が当時の施設長に叱られ反発してしまったあの日。まだ1年目の私に当時の上司が作った事業計画を施設長に提出してこいと命じられ提出したら、「幼稚園生を雇ったわけじゃなかぞ!こぎゃん作り方があるかい!お前が作ったつかい⁉」と言われ、若気の至りで「俺が作ったんじゃなか!」と言ってしまったあの日。自分が悪くなくても施設長に使ってはいけない言葉だと反省したあの日。

あの日。入職して初めての大雪の日。一人でせっせと雪だるまを造って、ご入居者に喜んでもらおうと頑張った日。

あの日。夏祭りの櫓解体中、大きなまま倒れてきた櫓の下敷きになりケガをした。翌日入籍予定だったからか、奇跡的に1日だけの入院で済んだあの日。(頭に当たってたら死んでいたかも)

あの日。トラブルばかり起こされるご入居者がいて、その方がいるからと次々に他の方々が退所されていったあの頃。当時の上司に「お前は黙って入居申込者を増やしておけ」と言われ悔し涙を流したあの日。

あの日。霧島にご入居者の一泊旅行を計画したあの日。ナビもスマホもない時代、休日にマイカーで下見に行ったら、なぜか宮崎県にいて迷子になってたあの日。

あの日。部会の代表で県大会の発表者として登壇したあの日。文明の利器が使えず、暗記した原稿をただ読み上げるだけの発表だった。ただ、いまだに”あれはあれで良かったよ”と言ってくれる古い知り合いがいてくれている。

節分のあの日。何もかもが凍結してしまって屋上から転落してしまい全治6か月の大けがをしてしまったあの日。レスキューまで来て助けられ入院・手術を経て、リハビリを人の何倍もこなし、3ヶ月の入院予定を40日で退院し復職したあの日。

顔が青ざめたあの日。全法人理事長に”中村君たちみんな他の法人に移ってもらう事になったから…”と言われたあの日。数か月間他の職員たちには黙っておかなければならず、最終的には”中村君には施設長になってもらいたい”と言われ、部下に「顔が青ざめてますよ!?」と言われたあの日。

白川園の一員になったあの日。前法人とはまるで違う雰囲気に自分以上に職員たちが戸惑っていたあの日。バタバタと慣れない事務手続きに追われながら奮闘したあの日・あの頃。

ドッカンと揺れに揺れたあの日。自宅・自室のベッドが部屋の中をあちこちと滑ったあの日。慌てて家を出て施設に走り、ご入居者方が全員無事だったその日。3年もかかってようやく施設の災害復旧がかない、見違える白さの建物に変貌したあの日。

上司に特別に指導されたあの日。指導されたことは仕方ないと何も言わず飲み込んだ。が、その原因となる出来事は誤解によるもので、それがなければ指導されることもなかっただろうと、今でも悔しくて、その誤解を招いた張本人の方のことが好きになれない。

復活したあの日。休止していたあかつきの通所が7年ぶりに運営を再開したあの日。職員が少々増え、貯めていた積立金を使い果たしリフォーム。ちょっとだけ責任が増えたあの日。責任はいつもちょっとずつ増えている。

 

あかつきは、本年9月に創立50年となります。今までも何度か言ってきましたが、私もあかつきと同級生で、在職は春から30年目に入ります。これから先も特別に覚えている”あの日・あの時・あの頃・その時”みたいなことが沢山あるのかなぁと感慨にふけりながら、少し昔のことを思い出してみました。

 入職当時の私(若くて細いなぁ)

ひな祭り🎎

2023/02/28

早いもので2月も今日で終わりですね。明日から3月ですが、3月といえば『ひな祭り』です。あかつきにも例年通りお雛様を飾っていますが、今年は寄贈された7段飾りのお雛様が初お目見えしています。

立派な雛飾りに、入居者の皆様も感動されていましたし、雛人形たちの福々しいお顔にも癒されています(*^^*)

寄贈していただいた方には感謝の気持ちでいっぱいです!

3月3日はあかつきのひな祭り昼食会があります。毎回職員扮した雛人形が出てくるのですが、今年はいったいどんなお顔のお人形さんが出てくるのか…。楽しみです✨

介護職:宮﨑

コロナ感染症のクラスターとなって

2023/02/24

1月末から2月にかけてとうとうあかつきにもコロナが発生しクラスターとなってしまいました。

コロナと言い続けて3年、他人事と思っていました。

感染者「0」があかつきの自慢であったのに「まさか?」とすごく残念でした。…と、言っている間もなく、即全職員で陽性者の隔離対応に行動し翌日には保健所の厳しい指導の下、細かい対策を行うことに。

しかし、翌日から感染者が一人、また一人と増えてそれに伴う濃厚接触者も10数名、約半数の方の対応に追われた2週間でした。

中でも大変だったのは陽性者、濃厚接触者の方がコロナに対する理解をしておられず居室から出られて陰性者と会話をされていた事、隔離の10日間は永く耐えがたく精神面の苦痛を訴える方も多かった事、物品の不足・職員も疲れがたまっていましたが「これ以上、拡げない」の一念で乗り切る事が出来ました。

本庄病院の先生方から「さすが、あかつき」と労いの言葉を頂き、有難く感謝の言葉しかありません。

今回の事で、いかに平穏な生活がありがたいか痛感された方も多いと思います。

やっと笑のある日常のあかつきです。今回の事で次に活かせる対策をした行きたいと思います。

 

 

追伸;春よ来い、早く来い。あかつき皆で待っている。今年こそ桜の下で弁当開きが出来る様願っています。

看護職:松本

自然に感謝

2023/02/21

春の暖かい陽ざしの中、「あかつき」では、小さな草花が、ちらほらと芽を出してきました。私にとって 春を感じる第一歩です。世の中では、全ての生き物、特に太陽、月も私にとっては、生き物であり、季節の変動もさせてくれる最も 欠かせない何よりも大事な生き物だと思います。日本は、春夏秋冬、お陰でそれぞれの季節を味あう事が出来ます。あたり前のようで、あたり前ではない。太陽と月、地球、全てが密接に繋がっている事を意識し「ありがとう ございます。」の感謝の気持ちを忘れず、日々、生活していきたいと思います。

                                介護職 西村

アンガーマネジメント

2023/02/17

私たちを怒らせるものって何だと思いますか?

「誰か?」「出来事?」

答えは『自分自身の「〇〇はこうあるべき」という思い』です。

 

たとえば

「車の走行はもっとスピードを上げるべき」

「専業主婦(夫)が家事や子育てをするべき」

どちらもよく怒りの原因となるものですよね。

先日、熊本県内の高速道路で初となる煽り運転の摘発がニュースに取り上げられてました。

怒りの理由が上記のようなスピードだったのかは定かではありませんが、摘発された映像の中の彼はすごい剣幕で怒っていました。

きっと彼にとっての何かしらの”べき”があったのでしょう。

 

では、怒ってはいけないのでしょうか?

それも違います。

大事なのは、怒ったことに対して【後悔しないこと】

怒る必要のあることは上手に怒れ、必要のないことには怒らないようになることを目指す

これがアンガーマネジメントです。

 

これには3つのコントロールがあります

  1. 衝動のコントロール
  2. 思考のコントロール
  3. 行動のコントロール

それぞれ簡潔に解説すると

1.衝動のコントロールは、怒りの感情が始まった時に6秒間待つというものです。

これで怒りが収まるわけではありませんが、時間を置くことによって冷静さを少しだけ取り戻すことができます。

要は”手をあげる” ”怒鳴る”といった反射的行動を、「後悔しないのか?」と考える時間を設けるということです。

 

2.思考のコントロールは、三段階のゾーンというものがあり ”許せるゾーン” ”まあ許せるゾーン” ”許せないゾーン”というものに分けられます。

これらを予め自身で認識しておくと、怒りそうな時にどこのゾーンにあるのか瞬時に区別することができます。

また、これらのゾーンを相手に見せておくことで良好な関係を築くことにも繋がります。

 

3.行動のコントロールは、コントロールの可否・重要かそうでないかで行動の道を選定します。

たとえば、コントロール可で重要であればすぐに行動に移します(重要でない場合は余力がある時に行動する)

コントロール不可で重要であれば「変えられない」を受け入れます(重要でない場合は関わらない行動をする)

行動というのは怒るかどうかであり、前述した通り後悔しない怒り方を目指します。

 

今回のアンガーマネジメントのお話は、先日参加させて頂いた熊本県社会福祉協議会主催の研修にて学んだことです。

インプットしたことはアウトプットをしないと知識の定着に繋がりません。

今回は、このブログの場を借りてアウトプットをさせて頂きました。

この知識は職場だけにとどまらず、プライベートでも活用できると思います。

このブログを読まれている方の参考になるアウトプットになると幸いです。

 

介護:竹澤

バレンタインデー🍫

2023/02/14

 もう、この年になるとバレンタインデーといってもワクワクも何もないですが(笑) 入居者様や女性職員から、お気持ちを頂くと、やっぱりうれしいものです(^^♪

いつも誰にもらったかを忘れるため、お返しをし損ねてる方が毎年いるような気がしています(;^ω^)

入居者の方たちもバレンタインデーがどんな日かご存じの方も多く、イベントとしてチョコを準備してたりされてるのを見ると、いくつになってもイベント事は参加すると楽しいものだと感じさせられます(*’▽’)

私も年を取ったから関係ないではなく、いくつになっても楽しもうと思います(^^)/

相談員 中山

日々、勉強

2023/02/10

昨日、少し大きな地震がありました。
熊本地震を思い出された方もおり、災害時の対策も再度話し合いの機会を持たないといけないのではないか?と思いました。何事も油断大敵」「備えあれば憂いなしですね。
ですが、物だけの備えではなく、心労に対して向き合う方法等も、職員で話し合い勉強していかなければならない、課題だと思います。

介護職:鈴木

ご心配おかけしました

2023/02/07

あっという間に2月に入り、暦の上ではもう春ですね。

 

あかつきでは先月末、ご入居者に新型コロナウイルス陽性者が確認され、ご家族・関係者の皆様には大変ご心配、ご不便をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

幸い、感染されたご入居者も症状はほぼなく経過され、本日、無事に終息を迎える事ができましたことをご報告させていただきます。

しばらくお休みしていた あかつきブログ も本日より再開いたします。

今回の経験を活かし、今後、より一層 感染対策に努めていきたいと思います。

 

相談員 髙橋

❄雪❄

2023/01/24

2023年になり初めてのブログです!今年もどうぞよろしくお願い致します。

 

今日は物凄く寒くて、最初はチラチラと降っていた雪が気付けば横殴りの雪となっていましたね

あかつきのデッキには今も1㎝程雪が積もってます。

明日の朝にかけてどの位の雪が降るのか心配です。どうかみんなが無事に職場に来れますように‼と祈るばかりです。

 

介護職:宮﨑

気持ち新たに

2023/01/20

年明けからもう20日、今日は大寒です。

まだまだ寒の内ですが、あかつきの入居者様はインフルエンザ、コロナ感染の罹患もなく元気に過ごしておられます。

先週は初詣をあかつき神社に参拝されています。願い事はそれぞれでしょうが「健康」を願われたと思います。もう少し、落ち着けばきっと三社詣もあり得ると思います。

私もですが、行けるとしたら「足手荒神」様へ参拝したいと願っています。年々、あちこちと痛みが出る部位が多くなっており、手形、足形で身体のあちこちを撫でてみたいです。ついでに「頭」もでしょうか?(笑)

また、あかつきの運営会議にも出席しそれぞれの職種で様々な課題が上がりました。皆、入居者様、第一にと考えられる案件でした。私も、年々入居される方々の対応の難しさを痛感しています。皆で解決策を見出してあかつきを盛り上げ、入居者に「安心」「安全」で笑みのある生活を支援していきたいと思います。

 

追伸:今年もまた、「歳のしこ」豆を食べる時期が近づいてきています。今年の恵方は「南南東」だそうです。どれも、結構、大変ですね。今年の、赤鬼、青鬼はさて、どなたになるでしょう❓

 

看護職;松本

 

コロナ感染症について

2023/01/17

今年に入ってコロナ感染は、第八波に入り、日本でも感染者数が増えました。熊本でも驚くほどの数、身近な人々が、次々と感染。私の知人の中にもコロナ感染した人が数名います。症状をうかがうとそれぞれ違っていて、無症状の人、熱発、喉の痛み、倦怠感などがある人等、それぞれでした。無症状の人は、どこで、どうなって感染したか解らない。症状が出た人は、会社の中で感染した人と接触し、数日後感染。と言う事でした。見えないウイルスの為、防ぎ用がないのは、現実です。やはり何よりも大事と思うのは、3度の食事をちゃんと食べ身体作りをし、免疫力を高めておくことが大事ではないかと思います。私は、朝食を抜く事が多々あるので、これからは、朝抜きをせず、健康作りをして行きたいと思います。

                           介護職 西村明美

 

 

 

 

 

 

「歓待」中村🍀

2023/01/13

「”もてなしの基本は、相手によって対応を変えない”ということで、歓待の本義は、多分それに尽くされる」という言葉を目にしました。歓待とは手厚いもてなしをすることとなっていますので、全ての人に同じように礼を尽くして接するということです。

それが意外と難しいことなのかと思います。施設内でご入居者・ご利用者に同じようにもてなすということになるとマニュアル的になり、感情などの人間らしさが相手に伝わりにくくなり、信頼関係が築けないような気がして、大切なことと思ってはいますが、これが中々。

私が入職した当時、Fさんという90歳を過ぎた女性がご入居されていました。ものすごく面倒見がよく、面白くてはっきりした性格の阿蘇弁丸出しの方でした。人生の大先輩方ですし、それこそご入居されている皆さん全てに公平に敬語で話しかけねばと、Fさんにも敬語でコミュニケーションを取っていましたら、入職して2週間ぐらいでしたでしょうか無視されるようになってしまい、確かかなり落ち込んだ記憶があります。”何で無視されるんだろう…?”と他の職員にも相談できずにいましたら、Fさんの隣の部屋のこれまた優しく面倒見のいいYさん(Fさんと仲良しで同い年くらいの天草出身の女性)から部屋に来てと呼ばれ伺うと、「Fさんわな、あたと熊本弁丸出しでしゃべりたかてたい。やたらと敬語で話しかけてくるけん嫌てたい。せっかく背の高いハンサムさんが来たて気にいっとらすとに、無視せんでもよかとにね~」と教えてくださいました。そこでYさんにお願いし、一緒にFさんを訪室して、敬語でお話しすることは敬意の表れであることをお伝えした上で、自分の祖母などと同じようにしゃべるので無視しないでほしいとお伝えしましたら、「それでよか!敬意があるとはわかっとるけん。Yさんにも熊本弁な!」と言われまして、それ以降ざっくばらんなコミュニケーションをとることとなり、かわいがっていただきました。

当時は様々な境遇の方にそれぞれコミュニケーションの取り方を変えていまして、それが良しとされていた時代でしたが、今はやはり敬意を払った公平なコミュニケーションがベストです。ですのでこの”歓待”という意味では道理が通ります。それでもいまだにこのような敬語だらけの会話・対応を嫌がる方が多くいらっしゃいます。

かなり昔の医学者が、”医療は万人に公平に与えられるものであって、裕福な者にだけ与えられるものではない”といった内容の記述を見たこともあります。これも同じ歓待の意義が込められていると思います。長い歴史の中で貧富の差などで公平な医療が受けられなかった人がいたから、このような言葉が生まれたんだと思います。

私は歓待の気持ちでいながら相手との信頼関係をどう築くかを日々考え、今行きついているところは、”丁寧で優しく一生懸命”であれば対象者に心が届くものと思って努力しているところです。

”歓待” 全ての人に同じように礼を尽くしてもてなすって、かなり難しいことです。

 

ある日のスナップ くまモンとくまモンみたいな人