「もんもんびゃっこになるために 〜お楽しみ会見どころpart2」
5歳児 さくら組 くまGr 秋田
劇あそびの中で、それぞれの妖怪たちや、かんたの登場の仕方、セリフの言い回し、身振り手振りなどは、子どもたちと相談しながら決めているのですが、縄跳び名人のもんもんびゃっこが縄跳びをとぶシーンで、「どんな風にとんだら縄跳び名人に見えるのか」を考えていた時のこと。
「走り縄跳びしたら良いじゃん!」「何回もとんだら?」「後ろとびするとか?」と色々なアイディアが出る中、「トランポリンの上でとんだら高くとべるかもよ!」というA君のアイディアに「いいねぇ〜!」「やってみよう!」と大賛成の子どもたち♪
早速トランポリンを準備して、劇あそびの途中に誰がトランポリンを出すのかも決め、めっきらもっきらどーんどんを始めます!
もんもんびゃっこの出番になり、もんもんびゃっこ役のお友だちも、周りのお友だちも、トランポリンでの縄跳びが、ドキドキ、ワクワクでたまりません♡
そして、もんもんびゃっこ役のRちゃんがトランポリンの上で縄跳びを跳び始めたのですが…、いつもは何回も続けて前跳びができるRちゃんが、すぐにひっかかってしまいます。
Rちゃんも、周りのお友だちも、しばらくの沈黙。
何度か挑戦しますが、すぐに引っかかってしまい、「頑張れ〜!」と、自然と応援の声まで聞こえ始めます!「黄色のところに引っかかって跳べない!」と、ちょっぴり悲しそうなRちゃん。
そんなRちゃんを見て、周りのお友だちは、「どうする!?」「トランポリンいらんかったかな?」「やめようか!」「Rちゃん、トランポリンやめる?」と、Rちゃんに確認し、すぐにトランポリンを撤収!!
「Rちゃん、トランポリン無しでもう一回跳んでみて!」と、今度はトランポリン無しで前跳びをすると、全くひっかからず何度も跳ぶことができました♡
「うわ〜!すごいね!」「やっぱり、無い方がたくさん跳べるね!」と周りのお友だちから拍手が起こり、満面の笑みのRちゃんでした♡
名案かのように思えたトランポリン作戦は、まさかの結果となりましたが、これからも、子どもたちが考えた色んなアイディアを試しながら、成功した時の喜びを感じたり、上手くいかなった時には、もう一度話し合える時間を大切にしていきたいと思います♪