若草学園の実践ブログblog

書道教室

2019/06/06

  おひさま放デイの今週の活動は、書道プログラムをしています。

書道では、大きく3つのことを学びたいと思っています。まず一つ目に字のバランスです。「とめ、はね、はらい」といった基本的な部分を意識して書くことで、字のバランスを学び、字がきれいなる練習につながります。二つ目に、集中力です。書道は、一度書き始めると失敗しても手直しすることが出来ません。そのため、集中力が必要になります。三つ目に、姿勢です。書道をするうえで、正しい姿勢は欠かせません。最近では、ゲームやスマホを長時間見る機会が増えたことで、猫背など姿勢の崩れが見られます。書道を通して、正しい姿勢を意識するきっかけになれればと思います。

1年生から3年生は、書道をしたことがない子ども達が多い為、まずは“とめ、はね、はらい”を練習しました。4年生から高校生までは、学校の授業で習っている為、新元号の“令和に挑戦しました(*^^*)

 

 

 

 

 

 1年生から3年生の子ども達は、初めて見る道具ばかりでとても興味津々!!道具の名前、使い方、筆の持ち方等から覚え、とても集中して取り組んでいました。

4年生から高校生の子ども達は、半紙の折り方から、筆を置く位置まで分かっており、さすがだなー!!と感心しました(*^_^*)

 

 

みんな慣れない正座で、姿勢が崩れることもありましたが、約15分集中してきれいに字を書くことが出来ていたと思います。

 

今後も、書道プログラムを取り入れながら、「字のバランス」「集中力」「姿勢」について学んでいきたいと思います。

 

放課後等デイサービスおひさま 宮本

 

1人の社会人としての関わりを

2019/06/05

こんにちは。早いもので6月に入りましたね。

子ども達も実習や勉強など、各々目の前にある頑張る事に向かって、

どうしたら出来るのか勉強をする、職員に相談するなど色んな姿が見られます。

 

 今回、ブログで書こうと思ったのは、「呼称」についてです。

 

私は、3年ほど前に上司より

「○○ちゃんや○○君は、良くないから、○○(名前)さんと呼びましょう。」と話があり、

それから○○さんと呼ぶように意識して支援をしていました。

(しかし、○○ちゃんと呼んでしまうこともありました。)

 ですが、ある先生の話を聞いて呼称について考え直す出来事がありました。

先日、その先生は、「○○ちゃんと言ってしまいそうになるけど、今年の女子班は、

小中学生は○○(名前)さんで、高校生は○○(苗字)さんと呼ぼう。」と提案されました。

 

先生がそうしようと言った理由が気になりますよね。

 

その理由は、先生の知り合いの高校の先生から、

「高校生に対しどの学校も○○(苗字)さんで呼ぶのは、

将来社会に出たら○○ちゃんやあだ名で呼ばれるところはなく、

1人の社会人として向き合っていくから、

高校生のうちから名前を○○(苗字)さんと呼んでいるのですよ。」と話を聞き、

自分達もそのように名前を呼ぶことで、

学園にいる子ども達にも1人の社会人としての

関わり方を身につけて欲しいからとのことでした。

理由を聞くと納得でき、今までは人と関わる職員として、

○○(名前)さんと呼ぶようにと意識していましたが、

子ども達の未来まで考えて支援をしていなかったんだという

不甲斐なさと高校の取り組みがすばらしいと感じました。

 

それからは、○○(苗字)さんで呼ぶように意識していますが、

今までの癖はなかなか直りそうにはありません。

暫くは言い直したり、周りの職員から出来てないよと言われてしまう事があるかと思いますが、

これからもこの取り組みを続けていきたいと思いました。

        入所部    吉良 紅美

6月の『子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2019/06/04

相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は6月11日(火)の開催となっております。

 

日時:令和元年6月11日(火) 午前10時~正午

場所:大津町生涯学習センター2階 中会議室

講師:(株)ままこや 子どもの発達専門・理学療法士 山野井 恵摩先生

演題:「乳幼児期の子どもの心と身体の発達について」

内容:「こんなときどうすればいいんだろう」育児は悩みがつきものです。乳児期 から学童までのたくさんの親子のサポートや、3人のわが子の育児にも生かしている脳科学、運動発達学や心理学などのさまざまな面から、面白く分かりやすい内容でお話しします。

 

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

大津町役場 福祉課 障がい福祉係(096)293-3510

育てる

2019/06/04

今年のゴールデンウィーク前に職員の方よりサボテンを頂きました。

見た目は、ムーミンのニョロニョロという

キャラクターのシルエットに似ており可愛い形です。

トゲの間から花が咲き、それから次のつぼみが花に変わりと、

2週間ほど花を楽しめました。

あまり花が咲くイメージがなかったので不思議だなと思っていました。

せっかく育てるのなら名前を付けてあげようという話になり、

「さぼ子」になりました。

※花が咲いていたため、女性にしてみました

水やりの回数が少なく、たまに日光浴をさせるというシンプルなお手入れで

お世話がしやすいです。

名前を付けたことでより愛着が湧いています。

学園内には他にも植物があるので

長期休暇の際は水やりなど心配になります。

さりげなく存在している植物たちに少しでも癒しを感じてもらえるよう、

陰ながらお世話をしていきたいと思います。

 

 

                       

 入所部 総務 徳永

 

食事は楽しく♪

2019/06/03

5月もあっという間?に終わり、子どもたちは環境にも慣れてきたようで、少しずつ色んな変化が見られるようになってきました。

 

今年度からきらきらクラスへ進級したSくん。食事に対して食べられるものが少なく、おひさまや幼稚園で給食を食べない日が続いていました。給食の時間になると「給食は食べないから!」と言って教室から出たがり、気分転換をしながらみんなが食べ始めたころに教室へ戻っていました。

なんとか白ご飯だけでも食べて欲しいと思い、ラップで小さなおにぎりを作ると喜んで食べてくれたのですが、長続きせず…。

どうしたら給食を少しでも食べてくれるか、スタッフで色々と考えてみました。

 

「Sくんって視覚的な情報がはいりやすいよね?」

「そういえば子ども用の食器に、器の中の底に絵が描いてある食器があったよね?」

「あるある!それって使えないかなぁ?」

「いいかも!Sくんが好きなキャラクターって何だっけ?それを食器の底に貼ってみたらどうかな?」

「やってみよう!!」

 

と、あっという間に意見がまとまり、すぐに準備に取り掛かりました。

 

Sくん利用の日。好きなキャラクターを食器の底に貼り、衛生面にも配慮し、ラップをかけて準備万端✨

 

給食の時間になると、やっぱり「食べない!」というSくん。

「今日ね、Sくんの食器の中に何か隠れてるんだよ。ちょっと食べてみない?」

というと、「え!?何??」と興味を示してくれました(^^♪

お汁に一口手を伸ばして飲んでみると…。

「おいしい!これ、おいしい!!」と言ってパクパク食べ始めました♡

Sくんの好きなキャラクターにしたことで、「子のお皿は何かな?」と楽しみながら給食を食べることができました。

この日は半分ほど食べてくれ、私たちスタッフは喜びをかみしめた瞬間でした!!

 

それでも、やっぱり味や触感が苦手で食べられないものもあります。でも、今は

自分から給食の準備をして席に着く姿が見られるようになりました♬

好き嫌いといっても味や見た目、匂いや触感。食べず嫌い…。など、様々な理由があると思います。

私たちは「食べてみると美味しかった!」ほんの一口でも「食べることができた!」

「時間内に食べ終わることができた!」など、子どもたちが

“できた!”と思える瞬間を大事にしています。

“食事は楽しい時間であること“が第一だと思います。

 

そこから、「食べてみようかな?」と子どもたちの意欲に繋がり、ほんの少しずつでも食べられるものが増えていくような、きっかけづくりを行っていきたいと思います。

 

食を通して心も体も大きく育って欲しいです☺

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業  錦戸

「身体も衣替え!」

2019/06/02

 

 6月に入り、学校では制服が夏服に変わりましたね。といっても、5月には真夏の様な暑さの日もあり、半そで姿も、すでに見慣れています。しかし、明け方は、まだまだひんやりする日もあり、朝晩の気温差が激しく服選びが難しい季節です。

 

 そんな季節ですが、衣替えには身体の衣替えも必要だという話を最近聞きました。冬用の身体は、少しでも熱を逃がさない様に汗をかきにくくなっている為、そのままの身体で夏を迎えると、体温がどんどん上がり、熱中症など体調を崩してしまうそうです。そこで、衣類だけでなく身体ごと衣替えが必要です。

 自覚的に「①ウォーキングをする。 ②タンパク質を摂る。 ③熱めのお風呂で半身浴をする。」と、新陳代謝が活発になり、汗をかきやすくなって熱の発散ができるようになり、汗の質も塩分の少ないサラサラ汗になるそうです。これには、4週間ほどかかるそうです。   

 

自然に身体は夏モードになって行くのでしょうが、冷暖房の空調が整っている現代では、大人でも暑さに体がついて行く為には時間がかり、スッキリと身体全部が夏モードになりません。

 まして、若草学園の園児には、季節の服選びが苦手な子もいます。また、普段していた事(寒い季節に上着を着たり、重ね着をしたり)を変える事に時間がかかる子もいます。体温調節が難しく身体に熱がこもる事もあり、特に体調不良、熱中症にも気をつけなければいけません。子ども達と一緒に、衣類選び、布団の調整をしながら、日常生活での汗のかき方、顔色、些細な事も見逃さずに、体調管理のサポートをしていきたいです。

  入所部 吉田

「繋がり」

2019/06/01

相談員は、事業所や教育機関、行政など多くの支援者と関わる機会があります。支援などの話をしていく中で、それぞれ得意分野があり、様々な観点があることに気づかされます。

 

福祉サービスを利用される方々も目標は十人十色であり、それに伴う支援も多岐にわたります。各関係機関が連携しながら、ご利用者に合った支援を検討しつつ、みんなで支え合えるような体制が必要だと感じています。これからも、ご利用者や各関係機関との関係性を大切にしながら相談援助を頑張っていきたいと思います。

                            相談支援センター いちばん星

                            相談支援専門員  光武大輔

子ども達ってすごいな!!

2019/05/31

ほとんどの学校の運動会が終わり

子ども達もひと段落したことだと思います

今年の運動会シーズンも30度を超える暑さで

子ども達も練習の時からとても頑張っていましたね!

 

普段はなかなか日中外に出ることがないのですが

先日、甥っ子の運動会を見に行く事があり

一日外に出ていただけなのですが

家に帰ると思いのほか体力を奪われており

自分でもびっくりするほど疲れていました

 

子ども達は毎日こんな暑い中練習を頑張って

その他にも授業を受けて、おひさまにも来て

改めて子ども達って

頑張っているんだなと感じました

 

 

おひさまに来て気分が乗らず崩れてしまうお友達もいて、

「何かあったのかな?」「嫌な事でもあったのかな?」など

たくさんの原因を探しながら支援をしています。

 

しかし月曜から金曜まで学校に行って帰ってきて

「そうだよね。疲れてるよね」と思うようになりました。

 

 

子ども達は学校に行って頑張ってきたことを

まずは「今日も頑張って学校に行ってきたんだね」

という気持ちで、子どもの気持ちを受け入れながら

関わっていこうと改めて感じることができました。

 

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

辻島

「ちょっと聞いてはいよ!(つぶやき)」

2019/05/30

私ですね~最近の社会環境がとても気になっています。

「車の事故」 続きましたね・・・

まして、幼児・小学生・0歳から18歳の年令が巻き込まれた事故は心が痛みます・・・

ご家庭でも話にあがったのではないでしょうか?

  (私は、息子・娘にハンドルを握る時は責任を持ちなさい。とメールしました。)

先日、幼児が巻き込まれた事故で思った事なのですが・・・

園庭が無いので散歩(毎日の日課)に出ていた。という言葉を報道されました。

園庭が無い・・・という園におかれましては色んな環境・理由・問題点があると思います。

 ・周囲から苦情が出るから・・・。

 ・土地が無いから・・・    さまざまな理由があると思います。

であるなら、その問題点の解決方法を関係機関と連携して良い方向に持って行けるように話し合いの場を設けたら良いのにな~と思いました。こういう問題点はどこでもあり得るのではないでしょうか?

「話し合い」「気持ちの理解」・・・今、子ども達を取り巻く大人の問題点ではないかな~。

「コミュニケーション」じゃないでしょうかね~。

 

 もう一つ気になる事があります。

それは、「自殺」という行動を起こす思春期の子ども達です。

耳にする言葉で「いじめ」ですね。

これも報道では「学校ではどうでしたか?」と言われる事です。

学校の前に家庭があるのではないかな~と思います。

子ども達は、家庭でもSOSを出しているのではないでしょうか?

(私の子育て中は多々SOSを感じていました・・・一概にみな同じと言う訳では無いかもしれませんが)

SOSをキャッチできないのは 「なぜ?」なんだろうと疑問に思います。

親は、子どもを守る責任があると思います。親が守らないで誰が守りますか。

(すいません・ちょっと熱くなってしまいました。)

「自殺」まで考えるのであれば、それなりに行動や表情・食事の量とか何らかの変化を感じるのではないでしょうか?

入所児童もそういう姿が見られる時があります。

そういう姿を見た時は感じた時はすぐに職員同士で話します。それから子どもに

「何か困っているんじゃないの?」

「何か言いたい事あるんじゃないの?」

「どうした?」

「何かあった?」

と聞きます。もちろん、即答はしません。自分の気持ちを言葉で伝える事が難しいようですので・・・なので、時間を置いて聞きます。話してくれる子は話してくれますが話してくれない子もいます。

自傷してしまう子もいます。

そんな時は、

「大丈夫だよ」

「見ているからね」

「つらい事だよね」 という言葉を伝えます。

子どもの気持ちに寄り添います。

子どもの気持ちを引き出します。

なので、子どもの変化を感じてほしいですよね。

誰かのせいにするのではなく・・・。

いろんな場所で環境の幅が狭くなっているのかもしれませんし、余裕が無いのかもしれませんが見つめ直してほしいなぁ~と思います。

「コミュニケーション」をとってほしいです。

話す事・聞く事・思いは言葉にしないと伝わらないと思いますから・・・

「自殺が減りますように」

 

ところで、「KO-KO」(日隈幸子さん・熊本出身のシンガーソングライター)の方をご存知ですか?と言われても・・・ですよね。

娘の同級生のお母様でした。娘さんが高校2年生の時にお亡くなりになられました。娘が葬儀に行った際CDを頂いてきました。そのCDのなかの1曲に「てとてとて」という曲がありました。聞き覚えのある曲でした。どこで聞いたかというと「人権集会・男女参画研修会」でした。聞きたいな~と思われる方は貸し出しますので知らせて下さい。

ココで思った事が若草の事務所や廊下に貼られてある

     目くばり・気くばり・思いやり (伊豆野センター長推薦言葉)

の気持ちを忘れることなく社会全体(大袈裟ですが・・・(笑))が循環と言うか、よく流れていくといいな~。

1人1人の気持ちにゆとりがあり・時間に余裕がある日常を送ることが出来るといいな~。

 

           私の「つぶやき」にお付き合い頂きありがとうございました。

               何か感じられた方はお話ししたいです(^0^)/

 

                           入所部 中林尚生

旬の食材

2019/05/29

先日、ボーリング大会で子どもたちが大きなスイカを頂いて来ました。

当日は、冷えていなかったので次の日のおやつに出しました。

今年初めて食べるスイカをとても嬉しそうに食べていました。

 

 

 

今からの時期、びわ・マンゴー・メロンなどいろんな旬の果物が出て来ます。

その時期に合った旬の果物を学園でも提供できれば子どもたちも喜ぶことでしょう。

入所部 厨房 前薗 順子

やったね!!

2019/05/28

4月から、おひさまに通っている3歳児のS君。

やっと新しい環境にも慣れて、話しかけると自分なりの言葉で返してくれたり、笑顔が沢山見られる様になってきました。S君は、「慣れていると事でしか排泄をしない!」と決めているようで、おひさまに来た当初は、オムツを替えるのも嫌がる程でした💦

1番大切なのは、焦らず、S君と仲良くなる事!

朝の自由遊びや活動の中でたくさん関わり、信用できる大人にまずはなる事!

徐々に徐々に心の距離を縮めていきました。

そして・・・今日!!

朝のトイレの時間もとてもスムーズに中まで入る事が出来たので、「お兄ちゃんパンツを履いてみようか?」と誘ってみました。(おしっこは出ませんでしたが、とても頑張りました!)

3枚持って来ていたので、「どれにする~?」なんて楽しく選べる様に言うと、1枚を指差してくれたんです♪

「う、嬉しいっ

そして、お昼寝がおわったタイミングで(寝起きはでるかな?と期待もありました。)

誘ってみました。この時、気を付けたのは、「少し甘えさせる事」(寝起きだし、この時の目的は、排泄にチャレンジする事だからです。「先生、S君抱っこして行っていい?」と「うん。」と言ってくれたので、とにかく楽しい時間になるような言葉をかけながら行きました。(自分だったらどう関わってもらいたいか?といつも考えます。)

便器に座ると、何となく出る感じがしたので、「少し長めに座れる様に工夫しなければ!」と考えました。

そして、以前作成し、使用していた乗り物の絵カードを取りに行く事に決めました。

「S君乗り物カードを取って来るから10数える間、ちょっとだけ待っててね!」とトイレの入り口にあるカードを取りに行って戻ると・・・(5秒くらい)

な、な、なんと!出ているではありませんか( ゚Д゚) す、凄すぎる!

「S君!凄い!偉かったね!」と言うと、にこ~っ(o^―^o)と笑っていました。

あまりの嬉しさに他のスタッフにも伝え、みんなから褒められたS君は、とっても嬉しそうでした

更に!私からご褒美の「高い高い

我が子が大きくなっても、こんな瞬間に立ち会えるという・・・この幸せ

有難いの一言です!

これからも、1人ひとりに合った楽しい作戦をスタッフで考えて、子ども達とチャレンジしていきたいと思います!

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 江藤

洋服たたみ機?

2019/05/27

   子ども達と洗濯物を畳んでいるときに

なかなか上手にたためなかったり、

めんどくさがる子どもたちの姿を見かけました。

 

何か楽しくできることはないかな?

と思いながらも、いいアイディアがなかなか出てきませんでした。

 

それからしばらくしたある日、ユーチューブで

あるライフハックの動画を見ました。

小さな女の子が一人で洗濯物をたたんで

得意げな姿をみて、

「あっこれだ!」

と思いました。

 

同じ大きさの段ボールを6枚つなげて作る

洗濯たたみ機(?)です。

3ステップでたためるので

簡単。

 

段ボールを切っているときから興味津々。

「何作ってるの?」というので、

「できてからのお楽しみだよ」

と伝えると

「僕も手伝うよ!」

と言ってくれたので、一緒につくりました。

 

出来上がったものを畳に置き、

「洋服持ってきて」

とお願いすると

笑顔で急いで取りに行ってくれました。

洋服後ろを上になるようにおいて

「右・・・左・・・下」

と洋服が乗ったままの段ボールを

パタン パタンとたたむと

あっという間にきれいに折れました。

 

「やってみる?」

と尋ねてみると

「うん!!」

と言ってさっそく挑戦。

ゆっくりすると服がずれてしまうので、

素早くパタン パタン パタンと

とたたむとあっという間にきれいにたたんだ服の

出来上がり。

 

「おお~」

と歓喜の声が上がりました。

周りにいた子たちも「やってみたい!」

とみんなで挑戦。

みんなで楽しくたたんだ後

みんなほしいというので、大量制作しました。

 

しばらくの間かもしれませんが、

楽しく洗濯たたみをしてくれることでしょう!

毎日になるとしなくなるかもしれないので、

『時々どっちが早くたためるかゲーム』

なども取り入れながら、少しでも洗濯たたみが

苦でなくなればいいなと思っています。

 

日常生活が少しでも楽しいものになるよう

これからもいろんなところからアイディアを拾って

いきたいと思います。

 

入所部 藤本絢

 

時代の流れと共に

2019/05/26

いろんなところで元号が変わった事が話題になっていますね。

 

私は昭和生まれで初めて仕事に就いた時もまだ昭和の時代でした。時が変わり平成を迎え、平成生まれの方々と同僚として仕事をするようになった時は「あ~っ、そんなに時が流れたのかぁ~。」と少々驚きもありました。日々、令和生まれのお子さんたちが誕生していますが、さすがに令和生まれの方々と同僚として仕事をする事はないかと思います。ザンネン~~~。もし、定年廃止になっても叶わないことかなと思っています。

 

昭和世代が築いた時代を平成時代の方々が引継ぎ、更に令和生まれの方々へ繋いでいく事を考えると、人の繋がりの大切さが身に染みてきます。

 

もう少し健康で長生きをして、「こんな時代が来るとは思わなかった。」と次世代を見て呟いてみたいものですね。

                                                                                  相談支援センターいちばん星 山田

目をみること

2019/05/25

保護者・子ども・職場の同僚、上司と話をする時必ず目を見て話をしています。

以前は、人の目見て話すことは苦手でした。

なぜなら、相手の心が見えているようで怖いからです。

『目は口ほどに物を言う』

という言うことわざがあります。

その意味は、言葉に出さなくても目の表情で相手に伝えることがでる。また、言葉でうまくごまかしても、目に本心が表れるものである。

 

ここ数年なんですが、『逆に目を見れば少しは答えが分かるのかな?』『相手を理解することができるのかな?』『相手の痛みが分かるのかな?』と自分に問いかけながら話を聞かせてもらっています。

子ども達の表情は、目を一番に見ています。その中で自分なりの考え『子ども視点にたつ』・言葉で伝えていきたいと思います。

また職員としっかりと振り返りをしていきます(*^^*)

 

放課後等デイサービス

おひさま

田島 秀一

 

「春の運動会」

2019/05/24

つい先日に雨天延期になった学校の運動会が催されていました。

 

やはり、晴天の下の運動会は子ども達にとって、

持っている以上の力が出るようです。

ましてや保護者さんたちの目の前では

それいっそうの頑張りが出てきます。

 

「こんなにも走れるんだ!」

「こんなにも頑張れるんだ!」

と日頃以上の姿が見られます。

 

毎日の運動会の練習が日課となっていた

2週間足らずでしたが、

子ども達みんな一生懸命 運動会の練習に

取り組んでいたのだと思います。

 

そして、晴れての本番、

幾分かの緊張と、

「よし頑張るぞ!」

と気持ちを奮起させるのが、

運動会だと思います。

無我夢中で走った事は、

自分の自信につながって行くと思います。

みんな良く頑張ったねとねぎらいの言葉を

掛けたいほどでした。

 

お疲れ様でした。 

入所部:家入    

気を引き締めて

2019/05/23

 先日、家族と車で外出した際、接触されサイドミラーが外れてしまうという事がありました。

私が乗っていた車は信号待ちで停止しており、相手はUターンをしようとして外輪差で接触したような形でした。

 最近自動車事故のニュースを見る事が多く、私も1歳の子どもがいる為気をつけなければと思っていた矢先の出来事で、まさか自分が当事者になるとは思っていませんでしたが、家族に怪我が無かったのが不幸中の幸いでした。

 

いくら自分が気をつけていても、事故は起きてしまうんだなと身をもって実感した出来事でした。

勤務中も運転する機会が多くありますので、今までも気を付けていましたがより一層気を引き締めたいと思います。

 

 

 

 

入所部 総務 宇都宮

個別支援計画面談が始まりました♪

2019/05/22

 

新年度が始まって1ヵ月。

新1年生もようやく小学校に慣れてきたようです。同時に、宿題も始まり宿題への苦手感を出すお子さんもおられます。また、一つ上の学年に上がって、また一つお兄さん、お姉さんになったお子さん達も、新しいクラスやお友達や担任の先生の話題も出始めました✨

 

おひさまでは、先週より個別支援計画面談が始まりました。学校や家庭で頑張っている様子を伺ったり、

学校での困り感についてや、ちょっと笑える失敗談など色んなお話を伺ったりと、笑いあり涙ありの1時間の面談です☆

日頃は、送迎の時に少しお話をしたり、連絡帳でやり取りをさせて頂きますが、しっかりと保護者の方とお話をする時間を取ることが出来ないため、この貴重な面談でしっかりお話をさせて頂いています。

 

中には、涙を流されながら悩みを伝えられるお母さんもいらっしゃいます。

子育ての悩みは尽きません…。中でも、学校での困り感は、子どもにどれだけ話をしてもなかなか改善されず、先生に相談するしかなく…親としてもどうにも出来ないもどかしさに襲われます。

 

実際、私も我が子の忘れ物が…( ;∀;)

これまで、水筒や上着を何度忘れて来た事か…💧

「先生にプリントを出してね」と提出プリントにメモを貼っておいても提出し忘れてくるなど、色んな手を打ってはみますが、我が子の忘れ物(不注意さ)もなかなか改善されません💦( ;∀;)←私自身も不注意なので、そっくりです(笑)

私も子どもが通っている療育事業所さんに学校や家庭での様子を連絡帳や直接お会いした時にお伝えするようにしていますが…我が子の課題(困り感)については、「こうなって欲しい」という思いが強くなってしまい、ついつい私の思いだけを伝えてしまうことがあります💦もちろん保護者(親)の気持ちも大事ですが、子どもの思い「自分はこうやりたい!こんな風になりたい!」とは、食い違っていることもあります💦

 

私達、療育事業所では、お互い(保護者・子ども)の気持ちを汲み取りつつ、子ども達が何に困っているのか?どう思っているのか?どうしたいのか?など、子どもの立場に立って、また保護者(親)の気持ちも子どもに伝えながら一緒に考え、取り組んでいけたらと思います。

そのためにも、どんな小さなことでも構いませんので、日頃の連絡帳や送迎時、または面談の機会にたくさんのお話を聞かせて頂きたいと思います。

お忙しい中とは思いますが、面談宜しくお願いします!

保護者の方とのお時間を「おひさま」でお待ちしています💛

 

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 河瀬

今年も運動会のシーズンきましたねっ♪

2019/05/21

新学期がスタートしやがて2ヶ月!

令和へと改元されてやがて1ヶ月!

 

子ども達は新しい学校・学年・クラスとこれまでと違う環境に慣れ始めてきたところかと思いますが、落ち着く間もなく次は運動会!!

外に出ると、あちこちの学校から音楽や応援団の声が響いてきます。

 

天気も本格的に暑くなり始め、運動会練習に毎日取り組んでいる子ども達の体は日に日に黒くなっていき、ちょっぴりたくましく感じます。

毎日たくさん体を動かし、下校してきてからは

「今日は○○の練習頑張った!!」

「徒走のタイム縮めた!」

「○○の曲でダンス踊るよ!」

「運動会見に来るでしょ!?」

「お弁当楽しみ!」

と、たくさんの頑張ったよ等の報告。練習を頑張っている様子が目に浮かびますね!

 

普段は体操服なんかの翌日の準備物は

「めんどくさい・・・」

と後回しにしがちな園児も、

「体操服洗った!?乾いてる!?早く準備しなきゃ!!」

と、いつもとは違う頼もしい姿を見せてくれます。

このチャンスを逃す手はなく、その行動をたーくさん褒めると、次の機会では声をかける前から準備万端!もちろん前回以上に褒めました(笑)

毎回うまくいくわけではありませんが(むしろ反省の数の方が多い・・・)、子ども達とともに成長してる!と実感できる瞬間です♪

運動会本番もがんばれ!

入所部 後藤

はじめまして

2019/05/20

若草学園の職員になって、もうすぐ2カ月が経とうとしています。

はじめは分からない事が多かったですが、少しずつできる仕事が増え、毎日たくさん学ぶことがありとても充実した日々を過ごしています。

 先日、5月6日にこどもの日の行事食を作りました。

行事食を作るのが初めてで、作るのは大変でしたが子ども達の喜ぶ姿を見て、頑張って作ってよかったと思いました。

これから様々な行事があるので、食を通して日本の行事食等を子ども達にも伝えていきたいと思います。

 

 

                       

 入所部 厨房 米口

 

自立に向けて

2019/05/19

若草児童学園は、福祉型障がい児入所施設として、18歳までの児童が入所し生活しています。それぞれに入所の目的はありますが、成長期の子ども達です。それぞれの出来る部分を少しでも増やしていき、自立に近づけていくという目的もあります。

 

 以前は、外遊びも職員見守りの中で行っていましたが、今現在は、より自立に近づかなくてはならない児童に限り、約束事を決め、自己責任の下自分達でサッカーなどして楽しんでいます。色んな特性のある子ども達ですが、信用して任せられると、いつも以上に友だちの事を考えられたり、けんかになりそうな時も回避出来たり、いい面が見られる様です。もちろん、いつもいいばかりではありません。時には些細な事でケンカになってしまったり、部屋に入る時間が守れなかったり、さまざまな失敗もあります。そんな時は、何が守れなかったのか、どうしたら良かったのか、次からどうするのかを考えさせるようにしています。いつも職員が守りながら安全に過ごさせるばかりではなく、自己責任であったり、社会性であったり、経験しながら覚えていく事は大事と、学園の支援方法も、子ども達に合わせ変わってきています。

 

 休日などは、外出届を書き、近くのお店でおやつを買ったり、公園で遊んで来たり、普通の家庭の子ども達がしているような経験を積んでいます。いくら使うのか、何時に帰って来るのか等決め、17時ギリギリに慌てて帰って来た時は、時間を守ろうと頑張った事をしっかり褒めました。先日は、えがお健康スタジアムまで、自転車で出掛けました。結構な距離です。張り切って出掛けたものの、かなりきつかったらしく「遠かった~!」と言ってへとへとで帰って来ました。「もう二度と行かない」と言っていた子ども達ですが、何となく達成感は感じたようでした。帰る時間は守れませんでしたが、振り返りをしながら、自分達で経験した事で、距離感や自分たちの出来る範囲を、身を持って感じる事が出来たようです。

 

 失敗は成功のもと。何でも経験し失敗して覚えていくものだと思います。私たちもそうやって大人になって来たのだと改めて思い返します。そう思えば、約束事を決め、それが守れなかった時はしめしめ!絶好のチャンス♪ ただ叱るのではなく、子ども達自身で考えさせ、次にどうするのか決めさせる。そうやって学んだことは、必ず子ども達にとって良い結果に繋がると思います。

 

 社会に出て自立する為、できるだけの経験と考える力と社会性を学んで欲しいと思っています。さてさて、次はどんな事をさせてみるか、どんな失敗をしてくれるか…楽しみです。

 

入所部 松村

 

安心できる場所

2019/05/18

早いもので新年度始まってもう2ヶ月が経とうとしています。月日の流れは早いですね。

私は今年度、親子クラスをメインに担当させて頂いています。親子クラスは親子で来て頂き、各クラスと同様、プログラムに沿って活動を行っています。

4月当初はまだ慣れていないこともあり、お互いに緊張していました。始めに各家庭に家庭での困り感や目標をお尋ねしました。

 

・トイレトレーニングを頑張りたい

・お友達と関わる機会を増やしたい。

(お友達とのやり取りを通して言葉の発達を促したい)

・お母様同士のつながりを持ちたい

・切り替えが苦手なのでうまく切り替わるコツを知りたい

・私がいると甘えてしまうので、私がいても出来ることを増やしていきたい

等、振り返りの時間を通して話していく中で

「その気持ちわかります!うちもそうです!」

「うちではこんなやり方を試してみたらうまくいきましたよ♪その時の気分や状況によって変わってはきますが。」

「今日見てて○○くん、こんなこと出来ててすごいなーって思いました!うちの子は見て真似しようとするようになってきたから、一緒に過ごす中で○○くんみたいに出来るようになったら嬉しいです♪」

と会話が弾んでいきました。

我が子のことを褒められて

「えっ、そうなのかなー?確かにそうかも!今まで気がつかなかったです♪」

と、お母様も嬉しそうでした。

 

親子クラスは集団生活の練習が出来る場所であり、出来ることを増やしていくこともですが、1番大切なことは「我が子をよく知ること、理解すること」です。

 

そして親子共に喜べる目標をスモールステップで決めながら

・「楽しい、出来た」その小さな成功体験を喜びと共に積み重ねていく

・「出来ない、苦しい」を吐き出せる場を持っている

・人って心地いいを親子共に実感する

・保護者の方が「この子はこんな子」と理解していく

ことが大切だと思っています。

 

 

 

親子クラスが保護者の方にとっても、子どもさんにとっても安心できる場所、時間になるようにサポート出来たらと思っています。

子育ては永遠です。気負わずに子育てを楽しんでいきましょう。

1年間どうぞよろしくお願い致します♪

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 宇藤

大津町障がい者施設利用者作品展示会

2019/05/17

今年も、大津町図書館の展示ブースで

「大津町内障がい者施設利用者作品展示会」が開催されています。

入所部の子どもたちの作品も展示されており

私も見に行ってきました。

いろいろな材料や色等で工夫された作品たちでどれも素敵でした。温かい気持ちになりました。

展示期間は「5月21日14時」までとなっています。

  是非お越しください。

           入所部 総務 大田黒 美和

 

楽しかったね・寂しかったねG・W

2019/05/15

今までにない10日間という長い連休のG・Wでした。

入所の子ども達もウキウキ・わくわくで帰省したり、

外出の計画を立てたりしていました。

帰省が出来ない子ども達の希望や好きな場所を選んでの外出です。

動植物園・ラウンドワンは、希望者で分かれ、あんずの丘へはみんなで行ってきました。

乗り物に乗ったり、ライオンを見たり、好きなサッカーやバッティング・カラオケを満喫!

あんずの丘では、アスレチックや滑り台・草スキーで汗をかいてお弁当もおいしくいただきました。

とっても暑かったけど楽しい思い出が出来ました。

        

 

さて、G・W中に久しぶりの夜勤勤務がありました。

帰省している子もいて,いつもの賑やかさはなく静かな夜を過ごして、

特別におやつも食べ笑顔で小学生は、早めに布団に入りました。

その中に活発なMちゃんも昼間の活動で疲れ、布団に嬉しそうに入って話をし始めました。

隣に中学生のRさんがやってきましたが、職員の声掛けでは寝ようとしません。

そこでいつもとなり?一緒に寝ているMちゃんが「Rさん、ここよ。布団にはいろう」と声を掛けると

笑顔で布団に入ったので「Mちゃん、すごいでしょう。いつもこうだよ」

といつもの夜の様子を自慢げに教えてくれました。その後、少し話をして静かになり

もう、部屋を離れようかと動き出すと強気なMちゃんが、

「先生、寂しいから・・トントンして」と小声で言ってきた時は、

きっと家庭を思い出して泣きたい気持ちなんだなあと胸が「キュン」としました。

「大丈夫だよ、眠るまで居るよ」と言って少しでも心の寂しさが埋まればいいなと思い「とんとん・・・」

強く・たくましく頑張れ―とエールを送りながら「トントントン・・」

G・Wの夜の出来ごとでした。また、明日から子ども達と一緒に楽しい事見つけよう!

 

                        入所部  山下

ペアレント・プログラムがスタートしました!

2019/05/13

今年も、ペアレント・プログラム(春の講座)がスタートしました!!

ペアレント・プログラムは、「子育ての応援プログラム」です。
保護者が子どもの特性を知って、かかわり方を工夫することで、子どもの発達にプラスの効果をもたらすことを目的としています。

保護者どうしがペアを組んで話し合いながら勧めますから、同じような悩みを持つ保護者が体験を
共有することで、自分自身の理解も深まり、これからの子育てのパワーになっていきます。

1.ポイントは、「行動で考える」
   行動のしくみを理解して(行動には意味がある!?)
子どもに具体的にどのように行動したらよいかを導くコツを覚えましょう!

2.キーワードは、「ほめる対応」
   がんばっているところ、努力しているところに注目!
ほめ上手になって子どもと接してみましょう!

3.シェアしよう!「仲間づくり」
 同じ悩みを持つ保護者どうしで子育てをともに考え、
アイデアを出し合って毎日の生活に役立てましょう!

初回だった5月11日(土)は、子ども達や大学生ボランティアなど、総勢30名の方がオークスプラザに集まり、プログラムをスタートしました!
毎回、緊張した面持ちの第1回目ですが、回を重ねるごとに、お母さん達の表情が和らいでいくのが見えてきます。さあ!これからが楽しみです!!

今年度も、土曜日プログラム(春・秋)と平日プログラム(3クール)合計5クールを計画しています。
1クール6回のプログラムですが、その分、気づきや発見もたくさんあります。

興味のある方は、7月11日(木)10時~生涯学習センターで説明会を行いますので、
ぜひお越しくださいね!お待ちしています!!

 

                                     相談支援センターいちばん星
                                     センター長 伊豆野良栄