若草学園の実践ブログblog

ストラップ作り

2018/03/29

  3月のDIYプログラムは、ストラップ作りをしました。レーヨン紐を交互に編む作業で覚えるのも難しく、躓く子ども達!紐を引っ張る力が強すぎて切れてしまうお子さんもいました。その子はなんとか気持ちを切り替え、別日に2回目のストラップ作り!!初めは、「えー、苦手だな」と前回のこともあり自信がない様子でしたが、いざ取り組むと、前回の失敗を活かし、力を入れ過ぎないように調節する姿が見られました(*^^*)完成したストラップを笑顔で見せてくれ、とてもいい作品ができました♪

 

失敗した経験を活かし取り組んだことで、成功に変わり、自信に繋がることができたと思います。以前なら活動すら参加出来なかったお子さんだったので成長を感じることができました。

 

もうすぐ4月!学年や環境も変わります。

失敗を恐れず、色々な事にもチャレンジして頑張ってほしいと思います(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若草学園  通所部 児童発達支援センターおひさま

放課後等デイサービス  田島

「完成まであとすこし」

2018/03/28


 

 

 

 

 

平成29年度もあとわずか。私毎ですが3月から復職(育休)し、約1年が過ぎようとしています。子育てしながら元気に仕事が出来たこの環境、寄り添ってくれた家族や関係の皆様に感謝でいっぱいです。その分、皆さまにこのお気持ちをいろいろな形として、お返しできればと思いながら、目の前の課題を1つずつ改善しているところです。

今年度は若草拠点として入所部・通所部・相談部が労務管理・会計管理とも一本化し、事務として1つにまとまった年となりました。さらに通所部児童発達支援センターおひさまの新築工事(若草児童学園敷地内)が始まり、骨組みが完成し、想像できる形となってきました。5月末に完成予定で、完成後は入所棟と渡り廊下でつながり拠点としてさらに一体的な運営となります。利用者様にとっても、一緒に働く職員にとっても「ぷらす」なことが増えるようソフト面・ハード面を常に考え意識していかなければと思います。

 

 

大きなトラックや、クレーン、工事の音等・・こどもたちにとって興味のある乗り物や機械が多くみられますが、みんなルールを守っており、事故なく順調に計画どおり進んでいる状況です。外遊びでは場所も限られていますが、天気の良い日は、今ある状況を受け入れ遊んでいます。夏ごろには入所生・通所生・また来園者のたくさんの笑顔が見られたり、

元気にのびのび過ごされる姿を楽しみにしています。

 

 

完成まであとすこし。何事もありませんように。

 

                         

若草学園 事務課長 大田黒 美和

 

 

「食事のマナーを知ろう!」

2018/03/27

312日から一週間、初めての試みで、きらきらクラスでは「食事マナーを知ろう!」ということでジョイフルへ出掛けました。

 

 

 

 

お便りや、先週の利用日に伝えていた事もあり朝から大喜びの子ども達。

「早く行こう!」 「お腹すいたよ~」と みんな期待でいっぱいです!

 

まずは、出発前に みんなでお約束事を確認しました。

外での食事の仕方についてカードを見ていきます。

約束事は5つありましたが、絵カードで提示する事で、子どもたちにも分かりやすく好評でした!

 

 

 

 

 

確認したら、いよいよ出発!

みんなの期待も更に膨らみ、車の中でも会話が弾みます!

 

到着すると、それぞれテーブルに分かれ座り、注文です。

料理が届くまで、同じテーブルのお友達とおしゃべりしたり、お水を飲んだり・・

みんな、お約束にあった「座って待とう!」をしっかり覚えて動き回る子は誰もいません!

(待てた事を、その場で褒めると得意気な表情が頼もしく思えます!)

 

 

 

 

 

 

 

さあ!いよいよ、待ちに待った料理が運ばれてきました!

「いただきます!」と挨拶をし食べ始めると、日頃は、なかなか食に意欲が出ない子どもたちも

パクパク!! 「おいしいね!」と目がキラキラしていて、見ていた職員も食が進みます!(笑)

 

ほとんどの子どもたちが時間かからず食べ終わっていましたが、

お約束で「みんなが食べ終わるまで座って待とう!」とあり

先に食べ終わって待ち時間があっても「ウロウロしないもんね!」と子どもたちで

声を掛け合い確認しあっている姿も見られ、みんな最後まで座って待つことが出来ました。

 

食べたら全員で「ごちそうさまでした!」と挨拶。ジョイフルの店員さんにも

「さようなら!」と挨拶をして帰りました。

 

面談や日頃の送迎の時に、保護者の方とお話している会話の中に

「暴れるから外食行きづらいです」

「座ってられない・大声を出すから その都度止められないからなかなか行けないので・・」など

お話を聞く事がありますが、今回のマナーを学ぶ経験や、今年は図書館も行き、その場に合った過ごし方を学んできました。「大丈夫かな・・」「過ごせるかな・・」と心配も付いてくると思いますが

今回の経験を通して、何事にも経験し、一回だけでは終わらず繰り返し体験できていくのでは・・と思いました。今回は、初めての食事マナーを知る経験でしたが、とても良い経験ができたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業  鳥井

 

「卒園!」

2018/03/26

 

平成30年3月に若草児童学園入所の子ども達15名が、退園する予定です。

概要は、高等部卒業12名、県外高校への進学1名、町外中学への転校2名です、

毎年多くの高等部3年生が卒業し、学園を退園され、大変寂しい思いがあります。

本年は特に多く子供たちが退園しますので、何とか気持ち切り変えたいと考え、ゆっくり話をしたいね!と言うと、数名の子ども達が、「それじゃーゲームセンター、ぐるぐる倉庫、そして食事がいいな、ラウンド1でボウリングもいいな、そこでゆっくり話をすればいいじゃないですか!」など話に乗ってきてくれました。

そこで、今回は、まず、きれいなモクレンの花の下で、笑顔での写真を撮り、次に、ゲームセンターでゲームを堪能(たんのう)し、気分をすっきりさせ、その後近くのレストランで、それぞれ300グラムのハンバーグセットなどを食べながら、これからの子どもたちの思いを聞くことができました。「早く社会人になって給料をもらい、自分で生活したい」とか、「早く社会人として働き、自立したい」、「学園は退園したくないなー」などと、言っていましたが、みんなが同じ思いで、言っていたのが、「若草児童学園で生活できてよかったー」「園長や先生たちが大好きでした。社会人になってもよろしくお願いします。」「20歳以上になったら、居酒屋に連れて行き、お酒もご馳走しますよ!」など、大変喜ばせてくれました。

社会人になるこれからが、長い人生になりますので、体に気を付けて頑張ってほしいと、思います。私たちがこれからできる事を、側面から応援していきたいと心の中にもう一度強く感じたところです。本当にいろんな思い出をありがとうございました。

 

 

 

                                            若草児童学園 入所部(ナカオ)

ミサンガの願い

2018/03/25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リーライズの職員が、子ども達のために手軽に作れるミサンガを考えてきてくれました♪

必要なもの

①透明な紙コップ 1個

②毛糸 2~3種類

③洗濯バサミ 1個

難しいようで簡単にでき、集中してできるのであっという間にオリジナルのミサンガ作りです♪

 

ある日

Aさんは活動が終わってから、宿題がなくミサンガを作ると言ってお迎えが来るまで、職員に聞きながら一生懸命作っていました♪

最後に職員が「ミサンガの長さこれでいい?長くない?」と聞くと

Aさん笑顔で「大丈夫♪」

 

しばらくしてAさんのお母さんが来ました。

お母さんと職員が話していると突然Aさんが

 

「お母さん今日は朝ごめんね・・・」

「お母さんもごめんね」

 

Aさんが突然ミサンガをお母さんに渡しました。

「お母さんプレゼント」

「ありがとう」

 

もうそのやり取りを聞いているだけで・・涙が出そうになりました。

子ども達の素直な気持ち・言葉にいつも影響を受けています。

若草学園通所部 

放課後等デイサービス 

リーライズ 

田島

「合格発表」

2018/03/24

 

今月14日に熊本聾学校と大津支援の合格発表が

行われました。

ドキドキの合格発表…。受験した園児たちは

この日が近づくにつれソワソワしていました。

 

そして迎えた発表当日。ドキドキした様子で

学校に向かいました。時間になり合格番号の

書いた紙が張り出されると必死に自分の

受験番号を探していました。

 

結果は受験生全員合格!!!

園児も職員も安心しました。

これからは高校生。社会人に向け

しっかり前に進んでいって欲しいと思います。

若草児童学園 入所部 中村

桜の季節❀

2018/03/23

大津町の桜の花も八分咲きとなって来ました。

桜の花ことばは『優美』『心の美』だと聞いたことがあります。

日本人の心の象徴であり、桜の時期には、自分の心を振り返るのに一番の時期だと思っています。

また、桜の季節は様々な行事があり忙しい時期になります。

漢字で「忙しい」とは心を亡くすと書きます。

私達の相対する御利用者のみなさんも進級、進学、就職や新年度等など、新たな旅立ちに向けて慌ただしく過ごされている事でしょう。

心が荒れたこんな時だからこそ、誰かに話しをしたい、相談したい、これからどうなるのだろうと不安も多いことでしょう。

私達相談員はどんなに忙しい中でも心を亡くすことなく、ご利用者の不安を受け止め、夢や期待に向かえるよう『しくしいをもって』応えなければいけないと桜の花を見ながら思う日々です。

 

相談支援センターいちばん星 相談員 甲斐

できた!

2018/03/22

くまぽこを利用中のA君。活動のほかに、将来を見据えて挨拶や身だしなみ・言葉遣いに取り組んでいます。

取組み当初は、意識が薄かった身だしなみ。イラストや文字・鏡など試行錯誤していた中で、彼にヒットしたのは自分自身の身だしなみバッチリの写真でした。

それを使用し始めてからは意識することも増えてきて、写真を出す前に「あっ!」と気をつける姿も見られます。現在「くつひもを1人で結ぶ」にも取組み中!

 

少しずつですが1人でできることが増え、成長を実感しています。子ども達の成長と同時に、私達職員も同時に成長させてもらっているなぁと改めて実感することができます。

放課後等デイサービス くまぽこ  後藤

「卒園お祝いバイキング」

2018/03/21

 

卒園式の前日に卒園お祝いバイキングを行いました。

 

毎年、お祝い会食を行っているのですが、今年は卒園生からの要望の多かったバイキング形式にしました。

メニューは、定番のからあげにフライドポテト、クリームコロッケ、焼き鳥などなど。主食も、おにぎりに加え、今回はメロンパン・クロワッサン・ロールパンも取り入れました。デザートも、8種類の1口ケーキを準備しました。

 

今年度の卒園生は13名と、多くの子ども達を送り出します。家庭から離れての集団生活は、大変なことや寂しく感じることも多くあったと思います。しかし、食事の場面だけにおいても、苦手なものの克服した人、よくお手伝いをしてくれた人、元気よく挨拶をしてくれた人…多くの成長を見ることができました。社会に出ていく上でも、大切な時期の子ども達の支援に携わることができて、私自身にとって良い経験をさせてもらっていると実感します。卒園生を送り出し、寂しい気持ちはありますが、在園児や新しく入ってくる子供どもたちの為にも、それぞれが育った家庭の味にはかなわなくとも、子ども達が健康に過ごせるように、また少しでも家庭に近い食事の提供ができるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

 

                               入所部 M.O

もうすぐ進級♪

2018/03/20

今年度も残すところあとわずかとなりました。

 

3月は、卒業式などのお別れの季節であるとともに次の学年になるための準備期間でもあります。

 

先日、小学1年生のA君が「4月から〇〇君(弟)も学校に行くから僕が連れて行かなきゃいけないんだよ~」と帰りの車内でお話をしてくれました。

おうちでは、喧嘩をしてしまったりすることがあるそうですが、「〇〇君と学校に行くの楽しみ?」と聞くと「もちろん!」と笑顔で応えられた姿に、頼もしさを感じました。

“この前小学校に入学したのにな~、1日を過ごすことにいっぱいいっぱいで活動の時は眠りそうになりながら活動に参加してたな~”と月日の流れの速さに驚くとともに、お子さんの成長に圧倒されました。4月からのさらなるA君の成長が楽しみです(*^_^*)

 

一方で、今まで一緒に学校へ行っていたお姉ちゃん、お兄ちゃんが卒業してしまうということで、「1人で準備をして集合場所まで行けるかなーっ、、、」とお話をしてくれたお子さん、保護者さんもいらっしゃいました。

 

学校は卒業しなくてもクラス替え、担任の先生が変わるなど環境がまたリセットされた状態で1年が始まるかと思います。

 

 

 

 

楽しみや不安が入り混じる時期であると思うので、お子さんの気持ちを汲み取りながら、まずは春休みを楽しく過ごし、新年度に向けて一緒に準備をしていきたいと思います♫

 

児童発達支援センターおひさま     放課後等デイサービス  金子

「 未来への飛翔 」

2018/03/19

卒業シーズンの季節となりました。

 

 

 

普段と変わらぬ登校服ですが、式場においた保護者さんの目の前で行われる卒業式はとりわけ、緊張した雰囲気を装っている。

 

若草児童学園  入所部 家入誠次郎

「クッキーづくり」

2018/03/18

ぽかぽかクラスで、クッキーづくりをしました❕

 

「今日はクッキーを作るよ~」

と言葉で伝えましたがピンと来ていない様子な子ども達。

そこで、手順書を作り、完成図を見せました。

すると子ども達の目はきらきら✨

 

みんなの期待が高まったところで、活動開始。

 

まず、小麦粉を入れた紙コップを配りました。

その時に、「手がお膝になっている人から配ろう!」と伝えて配り始めると、手を膝の上に乗せて目をキラキラさせて待っています!

出来ていなかった子には、目の前でコップを持って、側につくスタッフに「手はお膝だよ」と声を掛けてもらい、出来た所で、渡しました。

 

それを油の入ったコップを渡すとき、クッキーの生地を渡すとき等、繰り返し伝えることで、声かけが無くても進行をしている人が話をするだけで、手をお膝にする姿が増えてきました(*^^)v

 

繰り返しって大事だな~と感じた瞬間でした。

 

クッキーの生地をみんなにボールへ入れてもらい、スタッフが混ぜて固めたものを子ども達が丸めました。やわらかい生地を丸めるのは力加減が意外に大変。

 

上手に丸められる子、力が入りすぎて、つぶしてしまう子、丸めるのは難しく、棒状になってしまう子、色々な姿が見られましたが、とても楽しそうに作っていました。

 

丸めて、つぶして、型抜きして・・・いろんな作業を経て、みんながお弁当を食べている時に、トースターで焼き上げました。

 

少しずつあま~い香りがしてくると、「あっ いいにおいするね~」

トースターの中がオレンジに染まり、焼けてくると、じ~と見ながら「やけた?」

など色んな反応が返って来て、見ている私たちが笑顔になりました(*^▽^*)

 

クッキーを食べる時も少しずつ食べる子、ぱくぱくと食べて「おかわり!」という子など、三者三葉🎵

自分たちで作ったクッキーは、格別だったようで、「おいし~」とみんな笑顔でした。

 

材料は、小麦粉60g、油30g、砂糖15gと種類は少なく、混ぜて、丸めて、オーブントースターで4分焼くだけ。

簡単なので、お家で子ども達と一緒にいかがですか?(*^▽^*)

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 藤本

 

「ひなまつりメニュー」

2018/03/17

 

3月3日は、ひな祭りだったので、給食でもひなまつりメニューを行いました。

ちらし寿司や花麩のすまし汁、菱餅風のゼリーなど、普段とは少し違った食事提供となり、子ども達も喜んでいたようです。

3月末で卒業する園児にとっては、残り少ない学園での食事になってくるので、作る私たちもいつも以上に思いを込めて作っていきたいと思います。

卒園式前日には、卒園お祝い会食としてバイキングメニューを計画しています。

卒園する園児も、在園児にも喜んでもらえるように頑張りたいと思います!

 

                           入所部 Y.K

卒業おめでとう!これからも応援しています!~児童発達支援センターおひさま~

2018/03/15

春は、別れと出会いの季節ですね…

おひさまでも、療育を卒業する子ども達を見送る季節です。

 

つい先日、中学3年生の男の子(Sくん)が、最後の利用日に挨拶をしに来てくれました。

彼は、小学校6年生の時から療育を開始しましたが、おひさまに来るのが嫌で、

学校にお迎えに行くと、いつも走って家まで帰っていました…。

自宅に迎えに行って、玄関先で話しを繰り返す日々を共に過ごして来ました。

中学生になり、環境も変わって得意な陸上に力を入れ、色んなことに自信をつけたこともあり、

笑顔でおひさまに来れるようになりました。

最近は、私も直接関わる時間も減ってきましたが、来所時や帰宅時に、事務所に立ち寄って

挨拶していってくれる姿に成長を感じながら見送っていました。

利用最後の日、笑顔で帰っていく後ろ姿がとても大きく、頼もしく見え、

これまでの彼との関わりを振り返って、感動したと同時に、

この仕事にやりがいを感じた瞬間でした。

 

また、小学3年生の男の子(Jくん)も児童発達支援(保育園生)の頃から療育に通って

頑張って来ました。何度も療育を卒業しようか…とお母さんと一緒に悩み

「小学校3年生の療育キャンプまで頑張ってから卒業する!」と決めて、

今年の一年間は、頑張っていました。

昨年の8月の療育キャンプも無事に行くことが出来、Jくんもこの3月をもって卒業です。

 

この他にもたくさんの子ども達が卒業していきます。

 

これから皆に会えなくなるのは、淋しいですが……。゚(゚´Д`゚)゚。

 

私たちは、子ども達を地域に送り出していくのが役目です !!!!

私たちは、子ども達の応援団として、これからも子ども達の頑張る力を信じて、見守っていきたいと思います。

これからも卒業していく皆のことを応援しています !!!! p(´▽`o)ノ゙ ファイト~♪

 

 

そして、4月からは皆それぞれに新しい生活が始まります!

私たちも、新しい子ども達との出会いも待っています。

初めてのこと、新しいことにチャレンジするのは、怖くて不安でたまりません。(私も苦手です…)

しかし、チャレンジするということは、その子にとっての可能性(得意なこと)を

見つけるチャンスでもあります。

 

これからも、子ども達が安心してチャレンジ出来るよう……寄り添って、手をとって…

一緒に悩んで考えて…

一歩一歩一緒に進んでいきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 河瀨 

 

「巣立ち」

2018/03/14

 

 

3/3、今年も毎年恒例のお別れ旅行にグリーンランドへ行って来ました。

天気はあいにくの曇でしたが、子ども達と職員とで思い思いに楽しみ、たくさんの思い出を作った一日でした。

 

 今年は12名の園児が学園を巣立ちます。

学園で過ごした時間はそれぞれですが、悲しかった事・嫌だった事・辛かった事・楽しかった事・嬉しかった事、たくさんあったでしょう。私自身も、子ども達と関わる中で、悩み、感動し、共感した場面が数えきれないほど頭に浮かびます。

学園を巣立ったあと、ふと振り返った時に、この学園が子ども達にとってホッと安らげる場であったと思って貰える場所であればいいなあと思います。 

 

若草児童学園入所部 K・T

今日も元気だ!ご飯がうまい!!

2018/03/13

        

毎日の昼食は、職員がぼちぼち食堂に集まっておしゃべりしながら食べます。

男性職員は女子会トークに圧倒されるのか、立ち話してほんのちょっと話に混じって

おべんとうをレンジでチンしたら去って行ってしまいますが。。。。

ある日、いつも元気印の女性職員が

「うーん。うまいなー。でもどうして自分で作ったおべんとうは、直ぐに無くなってしまうんだろう。。。」

とパクパク食べながら言いました。そこへすかさず周りからは

「そりゃ~。自分で朝、作ってる時から食べるのを楽しみにしてるけんでしょ?おべんとうのことばっかり考えてたでしょ?」

「そんなことないですよ~。午前中は、ちゃんと仕事しましたよ~。」

「自分お手製弁当は最高においしいでしょ?」

「そだね~」

ということになりました。

朝から自分のお弁当を作って幸せそうに食べて、他愛もない事を話して笑い合っている

この仲間がいるから笑顔で子どもたちともふれ合えるのだと思いました。

子ども達からだけでなく同僚からも元気をもらっているんだと気付きました。

 

若草学園 通所部 放課後等デイサービス くまぽこ Y.H

 

『支援の輪』

2018/03/12

 

私達の仕事には、子ども達の日常的な生活支援と共に、様々な関係機関の方々との連絡調整や相談、会議があります。関係機関の数や種類は子ども達一人ひとり様々です。関係機関の方々と、子ども達一人ひとりの事に関して細やかに連携を取り、現状把握から今後の方向性を決めていく事はとても重要な事です。

 そのような話し合いの中に、私は担当職員として参加させて頂きます。現在、一番身近に子ども達に関わっている立場ですが、話し合いをしながら自分に足りない所や新たな気付きがたくさん出てきます。それと同時に、子ども達の支援に携わって下さる方がたくさんいらっしゃる事はとても幸せな事だと気づかされます。

会議の場では関係機関の方々が子ども達の事を第一に考え、より良い支援をしていく為に様々な意見が出されます。当たり前の事ですが、参加者の中に、単なるその場の思いつきで発言をしたり、自分の立場を利用し身勝手な発言をするような人はいません。そのような人がいるならば、子ども達の支援に悪影響となるでしょう。子ども達を想い、参加者がお互いを尊重しているからこそ、充実した話し合いの場となります。

参加する度に、たくさんの方々に感謝し多方面からの学びを、私自身が直接子ども達の支援に生かしていけるよう努力していかなければいけないなと思います。そして何より、人として大切な「思いやり」や「感謝する心」を持って、支援に携われる人であり続けたいです。

 

     若草児童学園 入所部 F・M

小さな成長♪

2018/03/11

昨年度の春休みからの子どもたちの写真を見て思い出すと、1年生はまだまだ初々しく、「これから小学生になるんだ~」という気持ちで座っている姿、学年が上がった子も1年生を見て、少しお兄さんやお姉さんになった気持ちになっていた姿を懐かしく思いました。

夏休み頃になると、1年生にとっては初めての夏休みの宿題の多さにびっくりする子、

頑張ろうと計画的にする子、したくない、わからないと涙を流す子等…

子どもたちと一緒に向き合いながら思いや考えを共有することが出来ました!

1年を通して活動や学習など事業所での様子を見る中で、心も体も成長し、

「宿題をしたくない」と泣いていた子が、今では「もう、宿題終わったよ~」と

笑顔で報告してくれたりと成長する姿を見せてくれています(*^-^*)

新年度からもたくさんの小さな成長を見逃さず、近くで見ていきたいなと思います。

 

若草学園 通所部 児童発達支援センターおひさま

放課後等デイサービス 服部

雨が続きます。

2018/03/10

最近雨が多く、外遊びが出来ない状況です。いつも子ども達は学校から帰って来て外遊びを楽しみにしています。外遊びは子ども達にとって、ストレス発散になったり、体力維持に繋がるものです。

U君は外遊びが大好きで、4時前には必ず「先生外遊び行こう。」と言って来ます。でも雨が続くと、テンションが低くなり、イライラの原因になります。しかし、今では雨の日の時は外遊び行こうと言わず、部屋で友達と楽しく遊んでいます。

子ども達は毎日の出来事で一つ一つ成長していっています。その成長を気付いて褒めていく事が、また一つ成長に繋がると思います。

 

若草児童学園 入所部 保育士 A、T

基本的生活習慣の大切さ

2018/03/09

現在、大津町巡回支援専門員整備事業で町内の保育園、幼稚園、小学校、中学校、健診等でたくさんの子ども達を見ています。

その中で保護者の方や先生方に

『夜は何時に寝て、朝は何時に起きていますか?』

『朝は自分で起きますか?起こされてから起きますか?』

『朝ごはんは食べていますか?』

『毎日、排便はありますか?』

と、子ども達の生活の様子をよく確認します。

 

なぜ、このようなことを確認するのかというと、障がいが有る無しに関わらず、生活習慣が一番の基本であり、大事なことだからです。

特に睡眠に関しては、22時~23時頃に就寝している子ども達が少なくありません。

朝起こされてからやっと起きるということは、睡眠時間が足りていないということです。

 

3歳以下の子どもの1日の総睡眠時間の国際比較

出典:三池輝久、「子どもの夜ふかし 脳への脅威」、集英社新書、2014年

 

早寝早寝起きや朝ごはんの大切さは分かっていながらも、忙しい日々の生活の中で、時間に追われてしまい、できないことが多い方もいらっしゃると思います。

私自身も仕事をしながら子育てをする中で、朝起きてからの2~3時間と夕方帰宅してから子どもが寝るまでの数時間はとても慌ただしく過ぎていき、20時過ぎに子どもを寝かしつけてすぐに私も寝てしまうことがほとんどです(笑)

(おかげで朝早く目が覚め、やり残した家事がはかどります♡)

たまには、手抜きをしてゆっくり休むことをしてもいいと思います!!

(私はしょっちゅうですが(笑))

子ども達もたっぷり眠れた時は、朝からスッキリと目が覚め、一日を穏やかな気分で過ごすことができます。

いきなり『今までより1時間早く寝る』ということは難しいかもしれません。ですが『いつもより5分か10分早く寝る』ということからだったら、できそうな気がしませんか?

子どもが早く寝ることで夜の自分時間が持てるかもしれません、子どもと一緒に早寝早起きをすることで、朝から子どもを怒らずに済むかもしれません。

 

 

 

“早起きは三文の徳”

毎日続けることで、少しずつ何かが変わってくるかもしれませんね  

 

 

 

相談支援センターいちばん星 相談員 髙木

 

おひさまの新メンバー

2018/03/08

名前

オリバー(通称オーリー)

性別

オス

年齢

不明

出身

高森町

種類

ノコギリクワガタ

おひさま歴

8か月

 

 

おひさまのきらきらクラスでは

2017年8月から3匹のクワガタを飼い始めました!!!

初めは、クワガタが好きな男の子たちが

「わぁ~かっこいい」と興味を示し

たくさんかわいがってくれました(≧▽≦)

 

しかし冬に入る前には2匹のクワガタが

亡くなってしまいました。

子ども達はすぐに居なくなったことに気づき

悲しそうな表情を見せる子どももいました。

 

そんな中、最後の一匹になってからも

矢護川の寒い冬を越し今も元気に生きているのが

オリバーです!!!

長いことクラスのお友達と一緒に過ごしていく中で

初めはクワガタに興味のなかったお友達や

虫が苦手なお友達までも少しずつ気にかけるようになりました

カゴの外からのぞき込んで見たり

カゴから出して触れてみたりと

たくさんの子供たちが関わるようになりました!\(^o^)/

 

最近では餌がないことに気付くと

「僕のお弁当のゼリーあげるよ」と

たくさんのお友達が、果物やゼリーを譲ってくれるようになりました

また、虫が苦手なお友達は徐々に怖がらなくなり

触ることが出来るようになったお友達もいました(^O^)/

実は私も大の虫嫌いでしたが

オリバーのおかげでクワガタだけは触れるようになりました((笑))

 

生き物を通して、子ども達の様々な姿を見ることが出来ました。

苦手な虫にもチャレンジしようとする子

クワガタを通してお友達との新たな関わりを増やす子

生き物の命の大切さを知る子 など

 

クワガタを飼い始めた時は子ども達の

そういった姿は特に考えていませんでした

 

生き物を通して不思議と子ども達が成長している姿を見れ

生き物を飼ってよかったと感じました(*^-^*)

 

今後もオリバーを通して

子ども達の新たな姿が見られるのが楽しみです!!((笑))

 

児童発達支援センタ―おひさま 児童発達支援事業 辻島

ボタンを付けて!

2018/03/07

ある日のこと。下校してきた子ども達を迎え入れていると、Nさんがボタンを見せて必死に何かを訴えてきました。初めはボタンが落ちてたから持って来たのかと思っていましたが、そのボタンを離さず、必死に何かを伝えようとしてきました。

「もしかして、Nさんのボタン?」と聞くと頷き、制服を見せて外れたであろう箇所を必死に指さしします。時間を見つけて縫うと、「ありがとうございました。」と返事をしてくれました。

 Nさんはなかなか話して伝える事が難しい人でしたが、しっかり耳を傾けると言いたい事、感謝の気持ちをしっかり伝えてくれて、こちらもとても嬉しく、また、しっかり相手の訴えを聞けるようにしようと思った今日この頃でした。

                               若草児童学園 入所部 K・M

3月の『子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2018/03/06

相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は3月15日(木)の開催となっております。

 

日時:平成30年3月15日(木) 午前10時~正午

場所:大津町生涯学習センター2階 中会議室

講師:大津町在住 作本 聖子さん

演題:「発達障がいのある息子と歩んだ20年」〜幼児期・学齢期・思春期の出来事〜

内容:現在21歳の知的障がいのある息子さんを幼児期から学齢期、思春期というライフステージにおいて、就労につなげるまでにどのように関わってきたのか、また、海外で受けた療育や障がい児教育の様子を紹介してもらいます。

 

 

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

大津町役場 福祉課 障がい福祉係(096)293-3510

新年度に向けて

2018/03/06

 先日、三月の活動をみんなで見ていた時の出来事です。「三月までは、この場所で活動をするんだけど、四月からは別の場所になるからね」と話をすると、「先生~私たちは、あと何回お引越し?」や「また、俺たち引っ越し~?六月からは、新しい建物になると?」など色んなお尋ねがあります。その度に、環境が変わることって子どもにとってはきついよねと思う日々です。そんな時、「先生達が変わらないなら大丈夫!新しい所楽しみ」と言ってくれたA君。「もう引っ越しには慣れているから」とBさん。環境が変わることは、大人である私たちにとってもとてもストレスのかかることです。それが子どもであれば尚更です。そのような中でも環境の変化に向き合おうとする子ども達の姿にとても嬉しく感じた瞬間でした。この一年間を振り返ってみると、私たち職員も子どもと一緒に成長をすることが出来た一年だったと思います。いつも子どもにパワーをもらいながら笑顔で過ごすことが出来た一年でした。四月から事業統合し環境は変わるけれど、いつも傍で子どもの成長を見守っていきたいと思います。  

                                        若草学園 通所部

                                        放課後等デイサービスリーライズ 

                                              藤崎