若草学園の実践ブログblog

夢は何ですか?

2024/09/04

初めまして!入所部の山口です。

私は、社会福祉士として福祉関係で働くことが中学生からの夢でした。

それは、障害者施設で働く伯母の職場に小学生の頃から連れて行ってもらい、そこで働く職員の明るさと元気さを見て、自然と笑顔になれた出来事をきっかけに、福祉を専門とし、多分野で活躍できる社会福祉士に憧れたからです✨

そんな私も夢を叶え、若草児童学園で働き始めて5カ月が経ちました。今では子ども達も色々な夢を語ってくれます。ある小学生の男の子は「焼肉をいっぱい食べたい」、中学生の女の子は「モデルになりたい」「〇〇高校に合格したい」「家族と住む家を建てたい」など、様々です。

そこで改めて思う事は、私たちの仕事は子ども達の夢にも繋がっているということです。

私は大学生の時、児発管の方に「この子たちはこれから、将来を生きていく。だからこそ、できるだけ自立して生きていけるように支援している。」と教わりました。私はこの言葉を大切にし、できないことをしてあげるのではなく、できることを一緒に増やしていけるように、試行錯誤しながら、アプローチしていきたいと思います。

私たちの支援が少しでも将来、子ども達の人生に活き、子ども達の夢の可能性を広げることに繋がってくれることを願っています!

入所部 山口

朝食で熱中症

2024/09/02

私事ですが、以前、熱中症になったことがあります。仕事が忙しく、朝食を食べずに出勤する日が続いていたある日の午前中、仕事をしていると、急に気持ちが悪くなり、冷や汗が出て、立つこともできなくなりました。職場の看護師さんには「ちゃんとご飯食べてきた?熱中症だよ」と言われました。職業柄、食事の大切さは知っていましたが、身をもって感じたことでした。

 

学園の朝食では必ず汁物を提供しています。水分・塩分ともに摂れるものになります。また、おわかり用に梅干しも準備しています。

学校が始まりましたが、暑い日はまだまだ続きます。子供達には一日の始まりの朝食をしっかり摂って、元気に過ごしてもらいたいです。暑さを吹き飛ばせるような健康な身体づくりのサポートができるように、自分自身も健康第一で頑張ります!

                                入所 丸山

夏の思い出

2024/08/25

お盆を過ぎて暑さも幾分か和らぎ、ようやく夏の終わりが見えてきました。子どもたちがキラキラした表情で話すお休みの間の経験、それに耳を傾けるのが楽しみです。

「うみにいったよ!」「はなびみた!」「わたしも!」と盛り上がる中、Nくんが「せんせいはこどものとき、なにした?」と尋ねてきました。話すのに全力投球かと思いきや、他者に興味を向ける社会性に、私は嬉しくなって答えました。「キャンプに行って川に飛び込んだり、森の中に秘密基地を作ったりしたよ。木登りが一番得意だったな」

自然を満喫した子ども時代でしたが、小学校に導入されたパソコンでワクワクしながらお絵かきしたのも忘れられません。インターネットや携帯電話の普及を経て、今や子どもたちも様々な機器を使いこなします。ある大病院の小児難病棟を訪れた時、多くの子どもたちがベッドサイドテーブルに大きなモニターを置き、指先だけで作曲やプログラミングをしていました。作品が優れていれば無名人があっと言う間に有名人になるSNSでは、自身の障害を語る子もいます。伝えたい誰かと知りたい誰かを一瞬で結びつける世界。将来の夢ランキングにはYouTuberやITエンジニアなど昔はなかった職業が並び、きっとこれからも増え続けます。現代を生きる子どもたちの可能性は無限大!

この夏の五感を伴ったリアルな体験は、そんな遠い未来まで記憶の持ち主を支え続けることでしょう。一回り大きくなった子どもたちに、頼もしさを憶える晩夏です。

 

児童発達支援センターおひさま 髙木明日香

段取り八分仕事二分

2024/08/23

 まだまだ暑い毎日が続いていますが、体調など崩されていませんか?

これから夏の疲れが出てくる時期になりますので、体調管理をしながら、頑張った自分を労ってあげたいですね。

 

 この暑い夏の時期、子どもたちは“夏休み”という日々を過ごしていると思います。この期間に熊本で『参勤交代』という、子どもたちが大分から熊本城までの125㎞を徒歩で移動する旅(イベント)が行われていることをご存知の方もいらっしゃると思います。

 私自身、このイベントを聞いたことはありましたが、なんとなく知っているという程度のものでした。昨年、大学生になった姪がこのイベントにスタッフとして参加し、沢山の子どもたちの頑張りと、(準備からイベントその振り返りなど)スタッフとしての大変さの話を聞き、姪自身にとって、とても良い経験になったことを感じていました。その姪が、今年も“参勤交代”に参加しました。今回、参加する姪の活動の行程表を見せてもらう機会がありましたが、それはそれはとても細かいところまで、スタッフの準備と配慮点・心構えだけでなく、子どもたちのモチベーションを維持するための言葉かけや行動の配慮などが事細かにタイムスケジュールとして記載されており、改めて物事に取り組むための“段取り”の重要性を再認識し、亡き父が常々言っていた『段取り八分仕事二分』という言葉を思い返しました。 

 突然話は変わりますが、私は先日『強度行動障害支援者養成研修』を受講させていただき、その中で、アセスメントの重要性(強みや特性を把握すること)、それに基づいた支援手順書の作成などを学ぶ中で、支援を行うに当たりその人が理解しやすいツールでの対応と統一した支援の重要性を学ばせていただきました。一つ一つの工程毎に事前準備を行い情報共有することで、誰が見ても同じ対応がとれるようにしておくことが大切であることを再認識しました。

そのため、姪のイベントに至るまでの準備と事細かなタイムスケジュールの記載が支援をする上でとても重要であることを改めて感じたところです。

 

 さて、話は戻りますが、8月15日に熊本から大分に移動し、出発をした子どもたちは8月20日に大津町に入り、大津中学校に1泊され、翌21日の朝6時に中学校を出発されました。私も遠くからその様子を見させていただきましたが、全員がルールを守りながら頑張って熊本城に向け歩みを進めていました。その後、全員で無事に熊本城に到着したようです。子どもさんたちは本当に頑張ったと思います。その影でスタッフが団結しイベントが終了するまで子どもさんを真ん中においた視点での支援が行われたことも成功の一因だと感じました。

相談支援センターいちばん星 廣瀬

成長しています

2024/08/21

 子ども達と日々生活している中で、心の成長を垣間見ることがちょこちょこありますが、

特に思春期真っ只中の子にそれを感じると嬉しくなります。

思春期のとげとげしいモノの言い方や冷ややかな眼差し、眼中に入ってない?と思える態度はグッとこらえて距離を置きと。この時期は言葉のキャッチボールなど至難の業、なので極力様子観察をして過ごし、ここぞというときに物申させていただいています。大人としての言葉の選択とハラスメントにならない伝え方は本当に難しいです。

こんな調子で過ごしている中、対立した子どもから「この間はすみませんでした」という謝罪の言葉があり、また上級生としての態度や活動への姿勢の変化が少しずつ見られるようになりました。今日は食堂の掃除で、こびりついた床の汚れを手拭きでゴシゴシ雑巾がけをし、手垢だらけの窓ふきもしっかり取り組んでくれました。そして、雑巾の絞り方はこうだと小さい子に教えてくれる姿もありました。本当に頼もしいと感じた時間でした。

これからも格闘しながらしっかり成長を育んでいきたいと思います。

入所部 クレメンツ

地蔵祭りの準備を手伝わせて頂きました!

2024/08/19

菊池郡大津町では毎年8月に地蔵祭りという夏まつりが開催されます。

今年度は8月の23日(金)・24日(土)の18時~21時半に予定されています。

そのお祭りで使用される提灯に若草児童学園の子ども達もお絵描きをさせて頂きました。始めは緊張からかなかなか手が進まない子ども達でしたが、大津町商工会の皆様の温かい言葉掛けもあり、徐々に手が進みだし個性に富んだ素敵な提灯が完成しました。

夏休み中、出来る限り子ども達が手持無沙汰にならないよう努めてはいますが、子ども達の「ひま~。なにかすることない。」という言葉はなかなか絶えません。そんな中子ども達に貴重な経験をさせて頂き本当にありがとうございました。

お祭り当日が今か今かと待ちきれない様子の子ども達です。当日は子ども達と目一杯楽しもうと思います。

 

 

入所部 福守

はじめてのおつかい

2024/08/16

夏休みに入り、早3週間が経ちました。暑い日が続いていますが、子どもたちは元気におひさまに来てくれています☺️子どもたちの体調にも気をつけながら自分の体調管理もしっかりしていきたいと思います。
 
 
先日買い物学習を行いました。お店に行き、注文をしてお金を払い商品を貰うという一連の流れを自分たちでしてもらいました!自分で注文した経験がある子も多かったですが、初めての子も数人いました。
 
買い物学習3日目に3人の子どもたちを連れてほっともっとに行きました。3人のうち2人が初めてとのことでした。最初に注文したのは初めてのKくん。緊張してしまったようで少し声が小さくなってしまい、店員さんに「もう一度お願いします。」と聞き返されてしまいました。私が「もう少し大きな声で言ってごらん。」と声掛けするともう一度勇気を振り絞り大きな声で注文することが出来ました✨
その後に注文した2人もKくんに続き、無事に注文をすることが出来ました!
 
帰りの車の中でKくんに「緊張した?」と尋ねると「うん」と頷かれた後、「でも、みんな注文出来たね〜!良かった!はじめてのおつかいみたいだった!」と笑顔で話してくれました😊
その言葉を聞いた時にKくんの中で買い物学習で「できた」の経験ができたんだなと思いました!
 
大人にとっては日常の一コマでも子どもにとってはとても大きな一歩に繋がることなんだと思いました。
これからも子どもたちが「できた」の経験が出来るように普段、平日では出来ないプログラムを夏休みに実施していき、子どもたちの成長を後押し出来たらと思います🌷
 
放課後等デイサービス おひさまぷらす 田代

やり方は人それぞれ

2024/08/13

夏休みも中盤に入りお盆になりました。夏休みの宿題は目処がつきましたか?このお盆休みで旅行に行く人もいるかなと思います。

 

おひさまでは夏休みの余暇活動として、お昼ご飯を買いに行きました。何度も注文したことがあるよと言う人もいれば、自分で注文するのは初めてという人もいます。中には恥ずかしがって職員に注文してと話す人もいました。そのような中、言葉が明瞭に話せないお子さんがいました。

 

どのように注文したらいいかな?どうしたら店員さんがわかってくれるかな?

 

考えた結果、印刷したメニュー表から希望するものを切り抜き店員さんに提示することにしました。そして、当日、メニューを提示し店員さんにわかってもらえた嬉しさではしゃぐお子さんの姿がありました。

 

注文の仕方は、人それぞれ。どんな方法があっても良いのです。注文するのが苦手だなぁと言う人もいろんな方法を試してみてください。きっと応えてくれると思いますよ。

 

放課後等デイサービスおひさまぷらす 緑

 
 

夏休みが始まりました

2024/08/09

夏休みに入り、一気に入所棟は賑やかになりました。毎日、どこからか「ひま~。何かすることない?」と声が聞かれます。プールや外遊びを提案するととても喜びますが、宿題やお手伝いを提案するとすごく嫌そうな顔をしながらも、みんな頑張って色々なことに取り組んでいます😊

 

学園の今年の夏休みは、外出(サクラマチやゆめタウン光の森など)、キャンプ、お菓子作り、ネイル教室、大津町地蔵祭りなどイベントが盛りだくさんです✨すでに行ったイベントは大盛り上がりで、子ども達みんな楽しそうでした!これからのイベントも子どもたちのキラキラした表情を見られると思うと職員も楽しみです!他にもプールやカードゲームなど学園内で出来る事も取り入れ、子どもたちが充実した生活が送れるといいなと思います。職員も子ども達と一緒にたくさんの思い出を作りたいです✨

↓夏休み前半の様子です😊

 

 

 

 

 

尊敬する人

2024/08/07

こんにちは。4月から児童発達支援センターおひさまに入職させて頂いた、岸谷と申します。
漁師町で生まれ、山と海と魚に囲まれて育ちました。
 
2024年になり7ヶ月が過ぎ、4月から入職させて頂いて4ヶ月が経ちました。時間の流れが早く、まだまだ慣れないことばかりですが、子どもたちの笑顔に救われる毎日です。
 
今日は、私の尊敬してる人についてお話しさせてください。私がその人を尊敬する主な理由として、いつも笑顔で誰にでも平等に接するところ、困っている人がいるとどんな状況でもすぐに駆けつけるところです。いつも笑顔で平等に接することは簡単なことかもしれませんが、1番難しいことだと私は思います。私は人に積極的に話しかけることが苦手でした。ですが、その人のことを見ていると、自分もこんな人になりたい、誰かのために頑張ることのできる人になりたいと思い、「何か困ってるかな?」と少しでも感じた方を見かけると、声を掛けることができるようになりました。
尊敬できる人が1人でもいることは、とても幸せなことでもあり、私の生きる意味にもなっています。
 
皆さんは尊敬してる人はいますか?
それはどんな人ですか?
 
改めて考えることのできる時間になればと思い、私の尊敬している人についてお話しさせていただきました。ここまで読んでいただきありがとうございました。
 
私の尊敬している人は、「父」です。
 
児童発達支援センターおひさま 岸谷

交流

2024/08/05

若草児童学園に入社して四ヶ月が経ちました。まだまだ失敗も多く職員の皆様にアドバイスや助けを借り日々感謝しながら仕事をしています。

 

そんな中で数人の子ども達と少しずつお話をする機会が増えてきました。「今日の○○が美味しかった」という味の感想から「今日は○○で遊ぶ」と言った予定などをたくさん話してくれてとても嬉しく思います。                

 

味の感想を笑顔で言ってくれる子ども達が多く、それが嬉しく自分も笑顔で「良かった。ありがとう」と伝えています。

 

これからも子ども達が笑顔で「美味しい」と言ってくれる食事が提供出来ればいいなと思います。

 

 

入所部 洞田貫

待ってました!夏休み🍉🎆

2024/08/05

連日の炎暑でございます。お変わりなくお過ごしでしょうか?

今年の夏は去年と比べて猛暑で、職員は暑さと戦う中、子ども達は暑さなんか一切気にせず

汗をかきながら毎日運動している姿を見ると、若いな~の一言です(-_-;)

 

今年は、プール・カラオケ・若草寿司・お祭り…等行事が盛りだくさんです💕

夏休み前に子ども達に「行きたい場所」を聞きました👂

 

夏休みが始まる前から「早く夏休み来て!」と夏休みが始まる前からワクワクの子ども達。

いざ、始まると「楽しい!」「ずっと夏休みだったらいいのに!」「はやく○○したい!!」との声で溢れています。

行事が書かれているカレンダーと毎日にらめっこしている子ども達もいます^_^

 

子ども達の笑顔を見ると暑い毎日も乗り越えていけそうです!!

                      

入所部 澤井

 

これからも子ども達の為に🍀

2024/07/31

 

先週、福祉職員の為の生涯研修に参加させて頂きました。

支援者としてのこれまでの自身の振り返りと、これから自身がどう在りたいか、子ども達やチームの為に担うべき自身の役割とは?等と、改めて考え直す事が出来た貴重な機会となりました。

 

研修の中で、ある高齢者施設ご利用者の「つぶやき」というテーマの内容を紹介されました。

施設に入所されている利用者の思いに溢れた内容でした。

 

「ここの暮らしを始めて随分経ちました。1日がとても長く感じます。

 

活動で作った作品を壁に貼られるのは本当は恥ずかしい。だって下手くそだから。それよりもお花を生けてみたい。

 

着替えは沢山持ってきたのだけれど、着替える事はあまりありません。ご飯を食べる時にはお着替えをしたい。だって皆さんの前に出るのだから。

 

テレビの音は聞こえるけれど、私の席からは何も見えません。

 

好きだったお料理もまたしてみたい。

 

一度でいいから一人でゆっくりお風呂に入ってみたい。」

 

等といった内容のものでした。

 

利用者の立場になって考えること、子ども達の思いに寄り添うこと、スケジュールやプログラム優位の支援になってないか?、おひさまで大切にしている「意思決定」について再確認する事になった時間となりました。

 

私達職員は、子ども達の思いを受け入れ発信していく為のお手伝いをしながらも、子ども達が将来的に集団や社会の中で生きていく力をつけていく為の支援を行う使命も担っています。

 

これからも、子ども達の成長の為に自身のスキルアップや自己研鑽に努めながらより良い支援が出来るように努力していきたいと思っています✨️

 

児童発達支援センターおひさま 田代(吏)

嬉しかった出来事

2024/07/29

 

梅雨も明け暑い日が続きますね。外と室内の温度差や熱中症など体調に気を付けてお過ごしください

 

夏休みに入り、平日はなかなか利用出来なかった子も来てくれることが増えました。ある1人の子は、おひさまでは、面倒そうな様子が見られたり「だるい」と言うような言葉も見られます。そのような姿が見られるため、おひさまあまり楽しくないのかと思っていましたが、ある日保護者の方とお話をした時に、おひさまを楽しみにしていることや迎えを待つ時に「おひさままだかな」と言っているというお話を聞きました。本人の様子からはなかなか伝わらないので、そのお話を聞いた時にはとても嬉しかったです。その子は、口では強い口調や面倒そうなことを言いながらも言っていることは正しかったり活動はルールを守って参加したり他の子にさり気なく優しくしたり、とても良いところがたくさん見られます。ただ、伝え方で伝わらないこともたくさんあるので、私たちは、良いところをたくさん認め気付き、その良いところを引き出せるようにしていくことが大切だと感じました。これからも楽しんで来れるようまた、成長できるよう支援していきたいと改めて思った出来事でした。

 

放課後等デイサービス おひさま 髙本

夏休み

2024/07/26

今年も夏休みが始まりました!

入所の子どもたちはとてもウキウキしており、学園の夏休みのイベントをとても楽しみにしています。子どもたちは普段学校に行っている為、日中を一緒に過ごすことがあまりありませんでしたが、夏休みなので、子どもたちが楽しく過ごしてもらえるようにたくさんの思い出をいっぱい作っていきたいと思います!

夏休み1日目は学園のプールで楽しく遊んでおり「プール入ってきたよ」と言ってとても嬉しそうにしていました。これからもたくさんのイベントが待っているので子どもたちと一緒に楽しみながら過ごしていきたいと思います!!

入所部 白井

夏休みの宿題

2024/07/24

 毎日暑い日が続き、夏の気温に体が追い付いていないのは私だけでしょうか。私が子どもの頃の夏は、最高気温が30度を超えるか超えないかだった気がするのですが、今では午前中に30度を超えることも珍しくありません。「朝10時までの涼しい時間に勉強をしましょう」と言われていましたが、今年の夏は涼しい時間帯がないような気がします。

 大人になって夏休みの宿題からは解放されましたが、この時期の私には庭の草むしりという課題があります。猛暑続きで本当に億劫ですが、放置するわけにもいかず、毎年頭を悩ませています。早起きしてやるぞ!と意気込みはありますが、早起きは苦手で始める時間は太陽がすでにジリジリしています。そこで、日没前に草むしりをすることにしました。虫よけ対策は必須ですが、暗くなったら終わりに出来るので、ついやり過ぎて体調を崩す、なんてこともありません。

 私たちは生活の中で思い通りにならないことがたくさんあり、ついイライラしてしまいます。夏だから暑いのは当然で、私が努力しても気温は変えられませんが、少し見方を変えて、自分で調整できる事や努力すれば改善できることに着目すると、折り合いがつくかもしれません。草取りも宿題も1日やれば終わりではありませんが、ため込んで大変なことにならないように、少しずつ取り組んでいければと思っています。

 

相談支援センターいちばん星 太田黒

お手紙

2024/07/22

 中学生のМちゃんが先月誕生日だったわたしに手紙とプレゼントをくれました。Ⅿちゃんからの手紙の中に「山本さんとはたくさん思い出があって“買い物をした”とかでは無くて、お話し・遊んだとかの小さな思い出が沢山あります」という言葉があって、特別な何かがあった日ではなく、何気ない日常を思い出として捉えてくれていることにとても感動したのと同時にびっくりしました。当たり前のように過ぎてゆく日常の時間が、大切な思い出であると感じられることは誰にでもできることではなく、素敵な感性だと思います。中学生でそのような捉え方が出来ること、またそれを言語化出来る事がすごいなと感じました。子ども達から貰った温かい言葉をお守りにして今後も日々の支援に取り組んでいきたいです。

入所部 山本

七夕のケーキと夏休み

2024/07/19

 毎年、7月7日の七夕にあわせて東京エレクトロン九州株式会社様より若草児童学園の子ども達に七夕ケーキをいただきます。

とてもかわいいデコレーションケーキで、みんな毎年楽しみにしています。

一昨年までは新型コロナウイルスの影響でケーキのみいただいていましたが、昨年からは一緒に写真撮影をしたり、直接お礼の言葉をお伝えする事ができるようになりました。

お見送りの際も、子ども達は「またきてね」「早くきてね」と、来年が待ち遠しい様子でした。

 

 

 

 明日から夏休みが始まります。若草児童学園でも夏休みを楽しく過ごして欲しいという願いから、いろいろな行事を計画しています。

 ケガや事故のない、思い出に残る夏休みになって欲しいなと思います。

                                                            

                                                                                                                         入所部 総務 宇都宮

「安全に遊ぶために大切なこと」

2024/07/17

暑い日が続き、プールや水遊びが楽しい季節となりましたね✨

今年度も児童発達支援事業では、プールや水遊びを予定しております。

みんなが大好きな水遊びを安全に行うために私たち職員は、毎年水遊びや夏休みが始まる前に救急法を受講し、緊急時に備えています☺

AEDの場所や救命措置の方法など改めて確認する機会となっています🍀

「毎年受講しているから」「今まで事故がなかったから」と思わず、職員間でのやり取りや緊急時の冷静な対応が出来るよう、日頃から意識をすることも、とても大切です。

救急法は、毎年「命の大切さ」「楽しく、安全に遊ぶことの大切さ」を確認するいい時間となっています。

毎年、水に関する事故が必ずあります。

楽しい季節が悲しい季節とならないよう、救急法で学んだことを忘れずに子どもたちと楽しい時間にしていきたいと思います🌼

 

児童発達支援センターおひさま 服部

七夕

2024/07/12

今日は、7月12日デコレーションケーキの日です。学園には、毎年七夕の日にデコレーションケーキが届きます。

色んなフルーツ、織姫と彦星、天の川をチョコレートで飾ってあり、とっても大きいケーキです。

 

毎年子ども達と職員は、箱を開けるのが楽しみです。子ども達が卒園し、学園の行事食を思い出す時もきっと、デコレーションケーキを思い出すことでしょう。

 

 

先日の七夕のメニューは、サラダちらし寿司、ソーメンと卵とうふのすまし汁、魚のすり身揚げ、七夕ゼリーでした。

入所部 村上

「知ること」から始めてみよう!

2024/07/10

今年度が始まり、あっという間に3ヶ月が経ち、もうすぐ子どもたちにとっては楽しみな夏休みがやってきますね!我が家の小学一年生の息子も初めての夏休みにワクワクしています🌻

 

さて、今年度より菊池圏域の療育に関する会議等に出席させて頂くことが増え、新たな学びの機会を頂いています。これまでも自分なりに制度のしくみや報酬について、地域の社会資源などの情報などを得ていたつもりではありますが、まだまだ知らないことが多く、勉強不足を痛感しております。

 

先日、大津町の療育事業所を対象に専門職の交流会を開催しました。

初めてお会いする方も多い中、以前同じ職場で働いていた方との再会もあり、地域の中でのつながりを感じました。

交流会では各事業所の取り組みや現状、悩んでいることや工夫していることなどの情報交換をすることができました。まだまだ、緊張感のある会ではありましたが、今後もこのような機会を設け、関係作りをしていきたいと思います。

コミュニケーションや連携を図っていく上で、「知らない」ということがハードルを上げているのだろうと改めて感じました。「知っている」、「お話したことがある」という顔の見える関係を作ることで、コミュニケーションがとりやすくなるだけでなく、より質の高いものにもなっていくのだと思います。

まずは、地域の中で「どこにどんな職員さんがいるのか」、「ここの事業所はこんな強みを持っている」などお互いのことを知り、情報を共有したり、悩みを相談することで、参考にできることを取り入れながら、お互いそれぞれの事業所の強みを活かしながら、地域の療育の質の向上を図っていけたらと思います。ひとりの力、ひとつの事業所でできることには限りがあるかもしれませんが、お互いを支え、力を合わせることで可能性は広がると思います。決して、簡単なことではなく、時間もかかると思いますが・・・。

その一歩として「まずは知ることから始めてみよう!」と人見知りな自分自身を奮起させています!

 

日々、私たちの生活を取り巻く環境は変化していきます。その時代や社会の流れに応じて、「私たちに求められていることは何なのか?」、「今、私たちにできることは?」、「何か工夫することでできることはないか?」などと常に見つめ直しながら、限られた子どもたちの成長の時期に有意義な時間が過ごせるように向き合っていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤朱加

「伝え方の工夫」

2024/07/07

 

梅雨明けが待ち遠しい日々ですが、いかがお過ごしでしょうか?

4月より育休から復帰しました、東と申します。

長い期間職場を離れていたことで、復帰が近づくと不安でいっぱいでしたが、明るく迎えてくださった職場の先生方や、元気いっぱいな子どもたちのおかげで充実した日々を送らせてもらっています。

そして何より、初めての保育園生活で慣れない環境の中、息子も頑張っているかと思うと、より一層私も前向きになれています。

 

おもちクラスで活動を行う中で、活動の内容を説明する際にも、口頭で説明すると伝わる子や、絵にかいて説明すると理解できる子、実際に目の前でやってみせるとより理解が進む子など、一人一人捉え方も違います。日々、どう説明したら伝わりやすいか職員同士で相談し合いながら考えています。

そんな中、伝わって嬉しかった出来事がありました。普段から、歯磨きが苦手なA君、その日も歯磨きの時間になりますが、なかなか気が向かず、「ダメ」「行かない」と言う姿が見られていました。そこで、エプロンシアターを持ってきて、ばい菌や虫歯を見せながら「ご飯食べた後に歯を磨かなかったら歯がこんな風になるよ」と声を掛けると、「はっ!」としてすぐに歯磨きに行ってくれました。どうして歯を磨かないといけないのか伝わったんだと感じ、私も嬉しく思いました。「歯磨き出来てえらかったね、これでばい菌さんいなくなったね」とたくさん褒めると、次の日も歯磨きに行ってくれました。

 

一人一人への伝え方を工夫する事で、自分で出来る力を伸ばすことが出来ると改めて感じた為、日々の活動の中で子どもを観察し、伝え方を工夫していきたいと思います。

 

通所部 東

経験して学ぶ

2024/07/05

雨の多かった日が続き、やっと晴れる日が多くなってきました。まだまだ、蒸し暑い日が続きます。おひさまに来ている子ども達も暑さでどんよりしている子どももいますが、活動が始まるとしっかりと参加してくれています。今回は調理プログラムでのKくんの事を書きたいと思います。

Kくんは週に4日利用します。
月曜日の活動では砂糖やホットケーキミックス等、机の上に置いてある物を見つけ、隙があればひっくり返したりして遊んでいましたが、カップケーキを職員と一緒に作り、おいしそうに食べていました。次の日も同じような行動がみられたので、様子を見ているとKくんは材料を触りはしますが、ひっくり返したりすることはありませんでした。調理を経験したことで、前日にひっくり返した物がおいしいお菓子になるということが分かったようです。経験するということは大切な事だなと勉強になりました。
子どもは経験をすることによって成長していきます。今後の活動でも子どもたちが経験したことがないような活動をたくさん取り入れることにより、色々な経験を積んでもらいたいと思います。
 
 
放課後等デイサービスおひさま 緒方

7月がスタートしました☔🎐

2024/07/03

7月がスタートし、2024年ももう折り返しになること、今年度を迎えて3ヶ月が過ぎたことに驚きを隠せません😳💦

 

4月に通所部から入所部に異動となり、新鮮な気持ちで臨むも新しい環境に心と身体が追いつかず戸惑うこともありました。

 

そのような中、元気いっぱいのこどもたちや尊敬する職員の方々に教わり、支えられながら充実した日々を過ごすことができており、日々感謝の気持ちでいっぱいです。

 

先日、夕食までの余暇時間に小中学生数名で折り紙をして遊びました。思い思いに自分の好きなものを折ったり、教え合って作ったりしながら、風船やハート、チューリップ、好きなキャラクター等可愛らしい作品がたくさん出来上がりました。そのような中、普段は職員と過ごすことが多いAくん。友達と一緒に過ごす楽しさを感じたのでしょう。「学園楽しい✨」「明日も一緒にしようね😊」と満面の笑みで声を高らかに話していました😊嬉しそうなAくんにこちらもとても嬉しくなりました。こどもたちにとって居心地の良い環境調整や関係作りに努めていきたい!と改めて感じた出来事でした✨

 

こどもたちの成長に携わらせていただき、日々学ぶことや感じること、考えさせられることが多くあります。例えば、起床〜就寝までの生活のスケジュールがありますが、40人いれば40通りのスケジュールやルーティン等があること。こどもひとりひとりの考え方や感じ方を知り、そのこどもの強みを引き出しながら生活支援・自立支援に繋げられるよう一日一日を大切にしていきたいと思います🍀

入所部 守田