春は、別れと出会いの季節ですね…
おひさまでも、療育を卒業する子ども達を見送る季節です。
つい先日、中学3年生の男の子(Sくん)が、最後の利用日に挨拶をしに来てくれました。
彼は、小学校6年生の時から療育を開始しましたが、おひさまに来るのが嫌で、
学校にお迎えに行くと、いつも走って家まで帰っていました…。
自宅に迎えに行って、玄関先で話しを繰り返す日々を共に過ごして来ました。
中学生になり、環境も変わって得意な陸上に力を入れ、色んなことに自信をつけたこともあり、
笑顔でおひさまに来れるようになりました。
最近は、私も直接関わる時間も減ってきましたが、来所時や帰宅時に、事務所に立ち寄って
挨拶していってくれる姿に成長を感じながら見送っていました。
利用最後の日、笑顔で帰っていく後ろ姿がとても大きく、頼もしく見え、
これまでの彼との関わりを振り返って、感動したと同時に、
この仕事にやりがいを感じた瞬間でした。
また、小学3年生の男の子(Jくん)も児童発達支援(保育園生)の頃から療育に通って
頑張って来ました。何度も療育を卒業しようか…とお母さんと一緒に悩み
「小学校3年生の療育キャンプまで頑張ってから卒業する!」と決めて、
今年の一年間は、頑張っていました。
昨年の8月の療育キャンプも無事に行くことが出来、Jくんもこの3月をもって卒業です。
この他にもたくさんの子ども達が卒業していきます。
これから皆に会えなくなるのは、淋しいですが……。゚(゚´Д`゚)゚。
私たちは、子ども達を地域に送り出していくのが役目です !!!!
私たちは、子ども達の応援団として、これからも子ども達の頑張る力を信じて、見守っていきたいと思います。
これからも卒業していく皆のことを応援しています !!!! p(´▽`o)ノ゙ ファイト~♪
そして、4月からは皆それぞれに新しい生活が始まります!
私たちも、新しい子ども達との出会いも待っています。
初めてのこと、新しいことにチャレンジするのは、怖くて不安でたまりません。(私も苦手です…)
しかし、チャレンジするということは、その子にとっての可能性(得意なこと)を
見つけるチャンスでもあります。
これからも、子ども達が安心してチャレンジ出来るよう……寄り添って、手をとって…
一緒に悩んで考えて…
一歩一歩一緒に進んでいきたいと思います。
児童発達支援センターおひさま 河瀨