若草学園の実践ブログblog

インクルーシブ教育と療育・発達支援の役割

2022/07/04

コロナ禍の生活の中でも有意義に過ごしたいと思い、本を読んだり資格試験にチャレンジしたりしてみました。「たっぷり使える時間を有意義に使わないともったいない」と思うところに自分の貧乏性な性格が表れているなと思います。「家族との時間も大切、主婦としての時間も楽しみたい」と今後の自分の生活についても考える時間が持てました。
読んだ本の中の療育・発達支援の目的とする言葉に共感しました。療育・発達支援とは、その子どもが「普通の子ども」に近づくためではなく、その子どもがその子どもらしく、持っている力を環境の中で活かし、でき得る限り地域で当たり前の生活を営み、楽しい毎日を送るものではないか。ということでした。
「教育において第一になすべきことは道徳を教えることではなく、人生が楽しいということを体に覚え込ませてやることなのである」(哲学者 永井均)
「生きる理由がうまく見つけられない人に人生が生きるに値するものだと納得させるのは難しい。生きることは楽しいという肯定感が底にないと、自分の人生をしかと肯定できない」(哲学者 鷲田清一)
社会に生きることの意味や自己の価値が感じにくくなっている昨今、子どもに対する療育・発達支援のなすべきことは、「自分と自分の人生に対する肯定感」を築くための土台つくりをサポートすることであると思いました。
「インクルーシブ」について考える機会もありました。「インクルーシブ」とは日本語にすると「包み込むような/包摂的な」となります。インクルーシブはソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)という言葉から来ており、これは「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合う」という社会政策の理念を表しています。
「インクルーシブ教育とは、障がいのある子も無い子も共に学び共に育つことが出来るようにしよう、最初から分けずに包み込もう」という概念であり、療育事業所は療育・発達支援の専門機関として、その機能を活かし、所属する集団での子どもの過ごし方をより意識した療育・発達支援を行うことが求められています。それは、実際の保育園、幼稚園、学校の場での有効な発達支援について保育者や先生と一緒に悩んだり、喜んだりしながら、具体的な方法を模索することが大切となります。
 これからも学びを継続して保護者や保育者と子どもの不安や葛藤に寄り添う頼れる存在となれるよう努力したいと思います。

放課後等デイサービスおひさまぷらす  吉田広子

「頑張る?がんばれ?」

2022/07/01

もう梅雨が明けてしまいました。

毎年この時期には、「じめじめしていやだね~」と言っていた会話も今年は、「暑い!」という表情、合言葉が子ども達から返ってきます。

早くも熱中症気味で頭痛や発熱の訴えもあり、熱中症対策を平年より早めて実行している所です。

 

夏休みまであと少しというところですが、「必死」という表現がぴったりで頑張っている高校生がいます。自分の行動特性と闘いながら、学校へ行きたい、入院したくないという思いでなんとか自分の気持ちをコントロールし、気持ちが途切れない様に、日々反省したり、自分をほめたり、時には爆発したりしながら公共交通機関を利用して登校しています。

気持ちが爆発し暴れてしまった後は、深く反省し「もうしない」と口にしています。

 

しかし、ある日、体が悲鳴を上げてしまい動けなくなってしまいました。毎日、彼女を応援したり、

頑張りを見守ってきた周りの私達大人は、彼女の限界のサインを見落としてしまっていたのではなかったのか?と反省しました。

頑張りに寄り添い、後押しするのも大事な関わりですが、止める判断・勇気も大事な寄り添い方であることも職員みんなで改めて認識し、今後の支援に繋げていこうと思いました。

そして、みんなで暑い夏を笑って乗り越えたいと思います。

 

入所部 山下

                       

 

『ペアレント・プログラム』

2022/06/30

相談支援センターいちばん星の事業の一つに、ペアレント・プログラムがあります。

今年度も、春の講座(令和4年5月~7月迄)を開催しています。

2週間毎に集まり、今回4回目を終えたところです。

 

今回のメンバーは、お母さんが7名、お父さんが2名参加されています。

保護者の皆さんの家庭での子どもとの関わりの様子が分かり、「うんうん!」「分かる~!!」と、育児の大変さを分かり合える時間にもなっています。

 

この講座では、大人側の心の理解と子どもの行動の理解が同時進行で進んでいきます。

先ずは、大人の感情を切り離し、「行動で見ること」に焦点を当てるため、とてもシンプルに子どものことを見れるようになります。

そして、回を重ねるごとに、発達段階にいる子ども達が、本当は「努力している」「頑張っている」ことが見えてきます。

 

子ども達は、無駄なことをしている訳でもなく、お母さんを困らせようと思っている訳でもなく、不器用ながらも、子どもなりに頑張っていること、成長していることが分かります。

子どもが1年生なら、お父さんもお母さんも、父親1年生、母親1年生です。

子どもを叱りたくて怒鳴っている訳ではなく、不器用ながらも、子育てを一生懸命頑張っていることと同じなんだな・・・と感じます。

 

講座の裏では、託児を行い、子ども達が6人、九州看護福祉大学の学生ボランティアさんも、毎回4人~6名、参加してくれています。子ども達は、大学生のお姉さん達と遊べることをとても楽しみにしているようで、バルーンアートやお絵かき、ゲーム等、毎回賑やかで大好評の会となっています。

 

毎回、色々な人との出逢いの場となっているペア・プロも、6年目となりました。

子どもは、大人との関係性の中で育っていくことから、お母さんが元気でいること、笑顔でいることが、子どもにとって一番の心の栄養であり、安心感なのだと実感しています。

お母さん達が笑顔で帰っていく姿を見ると、私も嬉しくなります。

今後も、一人一人の出逢いを大切に紡いでいきたいと思います。

 

秋の講座は、8月27日(土)に説明会を行い、9月からスタートします。(9月~11月迄)

また、新しい出逢いが待っていると思うと、ワクワクしてきます。

どうぞ、お気軽に参加してくださいね(^^)/お待ちしています!!

相談支援センターいちばん星 

伊豆野良栄

『子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2022/06/28

   社会福祉法人白川園では、地域貢献事業として「子どもの発達セミナー」を開催致します。

   ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    

Zoomでの視聴も可能です。お気軽にお問い合わせ下さい。

初回は8月6日に開催します。

 

・日 時:令和4年8月6日(土)14時~15時半

・講 師:児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤 朱加 先生

・演 題:「子どもの食事について、気になっている事はありませんか?」

      ~食べ方、嚥下、食についてのQ&A~

・場 所:若草児童学園楽園プラザ(会場参加20名)

・Zoom :先着限定100台  

・参加費:無料

 

※定員になり次第締め切らせて頂きます。

※Zoom視聴を希望される方は、パスワードをお知らせしますのでお問い合わせ下さい。

※託児をご希望の方は、事前のお申し込みをお願いします。

 

【お申し込み・お問い合わせ】

相談支援センターいちばん星 096-284-4141 

メール 4141ichibanboshi@gmail.com

①お名前 ②お電話番号 ③視聴方法(会場又はZoom)④託児希望の有無

⑤その他ご質問等を記入の上お申し込みください。

「楽しみができた!」

2022/06/27

梅雨真っ只中、一際存在感を魅せ付け彩り咲く紫陽花。

我が家の紫陽花も昨年より更に塀を超え、目一杯背伸びして賑やかに咲いてくれたので、お散歩されるご婦人が「あの紫陽花珍しいですね。種類は何ですか?」と2件隣のおばあさまにお尋ねされたようで、先日お会いした際そのお尋ねがありました。

「数年前に鉢で頂いたもので、紫陽花の種類までは…」と恥ずかしいながらお応えしたのですが、気になってパソコンを開き検索すること、紫陽花の種類ってなんと2千種以上もあるんですね。これは分からない。恐らくお店側も種類までは知ってて売られてないでしょうと勝手に予測しながら画像に釘付けになった。まあ~それはそれは出てくる紫陽花の鮮やかで奇麗なこと。

もちろん見たことのないモノばかり…。

実物を拝見した~いと思う最中画面をアップして「きれ~か~」。

そんな中、島根県の紫陽花に注目が集まっているという「幻のアジサイ」を見つけた。

銀河 万華鏡 等々 新品種がたくさんあり過ぎて目移りするばかり。

人気の裏には生産者の少ない島根の農家さんが全国で戦うための地道な努力が実って

咲いたそうで、県が一緒になって開発に取り組んでおられたようです。すばらしい!

拙い表現力で画像に写された紫陽花の姿を現するのは大変失礼にあたるので、あえて現さず興味があられる方はネットでどうぞご覧ください。

よし!これでまた一つ楽しみができた。いつか梅雨時期に島根に足を運ぼう!!

ついでに鳥取砂丘にも寄って(^^♪

結局、我が家の紫陽花の種類は分からず「あじさい」ということで画面締めへと。

 

 少々前置きが長すぎましたが、改めまして、私クレメンツ由美は生活支援員として入所棟でただただ子ども達とワイワイ楽しく戯れさせていただいておりましたが、5月からお粗末ながら看護師として勤務させていただくことになりました。忘れかけていた、いや忘れていた緊張感とあらゆる感を呼び戻すのに相当時間がかかりそうで皆様に大変ご迷惑をお掛け致しますが、皆様のご指導を頂きながら日々精進してので何卒宜しくお願い申し上げます。

 

また、改めて子ども達とは、「自分は大切にされている、されていた」と一瞬でも実感してもらえるよう温かい心の通いを感じながら楽しく過ごしていきたいと思います。子ども達の成長をこれからも見守れることが楽しみです。

 

どうぞこれからもよろしくお願い申し上げます。  

        入所部 看護師 クレメンツ由美

 

よろしくお願いします😊

2022/06/24

初めまして!今年度より児童発達支援センターおひさまに入職しました、福守将凡と言います!

今こうして、療育に関わらせていただく前は飲食業で調理の仕事をしていました。

3月半ばより研修生として、4月より保育士として、療育に関わらせていただいていますが、
子どもとの関わり方が分からず毎日、試行錯誤の日々を送っています。
 
飲食業の時は、食材の切りつけ、味付け、盛り付けまで、自分一人で完結しますが、療育はそうはいきません。
学生時代の実習や学習を通し、分かっているつもりでしたが改めて子どもと関わる中で、関わり方の難しさを痛感しています。
 
毎日子どもたちは、こんな自分のことを「まさ先生!」と笑顔で呼んでくれて色々と話しかけてきてくれます。
子ども達の話を聞いたり、一緒に活動をすることを今はとても楽しんでいます。
少しでも早く、胸を張って、子どもたちの力になれるよう支援していきたいと思います✨
 
そして、子どもたちの未来がその子にとって少しでもいいものに導けるよう努力していきたいと思います。
 
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 福守

「行ってきます。」「行ってらっしゃい。」

2022/06/23

はじめまして。今年4月におひさまに入職いたしました緑と申します。よろしくお願い致します。

 

5年間療育の世界から離れ、40台も半ば、再び療育の世界に飛び込むことにたくさんの不安を抱えながらおひさまの玄関をくぐったことを昨日今日の事のように思い出します。職場の皆さんにご迷惑を掛けないか、子どもたちに嫌われたらどうしようなど、ドキドキしながら現場に入った時に、子どもたちや職員の方々からの優しい声掛けで「自分はここで頑張るんだ。」と心に決めてから、もう3ヶ月が経ちました。子どもたちの成長する姿に驚きながらも、自分も子どもたちのために何が出来るかなと毎日考えるのが楽しみになっています。

 

現場に立って2,3日ごろでしょうか。教室から移動するときに、つい「行ってきます!」と元気に声をかけた事がありまして、その時に職員より「行ってらっしゃい!」と元気に言葉を返して頂いた事がありました。現場の何気ない一言ですが、その瞬間、これでいいんだという気持ちと、今日も頑張ろうという気持ちにさせてくれました。

 

皆さんも学校に行くとき、職場に行くとき、つい不安になったりすることないですか?そんな時、お互いに頑張ろうと声を掛け合う事って、背中を押してくれるような気持ちにしてくれる様に思います。まだまだ未熟なところが多く、先輩方に教えてもらう事ばかりですが、元気な声だけは負けないようにしながら、これからも子ども達と全力で関わっていきたいと思います。

 

通所部 放課後等デイサービスおひさま 緑

前向きに

2022/06/23

梅雨に入り、夏が近づいて天気がころころ変わっていくので天気が予測できないな~と思いながら過ごしている今日この頃です。

私は、雨女なので、梅雨でなくても出かける日に限って雨が降るので極力傘を持って出かけています。傘を忘れて雨に降られてしまうこともありますが、笑い話になるからいいやという気持ちで前向きに捉えるようにしています。

 

4月からおひさまに入職し、3か月が経とうとしています。おひさまで働いていく中で何事も前向きに考えることが大事だと改めて気づきました。私は、もともと前向きな人間ではなかったのですが、ある時そのままだとダメになってしまうと気づき、前向きに考えるように意識し、行動することで少し変わることが出来ました。しかし、もう少し早い段階で前向きに考えることが出来ていたら…。と思ったりします。

おひさまで関わっている子どもたちは、周りと違うことで叱られたり、周りと比べてしまったりすることが多いかもしれません。そうなると後ろ向きになりやすいように思います。そうならないためにおひさまに来ている子どもたちには、出来るだけ前向きな言葉を使い、接していきたいと思っています。誰かにプラスになるような言葉を意識して使うことが今までなかったので、まだまだな部分が多いとは思いますが、自分自身の全力を日々尽くしながら関わっていきたいと思います。

また、子ども達から前向きな言葉や行動をもらうこと、気付かされることもたくさんあります。

子ども達には、大人にはないパワーがあると思います。大人にはできなくて、子どもにはできることもたくさんあると思います。これから働いていく中で自分にはない子ども達の良いところを見つけていきたいと思います。そして、自分が正しいと思い込まずに子どもと対等に向き合い、周りの先生方や子ども達から学びながら人としても成長していきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 田代あ

「成長」

2022/06/21

若草児童学園の入所部で働かせてもらうようになって、約3ヶ月経ちました。今までに感じたことの無い感情になる事も多く、毎日新鮮な気持ちで子ども達と接しています。

先日、外遊びをする際に、いつも対応に困っているY君が小さい子の手を引っ張って外に一緒に行く姿を見て、お兄さんになったなと感じる瞬間がありました。他にも成長したなと感じる子どもは沢山いて、たった三ヶ月ほどしかたっていないのに子どもの成長は早いなと思います。

まだまだ不慣れな部分もたくさんありますが、子どもたちに負けないくらい成長出来るように周りの先生方からヒントをもらいながら、子どもとの関わり方を模索して頑張ります!

入所部 中矢

環境の変化と切り替え✨

2022/06/20

新年度になり、早3ヶ月が経とうとしています。

私事ですが、これまでパートタイマーとして勤務させて頂いておりましたが、4月より、フルタイムへ勤務時間を変更させて頂きました😊

 

これまでは、ほぼ現場一筋!といった働き方から一転、新たなお仕事を担当させて頂く事になった中で、これまで見えなかった時間に先生方の沢山の努力やどれだけのご苦労があった事だろうかとしみじみ感じながら感謝の思いを改めて感じている今日このごろです✨

また、「あずきクラス」から「おもちクラス」へ異動になり、子ども達への関わりにおいて、また違った難しさや、就学を見据えながら、子ども達の為にやるべき事への責任感も強く感じています。

更に「親子クラス」を担当させて頂く事になり、どちらのクラスにも関わっている自分が、互いのクラスの情報伝達・共有が出来るような橋渡し的存在として、子ども達の成長の為に尽力出来るように努力していきたいと思っています。

 

お仕事時間が長くなった事で、個人的な事ですが家庭時間も前より短くなりましたが、仕事モードから家庭モードへ、家庭モードから更に細かく属している人間関係等、日常的に場面の切りかえを頻繁に行わなければならない世の中です。

切り替えにはエネルギーが必要です。それが多いほど疲れてきますよね。

環境の変化や、切り替えが苦手な子ども達は、本当に大変だと思いますが、この、変化の目まぐるしい時代を少しでも生きやすいように、子ども達と一緒に変化を乗り越えていけるように、これからも出来れば楽しく!一緒に頑張っていきたいと思います🍀

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 田代(吏)

「先輩職員からの言葉」

2022/06/18

はじめまして。四月から若草学園に入職致しました、小﨑天と申します。私は、介護資格を持っており、他の人と比べると知識が浅い部分があります。その為、子ども達の関わり方は合っているのか、間違った援助をしていないか不安になり押しつぶれそうな気持ちになる事が多々あります。その時に、先輩職員から「他の職員の行動を見てごらん。皆違う援助をしているけど子ども達はいつも通りだよ。小﨑さんなりの援助をしてごらん。良いか悪いかは子ども達の顔を見て下さい。」と言われ、心の中にあったモヤモヤが無くなりとても心が軽くなりました。それから、他の職員を見て真似をしたり、自分なりの援助をして子ども達と関わっていき、知識も段々と増え、子ども達の笑顔も増えたことが何よりも嬉しかったです。

これからも、色々な壁にぶつかると思いますが、周りを見たり・子ども達の笑顔や成長を見て“やりがい”に変え、自分自身成長していきたいと思います。宜しくお願いします。

入所部 小﨑

「はじめまして」

2022/06/16

今年4月から入職致しました、中島美南と申します。宜しくお願いします。

4月から入職して、段々仕事や援助にも慣れてきた頃です。子ども達も私に慣れてくれて、

「中島さん!」と声を掛けてくれることが多くなりました。

最初は、色んな特性がある子もいるので焦る事、対応に困る事が多くありましたが、

理解し援助につなげることが出来るようになってきました。

入職した後は分からない事が多く、戸惑っていたところ女子班のAちゃんが「こうやるんだよ!」

と教えてくれて、こどもたちの優しさに触れ、とても嬉しかったです!

 

まだまだ未熟な所が多く、分からない事だらけですがこれからも全力で関わり、

学んでいきたいと思います。

入所部 中島

みんなと一緒に

2022/06/15

6月も半ばに入り、夏が近づいてきていますね。

梅雨にも入り始め、ジメジメと暑い日が続きそうですが、室内でリラックスする方法や楽しいことを見つけ天気に負けず元気に過ごしていきたいと思います!✨✨

 

4月からおひさまに入職して2ヶ月程経ちました。緊張と不安と少しの楽しみを感じながら出勤したことを思い出します。まだまだ慣れないことも多いですが、子どもたちと関わり、みんなの楽しそうな表情や真剣に取り組んでいる姿を見て、こちらも自然と笑顔になったり「頑張ろう!」という気持ちになります。

子ども達の周りに与える力はすごいなぁと感じる今日この頃です。

また、4月には出来なかったことが2ヶ月の間で出来るようになっていることも多く、「出来るようになったんだ!」ということや「できない」と言っていても”一緒にやってみよう”といった声かけで出来ないことにも1回でも挑戦する姿を見せてくれ、日々感動させてもらっています。私もこの2ヶ月で感情豊かになっている気がします😊

 子どもたちの「出来るようになって嬉しい!」「挑戦しよう!」「楽しい!」という肯定的な気持ちややる気を持ってもらえるような声かけや関わりをしてき、また、私自身も子どもたちと一緒に喜んだり楽しんだり、時には悔しがったりして一緒に成長していきたいと思っています。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 髙本

「こんにちは」

2022/06/14

こんにちは。入所部職員に仲間入りし3ヶ月が経ちました。

入所の子供達、職員さんの親しみやすい雰囲気に、緊張もすぐに和らぐことが出来ました。

 

日々色々なハプニングもありますが、職員を子供が助けてくれる場面も多く、感謝する毎日です。職員のお願いはきいてもらえなくても、周りの子供には素直に応じてくれたり・・・。兄弟姉妹のような安心感があるのでしょうね。微笑ましい毎日です。

 

一日一日をゆっくり子供達と笑って過ごせればと思います。

宜しくお願いします。                  

入所部  中道

2代目ひよこちゃん

2022/06/13

昨年仕事を始めた時に仕事場の鍵に付け始めた

ライオンのキーホルダーが

ちょうど2年目が始まった頃に

プチッとちぎれました。

1年間の役目を終えたかのようにいい時期に切れたので、

これは替え時だと思い、

新しいキーホルダーを付けました。

 

2代目に選んだのは

たまごの中にひよこちゃんが入っているキーホルダーです。

小さい子ウケする物をと思い選びましたが、

想像以上に小さい子のひよこちゃんへの食いつきが良いので

子どもの気分の切り替えが難しい時等に手伝ってもらっています。

 

I君もひよこちゃんがお気に入りなようで、

ある時は、自分の毛布の所にひよこちゃんを連れて行って

寝かせようとしたり、

またある時は、たまごの中に紙くずも一緒に入れようとするので

「何で紙くずを入れているの?」と尋ねると

「ひよこちゃんのおやつ(^^)」と答えるI君。

あまりにも可愛らしい発想に癒されました。

 

子どもとの関わりの中で

ついつい心の中に余裕が無くなってしまう時もありますが、

日々の生活の中で子ども達の

すてきなところ、可愛らしいところ、愛おしいところを

かき集めて、支援をする時の心の余裕に繋げていきたいと思います。

 

 

入所部 山本

 

大切な時間

2022/06/10

私が放課後等デイサービスおひさまぷらすに異動してからはや2ヶ月が経ちました。

2ヶ月前までは子どもたちと仲良くできるのかどうかと不安しかなく、とっても緊張していました。

ですが、おひさまの職員の皆さまが子どもたちの支援の仕方や関わり方を丁寧に教えてくださったことで、子どもたちとの交流がとても楽しくなりました。子どもたちが学校での出来事を教えてくれたりする事が私にとって楽しみな時間にもなり、毎日子どもたちと色々な会話をしたいと思うようになりました!✨

子どもたちの運動会も終わり、子どもたちから「先生〜今日運動会で1位取ったよ!」っと教えてくれて『頑張ったね!すごいじゃん!』と言うと「先生にも見て欲しかった」って言ってくれる子どもいてとても嬉しい気持ちになりました!☺️

中には 「今日1位取れなかったから悔しい」と言って悔しい気持ちを伝えてくれる子どももいたり、「明日の本番では絶対勝つ」と言って私は『がんばってね応援してるよ!!』と言うと「はい!頑張ります」と言ってくれる子どももいました。悔しい気持ちを教えてくれる子どもいて、毎日色々な話しを子どもたちが話してくれるので、送迎の時に今日はどんな内容の話しができるのかと楽しみに毎日とてもウキウキしながら子どもたちのお迎えに行っています!!

これからも子どもたちとたくさんの交流をし、子どもたちが楽しく過ごしてもらえるように支援していきます!

児童発達支援センターおひさま おひさまぷらす  白井

「やる気スイッチ」

2022/06/09

雨の多い季節が近づいてきました。天気が悪いと、片付けなどの家事をする気がなくなってしまうのは、私だけでしょうか?

 

先日テスト勉強中の娘に、「やる気が出ない!やる気スイッチ押して!」と頼まれました。とりあえず、パーマンのコピーロボットのように鼻を押してみましたが、違ったようです。じゃあ、どこ??

正解は、「ガンバレ!!」の声援でした。応援団張りの声援を送ると娘は大爆笑。無事に勉強部屋に送り出すことに成功しました。いつもは「宿題終わった?」と私が言うと「やろうと思ってたのにやる気がなくなった!」と怒り出す娘ですが、タイミングは大事ですね。

 

先日、計画相談を担当しているお子様の療育中の様子を見学させて頂きました。「できたね!」「ありがとう!」と先生に声をかけられながら、子どもたちの頑張る姿がありました。誉められて感謝されるって、嬉しくてテンションが上がりますよね!集中が難しいAくんも周りが気になるBくんも、最後までカエルを完成させることが出来ていました。意欲を引き出すやる気スイッチ!ヒントを見つけることが出来ました。

 

やる気スイッチがオンになるには、体の健康も大切です。心と体は繋がっています。

パーマン世代の私は、食べ過ぎ注意、適度な休養と運動を心がけてこの梅雨を乗り切りたいです!

 

 

いちばん星 太田黒

書を捨てよ!町へ出よう!(地域体験学習・まち探検をやっています)。

2022/06/07

唐突ですが、東京大学先端科学技術研究センター中邑先生が主宰する異才発掘プロジェクトROCKETの現地講師を務めさせていただいてからというもの、私は教科横断的学習について関心が高まり、お呼びがあれば講師をホイホイ引き受けてしまうようになりました。

ROCKETの時、私が阿蘇で関わったプロジェクトは「人は火山からできている」という哲学的なプログラムでした。

ロケットの動画

ROCKETのプログラムより

 全国から集まった浮きこぼれと揶揄されるような子どもたち、その子たちをアテンドするステキな先生方、それに地元の火山学者と私。
みんなを車に乗せて火山をテーマに阿蘇の各地のフィールドへ出かけました。

水によって磨かれた岩、風によって不思議な形に変化した岩。どれも火山噴火の影響で堆積したものが長い年月で固まって岩石になり、それが風化して不思議な風景を作っています。

 地面に目を向けると、地層の表面に黒い層があり、阿蘇の草原の野焼きで炭化した植物が長年にわたる野焼きによって、粘土層の上に新しい地層を形成していくのが分かります。

 みなさんが知っている阿蘇の米塚も実はスコリア丘という小さな火山噴火の跡なんです。

北米塚のスコリア丘

スコリアを観察できる貴重な場所。触るときは気をつけて。植物や石は持ち帰らないでくださいね。

 そんな米塚を見た後は、その中身を見たくなるのが人の常。米塚を破るわけにはいきませんので、その近くにあるスコリア丘の断面が見られるところに行って、実際にマグマが冷えて固まった岩石(溶結凝灰岩)を手に取ってじっくり観察したり、お昼は米塚をモチーフにした「たかなめし」をみんなで食べて地域の食文化に触れたり。

 そんな感じで火山をテーマに、歴史・地学・化学・物理学・数学・哲学などあらゆる分野にみんなの興味関心は広がり、最初は戸惑っていた子どもたちも自分の興味のある分野になると大人顔負けの知識で活発なコミュニケーションが始まりました。

 このときの経験で、私も子どもたちと地域をフィールドに学ぶことに目覚めてしまったんです!

まちたんけん

 最近は、地元小学校から依頼があったときに行うまち探検地域体験活動の講師を受けています。
まち探検はある特定の学年の小学生と校区内の各地区をその地区の人と一緒に回って子どもたちに地域の良さを伝えるプログラムです。
地域体験活動は小学校1年から6年生までの各地域の全児童と地域で行う体験学習です。

今回は、まち探検の活動をご紹介します。

 まち探検では、小学校から子どもたちと歩きながら、いろんなところに目を向けるように声をかけます。

去年の活動では、まずカーブミラーについてみんなに問いかけます。

 実はカーブミラーは日本で発明されたらしいのですが、どこの会社だったとか、記録が正確に残っていないという不思議なものだったんですよ。
普段の生活に当たり前にあるもの、でもそのルーツを辿ると思わぬ事実が隠れていたりする。
そんな好奇心を育むためのきっかけづくりをしています。

まちたんけんのパンフレット

まちたんけん2021:低学年向けのパンフレット①

 駅に来れば点字ブロックがホームにありますが、みんなに質問すると意外と何のためにあるのか分かりません。
そんな時は実際に目をつぶって点字ブロックの上を歩いてもらい、そこから再度質問します。

そんな体験を通じてノーマライゼーションダイバーシティの話をすると障がい者に接したことがない子どもたちでも具体的に視覚障がいの大変さや点字ブロックの大切さを理解することができます。

うちの地元のJRはまだ電化されておらず、みんなが電車と呼ぶ乗り物は実は大津駅までで、そこから東はディーゼル車なんだよって話をし、電車とディーゼル車の違いはどこにあるのか?実際に車両がホームに到着したときにみんなに質問します。親が理系のご家庭では電車と汽車を厳密に区別して読んでいたりして面白いです。

 とりあえず手を上げるだけの子もいれば、一生懸命考えて何かを言おうとしている子もいたりして、教室の中では発言しない子どもたちが外に出て好奇心を少し刺激するだけで、活発に意見を言えるように変化します。

学びたい気持ちさえあれば、教室であっても、外であっても関係ないってことにみんなが気づいてくれる瞬間がとても楽しいんです。

 

 この活動を通して、子どもたちに地域のことを知ってほしい、地元や熊本を好きになってほしい、そしていつか地域のために貢献したいという気持ちになってほしい、そんな欲張りな考えで講師を務めさせていただいておりますが、実際は子どもたちにどんな面白い話をすることができるか、毎年プログラムを考えながら、教材づくりを通じて自分自身が地元学を深めて行っております。

まちたんけんのパンフレット

まちたんけん2020のパンフレット:青面金剛のお話(絵が下手ですみません)

 そんな感じで上記のようなパンフレットを作って配布していますが、校区外から移住してきたご家族や若い世代のご家族にも地元のことが学べてよかったって言っていただけるので、やっててよかったと苦労が報われます。

 熊本地震以降は、大災害が起きたときどこに避難すればよいか、どこに行けば湧水があるかなど、生きた防災教育もプログラムに取り入れ、子どもたちの生きる力や立ち直る力(レジリエンス)を育めるような活動にしています。

みなさんもご自分の住む地域で子どもたちとそんな活動に取り組んでみませんか?
ブラタモリを自分たちでやるのって大人も子どもも楽しめて、地元が好きになりますよ!初めてでやり方がわからない時は、いつでもご相談ください。
ワイワイガヤガヤ、子どもたちと楽しみましょう!

書を捨てよ、町に出よう!by寺山修司

相談 井芹

「“初めてのこと”は苦手だけど・・・」

2022/06/06

総務では現在、決算業務の真っただ中です。私は入職してから経理を担当してきましたが、育休でお休みをいただいたりで携わる機会があまりなく、決算業務の一部分を担うことはありましたが、本格的に携わるのは今回が初めてです。

決算業務にあたっての流れであったり処理の仕方について、改めて教えていただきながらの作業でした。

“初めてのこと”はどんな内容であれ苦手意識がある私ですが、決算業務は日々の業務の積み重ねであることを改めて実感でき、同時に今後の課題も見つけることができました。

 

今後も“丁寧な仕事”を心がけながら日々の業務を行っていきたいと思います。

 

 

入所部 総務 宇都宮

音楽遊び

2022/06/03

晴れたり、雨が降ったりと変化の多い時期ですね!「雨が降ると嫌だな~」と感じてしまいますが、

そんな時期でも楽しみを見つけていきたいと思います✨

おひさまの活動では、音楽遊びという活動があります!子ども達も楽しみにしている活動の1つです🎵

音楽遊びがあるときは、音楽担当の先生が来てくれます!

月ごとで季節の歌や、先生たちとのふれあい遊び、動物のまねっこ遊び、ダンス等

クラスの発達段階に合わせて活動内容を決めています!

言葉がなかなか出ない子でも歌があると歌おうとしたり、注目することが難しい子も歌が流れると注目できたり、

手を繋ぐことが苦手な子もふれあい遊びでは、笑顔で参加出来たりと…

音楽の力はすごいな~と感じます!

音楽遊びの活動だけではなく、あずきのお部屋では、毎日おあつまりの時に今月の歌と手遊びをしています。

初めて聞く歌や手遊びのときは、「・・・」となっているみんなですが、

何回も聞くと月の後半には、手遊びを覚えてくれたりと、楽しんでくれています✨

そしてみんなが楽しみにしているのが、毎月の歌で使用しているペープサート!

ペープサートがあることで季節の歌のイメージもしやすいですよね🎶

4月、5月、6月のペープサートをご紹介したいと思います!

これからも楽しい時間を子ども達と作っていけるよう、職員みんなで考えていきたいと思います。

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 服部

「5月誕生日会食」

2022/06/02

6月に入り、雨が多く湿度が高くなり、食中毒が発生しやすい季節になりました。

食中毒菌予防の3原則

 食中毒菌を「つけない、増やさない、やっつける」 

を徹底し、これからも安心安全で美味しい給食を提供していきます。

 

 

 5月19日に5月の誕生日会食を行いました。

夕食前には歌とプレゼントでお誕生日のお祝いをしました。

メニューはごはん、コンソメスープ、チキン南蛮、春雨サラダ、チョコレートケーキです。

アレルギーを持っているI君。朝から私達に「誕生日会のりんごケーキをつくって~」とリクエスト!

タルトタタン風のケーキを作りました!

みんな「おいしい!」といいながら、おかわりをする子ども達がたくさんいました。

 

入所部 村上

復活した小さな花

2022/05/31

 大切にしていた花が冬を越せずに、枯れてしまい外に鉢を出していたところ、春になって枯れた茎の根元から小さな芽が出ました。

 

冬に弱く、諦めていたところでしたが、今年も花を咲かせるととても嬉しかったです。また沢山の花を咲かせてくれると思います。

根が土に包まれて、中の根が生きていたのかもしれません。

 下の咲いている写真は、2年前に咲き始めた時のものです。(昨年は写真がなかったため)

 

 

 

 

雨に直接あたると枯れてしまう。2℃~4℃以下に何回かさらしてしまうと枯れてしまうと言われていた花です。

 特徴をつかんで、まずは忠実に育てて、自身の失敗経験を次に活かしたいと思いました。

 

                    相談支援センターいちばん星 はんざわ

言語相談日

2022/05/30

今年度より毎月1回、「言語相談日」として保護者の方とお話する機会を設けています。先日、初めての言語相談を実施し、お子さんの発達に関する不安や悩み、お子さんの言動の要因や関わり方など、たくさんのことをお話しさせていただきました。お話をさせて頂くなかで、ご自宅でのお子さんの様子を知ることができたり、ご家庭で実践されている関わり方を教えていただいたりと、私自身もとても勉強になりました。

これまで、私なりにお子さんの発達や特性を評価し、関わってきましたが、ことばや食べることの発達はなかなか表面に見えるものではなく、また複雑で奥深いものです。専門用語も多く、それを分かりやすく伝えることの難しさを改めて感じたところです。

新たに自分の課題を見つけたと同時に、また成長できる機会だと捉え、できるだけお子さんや保護者の方々の気持ちに寄り添っていきたいと思っています。

 

日頃感じてらっしゃる疑問や悩み、不安など…どんな些細なことでも構いません。お話して頂くことでモヤモヤが少しでも解消できたり、お子さんとの関わり方のヒントが見つかれば幸いです。限られた貴重な時間のなかで、それぞれのお子さんに合った、より正確な情報をお伝えできればと思いますので、相談されたい時には、ぜひ事前にご連絡くださいね🎵 ご利用をお待ちしております🍀

 

 

児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤 朱加

「成長」

2022/05/27

新年度が始まり、まもなく2ヶ月が過ぎようとしています。早いものですね。子ども達も職員も少しずつ新年度の慌ただしさから落ち着き、気候もちょうど良く学園の小さな子ども達は園庭で遊ぶ日が多くなりました。まだ学園に来たばかりの頃は足の筋肉も細く表情もあまり無かったHちゃん、園庭では走るのではないかと思う勢いで歩き蝶々を追いかけ花を摘まんで感触を楽しんでいる様子が見られます。笑顔も多く見られるようになり表情も豊かになって来ました。大好きなアンパンマンのアニメではバイキンマンが叩かれるシーンで毎回号泣しています。勤務により数日会わない日もあります。その間にこんな事ができるようになっている、こんな一面がある、と、子ども達の日々の成長を発見するとこちらも嬉しくなります。

入所部 前田ひろ子