若草学園の実践ブログblog

「もう卒業なんだね。」

2024/02/16

 立春も過ぎ、日ごとに春めいてきました。

春は旅立ちの時期でもあります。4歳から入所しともに14年間を過ごしてきたH君が卒業です。今では、私の身長も追い越し見上げて話をしています。子供の成長は早いですね。

 

当時は、まん丸な目をクリクリ動かし、マッシュルームカットのかわいい男の子でした。泣くこともなく何を訴えるでもなくじーっと周りの動きを見ていました。

現在は、成長とともに言葉も出始め、今では職員の勤怠管理?「もう時間だよ、帰らなん」「明日は、〇勤だね」などよく記憶してくれています。「待ってるからね」など励ましの言葉もかけてくれます。

そんな日々ももうすぐ終わると思うと寂しい気持ちでいっぱいになります。

 

毎年、学園を卒園していく子供たちを見送るたびに楽しい人生を送ってほしい、元気でまた顔を見せに来てほしいという願いです。

 

子どもたちが、学園を出てたくさんの方から愛され、気持ちよく生活ができるよう

携わる私たちは、もっと楽しいことを伝えたり、一緒に笑ったり、泣いたりいろいろな経験を通して温かい関わりをしていきたいと思います。

入所部 山下

挨拶

2024/02/15

今回、支援をしながら気づいた重要なことは「挨拶」です。

1日の始まり、「おはよう」から「おやすみない」の挨拶が出来れば、1日が違う事に気づきました。

「おはよう」が笑顔で言えることが出来れば、朝を気持ちよく迎えること1日を楽しく過ごせること、「おやすみ」を落ち着いた顔で言えれば、ぐっすり眠れること。

挨拶を気持ちよく言える事で1日、全く違う1日になることに気づきました。

入所部 高群

正しい診断と治療について思うこと

2024/02/07

先週、体調を崩して発熱もあり、受診して検査を受けたところコロナとインフルエンザAがどちらも陽性の結果が出て、そんなことがあるのかと驚きましたが処方された治療薬がよく効いて3日目には体が楽になりました。

 

コロナが5類に移行して、検査や治療薬等、費用は3割負担で特にコロナの治療薬は3割負担でも9000円と高価なものでしたが、効くのならと思い処方していただきました。検査もお薬のことも事前に金額等の説明があり、意思決定は患者に任せられました。

 

2年ほど前に、発熱して検査を受けたところ、その時はコロナは陰性で、解熱剤だけの処方で、体調も良くならず何日も熱、頭痛、倦怠感が続きました。5日ほどのち、娘と息子が発熱し、検査の結果、息子は陰性、娘は陽性でした。娘は基礎疾患があるのでコロナの治療薬が処方され、息子は私と同じ対応でした。夫も基礎疾患があり、コロナの症状はありませんでしたが、家族に陽性者が出たため、かかりつけ医療機関で検査を受けなくてはならず結果、コロナ陽性が出ました。

夫にもコロナの治療薬が処方され、4人それぞれ別室で隔離状態で療養しました。治療薬が処方された娘は回復が早く、夫は元々無症状で、治療薬も出たので体調も悪化することはありませんでした。陰性だった私と息子ですが、ずっと体調不良が続いて、再び受診した時には、医師からも検査では出なかったけれどコロナだったのかもしれませんねと言われました。コロナの後遺症なのか長い期間、喘息様の咳が続きました。

 

今回、検査や治療薬に高額な費用はかかりましたが、正しく診断され、治療が受けられたことでこんなにも早い回復ができたことは本当にありがたいことでした。前回、陰性で症状が辛かった時のことを思うと、正しい診断と治療がどんなに大事か痛感させられました。

 

体調不良が続く病気では、起立性調節障害や非定型ウツ病など当事者は辛いのに周りからは怠けていると誤解されやすい病気もあります。

また、症状があるのにはっきりとした原因がわからない病気も多くあります。このような病気を未診断疾患というそうです。

 

希少であるために診断に至っていない、原因がわからない病気を調べるプロジェクト[IRUD]というものがあるそうです。遺伝子を調べることで診断の手掛かりを見つけ、治療法の開発につなげるプロジェクトだそうです。ただこれは研究に参加するものであって、保険診療として医療に組み込まれているものではないそうです。コロナウィルスのような感染症は多くの人たちが罹患しますから、治療薬の開発も急ピッチで勧められ、今では5類に移行されました。

 

原因がわからない、正しく診断されないのはどんなに辛いことかと思います。未診断疾患の研究が進み、1人でも多くの方が快方に向かわれるように願ってやみません。

 

児童発達支援センターおひさま

保育所等訪問支援事業   一山直子

目は口ほどに

2024/02/05

風邪とアレルギーで声帯を痛め、声を出せない日々が続いています。

周囲の温かなフォローを受けて何とか仕事に出ていますが、大事なコミュニケーションツールを一時的とはいえ失ってしまった私に、子どもたちの反応は…。毎朝「もう治った?」と尋ねる子、口パクを真似する子、自分も痛そうに小声になる子、ハンドサインを読み解こうと食い入るように見つめる子、それぞれその子らしさに溢れています。

子どもたちに通じるサインは、首を縦か横に振るYes No、〇✕、サムズアップの『イイネ!』、首を傾げる『それってどうなの?』くらいですが、嬉しい発見もありました。褒めたい時に拍手をすると、音に気付いた子たちがまず私を見て、私が何に拍手をしているか視線を追い、その先にいる子を見て何が好ましいのか察し、一言の指示もなく見習う…という場面があったのです。

子育て中に「~しなさい、~しちゃだめ」と口煩く言う自分に自己嫌悪…という話をよく聞きます。多過ぎる言葉や大き過ぎる声は意外と子どもに響きませんが、「頑張ってるね」「素敵!」「ずっと見てたよ」という気持ちは、目と手の動きだけでも十分伝わるようです。

 

児童発達支援センターおひさま 理学療法士 髙木明日香

 

 

環境とお友達効果

2024/02/02

こんにちは。お正月からあっという間にひと月が過ぎましたね。

もうすぐ節分ということで、おひさまでは豆まきグッズの制作や鬼退治を子どもたちと楽しんでいます。今回は、最近大きな成長ぶりを見せてくれているNちゃんと、そのきっかけについてお話します。
 
切り替えが課題のNちゃん。
好きな遊びに夢中になるとタイマーや周りを気にせず遊び続け、職員の促しも大きな声や涙で拒否していました。強く想いを通したい時は危ない行動もみられ、職員は制止して、するとさらに涙され…と、当初はネガティブなやりとりの方が多かったように思うます。ある職員が関わり方を変えて、不明瞭ながら一生懸命話すNちゃんの言葉に時間をかけて耳を傾けました。意味を汲み取れなくても相槌や注目を示しました。すると、それを経てからの指示だと5回に1回位はすぐに受け入れられるようになってのです。それでもやはり切り替えに時間がかかっていたので、褒めて伸ばす機会をもって増やせないかと職員間で考えていました。
 
そんなNちゃんの大きな成長のきっかけになったのは、「環境づくりとお友達効果」でした。Nちゃんには、2~3人の少人数で過ごすお部屋で過ごす機会を増やし、刺激が少なく落ち着いた雰囲気を。お姉さん気質のNちゃんは、そこで過ごすうちに、お友達を気遣う優しい面が目立つようになりました。お友達と一緒なら、指示に「はーい!」とすぐ反応出来ることも増え、褒められる機会も増えたことで、指示の受け入れや切り替えがどんどん早くなっています。
 
指示や促しを子どもたちに伝えることは集団生活の中で欠かせないものです。
ですが今回のことで、まずは子どもたちがそれを受け入れやすいやわらかい心の土壌を作ることも、同じくらい欠かせないことを改めて感じました。このような空間や視覚的な環境設定や、お友達との関わり、職員としての関わり方の工夫は、おひさまのチームで日々アイデアを出し合って実践されます。それによって子どもたちの「人が好き!」な気持ちを垣間見れることや、その成長ぶりをチームで共感できることが、近頃の私の大きな喜びです。
 
 
児童発達支援センターおひさま 新島

災害が起きて感じたこと

2024/01/31

 令和6年になり1ヶ月が経過しました。そして令和6年の幕開けと同時に石川県において地震が発生しました。この1ヶ月間、石川県の地震関連ニュースを耳にしない日はありません。

地震、津波、それらに伴う火災、土砂崩れ…テレビで見た鎮火後の様子は、まるで戦場のような状況でした。寒い地域での寒い時期の避難生活…言葉では言い表せないほどの状況だと感じます。そして、熊本地震を経験しているからこそ感じることが多くあります。ライフラインの、特に水がないことの大変さ、道路状況が悪い中での移動は何倍もの時間を要すること、助け合いのありがたさ、日頃の訓練の重要さなど他にも色々とありますが、その時の思いが蘇りました。

 

その中で、熊本地震の時とは異なり、現職の相談支援専門員として考えたことがあります。昨年11月、菊池圏域の相談支援部会に参加させていただいた際、BCPについての内容が取り上げられていました。2024年度から義務化させられるためですが、約2ヶ月後にこのような大きな災害が発生するとは思ってもみないことでした。

 相談員として、地域で障害福祉サービスを利用して生活されている方々と関わらせていただいていますが、視覚・聴覚・身体・知的・精神など様々な障がいの方々、またはそのご家族が避難所において、集団で避難生活を送ることはとても大変なことだと思います。もしまた、大きな災害が起きたら…ということを考え、今後の聞き取りの時には、以前の熊本地震の時にどのような避難生活だったのか、その際に不便だったこと、不安だったことは何だったのかを聞き取り、いざという時のために活かせるよう把握していきたいと思います。

 

相談支援センターいちばん星 廣瀬

「頑張ったけん、褒めて!」

2024/01/29

中学生のAさんは、夕食前になると気分の波が大きく揺れ食事を摂ろうとせず、急に涙ぐんだり「学校嫌だ」「なんかイライラする」と激しい行動を起こしてきます。「どうしたの?」と声を掛けてもモヤモヤは止まらず暴言や物に当たるなど行動がエスカレートすることも。

彼女の心中に何が起きているのだろうか…。只々思いを寄せていると、学校の事か学園の事かまたいつの事かなど整理ができない思考と上手く伝えられないもどかしさ、悔しいのか悲しいのか褒めてもらいたいのか慰めてもらいたいのか、とても混乱しているようです。

話が尽きた頃、その日は金曜日「よく頑張って休まず学校に行けたね。嫌な事もいっぱいあったんだ、辛かったね。逃げ出さず何とか対処してたんだね、偉かったよ。1週間頑張った自分を褒めていいよ。よく頑張った。 明日と明後日は学校休みだからしっかり休もう、ゆっくりしたらいいよ。次の為にエネルギーを蓄えようね」と背中を擦りました。

彼女はボロボロ涙を流した後、ゆっくり食事を摂ることが出来ました。私が勤務を終え帰る時に彼女から、「Aは今週学校休まんで行ったばい!頑張ったけんほめて!」と言ってきました。あれ?と思い「さっき私が言ったような…本当頑張ったね」とハグをすると「さっき泣きよったけん聞こえんかった」と笑っていました。

私達大人でもなんだかモヤモヤするという時があります。でも、大人は一つひとつ物事を区別して考える事ができれば何とか気持ちを切り替える事ができます。しかし、経験がないこどもには難しいため導かなければ整理する事はできません。日常経験する中で、嬉しい時悲しい時、悔しい時、怖い思いをした時など、その時々で身近な大人や友達が思いに寄り添いくみ取り「そうだよね……」と言葉にしあえることで育っていくのかなと思います。

また、子どもはついついマイナス思考に向きやすいように思いますが、その辺も「そんなことないよ…」とプラスの方向へ持って行けるよう大人の私たちが日々感性を磨き努力していかなければならないなと感じました。

楽しい一年となるよう今年も頑張ります。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

入所部 クレメンツ由美

行事食

2024/01/26

日本には様々な行事食があり、それは季節の節目やお祝いのために用意された料理であり、また人々の幸せや健康を願う気持ちが含まれています。お正月をはじめ、節分やひな祭り、端午の節句など、このような行事食を通して、子ども達に日本食のすばらしさや人々の願いや思い、料理の由来や意味などを伝えていけたらと思います。そして子ども達が大人になったとき、「子どもの頃は苦手だったけど、今は食べられる」「この料理にはこんな意味があるんだって」など昔話の一部になれたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

入所部 厨房 丸山

SSTすごろく

2024/01/24

こんにちは。年も明けて1月も残すところ残り僅かになりましたね。
 
児童発達支援センターおひさまのおもちの部屋では年明けに色々なお正月をしました。その中のすごろくは私が作らせて頂きました。
これまで使っていたすごろくもあったのですが『1回休み』や『○マス戻る』といったマスが多くあり、私自身の子どもの頃を振り返って、
このようなマスは嫌いだったな。と思い出し、だったらそんなマスもなにか嬉しいマスにしよう。と考えて作り始めました。
『○マス戻る』の戻った先には『みんなから拍手』のマスが待っていたり、『みんなからカッコイイと言われる』といった嬉しいマスが待っているように作りました。
新しいすごろくということもあり、みんな楽しそうに活動に取り組んでくれて『1回休み』や『戻る』マスに止まってもニコニコで過ごしてくれることも増えました。
 
今年度も終盤です。
お持ちの部屋で取り組んでいる『幸せの木』も当初の予定よりおおきな木になっています。
この木の下でみんなで写真を撮るのがどんどん楽しみになります✨
 
児童発達支援センターおひさま 福守

イベントを大切に✨

2024/01/22

1月も後半に入り、寒さが落ち着いてきましたが、また今週から寒くなるようなので体調に気をつけていきましょう。

冬休みが開けてから子どもたちにお正月やクリスマスの話を聞くと一人一人色んなエピソードを話してくれてとても楽しく過ごせたことが分かりました。キラキラ目を輝かせて話す子どもたちを見て、子どもにとって「クリスマス」や「お正月」などのイベントはすごく大事なことなんだと実感しました。自分自身が子どもの時もイベントがあるだけですごくワクワクしていたことを思い出しました。大人になると時間が過ぎるのが早くイベント事が気づいたら過ぎてしまっていることがあり、子どもの時より気にしなくなってきているのを感じました。なので、おひさまでやっているプログラムもイベントの1つだと思って一つ一つ大事にしていきたいと思います。また、子どもたちと同じようにイベントを大事にして私たち職員も同じように楽しみ、同じ温度感で話ができるように心がけていきたいと思います。

 放課後等デイサービスおひさまぷらす  田代藍

視点を合わせる

2024/01/19

昨年11月より我が家に新しい家族を迎え入れました。狆とチワワのミックスのわんちゃんです。家に迎え入れた時、緊張で震えていたわんちゃんに「よく来てくれたね。」と抱き上げてたくさんなでてあげたことを覚えています。生後5か月のワンちゃんなので、いろんなことが初めての連続。と同時に療育について考えさせられることが増えました。今回はその話をしたいと思います。

 

ワクチン接種も終わって外出することが解禁となり、わんちゃんと一緒に散歩にでかけたときのことです。ぶるぶる震えて動けないわんちゃんを励まし、少しずつ歩くことが出来たのですが、急に動けなくなってしまいました。何があったのか妻に尋ねてみると、「亀裂が怖いみたいなんだよね。」とのこと。よく見ると道路に亀裂。そんなに大きくない道路の亀裂で人間であれば何気なく歩いて行けるところですが、しゃがんでワンちゃんの視点に立ってみると、亀裂が大きな地割れのように見えました。そこで地割れの上に手を差し伸べて「怖いんだね。大丈夫だよ。」と声をかけると、その手の上に乗って亀裂を渡ることにより、亀裂より先に進むことができ、乗り越えたことを褒めてなでてあげると、亀裂で立ち止まることはなくなりました。

 

大人にとって何気ないことでも子どもにとっては大きな心配事になるのかもしれません。子供たちと視点をあわせながら、どのような支援を行えば心配事が小さくなるのか、日々の療育の中で考えていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 緑 

特別な日

2024/01/17

 12月31日、大みそかの日に夜勤をしました。

 いつもは朝起きてから寝るまでのスケジュールがきっちりと決まって過ごしている子ども達ですが、この日だけは夜遅くまでテレビを見たり、お菓子を食べたり、夜更かしをしたりと自由に過ごしました。職員も普段は園児支援でバタバタと動いていることが多かったですが子ども達とテレビを観たり、お菓子を食べながら談笑したりとゆっくり過ごしてみて、たまにはこういう特別な日もあっていいなと思いました😊

 自分がまだ実家で過ごしていた時を振り返ると、「今日は大みそかだから遅くまで起きていてもいいよ」「今日は誕生日だからお出かけしようか」と親に言われていたなと思い出しました。学園の子ども達にも家庭で過ごしているような支援がしていけたらいいなと感じた大みそかでした。

入所部 中矢

ひとりのいのちにみんなで寄り添う事

2024/01/15

2024年の幕開けと共に、能登半島地震の発生とその支援の為に飛び立つはずだった飛行機の事故という悲しい出来事を知りました。多くの尊い命が犠牲となられ、それぞれの命には人生があり、周りには多くの互いに大切な人達がおられたであろう事を思うと、本当に心が痛くなります。犠牲になられた方々とご遺族の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。また、被災された皆様が少しでも早く過ごしやすい生活を送る事が出来ますように心より願うばかりです。

『命』について改めて考えさせられる時間となりました。
法人の理念として『ひとりのいのちにみんなで寄り添う』という言葉があり、日々私達職員は、それを意識しながらおひさまに通ってくれている子ども達一人一人への丁寧な関わりを心がけています。上記の『みんなで』という言葉について、先日受講させて頂いた研修の中で、チームについて学ぶ機会がありました。『同じ方向性を持った人々が、周りの人達を大切に思う気持ちを持ちながらそれぞれの役割を果たしていく事で大きな力となる』という内容のものでした。

その『みんな(チーム)』が連携し、子ども達1人1人の成長の為に大きな力を発揮出来るように、今自分が出来る事は日々周りの人達や環境を大切に思い感謝しながら、目の前の命に寄り添っていく事だと改めて感じています。

児童発達支援事業
児童発達支援センターおひさま 田代(吏)

 

変わらない日常で・・・

2024/01/11

新年あけましておめでとうございます。早いもので10日以上が経ちました。

まだまだ寒さは続きますのでお気をつけてお過ごしください。

 

年明け前にコストコから大量のおもちゃを学園に寄付していただき、先日園児と一緒におもちゃを開封しました!

初めて見るおもちゃや新品のおもちゃに目を輝かせて、「早く使いたいです!」と言葉が出る前に手が出ていました😂

 

使い方がわからないおもちゃも大人の協力を使わずに園児同士で考えている姿が、成長したな~と思う反面少し寂しく感じました。

 

今年も沢山園児と関わっていき、成長した姿を傍で見守りつつ支援していきます。

入所部 小﨑

当たり前の大切さ

2024/01/05

明けましておめでとうございます。

おひさまは、1月4日から開所しており、みんな元気に登園してくれました☺今年も楽しくみんなが成長できるように支援していきたいと思います!今年もよろしくお願いします。

年末年始はどのようにお過ごしだったでしょうか?楽しい年末年始は過ごせましたでしょうか?ただ、楽しいことばかりではありませんでした。年明け1日に石川県では大きな地震がありました。私はその時京都にいましたが、震度3くらいの地震があり、長い間揺れを体感しました。震度3程の揺れで体の動きが止まったり、テレビが速報に変わったり一瞬で空気が変わった感じがしました。また、7年前の熊本地震を体験していたので、今回の地震の怖さを身近に感じました。

被災された方は、とても怖く、精神的にもつらい日々を送っているだろうと思います。楽しくお祝いの日にこのようなこのようなことがあるなんて思ってもいませんでした。そして、改めて「当たり前」はないのだなと思いました。日々日常的に過ぎ去っていきますが、自分が思っている「当たり前」がどれほど大切か、何事もなく健康に過ごせていることがどれほどありがたいことなのかを改めて考える時間になりました。おひさまに来られる子ども達と毎日楽しく活動したり頑張っている姿を見ることが出来るのも日常があってこそなのだと思います。1日1日を大切にして、そして、子ども達の大切な時間であることも意識してこれからも療育をしていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 髙本

あけましておめでとうございます。

2024/01/05

新年あけましておめでとうございます。皆様はどのような年末年始を過ごされましたでしょうか?

子ども達も楽しい年末年始を過ごしたようで、年末はオードブルを食べたよ!元日は神社でお守りを買った!と元気に話してくれました。

今年も子ども達が楽しく過ごせる様、色んなことを考え、実施していきます。
今年もよろしくお願いいたします。

入所部 中島

新年のご挨拶

2024/01/04

令和6年能登半島地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

コロナ収束と共に、久しぶりにお正月の帰省を果たされていた方も多かったのではないかと思います。しかも、お正月の夕方ともなれば、家族でおせち料理を囲んで、一家団欒の楽しい準備をされていた頃だったことでしょう。熊本地震で同じ境遇を味わった者としては、決して他人事とは思えず、あの時にフラッシュバックし、いたたまれない気持ちでいっぱいです。

 

これから、時代が大きく変わっていく新たな未来と共に、様々な地殻変動、自然災害との共存の仕方を真剣に考えていかなければならないことを痛感しました。

子どもから大人まで、障害のある人たちへの相談支援を行っている立場としては、地域で共に暮らしている障がいのある方々の生活の様子を見ています。生の声(困り感)を聴き取り、自治体や地域社会に伝えることも役割として担っています。何かがあった時に、思い出してもらえるような、頼りになる相談員でありたいと思います。また、ひとりひとりの話しに耳を傾け、何を求められているのか、心して相手の立場になって傾聴することを大切にします。今回のような災害時には早急に対応できるように、毎年の聞き取りを疎かにせず、準備していきたいと思います。

 

能登半島沖の皆様の安全と被災地の一日も早い復興、そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。

 

 

令和6年1月2日

相談支援センター いちばん星

センター長  伊豆野良栄

新年のご挨拶

2024/01/01

 謹んで新春をお祝い申し上げますと共に、保護者の皆さま並びに関係機関の皆さまにおかれましては、新春を晴れ晴れしい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

 旧年中は若草学園の運営に格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

 

 昨年は令和5年度の入所・通所の3つの目標として・・・

  • ウィズコロナ、アフターコロナ:3年間クローズしていたことを3年かけて徐々にオープンにしていく感覚で焦らず、感染対策を講じながら子どもの最善の利益を考えたイベント企画をしていく。
  • リスクマネジメントの視点:子どもの置き去り防止対策。子どもがどのような服装をしていたか覚えておくなどの日常的な意識の徹底。朝礼時の当日の子どもの動静、人数確認の徹底。
  • 連携:保護者、児童相談所、保育園、学校、敷地内事業所間との連携を図り、子どもを真ん中においた支援を展開していく。

ということを掲げ、様々な取り組みを行ってきました。上記の3点はごくごく基本的なことではありますが、とっても大切なことだと感じたからです。

 特にこれからも大切にしていきたいことは、子どもが混乱していたり、落ち着いた行動ができていなかった時は、まず第一に『支援者自身が自分の行動を振り返る』ということです。

 子どもと大人では力関係に差がありますし、経験値も違います。我々支援者は、日々の業務に追われてしまうとついつい指導的になってしまったりします。

 『子どもがどうしたいかを一緒に考える』、そんな子どもの気持ちに寄り添うことができる事業所を目指し、2024年は『一意専心』の気持ちで支援の土台づくりに取り組んで参ります。

 

スタッフ一同、利用される方一人ひとりの最善の利益を考えた、施設入所支援、通所支援、相談支援に努めて参りますので、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 

若草児童学園

児童発達支援センターおひさま

施設長 河野 光輝

~年末のご挨拶~

2023/12/31

2023年も残すところ後わずかになり、いよいよ大晦日を迎えましたが、皆様はどうお過ごしでしょうか?
今年はWBCでの侍ジャパンの大活躍やラグビーワールドカップ、バスケットボールワールドカップなど他にもたくさんありますが日本人アスリートが世界で大活躍した年でもありました。
新型コロナウイルスも第5類になり外出の機会や施設行事なども増えてきた中、今はインフルエンザが流行し、まだまだ感染症対策が必要ではありますが、コロナ前以上の日常生活に戻ってきたように感じます。

また去年(もうすぐ2年)はロシアによるウクライナ侵攻、今年はイスラエルとハマスの衝突など世界では尊い命が奪われ、北朝鮮によるミサイル(人工衛星?)の発射など身近でも危険を感じることが増えてきました。
去年の漢字一文字は『戦』で戦争や挑戦を表していましたが、今年の漢字一文字は『税』に決まり、世界情勢よりもっと身近な生活に関心が向いていたのかなとも思います。

今年も色々なことがありましたが、こうして年末年始を迎えることが出来たのも子ども達、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様のおかげと心より感謝申し上げます。

2024年の干支は『辰(甲辰)』です。龍のようにどこまでも高く飛躍し、子ども達、保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様に今以上に愛される若草学園になれるよう努めてまいりますので、より一層のご支援を賜りますよう、スタッフ一同心よりお願い申し上げるとともに、皆様におかれましてはくれぐれも体調にお気をつけ、来年も相変わらぬご支援を頂けますようお願い申し上げて、年末のご挨拶とさせていただきます。

            ~皆様、どうぞよいお年をお迎えください~

                                 若草学園 藤本 隆司

成長

2023/12/27

今年もあと数日となりました。今年も子どもたちとたくさんの思い出を作ることが出来てとても嬉しく思います!

子どもたちも昨年に比べて、更にお兄さんお姉さんになり、出来ることが増え、とても成長を感じた1年でした。

来年も子どもたちと仲良く楽しい日々を過ごせるように、精一杯支援していきたいと思います。

来年もよろしくお願い致します。 

放課後等デイサービス おひさまぷらす 白井

1年を振り返って

2023/12/25

今日はクリスマス。皆様には希望通りのプレゼントが届いたでしょうか?

早いもので今年も残りわずかとなりました。

 

今年を振り返ると、対面での会議や研修に数多く参加させて頂き、多くの方と出会い学び多き1年になりました。これまでのオンライン研修と異なり、参加者同士で意見交換をする中で、相手の思いが伝わりやすく熱量を肌で感じ、私もまた頑張ろうという気持ちになりました。

 

相談支援専門員として成長する為には、まず自分自身が元気でいることが大切ですが、どうしたらいいのかと一人で悩み、上手くいかずに苦しくなり、元気を保てないことがあります。福祉従事者の不足が社会問題になっていますが、相談支援専門員の離職も深刻な問題になっているようです。そうならないための一つの方法として、「スーパービジョン」という手法があり、研修で学ぶ機会がありました。先月からいちばん星でもグループで行う「グル―プスーパービジョン」を行うことになりました。

 

複数の相談員が在籍している為、新しい気付きやアイディアが集まり、その中からやってみたいアイディアを選び実際に取り組んでみてどうだったか後日報告します。支えてくれる人がいることの心強さを感じ、行き詰まりを感じていた支援の見方が変わっていきます。正解が明確にわかる事ばかりではないので悩みがなくなる事はありませんが、他者に関わる自分の姿が見え、利用者様への想いに立ち返る事ができそうです。まだ始めたばかりですが、今後も継続し、質の高い相談支援につなげていければと思っています。

 

体だけでなく心も健康に、来年も実り多き年にしていきたいと思います。

 

相談支援センターいちばん星 太田黒

あたたかい声掛け

2023/12/22

先日子ども達と外遊びに行くことがありました。遊ぶぞ~😊と意気込んで外に出ましたが、あまりの寒さにほんの10分ほどでみんな「中に入る」と言い出しました。4歳のSちゃんは、寒さも気にせず砂遊びに夢中だったので、中に入りたくないと泣き出し、なかなか切り替えが出来ず、、、そのときに女の子の1人(Mちゃん)がSちゃんに「砂遊びまだしたかったんだよね」と優しく声を掛けてくれました。それまでずっと涙が止まらなかったSちゃんでしたが、お姉ちゃんの優しい言葉にうんうんと頷き、徐々に切り替えが出来ました。いつもは小さい子に対してついつい強い口調になってしまうこともあるMちゃんですが、いざという時はこんなにも頼りになるのかとふとした場面で見える成長にびっくりしました。

入所部 山本

クリスマスのお願い

2023/12/20

 もうすぐクリスマスですね。自宅でクリスマスツリーを飾ったり、イルミネーションを見に行ったりされている方もいらっしゃると思います。最近ではドイツ発祥のクリスマスの伝統的なお菓子「シュトーレン」も人気ですね。

 

若草児童学園でも毎年クリスマスツリーを飾っています。今年はサンタさんの形をした用紙にサンタさんへのお願いを書いて一緒に飾りました。

 

「ぬいぐるみがほしい」

「れっかーしゃがほしい」

など、ひらがなで一生懸命書いてあるのがとても可愛らしいです。

中高生の子たちはiPhoneやゲーム機など、それぞれ欲しいものを書いていました。

サンタさんにみんなの願いが届くと良いなと思います。

 

そして、今年もイルミネーションの飾りつけをしました。

とても綺麗ですよ!

 

入所部 総務 宇都宮

再確認できたこと

2023/12/18

今年度から親子療育の担当となり、3組の方がご利用されています。
児童発達支援センターおひさまの親子療育は、今年度から午前の部、午後の部と形態を変えています。発達段階や個別支援計画書に基づいてクラスのご案内をしています。
 
先日、午前の部にご利用のTくんの様子を作業療法士の方に見て頂きました。
当日は、Tくんの体調不良でお休みだったので、保護者様の了承を得て、ご利用時に撮影していた動画を見て頂き、気になる部分、今後の支援について助言を頂きました。
 
・不安が強く、初めてのことへのチャレンジに躊躇してしまう
・姿勢、バランスなどの体幹などのアプローチ
 
主にこの2点についてお尋ねしました。
 
作業療法士の方の視点でお話して頂き、どのお話も納得出来るものばかりでした。
私たち自身も今までの経験や知識から話し合って支援方法を考えていましたが、改めて専門的な視点で見て頂き、助言して頂くことで深めることが出来た時間でした。
 
早速、ご利用時にお母様にご報告し、今後の親子療育での取り組みやご家庭での取り組みについて再確認しました。
お互いにTくんのことを再確認出来たことで、より親子間での関わりが深まる機会となりました。
 
こちらの見方が変わったことで、お母様自身もたくさんの成長にも目を向けることが出来ました。
これからも「出来た」という瞬間に携われるよう、保護者の方、Tくん、職員で共有していきたいと思います。
 
 
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 服部