若草学園の実践ブログblog

よく見ている

2025/01/17

年末年始の長期休暇が明けて、日常が徐々に戻ってきている方が多いのではないでしょうか。年末年始はいかがお過ごしでしたか?

 
私は家でまったり2歳の娘と過ごす時間が長かったです。お歌が大好きな子で、一緒に大きな声で歌うことが最近の私たちの流行りになっています。年末のある日、いつも通り盛り上がって大きな声で一緒に歌っていると、突然「お耳が痛いでーす、りすさんの声にしてくださーい」と、腰に片手を当て、反対の手は人さし指を立ててフリフリしながら言われました。
声を小さくしてほしい場面で、私が普段言っている台詞で、仕草まで再現されていて驚きました!
面白いやら、驚きやらで歌うのをやめていると「りすさんの声できたね!」と続けて言われました。それも私がいつも言っている覚えがあり、子供は本当によく見ているなと感じました。
 
おひさまで関わっている子供たちも、職員の仕草や、伝え方、表情を見て、色々なことを感じているんだろうな、と思いました。
〇〇先生のやり方がかっこいいから真似してみようとか、〇〇先生の話し方が優しいから真似してみようと、思ってもらえる職員でいれるように心がけることも大切だと考えさせられたました。
支援については、職員間で考えたり、アドバイスをしてもらうこともありますが、仕草や伝え方や表情は、自分自身でしっかり心がけていこうと思った出来事でした。
 
児童発達支援センター 村上

あけましておめでとうございます。

2025/01/15

新年あけましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。

本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

初雪も見られ、いよいよ冬本番といったところですが、 寒さも忘れてしまうくらい子どもたちと走り回ったり、時には喧嘩をしたり、ふざけ合ったりしながら元気に楽しくあつい日々を送っています。

そんな子どもたちと出会って早くも1年が経とうとしています。今、振り返るとあっという間の1年でしたが、人生で1番濃い1年でした。中でも印象に残っている行事がクリスマス会です。初めて担当する行事ごとで、準備の段階では子どもたちに楽しんでもらえるか不安と緊張でいっぱいでしたが、子どもたちもダンスやお歌の練習を一生懸命やっていて同じ気持ちなのかなぁと思いながら当日を迎えました。クリスマス会当日は、子どもたちの出し物がとても仕上がっていましたし、みんなの前で堂々と発表している姿を見る事ができ、職員一同、笑いあり、感動ありでした。

 昨年は子ども達の様々な成長を見ながら自分も心身ともに成長できた年だったように思います。

今年も子ども達と一緒に成長していけるように毎日を一生懸命過ごしていきたいです。

 

改めまして、本年もよろしくお願いいたします。

 

入所部 川﨑

新年あけましておめでとうございます。

2025/01/10

新年あけましておめでとうございます。今年も何卒宜しくお願い申し上げます。

いよいよ2025年がスタートしました。皆様はどんな正月をお過ごしになられましたでしょうか?

私はお正月だからとご飯を沢山食べ、少し胃がお疲れ気味です…。

昨年は色々な出来事がありましたがその中でも印象に残っている話をしたいと思います。

昨年の5月ごろにフットベースボールの大会に参加することが決まり、メンバーを集め練習を行いました。初めは上手くいかずに「つまらない」「練習したくない」などの声があがっていました。しかし、練習を重ねるたびに上手くなっていき、「つまらない」「練習したくない」から「楽しい」、「もっと練習したい」、「次の練習はいつするの?」等の声があがり、とても嬉しかったです。

大会の結果は惜しくも全敗という結果になりましたが、子どもたちにとって、とてもいい経験になったのではないかなと思います。

子どもたちは負けた後、悔しそうにされていましたが、学園に戻ると「来年は絶対勝つ」、「来年も絶対出たい」と言っており、とても嬉しくなりました。

初めは上手くいかない事もあるけど、努力は絶対に裏切らない事をこれからも教えて行けるように私自身も頑張っていきたいと思います。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

入所部 御村

新年あけましておめでとうございます

2025/01/08

新年あけましておめでとうございます。
おひさまは、1月6日から開所しており、年末はインフルエンザの流行でお休みの子どもたちも増えていましたが、みんな元気に来所してくれました。今年も楽しくみんなが成長できるように支援していきたいと思います!今年もよろしくお願いします。
年末年始はどのようにお過ごしだったでしょうか。私は昨年12月まで母の介護をしておりましたが、その母も特養に入所し親子共々、それぞれの人生を再スタートしています。
おひさまのおもちクラスの年長さん達もそれぞれ新たな道を歩む準備をし、会話の中にもランドセルの色や小学校の話題が出てくるようになりました。「小学校に行ったら○○すると決めている」等、進級する事をとても楽しみにし、子どもながらに次へのステップとして考えてようです。楽しみにしている進級。子ども達が好きな事、得意な事を気付けるように小さな成長や喜びに目を向けていきたいと思います。
 
児童発達支援事業
児童発達支援センターおひさま 松浦宏恵

福祉職の魅力とは・・・?

2025/01/06

 「大津町の冬は寒いよ」と熊本県に引っ越してきた初日に水道屋さんやガス屋さんに言われ、そんなに寒いのかなぁ…と思った日から1年が経とうとしています。

寒い冬の中、若草の子ども達は、寒い~と言いながらも外で遊んだりして元気に過ごし、雪降ってほしい~オラフ作りたーいとの声も聞かれています⛄

そんな元気な子どもたちとたくさん関わってきて、嬉しいできごとがありました。

夜勤の際に、小学生や未就学児が寝た後に中学生のMさんと話す機会がありました。Mさんは「小さい子達が寝た後は、職員と話す時間があるから好き」とよく言っています。そんなMさんはその日、色々なことに悩み涙を流しながら私のもとへやってきました。Mさんの話を聞くと、毎日我慢していることや早く施設を出たい、とまで言っていました。そこで、しばらく一緒に話しながらクールダウンをしているとMさんは最後に「施設に来たのは辛かったけど、山口さんと出会えてよかった😊ここに来ないと出会えてなかったもんね!私が卒業するまで支えてね。」と笑顔で語ってくれました。私はMさんの言葉が心に刺さり、嬉しくて涙が出そうになっていました。

辛いできごとを乗り越えてポジティブな考えができることは簡単ではないことですし、素直な気持ちを直球に伝えてくれたことに嬉しく思えました。更に出会えてよかったと働き始めて、初めて言われたので、私の思い描いている理想の専門職になれているのかな?とも思えることができました。

人と人との出会いは一期一会、私自身も若草児童学園にご縁があり、若草の子ども達や職員の方に出会えて本当に良かったと思っています。将来、子ども達もMさんも、この人と出会えてよかったと思えるような関わりが、これからもできるように支援していきたいと思います。

福祉の仕事はきついことばかりじゃない!

福祉の仕事の魅力を感じた1日となりました!

今年も子ども達と幸せを感じながら過ごしていきたいと思います。2025年も宜しくお願い致します。

入所部 山口

新年のご挨拶

2025/01/02

新年 明けましておめでとうございます
皆様におかれましては、健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます
昨年は、色々とご支援、ご協力を賜り誠にありがとうございました。

本年も、社会の様々な変化を柔軟に受け入れつつ、施設支援と地域支援の両輪で、より一層の深みと広がりのある地域福祉を推進してまいります。また、これからの未来を担っていく子ども達と共に、ご家族、各関係機関の皆様とのご縁を大切に、職員一同、志を高くして様々な地域支援の課題にチャレンジしていきたいと思います。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

皆様のご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

相談支援センターいちばん星
センター長 伊豆野良栄

新年のご挨拶

2025/01/01

謹んで新春をお祝い申し上げますと共に、保護者の皆さま並びに関係機関の皆さまにおかれましては、新春を晴れ晴れしい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。

 旧年中は若草学園の運営に格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。

 

昨年の目標は・・・

  • 障がい福祉サービス従事者としての基本的なスキルの習得と標準化
  • 個々のニーズに即した専門的療育支援、質の高いサービスの提供
  • 権利擁護と虐待防止の意識の徹底
  • 安心・安全な環境作りとリスク管理
  • セーフティ・ネット機能の推進
  • 地域と連携した地域福祉の推進
  • 働きがいのある職場づくり

の7点を重点課題として掲げ、目標の達成に向けて種々取り組んで参りました。

5月には、ヒルトン福岡シーホーク様、プレイグラウンド・オブ・ホープ様のご支援により園庭整備が行われ、きれいになった園庭を地域開放できたことで、施設利用者のみならず、地域の子どもたちが遊びに来てくれるようになり、毎日とても賑わっています。

6月と11月には、『わかくさキッズマルシェ』を開催し、200名弱の方にご来園いただきました。また、久しぶりに地域の方にもボランティアとしてご参加いただくことができ、盛会に終えることができました。

地域との接点が増えてきた分、子ども同士のちょっとしたトラブルもありましたが、学園の子どもたちにとっては、施設という箱の中だけではなく、社会の一員としてどのように立ち振る舞うのかを日常的に経験できた良い一年だったのではないかと感じています。

若草学園が地域のハブとして機能できるためには、先に取り組んだ7つの課題を更に強固なものにしていかなければならないと考えています。

 

『子どもがどうしたいかを一緒に考える』そんな大人集団を目指し、自らが先頭に立ち、「目配り・気配り・心配り」を大切にしていきたいと思います。

 

スタッフ一同、利用される方一人ひとりの最善の利益を考えた、施設入所支援、通所支援、相談支援に努めて参りますので、2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

若草児童学園

児童発達支援センターおひさま

施設長 河野 光輝

 

クリスマス会メニュー

2024/12/28

 今年のクリスマス料理にも子どもたちがリクエストしてくれた、唐揚げ・グラタン・フライドポテト、チョコケーキ等を盛り込み、取り皿や盛り付けの器もクリスマスの雰囲気がでるように、赤や緑のクリスマスカラーのもの、サンタやクリスマスツリーの模様のものを準備しました。

前日には「明日のメニューなに?」「お肉ある?」「ケーキは?」と質問攻めにあいましので、期待に応えられるかな?みんな喜んでくれるかな?とドキドキしながら様子を伺っていると・・・

「わーおいしそう」「すごーい」という声と共に、料理をのぞき込んでいるニコニコの笑顔を見せてくれました。ほっと一安心、私たち職員も全員笑顔になっていました。

 

今年ももう少しで終わりです。来年もみんなが喜んで食べてくれるように厨房一同がんばりますので、食堂に元気いっぱいな笑顔を見せにきてね。

                 

入所部 厨房 丸山

Merry Christmas

2024/12/25

初雪も降り、イルミネーションが一層冴え冴えと輝く寒さですね。冷たくなった指を息で温めると驚いた顔で手を合わせ、自分の息で試すC君。不思議そうに両手を見比べています。

 

子どもの手足は体の自在なコントロールを目指し、左右同時や左右交互の動きを獲得していきます。走り方がぎこちない子は両足跳びで左右の足の離地に時間差があったり、着地が乱れたりすることも。C君も両手を握ってジャンプの感覚を掴むところから始め、両足が揃うようになってからは片手繋ぎで距離感やタイミングを練習していました。

 

先日、今日は目線がしっかり合うな…と感じた時にそっと手を離し「C君、ピョンだよ!」と声を掛けると、充分な膝の屈伸を使って見事に両足ジャンプ成功!居合わせたスタッフ全員の歓声と拍手を受けると、次の周では3連続ジャンプに進化!

 

一人で成し遂げ自信に満ちたC君の笑顔が眩しくて、私は自分が早々と素敵なクリスマスプレゼントを受け取った気がしました。子どもの守護聖人、聖ニコラウスの金貨が煙突を通ってC君の靴下に入り、小さな足に祝福を与えてくれたのかと。

 

皆様はどんなクリスマスをお過ごしでしょうか。今年も残り僅かですね。どうぞご家族で良いお年をお迎えください。

児童発達支援センターおひさま 理学療法士 髙木明日香

関係づくり

2024/12/23

今年は、12月だと感じることが中々できずにいましたが、急激な気象の変化で、本来の“師走を”感じられる気候になりました。しかし、それに伴いインフルエンザや新型コロナウイルス感染症、マイコプラズマ肺炎に溶連菌感染症にりんご病…と寒さと共に感染症のニュースも見聞きしている今日この頃です。皆さまにおかれましては、体調など崩されていませんか?

相談支援センターいちばん星に入職して3年目となり、沢山の方々と計画相談で関わらせていただき、お話を伺っていると、それぞれに抱えられている背景や課題、意向や想いが聞かれます。それは、ご本人だけでなく、ご家族や保護者の皆様も同様で、それぞれの想いを話してくださいます。できるだけ、ご本人やご家族の意思・意向を大切にして計画書にも反映させることを心がけています。施設入所・グループホーム入居・療養介護をされている方々の場合は利用されているご本人に会い、ご家族に報告をするようにしていますが、報告をすると“会いに行ってくれた”ということ自体をとても感謝される場合もあります。ご本人も少しずつ反応していただけることが増え、言葉で伝えられない時にも目を見開いてしっかりと目線を向けていただいたり、瞬きして反応してくださったりします。ご家族から、半年または3ヶ月毎のモニタリングで話をお聞きしていく中で少しずつ色々な話をしてくださるようになり、「仕事じゃなくても、近くに来たら寄ってね」「またいつでもいらっしゃい」と言っていただける時もあります。まだまだ関係作りができていない御家庭もあるため、これからも丁寧な関わりを続け良い関係作りができるよう努力していきたいと思います。

 

相談支援センターいちばん星 廣瀬

小さい秋見つけた

2024/12/20

 今年は夏から冬に一気に季節が変わったねと挨拶を交わした後によく口にするほど夏が長く秋が短かったように思います。私のウオーキングコースの紅葉も随分遅く12月に入ってやっと鮮やかさを魅せてくれました。

 さて、暖かい陽気に包まれた秋のある日、Hちゃんと外遊びに行こうと張り切って2人で園庭へ出ました。Hちゃんは大好きなタイヤのブランコへ一目散に走って行きすっかり乗り慣れた様子。 回し役は私で心地よい揺れに満足していましたがあんまり飽きずに乗っているので、ちょいちょい離れて別の遊具へ誘うと意外と喜んで、スリリングな滑り台や上下激しいシーソー、築山の上り下り、砂場でのサラサラ感、まだちょっと超えられない整列タイヤなど全ての遊具で遊ぶことが出来ました。一つ気づいたことが、必ず一度はタイヤのブランコに戻るというルーティーン。 まるで原点に戻って整えているかのようでいた。そして、秋といえば枯葉吹雪。 かき集めた落ち葉をHちゃんにふわっと掛けるとキャッキャ キャッキャの満面の笑み。 ついつい私が何度もおかわりをしていたのですが、突如急にうつむいたまま両手に持った何かを見ながら止まってしまったのです。 そのじーっと釘居るように見ていたのは、赤とオレンジとほのかな黄色でグラデーションした小さな葉っぱでした。

「きれいな葉っぱだね」 「・・・  」 言葉はなくともHちゃんの心の声が何となく伝わってきたような。

しばらく見た後は、散る前の紅葉した葉っぱを木から一枚取っては見、一枚取っては見と観察していました。あっという間に1時間が経ちましたが、Hちゃんの五感が生き生きとフル回転した時間だったように思います。私にとってHちゃんの成長した姿をたくさん見ることができた貴重な時間でした。

これからも、もっともっとたくさん経験していきましょうね。

 入所部 クレメンツ 由美  

 

子どもたちの思いを大切に

2024/12/16

今年も残りわずかとなり、日に日に寒さが増してきました。おひさまに来ている子どもたちの中でも感染症が出ています。体調に気をつけて元気に年越しが出来るように手洗いやうがい等徹底していきたいと思います。

皆さんも体調にはお気をつけください。
 
最近放課後等デイサービスに来ている子どもたちが高学年以上の子が多くなり、「何でおひさまに来ているのか?」等尋ねられることが増えたり、行きしぶりが見られるようになりました。それについてスタッフ同士で話をすると子どもたちの意思や思いを聞く時間を作ったり、目標についての話をしていったほうがいいのではないかという意見がでてきました。
先月、気持ちに折り合いをつけることに課題があるAさんと話す機会を作りました。目標についての達成度を聞くと「まだ全然出来てない。周りに迷惑をかけている。」と自分の姿を振り返って話をしてくれました。スタッフが「じゃあ、どうしたらいいと思う?何を頑張りたいかな?」と尋ねると「イライラする時間を減らしたい。」と自分で考えて答えてくれました。
次の週Aさんが来た時にもやもやする場面がありました。以前は教室から飛び出し、涙してしまい切り替えにしばらく時間がかかる様子でしたがその時は、部屋を飛び出すこともなく、自分の中でクールダウンをする姿がありました。また、次のスケジュールにも参加することが出来ていました。大きな成長が見られてとても感動しました。
その出来事から子どもたちの思いを聞くことや自分自身を振り返ってもらうことの大切さに気づくことが出来ました。今まで自分自身が支援をする中で保護者さんの思いやこちらの見立てで「こういう風になると社会でもやっていける。」等と考えてしまっていたように思い、その考えを改めていきたいと思いました。
これからは、その子1人1人の思いを聞いてその子がどうしたいのかを大切にしながら子どもたちがなりたいと思っている人になれるように支援をしていきたいと思います。
 
放課後等デイサービスおひさまぷらす  田代 藍

キッズマルシェに来ていただき、ありがとうございました。

2024/12/13

12月7日土曜日、若草学園ではキッズマルシェが行われました。放課後等デイサービスおひさま、おひさまぷらすでは土曜療育に伴い、ジュース、スーパーボールすくい、雑貨と3つのグループに分かれて子どもたちとお店を出していました。最初はどのようにお客様に接客したらいいか、どのように商品を渡せばいいか、色々な悩みがあったようで、緊張している様子が見られました。しかし、お客様と接客していく中で少しずつ緊張感も解けてきて、たくさんの子どもたちの成長を感じる場面がみられました。

 

出張販売しようと声を掛けるとすぐに「じゃあ僕、すぐに注文とってきます!」と走っていったA君、たくさんの注文に慌てながらも一つ一つ注文を確認して飲み物を作ってくれたB君、休憩時間に放送をしているところに行って今ある在庫数とともに「ぜひ買ってください。」と伝えてくれたCさん、お客様に丁寧にドリンクを渡して「ありがとうございました」と言ってくれたDさん、お湯が足りなくなった時に「先生、俺ポット取ってくる!」と走ってくれたEくん、文面ではまだまだ子供たちの頑張りを伝えきれませんが、本当に頼れる子どもたちに成長されたなと思っています。

 

「士たるもの、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ。」自分の好きな三国志の慣用句です。人間だれしも外見からわからないけれども様々な能力を持っており、三日というわずかな時間でも人間は成長し変わることが出来る・・・。

 

子どもたちのさらなる成長のそばに寄り添いながら、日々の療育に取り組んでいきたいと思います。

 

放課後等デイサービス おひさまぷらす 緑

冬休み

2024/12/11

もうすぐ冬休みに入ります。子ども達は「クリスマスプレゼント何にしようかな~」「冬休みの帰省はいつかな~」などの声が聞かれ、冬休みが待ち遠しいようです☺

学園は毎年、クリスマスの時期になるとイルミネーションが飾られます。学校から帰って来たI君はいつも、イルミネーションが準備されているのをみて、「キラキラだ!見に行きたい!」と言うのですがまだ下校してきた時間は点灯されておらず、しょんぼりで入所棟に入っていきます。そんなI君は遊ぶことが大好きなので、トイレに行くのを我慢したり、やらなければいけないことを後回しにしたりすることがあります。ですが、最近のI君は、「これ頑張ったらイルミネーション見に行こうよ!」と職員が声を掛けると嫌な事も頑張るようになりました✨

冬休みなどの楽しみに向けて、苦手なお手伝いをする姿や、寒いのに毎日学校に頑張っていく姿など子ども達が頑張っている姿がたくさん見られます。楽しみなことに向けて嫌な事や苦手な事にチャレンジする姿がたくさんみられ嬉しく思います。今後も子ども達が色々な事にチャレンジできるような前向きな声掛けをしていきたいです。

 

入所部中矢

食事支援

2024/12/09

こんにちは。12月になり、カレンダーもいよいよ最後の一枚を残すのみとなりました。いかがお過ごしでしょうか。

今回のブログでは、食事支援での出来事についてお話ししたいと思います。
 
先日、あずきクラスで食事支援をしていると、偏食等もあり、給食を食べることが難しい児童がいました。その児童に対して、好きなキャラクターを準備し、「一つ食べれたら、このキャラクターゲットできるよ!」と声掛けをしていました。ですが食べることが難しく、スタッフ一同「どのような支援をしたらいいんだろう」と悩んでいました。その後、1人のスタッフがそのキャラクターになりきって「僕もこれ食べるから、◯◯君も食べてみよう?パクパク、うわ!美味しいな!◯◯君もどうぞ!」と食事を勧めていました。すると、少量ではありますが、パクッと一口食べ、他の食材も食べることができたという出来事がありました。
 
この出来事から、一人ひとりにあった支援の重要さを再度認識し、日頃からスタッフ全員で一人一人の支援方法について模索しながら考えていくことの大切さを感じることができました。
 
児童発達支援センター 岸谷

2024/12/06

いよいよ次の日12月7日はマルシェです。

 

以前朝食の時間にT君が他の子に対して「12月になったら何があるでしょう?」と聞き、「正解は、マルシェがあります。」とニコニコしながら話しているのを見ました。

マルシェが学園の子どもたちにとってどれほど楽しみなイベント事なのか分かりました。

 

6月のマルシェでは、夕食の際に子ども達が自分で購入したお菓子や洋服などを早速着て厨房の方まで見せにきてくれたり、食べた物や体験したことなどを楽しそうに話たりしてくれました。

私たちが「かっこいい」や「似合ってるよ」と言うと嬉しそうにしていました。

特にI君はマルシェで買った服がお気に入りの様子でよく着ているのを目にします。

 

今回のマルシェでも子どもたちから沢山のお話しを聞けるのを楽しみにしています。

 

また、12月はマルシェの他にクリスマス会や餅つきもあるため、そこでも楽しい思い出を作ってほしいと思います。

入所部 洞田貫

今年もやってきた!!

2024/12/04

先日まで日中温かったのが嘘のように、急に寒い日がやってきました。

子ども達も「今年はそんなに寒くないね!」と半袖で過ごしたり、夜中も冷房を付けて寝ていましたが…・「澤井さん!やばい!!寒いから暖房!!」の声が続々聞えてきます。

寒い日が来ると、学園では毎年悩まされる感染症がやってきます。

今年もインフルエンザ感染者が続々と増えてきました…・。

ですが、学園では感染者が増えても対応はバッチリです🙆

感染が分かると直ぐに部屋替えや日中利用者さんのご家庭には連絡をしています。

12月は若草マルシェ・クリスマス会・もちつき等楽しい行事がたくさん予定されているので、

子ども達全員が参加できるように、感染しない為にも日頃から気を付けていきます🔥

皆様も体調にお気を付けください。

入所部 澤井

おあつまりの時間🍀

2024/12/02

あずきクラスでは、毎朝活動の前に10分程の『おあつまりの時間』を作っています。
短い時間ではありますが、子供達の成長の為の様々なねらいや目的のある内容が沢山含まれています。
来所後、各々手指トレーニングを自由に楽しんだ後、気持ちの切り替えの練習から『おあつまり』は始まります。遊んでいた手指グッズをきちんとお片付けが出来たあと、子供達は椅子に座り始まりの時間を待ちます。

おあつまりの流れです。毎月、手遊びや季節の歌が変わります。
①手遊び
進行のスタッフの動きに注目し、模倣しながら歌やリズムを楽しみます。手を大きく広げる・小さく動かす、リズムの早い遅い、等の変化を加える事で子供達の集中を切らす事なくこれから始まる活動への意欲を高めていきます。

②ごあいさつ
『手はお膝!』の好ましい姿勢を誘導する声かけがありますが、その前にアレンジとして『手は〜、、、頭!』『手は〜、、、鼻!』等、体の部位や顔のパーツを知る機会を設ける事や自分の体のボディイメージを育てる事を目的として取り組んでいます。子供達は『ちがうよー!手はお膝だよー!』等と笑顔で指摘してくる子もいますが、『次はどこかな?』と楽しそうに参加してくれる子供達です。最後は手はお膝に落ち着き、皆で朝のご挨拶『おはようございます』を言います。

③お名前よび
子供達の顔写真を見せ、お友達や自分の顔を確認してもらいながらお名前を呼びます。名前を呼ばれたら手を挙げて『はい』とちょうど良い大きさの声でお返事をする練習をしています。自分の名前が呼ばれるのをみんな楽しみに待っている様子がみられます。ちょうど良い声の大きさを、イラストを交えて動物の大きさに例えてみたり(小さい→アリさん、大きい→ライオンさん 等)視覚的に声のボリュームのコントロールが学べるように日々取り組んでいるところです。恥ずかしくて声を出せなかった子も今では上手にお返事が出来るようになりました。
併せて、今日のお友達の数を数えながら指で数を示す事にチャレンジしたりと数や指先の巧緻性にも触れているところです。

④日付と曜日確認
月と日にち、曜日、お天気等、毎朝一緒に読み上げています。数の概念や数字等、まだこれからのあずきのお友達です。日々の繰り返しの中で少しでも『見たことある、聞いたことある』という経験を通して、今後の興味関心や知的好奇心に繋がってもらえたらと思っています。

⑤季節の歌
おあつまりの最後は、その季節に応じた歌を歌います。月の初めは知らない歌でも、少しずつ覚えて一緒に歌ったり、楽しそうに聴いたりしながら穏やかな時間を過ごしている子供達です。ペープサートやスケッチブックシアターを使い、更に集中出来るよう準備しています。

おあつまりにしっかり参加出来た後は、季節のキャラクター(11月はこぎつねコンコンのキツネの人形でした)が登場し、1人ずつ人形にタッチしてもらいます。そのタッチも、『そっと優しく』のお約束で力のコントロール向上もねらいとしています。人形を、グーパンチや強く叩いてしまう事があった子も、優しく触れる事が出来るようになっています。

おあつまりが終わり、今日の1日のスケジュール確認のあとは、最後にみんなで『今日も一日がんばろう!エイエイオー!』と片手を上げてみんなで気合いを入れます。それを楽しみにしている子供達も多く、活動への意欲を更に高めていきます。

毎朝の10分間という短い時間ですが、注目する事、待つ事、声や力・気持ちのコントロール、人とのコミュニケーション等、療育の縮図となっている時間だと考えています。日々成長がみられる子供達。今後も楽しく継続していけたらと思っています🌟

 

児童発達支援センターおひさま 田代(吏)

デイキャンプ

2024/11/29

 

 急に寒くなり動くことが億劫になる季節になりましたね❄その中でも子どもたちは元気いっぱいに外で遊んでいます。インフルエンザや風邪症状が増えているようですので、お気をつけてお過ごしください😌

 

 放デイでは、11月に今年度おひさまを卒業する予定の6年生6名でデイキャンプを行いました。3名1グループになり電車、市電に乗って熊本動植物園に行きました☺️職員は最低限の支援のみで何か困ったことがあった時や質問されたことに答える役割で黒子に徹するかたちで行きました。みんながどのようにグループ行動するかな?時間を意識した行動は出来るかな?と楽しみに当日を迎えました。普段おひさまで過ごす様子から、それぞれに課題を感じる部分はありましたが、電車や市電でのマナーや職員に時間を聞く、グループで話し合って協力するというたくさんの良い姿、また、みんなたくさんの笑顔も見られイキイキとした様子でした!自分たちで決めて行動することで楽しさや責任感、グループでの役割や団結力を感じながら行動出来たのではと感じます。おひさまでの姿と外出先での姿様々な顔があり、その場に合った行動が出来る子達だと改めて感じ、成長に感動した1日でした☘課題はありながらも、その子の良いところや得意なところでカバー出来ることもあり、療育では、課題に関してはどうしたら出来るかなと一緒に考えていきながら良いところを伸ばしていく支援を心がけていきたいと思います。

 

 

                                            放課後等デイサービスおひさま 髙本

季節の変わり

2024/11/27

一気に寒くなってきましたね。

みなさんはもう衣替えはされてますでしょうか?入所の子どもたちはまだ半袖の子もいますが、少しずつ衣替えをはじめています。私が入所に異動になって、はや半年が経ちました。子どもたちとの関係性も深まり、時には子どもたちの自立のために伝えるべき場面があります。でもただ、ストレートに伝えるだけではなく、そのあとに一緒に振り返りをすることで自分自身も子どもとの新たな一面や思いを知ることができ、信頼関係の構築にも繋がって楽しく日々を過ごすことが出来ています。

今年もあと数か月となりましたので、残りの数か月も子どもたちと楽しく過ごしていき、たくさんのいい思い出を作っていきたいと思います。

 

入所部    白井

持久走の季節ですね

2024/11/26

早いものでもうすぐ師走ですね。多くの小学校では持久走の練習が始まっているようです。学年が上がるごとに距離が延び、得意な子と苦手な子の差が開いていきます。走ることが苦手な私にとって、持久走の授業は苦痛でなりませんでした。早くオトナになりたい!と思いながら走っていましたことを今もでも覚えています。
 先日のサービス担当者会議で、ある事業所の方から持久走の練習が始まってから、子どもたちの情緒が不安定だ、と言う話しを伺いました。理由がわかると周りの大人が対策をとることができます。自分から「今日は〇〇したから疲れている」と伝えられればいいのですが、自分が疲れていることの認識が難しく、イライラしたり甘えん坊になったり、夜になると眠気も加わり益々コントロールが難しくなるものです。

私なりの対策として、今の状態は一旦目をつぶって「眠そうだけど大丈夫?」「今日の体育きつかったろ~」などの声がけをして、まずは話しを聞き出してみます。話しているうちに少し元気になることもあれば、詳しく話してくれないこともありますが、こちらも具体的な理由がわかると、愛しい気持ちになるものです。もちろんそんな余裕のある日ばかりではなく、逆にこちらのイライラが、家族全体に広がるという最悪な事態になることもあり、体調が悪い時や疲れている時は要注意だと感じています。

娘も私と同じで持久走が苦手なので、しばらくは調子が悪い日があるだろうと覚悟しているところです。

 

相談支援センターいちばん星 太田黒

やさしい言葉掛け

2024/11/22

 学園に来たばかりの頃は、新しい環境に慣れず、自分の殻の中に閉じこもって、なかなか自分の気持ちを表に出すことが難しかった子が、徐々に自分を出せるようになってきて、たくさん笑うようになったり、こんな一面もあったんだ、とその子の新しい一面を見れた時、たまらなく嬉しいきもちになり、この仕事をして良かったなと感じることが出来ます。

 高校生のJ君はいつも犬のぬいぐるみと一緒なのですが、ある時小学生のH君が犬のぬいぐるみを抱っこしていたJ君に、「○○(犬の名前)かわいいねえ」と優しい口調で話し掛けているのを見てそんなことが言えるのかとびっくりしたのと同時にほっこり温かい気持ちになりました。H君からしたら何気なく言った言葉かもしれないけれど、そんな言葉掛けが出来るH君はとてもすてきだと思いました。いつもはちょっぴり荒々しい言葉も出てしまうH君ですが、今回のようなすてきな一面をもっともっと見つけていきたいと思いました。

 

入所部 山本

接遇マナー研修を受けて

2024/11/20

9月と10月に桑原たかこ先生の接遇マナー研修(職場のコミュニケーション)を受講しました。

日頃、総務として電話対応や来客対応をしている中で、お客様にとって気持ちの良い対応を心がけていますが、改めて電話や来客時の対応を学ぶ機会となりました。

 

また、職場において良いマナーは仕事の質(生産性)の向上にも繋がると教えていただき、目からうろこでした!

職場内でも良いマナーやコミュニケーションを心がけると、「何か手伝う事はないかな」「今、あの人が忙しそうだから、一緒にすると早く終わるかな」と考える事にもつながり、結果として仕事を円滑に進める事ができるそうです。

そのように考えるのは、日々のコミュニケーションによるものなんだと実感しました。

私たちの仕事は、一人で全てを行う事はできません。職場内でのコミュニケーションを密に取りながら(可能であれば楽しく)業務を進めたいと思います。

 

12月にも桑原先生の接遇マナー研修があります。先生の優しいお声と楽しいお話を聞いて、しっかりと接遇マナーを身に着けたいと思います。

 

 

 

                                                                                                                              入所部 総務 宇都宮

療育参観とは

2024/11/18

昨年度から通所部では、毎月「療育参観ウィーク」といって保護者の方に日頃の療育の様子を自由に参観して頂く機会を作っています✨

参観開始当初は、子どもたちはいつもと違う環境にソワソワしたり、「僕のママだ👀」と抱っこしてほしい、近くにいてほしいといった気持ちから活動に集中することに難しさが見られていました。また、保護者の方が帰るタイミングで涙を流してしまうお子さんもいました。

しかし、毎月「療育参観ウィーク」があることで、“また見に来てくれるんだ”という経験の積み重ねから今まで涙していたり、活動への集中が難しいお子さんが、保護者の方が来ても、活動に集中する姿が見られるようになり、「頑張るところを見ててね」といった姿勢が見られるようになりました😌

様々な経験から心が育っていく様子を間近で見ることができ、私たちも楽しみな時間となっています🍀

 

療育参観では、活動の様子を見るだけでなく、療育の様子を見ながらそのお子さんの特性に

応じて関わり方について知りたい、お家で出来ることは?などのご相談も受け付けております。参観希望の連絡に合わせて「ご相談したいんですけど…」と一言お伝えして頂くだけで大丈夫です!!気軽に連絡してくださいね😌

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 服部