今週 きらきらクラスはクッキングの活動を行いました。
自分たちで収穫したからいもを使ったからいもスティック作りです。
みんなクッキングを楽しみにしてくれて、
それぞれエプロンを忘れずに準備してくれました。
もう、みんな本当にかわいらしくてエプロンファッションショーをしたいくらいです。
今年のおいもはとても立派な大きなおいもで、ピーラーで皮をむくのもひと苦労…
すじばっていて硬くて、なかなか包丁が入っていきません。
利き手の反対の手を上手に猫の手にして一生懸命に包丁に力をこめますが
切りにくくて四苦八苦…
スタッフが手を添えて一緒にやってみると
ようやくスティック状にきることができました。
どの子も真剣です。
体に少しマヒがあり、包丁を触った経験のないお子さんも、初めは自分でも
ケガしないかな?と心配されていましたが、怖がることなく気を付けながら
集中して作業を頑張ってくれました。
硬くてすじばったおいも 大丈夫かな?と心配でしたがレンジ加熱すると
ほっこりきれいな黄色になりました。
そうしてレンジ加熱したお芋をホットプレートに入れ、サラダ油で炒め焼きしていきます。
子どもたちは順番にターナーを使ってやけどに注意しながらお芋を炒めます。
味付けはシンプルに砂糖と塩だけです。
ところで今どきの子どもたちは砂糖や塩、それだけの味を味わったことがあるのかな?
そこで、実際になめてもらいました。
どちらがお砂糖でしょう? ちょっと見ただけではわかりません。
なめてみると?さすがにみんな大正解!なかには塩をなめたとたん
しょっぱさに驚いて吐き出してしまったお子さんもいたんですよ!
さあ いよいよ出来上がりです。
お砂糖がとけてカラメル状になり、カリッと仕上がってとても美味しそう!
みんな喜んでパクパク食べてくれました。
からいもは苦手で給食に入っているおいもはよけてしまうお子さんも
おいしい!とおかわりして食べてくれました。
やっぱり自分たちで収穫して調理したものは格別なのですね。
調理の活動には他にはない力があります。
一番に呼ばれないと崩れてしまうお子さんも一番でなくても待つことができたり、
体の動きを止められず危険なことが起こりやすいお子さんも動きを止めて
注意深く作業ができます。
食べる楽しみがあるということは強みなのですね。
楽しみがあると苦手なことも頑張れます。そしてそれは成功体験となって心にのこります。
これからもたのしい!うれしい!できた!の経験を積み重ねて、子供たちの力になるよう
頑張っていきたいと思います。
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 一山