若草学園の実践ブログblog

おでかけ!!

2019/09/11

先日、おひさまぷらすではイオンと空港にお出かけをしました。
お出かけをする前の週から、事前学習として
外出時のルールやマナーについて学びました。

今回は実際の映像を見ながらでの事前学習という事もあり
子どもたちも、しっかりとイメージが沸いて
ルールやマナーを確認することができていました。

当日の朝も、もう一度確認を行い
出発進行!!!

外出先では、ルールやマナーを
しっかりと守って過ごす事が出来ており
お友達同士で「車が来てないか確認した?」や
「一緒に行かなんとばい」とグループ行動を
意識して行動する姿がありました!

また、今回はおこずかいを使って
自分でおやつを買いました。
今まで自分でお金を払ったことがないお友達もいましたが
「お願いします」や「ありがとうございます」等の
店員さんとのやり取りもしっかりと出来ていました。
金銭感覚のあるこどもさんは、自分達で計算をしたりと
色んな様子を確認することができました。

今回の子どもたちの様子を見て
改めて事前に伝えておくことが
いかに大切なのかを強く感じました。

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

辻島

☆パーソナルスペース☆

2019/09/10

「パーソナルスペース」聞いたことありますか?????

生活スペース・職場空間・あらゆるところで

必要不可欠ではないかと思います。

感じていますか?

色んな環境の空気を・・・・・・・

 

まずは私たちが感じ取って

子どもたちにも伝えていきたいと思います。

 

 

入所部 中林

誕生日会

2019/09/09

8月の誕生日会メニューです。

ビーフストロガノフ・サラダ・それにケーキとジュースが付きました。

ビーフストロガノフは、牛肉と玉ねぎを炒めそれにデミグラスソース、生クリーム

ケチャップ、ソースなどを入れてとろ~りとするまで時間をかけて作りました。

 ごはんは、ターメリックライスにしました。色の具合に気をつかいました。

サラダも内容豊富で、レタス・サニーレタスの上にブロッコリー・ミニトマト・コーン

シーチキンをトッピングしました。

彩り良く盛りつけを行う為に、みんなで意見を出し合いました。

 

子ども達にたくさんのメニューに触れてほしくて、

今回は何時もと違うメニューにしたので少し心配子でしたが、

こどもたちの反応の良さに一安心しました。

 

 

ビーフストロガノフって美味しそうな名前だと思いませんか。

                       

 

 

 

 入所部  厨房 前薗

心がある

2019/09/08

おひさまに「おもち」「あずき」という2匹の可愛い猫ちゃんが来てくれて、

4ヶ月が過ぎました。すくすくと成長し、すっかり大きくなりました♪

毎朝、おひさまに出勤すると、玄関でお出迎えをしてくれます。

そして、必ず「一晩お留守番を頑張ったよ!」と言わんばかりに、抱っこを

せがんできます。1匹ずつ名前を呼んで抱っこすると安心した様に泣き止みます。

そして・・・

次にやって来るY課長。(2匹のおばあちゃん♡)

Y課長が出勤して来ると、Y課長の靴箱の前に座って「おはよう!」とご挨拶。

猫も観察していると、色々と気持ちがあって言葉は話せなくても伝えたい事で溢れて

いるんだなぁ・・・と愛おしくなります。

今日は、Y課長がお休み。施設長も出張。

いつも事務所で可愛がってくれる2人がいなかったので、愛情不足?!

現場にいる私たちは、朝夕くらいしかゆっくり関わらないので、2人の事が大好きなの

ですが、今日は寂しかったのかな?事務所に用事があったスタッフに「にゃ~!」と

すりよって「抱っこして!」とせがんだそう・・・。

先日、東京出張に施設長が出かけていました。

いつもは、朝、私が出勤すると、玄関に並べてある施設長のスリッパが少しズレているくらいなのですが、何日もいないと寂しいんでしょう。

毎日、スリッパが色んな所に散らばっていたり、スリッパの中に物が入っていたりするようになりました。

初めはどうしてなのか?分からず、成長したから悪戯するようになったのかな?と思っていたのですが・・・

気付きました!!!

会いたかったんですね~。

それから施設長が戻って来られた時の喜びようったら♪

「にゃ~っにゃ~っ!!(僕たちを忘れないで!)」とくっつきまわっていました。

ちょっとジェラシー(笑)

 

こんな猫たちの日常を観察して思うのです。

ぽかぽかクラスの子ども達も言葉がまだ出ていない子どもも多くいます。

もっと子どもたちの心の中に入りたい!!!

何を考え、伝えたいのか分かってあげたい!!!

言葉は話せなくてもいっぱい伝えようと頑張っています。

動物にも人間にも「心がある!」

だから動物は情操教育に良い!とされているのは個人的には納得です。

だって、まずは心が動かなければ、体はうごかないでしょう?

これからも「心」をもってお仕事に励みます!!!

 

児童発達支援事業 ぽかぽかクラス 江藤

ダンス♪ダンス♪

2019/09/07

最近入所の子ども達の中で

ダンスが流行っています。

 

秋祭りなどのイベントに向けて

練習し始めた事がきっかけなのですが、

それ以外にも

ダンスでダイエットをする

暇だからダンスをする

テレビを観て歌いながらダンスをする・・・

など目的はそれぞれですが

踊っている時や

終わった後の表情がみんなとても素敵なんです!

 

ちなみにダイエットの為にダンスをする

女の子達のダンスに一緒に参加させて貰うと

もう滝汗!!

女の子たちは若いし、体力ある為

「きつ~い!!」

とはいうものの、多分そこまできつくは

ないんだと思います・・・が

私は ぜえぜえ 息が切れる切れる(T_T)

歳と体力の無さを痛感しました・・・

 

子ども達のストレス発散にも

なっている様ですし、

みんなで笑いながら

体力づくりも出来て一石二鳥♪

 

時間がある時は私も便乗して

子ども達と一緒に体を動かしたいと思います^^

                       

 入所部 藤本絢子

願い

2019/09/06

8月半ばから、毎日雨が降り憂欝な日々を送っていましたが、9月に入り、ようやく青い空と太陽を見る事でき、自分を人らしく感じたところです。

 

毎日降る雨にうんざりし、気持ちも憂鬱になる中、九州北部大雨災害が起こりました。“災害が起こるかも”と分かっていても防ぐ事が出来ない天災に、被災者のみなさんは辛い状況だと思います。

 

台風13号が九州に近づいており、九州北部を通るのではないかと予想されています。私の妹家族や知人が佐賀県に多く住んでいるので十分に注意し命を守って欲しいとのと同時に、台風の勢力が弱まって欲しいと願うばかりです。

 

 

                                                              相談支援センターいちばん星 山田

 

なるようになる✨

2019/09/05

 先日娘を保育園に迎えに行った際に元おひさまの子と会いました。

最初僕は気付かなくて・・・娘と荷物をまとめて帰ろうとした時

〇「先生♪先生♪」

と聞いたことある声👂

久しぶりに会って話をしたら

「今保育園に実習生としてきています。」

と話してくれました。

「すごい♪がんばっているじゃん!実習どうですか?」

〇「うーん。子どもって大変だね♪でも一緒にいると楽しい!(^^)!」

学校に訪問した際や保護者と話した際に

僕自身「〇さん元気にしているかなぁ?学校楽しんでいるかな?」

と心配していました。

その不安も〇さんの笑顔や言葉を聞いて一気に吹き飛びました。

 

おひさまの療育の3本柱

★自己コントロールする力

★人とやりとりする力

★社会で生きていく力

 

何でも体験するで人の考え方・感じ方が出てくる。それが経験として今後の人生に生きてくるはず!!

と勝手に思いました。僕自身も不安や心配事が昔からありました。でも一歩前に出る勇気も時には大切だなと〇さんと再会して思いました。

〇さんありがとうございました(*’▽’)

 

夏休みが終わり、新学期が始まりました。子ども達も生活リズムが変わり今の時期は大変だと思います。無理せず踏ん張ってください。

陰ながら応援していますよ(*^-^*)

 

また、放課後等デイサービスおひさまに異動して6ヶ月になりますが、同じ現場で働く先生方に感謝する毎日です。同勤でき幸せ者です。

その感謝の気持ちを子ども一人一人に還元できるように努めていきます(*^-^*)

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

放課後等デイサービス 

おひさま 

田島 秀一

 

10月のフットベースボール大会に向けての練習再開

2019/09/04

毎年、開かれるフットベースボール大会に今年も参加します。新旧メンバーの入れ替わりがあり、新しくメンバーとして参加する児童もおり、チームワーク作りから始めようと意気込んでいます。

 昨日の初練習では以前からのメンバー中心の中に新加入の児童も参加していました。新加入の児童に対して以前からのメンバー児童からアドバイスをもらい、2組に分かれての練習試合中でのルールの確認や消極的にならずに思いっきりボールを蹴る事、そのアドバイスをもらいながら練習試合に参加していました。少しずつ練習を重ねてもっと気持ち的に成長出来て来ると思います。 

 又、昨年とは打って変わって蹴る力が増してきた児童も居て心身共に成長を感じさせられる思いがしました。これからもっと練習を通してお互い助け合い、より良いチームワークを作っていきたいと思いますので声援よろしくお願いします。

 

 

 

 

                    入所部:家入

環境美化のあとは・・・

2019/09/03

 7月に引き続き、総務では8月末の最後の3日間と予め日程を決め、敷地内の環境美化として草取り等を行いました。

お天気の心配もありましたが美化作業を行う時間帯は雨も降らず、また、暑すぎずの気候でしたので作業も行いやすかった様に感じました。

先月、美化作業をした際に綺麗にしたはずの場所は見事にまた草が生え、元気に伸び伸び(笑)としていましたが、出来る限り綺麗にしようと作業を行いました。

 

 

最終日の退勤後は慰労会を行い、美味しいものを食べながら3日間行った美化作業のことや日頃の業務について。また、来月からも皆で協力して頑張ろう!と話しをしました。

 

 総務ではタイムマネジメントを行っており、環境美化の日程も月末なら可能なのではと考えたからこそ時間を捻出できたのだと思います。

また、日頃から協力して業務を行なおうという気持ちもあります。自分の仕事だけでなく、周りに目を向けてコミュニケーションを取りながら仕事が出来る環境にあることを嬉しく思います。

 

入所部 総務 宇都宮

9月の『大津町子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2019/09/02

相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は、9月18日(水)に開催します。

 

●日時:令和元年9月18日(水)午前10時〜正午

●場所:大津町生涯学習センター2階 中会議室

●講師:三気の里 熊本時習館特別支援相談員 浦田裕之先生

●演題:「思春期の子どもを持つ親に伝えたい」 〜子どもの自立と進路選択について〜

●内容:支援を受けている子どもの義務教育後の進路選択や就労支援の現状などをお話します。

    子どもの将来への思いなどを参加者全員で共有できるセミナーです。ぜひご参加ください。

                             

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

 大津町役場 福祉課 障がい福祉係 (096)293-3510

夏祭り

2019/09/02

  8月の最終週にきらきらクラス、ぽかぽかクラス合同で夏祭りを行いました。

夏祭りも今年で4年目ということもあり、年々品数も増え、本格的になっています☺︎

普段行っている手指トレーニングを活かしてビーズを通してブレスレットを作ったり、新聞紙を丸めてたこ焼きを作ったり♬

今年は新商品としてドーナツも作りました♬   普段行っている活動にはどれもねらいがあり、夏祭りでは「異年齢交流を楽しもう」「言葉のやり取りを楽しもう」というねらいを立て、そのねらいが達成出来るよう、スタッフで話し合いながら準備を進めていきました。

きらきらクラスの子どもたちが中心となり、活動の中で商品を作っていきましたが、おひさまでの夏祭りを経験したことのある子どもたちが多く、イメージがつくことで夏祭りを楽しみに商品作りに取り組んでいました♬

   いざ当日!お店の担当を決め、開店準備をし、お客さんであるぽかぽかの子どもたちを迎えいれます。どのお店の子も大きな声で「いらっしゃいませ〜!ドーナツはいかがですかー?」「たこ焼きおいしいですよー!」とお客さんを呼び込みます。

   普段は言葉で伝えることが苦手で、お友達に伝えたいことがある時に「先生が言ってー」と私たちの後ろに隠れている子も、今まで聞いた中で1番大きな声が出ているのでは?と思うほど活き活きした表情で声を出している姿を見ると、嬉しくて涙が出そうになりました。

   座ること、待つことが苦手な子もお客さんが来なくても「いらっしゃいませ〜!」と声を掛けながらお客さんが来るのを楽しみに待っていました♬

   ぽかぽかのお友達に優しく声を掛けたり、「袋に入れてあげようか?」と思いやる姿が見られた他にも、普段見られない表情や姿も見ることができ、成長を感じたと同時に子どもたちと同じようにやりがいを感じることが出来ました!

  そして子どもたちに「楽しかったー!またやりたい!」と言ってもらえたことが私たちにとっては何よりも嬉しかったです☺︎

   これからも楽しみながら力をつけていけるよう、スタッフ間で話をしながら活動を考えていきたいと思います♬

  子どもたちの笑顔は私たちにとって宝物です♡子どもたちと過ごせる日々に感謝しています。いつか「あの時おひさまに来て良かった!」と思ってもらえる日が来てくれたら嬉しいです。 

 

児童発達支援センターおひさま  児童発達支援事業    宇藤

8月

2019/08/31

長い夏休みも終わり、子どもたちは元気に学校へ行っています。

 

日本ではお盆の時期に精進料理やだんご、そうめんなどを食べる文化があります。

精進料理を食べられる理由として

お盆は旧暦の7月にあたり農作物の収穫を祝って食べられたといわれています。

他にも、そうめんには細長い糸のように見えることから

 

                         ‘幸せや喜びが細長く続く’

 

 

という意味や家族などの無病息災の意味があったとされています。

暑い季節で夏ばて気味になり、食欲が落ちても、冷たくのど越しの良いそうめんは

体のエネルギーになることから食べられてきたとも言われています。

 

 

 

先日、学園でもそうめん流しを予定しておりましたが

あいにくの雨で中止となってしまいました。

又来年できるといいなと思います。

 

入所部 厨房 米口

おやつ作り

2019/08/30

  入所では、毎年色々とおやつ作りをします。おやつを作るのは大好きな子ども達。

第1回は、「フルーツパフェ!」これは小学生を中心に行いました。エプロン、三角巾を付け準備万端。張り切る子ども達。バナナを剥いてナイフでカットします。また、缶切りでくだものの缶詰を開け、これもカット。今の子ども達は、缶切りを使う事もほとんどなく、どうやって開けるのかわかりません。3年生の女の子がコツを覚え、悪戦苦闘している男の子から「貸して!」ともらい、上手く開けていきます。いつもは取り合いになりけんかになるような場面でしたが、黙って男の子は渡し、上手く開けていく女の子に「すごいね~!」と絶賛。いい場面でした。

 

 

 

果物を全部切って、コーンフレーク、アイス、チョコソースとイチゴソース、チョコチップ、ポッキーを並べ、準備OK。みんなを呼び、順番に盛り付けていきます。お店で出てくるような、なかなかのフルーツパフェの完成です。小学生が準備した事を伝え、「ありがとう」「いただきます」を言ってもらうと、満面の笑みでした。

 

 第2回は、ホットケーキ。これは中学、高校生の出番です。女子はやる気満々で準備してくれました。男子は「え~!!面倒くさい」と言いながらも、数名が準備OK!ホットケーキミックスに牛乳を計って入れ、ホットプレートに流して焼いて行きます。男子チームと女子チームに分かれ、大賑わい。男子の最初は、温度が高すぎて、裏が真っ黒に。みんなで見ては大笑いしていました。だんだん手際よくなっていき、ふんわりおいしそうなホットケーキがどんどんできて来ました。食べる時は、1回目のフルーツパフェのアイスの残りとチョコソース、ケーキシロップを乗せ、みんなでおいしく頂きました。

 

 職員も一緒に食べ、こんな時は、子ども達も笑顔がたくさんですね。一緒に作っておいしく食べるのって、見ていてこちらもうれしくなります。昔、息子と一緒に作っていた頃が懐かしく思い出されました。入所の子ども達にも、こんな何気ない楽しい経験をたくさんさせてあげたいと思う今日この頃です。

夏休みの楽しい思い出が、またひとつ出来ました。

 

入所部 松村

 

スイカ作りました♪

2019/08/29

日頃、子ども達の療育にたくさんの教材を作ります。

行事や活動プログラムをイメージして、更に子ども達が楽しめるには、どんな物だったらいいかな~?と常に考えています。

私は、物を作ること(製作)が大好きです✨(*´▽`*)

そのため、休日にプライベートで買い物に行った時にも、「これは使えるかも⁉」とついつい、色んな物を物色して、連日、ダイソーやホームセンターに通い詰める週末もあるくらいです…(;´∀`)

 

今回は、児童発達支援の夏祭りの為に作った「スイカ」をご紹介します。

夏の風物詩でもある「スイカ割り」ですが…

以前は、本物のスイカを使っていましたが、誰かが割ってしまったら、もう後の人はなかなか出来ません💧

何とか全員が「スイカ割り」を楽しめないかな~と考えた時、「くす玉」や「桃太郎の桃」をイメージしました。

桃太郎が桃からパッカーンと出てくる様子が楽しいですよね!(AUのシリーズにも影響を受けました♪)

 

そこで、何回でも「スイカ割り」ができる「スイカ」を作ってみました♪

 

実は、このスイカ、お料理の時に使う「ボウル」なんです。

 

ダイソーに買い物に行った時に、この「ボウル」の「ふち」や「底」がないものを見つけた時に「これだ!!」と思って、すぐに買って作ってみました。

 

まず、内側の「ふち」の所にマグネットを張り付けて(強力両面テープで付けます)、ボウル同士がくっつく様にしています。(マグネットなので、ちょっとの衝撃で離れてパッカーンと割れてくれます!)

 

 

そして、内側の赤いテープを貼っていきます。

次に、周りの緑色のテープを貼ります。

最後に、黒色の模様を貼ります。テープをカッター板に張り付けて、デザインカッターでジグザグに切って貼れば完成です☆

(途中経過の写真を撮り忘れたので、手順だけですみません💧)

 

 

スイカ割りの棒は、スイカがプラスチック素材だった為、壊れたり割れたりしない様に、新聞紙を数枚重ねて丸めて作りました。丸めた新聞紙にビニールテープをグルグル巻きにして貼り付けたら完成です✨

 

スイカ(ボウル)は安定しないので、台座が必要ですが、これも新聞紙を丸めて、ビニールテープを貼ったものです。土台の高さが高すぎると、衝撃を与えてもスイカが割れてくれませんので、微妙な高さが必要なんです…💦(これは、スイカの大きさに合わせて、微調整をしながら作っています)

 

割ってみると、こんな感じです。

皆が楽しめる「スイカ割りゲーム!」の完成です。

 

 

 

スイカ割りは、目隠しをした場合には、周りの声に耳を傾けながら距離感を測ることも経験できるし、前後左右を理解しているかをみることも出来ます。棒を振り下ろす際の力加減なども伝えながら取り組むことで、色々な経験を積むことが出来ます。楽しみながら経験するって大事ですよね♪

 

実は、このスイカ、我が子が通っている保育園にも作って寄付しました!(笑)

今年の夏は、保育園の夏祭りでも活躍しました!保育園の夏祭りでは、スイカの中に景品のお菓子を入れて、スイカが割れたらお菓子が出てくるようにして楽しみました♪

簡単に作れますので、ぜひご家庭や保育園でも作ってみて下さいね☆( *´艸`)

 

これからも、子ども達が楽しみながら学べる教材作りをしていきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 河瀬

人間ドック

2019/08/28

 

先日、年に一度の健康診断を受けました。

今回は年齢的にも節目ということもあり、はじめて「人間ドック」を受けました。

少しお金もかかりましたが、一般的な健診項目よりも多くの検査が出来、検査結果も立派な冊子として自分の体の状況が詳しく把握でき、個人的にはとても良かったと思います。

結果は、要精密検査(胃内視鏡検査及び炎症反応検査)が必要でしたので、お盆休みを使って再検査をし「様子観察」という結果となり安心へとつながりました。

通常の健診では総合評価オールAの私ですが、人間ドックとなるとE評価もありました。

自分自身、これまで大きな病気もせず、部活動で鍛えた体にも自信があったのですが・・・年とともに自分の体も変化しており、今回の件で改めて早期発見・早期治療・健診オプション項目の大切さを実感しました。

私ごとですが要精密検査の最終的な結果がでるまでは、心理的にそれまで何も気にせず過ごしていた日常とは変わり、「死」を意識したり「家族や職場」を意識したり悪いことばかり考えてしまいました。でも家族や職場のことを思うと、「まだまだ元気でないといかん!」という気持ちにも気づかされました。

 

私たち福祉サービス事業所では人と人との関係が基本であり、「元気で健康な体」でのサービス提供は基本中の基本でありますが、つい忘れがちになります。

「こうしてあげたい」「こんなことをしたい」など、何をするにも健康な体が一番です。

健康な体は「自分を大事にすること」が始まりではないでしょうか。

みなさん自分自身を大事にできていますか?病気があれば丁寧に関わっていますか?早期に通院できていますか?人からの見た目(見栄え)も考えてあげれてますか?自分のために時間を使ってあげれていますか?幸せですか?

・・長くなりましたが・・自分自身を大事にすることが「こどもを大事にする」「ひとりの命にも大事に寄り添える」ことへつながると私は思っています。

 

                   

        若草児童学園 入所部 総務

               大田黒 美和

学ぶって大切

2019/08/27

夏休みの若草学園は、入所部も通所部も子ども達がいっぱいでとても賑やかです。

スタッフは汗だくになりながら夏を楽しんでます。こんな時はおひさまの猫(おもちとあずき)にも手を貸して欲しいほどです。2匹は愛嬌振りまいて子ども達を笑顔にしてくれたり、スタッフにギューッと抱っこされて「ほっとする~」と感謝されたりと癒しの役目を果たしてくれています(=^^=)

さて、夏休みはスタッフにとっても学びの大切な時期です。

先日は熊本県こども総合療育センターの先生に定期支援に来て頂きました。

プログラムはSST(ソーシャルスキルトレーニング)です。内容はフルーツバスケットを基本にしてみんなの前でお題を自分で考えるゲームでした。「みんなが揃うせっかくの夏休みだから一緒に楽しもう。」という思いで選んだプログラムで子ども達も大喜びで楽しんでくれました。子ども達が帰った後に熊本県こども総合療育センターの先生方とビデオを見ながら一日の支援について振り返りをすることになりました。ビデオに映る自分の支援の姿や子ども達への言葉掛けを見て反省しました。

子ども達のために動いているようで動いていない。自己肯定感が上がる様に褒めているようで褒めていない。タイミングよく声を掛けているようで掛けていない。『~しているようでしていない』『知っているけど行動していない』そんな自分の姿をみて大反省しました。

ついつい『~しているつもり』となってしまっている自分を振り返る時間にもなりました。熊本県こども総合療育センターの先生方からの貴重なお話やスタッフの気づきの中から多くの事を学ばせて頂きました。「学びって大切だな」「人の言葉って有難いな~」「気付くことがあってよかったな」と思いました。

もう一つ聞かせて頂いた講演の中では「これからの教育で大切なこと」として「感性・知性・プロジェクト力」のバランスの取れた子ども達を育てていくことだというお話でした。バランスが取れてこそ「自分のしたい事を自分で考え自分で成し遂げようと周りを巻き込んで計画する力」が身に付くということでした。感受性豊かな子ども達、その感性を磨くには大人も好奇心を持って輝く感性で応えられたらと思います。せめて子ども達の感性を受け入れる柔軟性や共感する気持ちを持っていたいと思いました。知性においても子ども達の知的好奇心に共感しながら「知る楽しみ」「達成感」を一緒に体験していけることは大人も学んで成長していく機会になると思いました。前向きなお話しを聞くと大人も頑張ろうと生きる力をもらうのだから尚更、子ども達にとってもポジティブな大人でありたいと思いました。与えられた環境の中で最高のパフォーマンスをするのがプロだと教えて頂き、その中で自分を振り返り、出来ていない自分に気付いて落ち込んでしまった時もありますが前向きな話を聞いてがんばろうと思えた自分もいてやっぱり学ぶって大切だと思いました。

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

吉田

「夏休みの締めくくり・人吉の思い出」

2019/08/26

 今年も人吉ロータリークラブの方々のご招待で湯前町のホイホイ広場のまだ奥まったところにある山小屋でのディキャンプに行ってきました。

2年前は、キッチンカーでの訪問をして頂き、昨年は、今年と同じ場所でのディキャンプを体験させていただきました。

 

 スタッフの方のあたたかいもてなしと自然の中でのひと時は、日ごろの色んなストレスも吹っ飛んでしまうくらい楽しい時間でした。お客さん扱いではなく、一緒に食事を作ったり、遊んだり、話をしたりと自然にくつろげる環境を作って下さりとても感動しました。

 昨年、「もっと、川遊びをしたかったあ」と子供たちが言っていたことをしっかり受け止めて頂き、調理の時間を短縮して子どもたちが、川遊びを満喫できるよう配慮してくださり、子供たちの歓喜の声と笑顔を今年も観る事が出来ました。職員も一緒になって冷たい水の掛け合いで「きゃーきゃー」はしゃいでしまいました。

 

 コミュニケーションが苦手で園でも自分から話しかけてくることが少ない女の子が、冷たい川に入ったり、バギーに乗りたいと希望し職員が驚いてしまう場面もありました。

きっと子ども達の胸の中に「ほっ」とする暖かい思い出が出来たことでしょう。

安全・衛生面に気を付けて1日子ども達と過ごして頂いた皆さんに心から感謝・感謝の気持ちでいっぱいです。そして、「来年もお会いしましょう」と言って下さり、またまた満面の笑顔の子ども達でした。

早速、お礼を送りたいとかわいい手紙を書いて人吉を思い出していました。

 

私たち職員は、暖かい心に残る思いやりを学ばせて頂いたと思います。ありがとうございました。

 

                               入所部 山下

子どもの脳をいかに守るか

2019/08/25

子どもの脳をいかに守るか

虐待をはじめとした親(養育者)からの『不適切な養育(マルトリートメント)』子どもの脳を傷つけることが明らかにされました。※『マル=悪い トリートメント=扱い』

児童相談所への虐待通告件数が、昨年度調査では15万9,850件と過去最多となっています。

 

乳幼児期の親のかかわり方が子どもの人生を変えます

脳は、1歳で大人の約70%に成長し、4歳までに95%まで成長すると言われています。

これほど、幼児期の子どもの脳の育ちは大切なのです。 

人間の子どもは、生きていくために、大人の「養育」を必要とします。その養育には、愛情とぬくもりが必須です。しかし、実際には身近な大人と愛着(絆)が結べないまま成長していく子ども達が非常に多く存在します。

 

これはNG!子どもにやってはいけないこと『ワースト5』

〈1位〉 体罰、言葉の暴力

 厳しい体罰は、犯罪防止力や感情、意欲に関わる前頭前野の容量が20%変形・委縮するという調査データがあります。また、言葉の暴力による脳へのダメージは、体罰よりもはるかに大きく、「心因性難聴」や「運動性失語症」などの原因になります。叱りつけたり、非難するだけでなく、はやし立てる、侮辱する、嘲笑する、おとしめる、批判する、過小評価することも大きなダメージに。言葉の暴力を繰り返すと、脳の聴覚野が変形し、自己肯定感の低い子になります。

〈2位〉 ながら育児

 子どもにスマホやタブレットを渡して、インターネット画像を見せたりゲームをさせておく親御さんも多いと思いますが、長時間、こうした機器から発せられる映像を見続けると、右脳と左脳をつなぐ脳梁という部分が細くなりコミュニケーションや感情をコントロールする能力が低下します。園や小学校で集団行動ができない子になってしまうことも…。

〈3位〉 他の子と比べる

 きょうだいや他の子と比べたり責めたりすることは、子どもの自己肯定感や自尊心を著しく低下させ、脳の聴覚野だけでなく喜びや快楽を感じる線条体を変形させます。健全なコミュニケーション能力が育たない上、いじめやDVの被害者になったり、「自分のせいでこうなった」「自分がすべて悪い」と認知がゆがんでしまい、意欲低下にもつながります。

〈4位〉 子どもを支配する

 親の言うことは絶対で、常に従わなくてはいけない、あるいは、親の価値観を押しつけるといった主従関係は、子どもに大きなストレスをもたらします。ストレスが長期的にかかると、扁桃体が過剰に興奮し、副腎皮質からストレスホルモンであるコルチゾールが大量に出て、脳に悪影響を及ぼすほか、子どもは常に親の顔色をうかがい、嘘をつくようになります。

〈5位〉 子どもの前で夫婦げんか

 夫婦喧嘩やきょうだいへの暴力・暴言などを子どもの目の前で行う面前DVは、視覚的・聴覚的に子どもの記憶に残り、視覚野の容積が6.1%も小さくなります。視覚野の容積が小さくなると、相手の表情が分からなくなり、対人関係に支障をきたします。殴る・蹴るなどの身体的DVと怒鳴る・ののしるといった暴言DVの内、脳に影響があるのは、むしろ暴言の方。身体的DVに比べて6倍もの悪影響があることが分かっています。

                                            

 これは、8月5日、熊本市で行われたDV防止セミナーでご講演頂いた福井大学子どものこころの発達研究センター教授である友田明美先生の資料から抜粋したものです。

 

                                          

子どもを健全に育てるためには、親が健全であることが求められます。しかしながら、時代の変遷とともに、母親の7人に1人が、抑うつ傾向にあるとのデータも出ています。いわゆる「子育て」が孤立化し、閉塞的になって、『弧育て』が増加しているのです。育児困難に悩む親たちを社会で支える仕組み作り「とも育て(共同子育て)」が必要なのです。

また、発達障がいの特性も被虐待児も同じような症状を呈することがある為、しっかりと見極める必要があります。私たちは、相談支援を通して沢山の大人の方と出会います。現代のように分からなかった障がいもあり、時代背景から、上記のような虐待を受けながら育ってきた大人が、今子育てをされています。親のなにげない言動が子どもの脳を傷つけていることが分かった今、虐待のスパイラルを断ち切ることが必要です。

 

将来を担うかわいい子どもたちには、自立した生活を送って欲しい!社会の一員として、自分らしく豊かに暮らしていって欲しい!と、親であれば誰もが願うことだと思います。

私たち相談支援センターいちばん星は、これからも保護者の応援団として、ペアレント・プログラムや子どもの発達セミナーにエネルギーを注ぎつつ、幅広い人々の相談支援を行っていきたいと思います。

                                                                      相談支援センターいちばん星

                                                                             伊豆野 良栄

発達支援に大切なこと~療育キャンプを振り返って~

2019/08/24

皆さんは、子どもの何気ない一言に、感動や成長を感じていますか?

おひさまでは、毎年、小学校3年生を対象に、一泊二日の療育キャンプを行っています。

このキャンプでは、お友達と衣食住を通して、ソーシャルスキルの獲得度を見ていくのですが、今回のキャンプの中で起きた多くの成長を感じるエピソードの中から、ある一人の子どもさんの何気ない一言に焦点を当てたいと思います。

 

 そのエピソードとは・・・、AくんとBくんのキャンプ2日目の朝の虫取りの一場面のことです。

 

 普段は療育のクラスも通っている学校も違う二人。Aくんは、正義感が強くリーダ0気質で優しさいっぱいだけど、自分の気持ちを言語化することが苦手で、時には手をあげてしまうことがあります。一方、Bくんは、興味関心事があると、その探求心から周りが見えなくなってしまい、必要な時にみんなと一緒に行動(集合時間に間に合わない、次の場所への移動など)することができなくて、先生やお友達からついつい注意を受けてしまいます。

 でも、Bくんは彼なりの考えがあり、理由を尋ねると『自分はこうしたかった』と自分の考えを言語化する力を持っています。

 

 そんな2人が同じグループで同じ部屋で行動を共にすると、どんな化学反応が起こるのか?とってもワクワクしていました(絶対に衝突するだろうな…と思いつつ…)

 

 一般的に、発達に課題のある子どもの支援は、引き算方式と言われています。引き算方式とは、ある刺激によって、本人が次の行動に移れなかったり、今知っていた方がその後に本人が苦労しないだろうと思われる情報を収集できなかったりする場合に、その刺激となっている情報を減らしたり、整理したりすることです。

 

 今回の場合、Bくんにとっては、特に『生き物』が刺激であり、Aくんにとっては、急に一人で行動し始めるBくんが刺激になると予想していました。

 

 案の定、Bくんはトンボを見つけると捕まえるのに夢中になり、集合時間に間に合わなかったり、夕食の準備中にキャンプ場内の地図を持って、突然部屋から出て行ったりしていました。

 そんなBくんの行動を見ていたAくんは、Bくんに対する口調が徐々に荒く、強くなってきます。Bくんは『なんで、そんなこと言うの?』とAくんの感情を上手くくみとることが出来ません。それに対してAくんの怒りは爆発‼『お前ね…』のあとに次の言葉が出てこず……。直後、Bくんにけりを一発。(足をひっかけるような感じの出し方で、Aくんなりに力を加減していたのがわかりましたが…)

 勿論、Bくんは『せんせ~Aくんが蹴ってきました。痛いです。』と言います。それに対してAくんは『別に痛くないし。強く蹴ってないし。』と反論します。

 本来であれば、この時点ですぐに大人が間にはいって、それぞれの言い分を聞き、両者に対して正解的な解決しなければ、私はそうしませんでした。だって、今日は療育キャンプ。子どもたちが、どれだけソーシャルスキルが身についているかを総合的に見ていく日です。

 彼たちがお互いに自分の意見をぶつけ合い、正解的な解決をするのではなく、お互いが相手の思い(彼たちの特性からは、目に見えなくてとってもわかりにくいものですが…)を知り、納得感を得られるかが大切であると考えました。彼たちの行為が人格否定をするという結果にならないよう、選択肢の情報は伝えながら見守りました。

 ここから二人の議論が始まります。。。。。。

 

Bくん:どうして蹴るの?

Aくん:お前がウロウロするからだろ!

Bくん:ウロウロしてないよ。あっちにセミの抜け殻があったから。

Aくん:はぁ? お前、バカじゃないの?勝手に行ったらいかんだろう!

Bくん:バカじゃありませんよ。だってセミの抜け殻があったから…

Aくん:いま、行くなってことだよ。先生とせなんだろうが!(準備や片付けのこと)

Bくん:ぼく、もう、全部おわったよ!

Aくん:マジでっ? はやっ! ちょっと俺もするけん、待ってて。(準備など…)

Bくん:いいよぉ~

 

 みなさん、おわかりですか? すごくゆる~い納得感ですよね。最初の『蹴られた』ということから論点がはずれ、なぜか、最後は『一緒に外に出て抜け殻を取りにいく』ということに変わっています。

 実は、Aくんはまだ準備や片付けが終わっていなくて、他のお友達と遊んでいたのです。Aくんが遊んでいる間、Bくんは、部屋に入る前に見つけたセミの抜け殻を取りたくて、早めに準備や片付けを終わらせていたのです。

 それに気づいたAくんは、自分にも落ち度があると感じたのでしょう。マジでっ?はやっ!ととっさにこたえます。

大人の場合…きっと『そうだったんだね。片付けや準備終わってたんだね。ぼく気付かなった。蹴ったりしてごめんね。ぼくも片付けするからBくん待ってて』という答えを導くような指導をするのではないでしょうか?

 でも、Bくんは「いいよぉ~」と返事をして、その後はAくんが終わるのを待っていました。私はこういった子ども同士のやり取りの見守りが非常に大切だと感じています。

なぜなら、Aくんは、先ほどの一連のやり取りが終わった直後にBくんの隣にいき「蹴ってごめんね」と一言。Bくんも何かをしながらでしたが「うん」と答えていました。

 

注意点としては、こういった見守りをする場合、職員は必ずその子の発達特性やこれまでの育ってきた環境などの背景を理解し、直近の集団場面における情緒の動きや行動のコントロールの状況を把握しておかなければなりません。大人が子どもに答えを教えるのではなく、子ども自身が考え、間違ってもいいので自分の意志で選択できるように仕掛けていくことがプロフェッショナルな仕事であると考えています。

 

 その後もAくんとBくんは、場面が変わるごとに些細なことでもぶつかりあっていましたが、大きなトラブルに発展することもなく1日目が終了しました。

 

そして、2日目の朝、部屋のみんなでキャンプ場内の散策に出かけたときに、Aくんから感動の一言が飛び出しました。

 Bくんは、キャンプ場の地図を持って、まだ通っていないコースを歩いていきます。途中、セミの抜け殻を発見。その発見場所までみんなを案内し、自分は他の場所を探し始めます。しばらくするとBくんとAくんとの距離は100m以上離れてしまい、Bくんはどんどん先に行きます。

 昨日と同じかなぁ・・・やりあっちゃうかなぁ・・・と思っていた時、Aくんが大声で「〇〇~!お前、一人で先に行くなよ! お前がおらんと場所がわからんだろ~! 一緒に行くばい」と声を掛けます。Bくんもその声に対して「ごめん、ごめん、僕が案内するから待ってて~」と言い、すぐにみんなのところに戻ってきます。その後は部屋に戻るまで、Bくんはみんなから離れることなく、ちょっと離れてもみんなが来るまでちゃんと待つこともできていました。

 AくんもBくんもお互いのこと(性格やその人の良いところなど)を知ったからこと出てきた言葉じゃないかと感じた瞬間でした。

 昨日までだったら、Aくんは「お前、勝手に一人で行くなよ!」の一言で終わり、きっと「お前がおらんと場所がわからんだろ~!一緒に行くばい」のフレーズはなかったと思います。

 このうしろのフレーズが出たからこそ、Bくんの「ごめん、ごめん、僕が案内するから待ってて~」のフレーズが出たんだと思います。私はこのたった一言。何気ない一言に大きな感動と成長を感じ、今回のキャンプで忘れられない、インパクトのある一場面となりました!

 

 これからの日本を作っていく、Aくん、Bくん。私たちは、単に専門的な技術を駆使した支援をおこなうだけではなく、その先専門性をいかして、子どもたちが持っているその感性を育て、気配りのできる大人になっていくような支援をしていくことが重要な使命ではないかと考えています。

 

児童発達支援センターおひさま  河野 光輝

 

色々な想い出

2019/08/23

 夏休みももうすぐ終わろうとしています。皆様はこの夏休みどう過ごされましたでしょうか?
 子どもたちにとっては楽しみにしていた夏休みももう終わりが近づき、楽しい想い出とともに寂しさも感じているかもしれません。
 若草児童学園ではこの夏休み色々な計画を立て、1年に1回の想い出が沢山出来たことと思います。
 中でも今年一番の変化といえば『自分たちで考えて計画をする』ということが大きな経験と想い出になったのではないでしょうか?
 色々な行事やイベントにしても職員主体ではなく子どもたち自らが『考え』、『やりたいこと』、『行きたいところ』を計画しました。
 バスやJRの時間、映画の時間やご飯を食べる場所など子どもたちが考えて行動する。そのためにはパソコンを使ったりお金(お小遣い)を考えたりと初めての経験が多かったと思います。また実際に行動してみて、立てた計画通りにはいかないことも学んでいました。
 無事自分たちがやりたいことを終えると、不安もあったでしょうがまた『計画したい』という子どもたちの笑顔が見れて、これからも沢山の経験をし、自分たちで考えて行動する力を身に付け社会に羽ばたいてほしいと思います。

朝顔が咲きました✨

2019/08/22

きらきらクラスの活動で、6月に朝顔の種を植えました♪

牛乳パックに自分達で砂を入れ、種を植え、“早く芽が出ますように”とお願いしていました😊

 

 

一人一人が持ちかえるミニ花壇とは別に、おひさまのテラスにも朝顔をすこし植えていました。一週間ほど経つと、すぐに芽が出てきて、子ども達の中にも、「先生!おうちの朝顔に芽が出たよ!」と教えてくれる子もいました✨

日々、様子を見ていると、ツルが伸び始めたため、きらきらクラスの職員でツルが巻き付くための支柱を取り付けたり…と花が咲くのを待ち遠しく感じていました(^^♪

 

すると!先日!ついに花が咲きました✨

 

 

何色の花が咲くか、咲くまで分からないところも、朝顔のいいところですね✨

今回、第一号で咲いたのは、青色と白色の混ざった朝顔でした😊

 

子ども達のお家のミニ花壇の朝顔の様子も聞いてみようと思います♪

 

今回、朝顔について調べてみると、花言葉として、支柱にしっかりとツルを絡ませることから、「固い絆」といった意味もあるそうです。

朝顔は種を植えてから咲くまでに、2ヶ月程かかります。丁寧な育て方で花が咲くように、私も日頃から時間をかけて、丁寧に子ども達に向き合い、朝顔の花が咲くように子ども達の成長に携われたらいいなと感じました(*^-^*)🎵

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 矢ヶ部 

自分の子育てを振り返って

2019/08/21

夏休みも残すところ、もうわずかになってしまいましたね!     

前回、我が子の事を書かせていただきました。今回は小さい時の我が子を書こうと

思います。

赤ちゃんの頃は、とても育てやすい子どもでした。ただ同じ事を2時間でも3時間でも続けていました。名前を呼んでも振り向く事はなく、自分が興味ある音には反応していました。

初めての子どもで、何もわからない私は検診に行くまで他の子とは違うと気づかずにいました。父親は、ほとんどNOタッチで、幸い周りに友達が沢山いたので、色々な人からアドバイスしてもらい、友達の家に遊びに行ったり、子育てサークルに通ったりしました。おかげで初めての場所でも抵抗なく入ることができました。

当時は児童発達支援センターは少なく、保育園でのサークルで先生から「年少から入った方がいい。」とアドバイスしてもらい入園しました。靴も履けない、トイレもお漏らしする事が多い位の発達でした。療育は4歳の時から病院の方に通い、遊びを途中で辞められる様になる(切り替える)為の訓練をしました。そのお蔭で小学校に入ってから10分休みでの切り替えがスムーズに出来ました。

年長の時は、次の年は小学校入学と思い出来ない事があるとこの子が困ると思い、家でも厳しくしてしまいました。この頃の事は、今でも悪かったと後悔しています。

当所は私も一人で子育てしていた感じで、自分では気づいていませんでしたがいっぱい、いっぱいだったと思います。小学校での事前挨拶では校長先生から「お母さん一人で頑張らなくてもいいんですよ。」と言われました。

小学校は支援学級に入りました。支援学級は4人のお友達と一緒で先生も手厚く支援して下さり、おかげでお友達との関わりができてきました。

子どもの事を知ってほしいと思い、私も出来るだけ学校行事に出席して他の保護者とも関わりを持つようになりました。その事から自然と学校での事など保護者の方から教えてもらう事ができました。とても良い付き合いが今でも続いています。

 

ときどき「なぜ私に障がいのある子どもが授かったのか。」と考える事があります。私にはそういう子どもを育てられる力があると、神様が選んでくれたんだと思うようにしています。

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス おひさまぷらす

緒方

夏休みを通して

2019/08/20

子ども達の夏休みも残りわずかとなりました!

家族で旅行にでかけたこと

友達と遊んだこと

おじいちゃん、おばあちゃんちに行ったこと……などなど

 

たくさんの思い出話を来所するたびにしてくれます♪♪

 

その話をしている子ども達の顔は、とてもイキイキしていて

キラキラした笑顔でした(*^^*)

 

そんな楽しい話だけではなく、子ども達には、“宿題”という任務があります。

来所すると、「宿題終わったよ」と言う子もいれば、

「全然終わってない」「終わる気がしない」など言う子もいます。

 

来所すると、終わってない宿題を一緒に取り組み、計画してできるように

付箋を貼って視覚的に提示することで見通しを持ち、モチベーションを少しでも

あげるお手伝いをしています。

そうすると、終わった付箋をはがすたびに「終わった(^^)」と

笑顔になって意欲も高まっているようです!

 

夏休みは長時間を事業所で過ごすので、いつもより丁寧に子ども達を

見る事ができます。

少しでも来てよかったな、楽しかったなと思ってもらえるよう

たくさんの準備をしていきたいと思います☆彡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

児童発達支援センターおひさま

放課後等デイサービス  服部

 

自由遊びの出来事✈

2019/08/19

ある日の自由遊びの時間、紙ひこうきを作って遊んでいたお友達😄

 

自分で作ったひこうきを飛ばして、

「見てー!めっちゃ飛んだよ✨」

「俺のもすごいよ!?✨」

 

等々、楽しそうな声が響きます🎶

そんな中、A君は作った紙ひこうきを持ってお友達の周りをウロウロ…

楽しそうなお友達をじーっと見つめたり、

ひこうきを飛ばそうとしているお友達の前で通せんぼしようとしたり…

 

すると、「やめてよ!」と、あるお友達が言いました。

 

 

以前、A君の保育園の先生から、

お友達の輪に入れず、皆の周りを付いて行く事があると聞きました。

 

お友達の近くにいる…もしかして一緒に遊びたいのかな?と、

 

「A君、一緒に遊ぼうって言ってみたら?」と声をかけてみました。

すると、「仲間にいーれーてっ!」とA君が皆に言いました。

「いーいーよー✨」とお友達😄

A君はとっても嬉しそうな笑顔で皆の輪の中に✨

 

「せーのっ!」と、皆でひこうきを飛ばして

とても楽しそうでした🎶

 

 

 

 

日々の療育の中で、子どもたちの行動について、

もしかして…?とあらゆる可能性を考えながら関わっています。

今回、A君の行動の背景を考えることが出来たのも、

保育園の先生から教えて頂いたことがあったからです。

 

保護者の方々が、お忙しい中、毎日書いてくださる連絡帳や、

送迎時の何気ない会話、また園の先生方との送迎時の申し送り等々…

 

もちろん職員間でも、送迎の帰り道や掃除をしながらの会話、

療育終了後には、振り返りを行っています。

日々の出来事が私たちが今日の子ども達について考えることに繋がります✨

 

子どもの周りにいる大人たちが協力して大きな輪を作ることで

子ども達の笑顔に繋がっているんだなぁと改めて実感しました✨

 

保護者の方々、園の先生方、いつも本当にありがとうございます😊✨

今後ともよろしくお願い致します🎶

 

 

児童発達支援センターおひさま

児童発達支援事業 守田