若草学園の実践ブログblog

振り返ってみて……

2019/01/10

 今から30年以上前の話になりますが、私が社会人になり初めて勤務したのは、知的障害児の入所施設で、県内全域(他県になります)から親元を離れ施設で生活する子ども達の支援をしていました。対象の子ども達のほとんどがIQ測定不能の重度・最重度の子ども達で、知的障害・ダウン症・フェニルケトン尿症・自閉症(当時は自閉症の子どもさんの中には知的障害と診断されていた方もいました)・てんかんの疾患や、離島に自宅があり医師がいない為、麻疹(はしか)に感染し重篤となり脳炎を起こした事から、麻痺と精神発達遅滞の後遺症が残ってしまったケースもありました。また、現在妊婦さんに注意が呼びかけられている風疹に母親が感染した事で、聴力・視力を失い精神発達遅滞の後遺症を背負い誕生した子どもさんもいました。

 

 私自身、親元でぬくぬくと愛情を受けながら育ち、親元を離れて暮らす事など考えてもいませんでした。子ども達は県内全域から入所している事や、重度の知的障害・行動障害がある事から、自宅への帰省も年に数回でした。スタッフは愛情を持って接し普段は私たちスタッフに甘え、言葉もなかなか通じない子ども達でしたが、保護者さんが迎えに来ると私たちの目の前をスーッと通り抜け一目散に保護者さんに駆け寄って行きました。何とも寂しい気持ちになりましたが、“親”という存在には叶わない事を感じ、本当に親の存在に敬服するばかりでした。親子というものは、親が愛情を与えるだけでなく、子どもから受ける親への愛というものがある事を知る事が出来ました。

 

 現在その施設は、子ども達が成人しても行き場がなく児童施設なのに成人の方々が続けて入所している現状もあり障害者支援施設に変わっています。当時一緒に勤務していた後輩が今も勤めており、今年頂いた年賀状に「在職30年になりました。」と書かれていたので「頑張ったね。」を伝えたい事と、施設が今年創立50周年を迎える為、施設見学も含め会いに行きたいと思っているところです。

 

                     相談支援センターいちばん星 山田

立ち止まって考える...。

2019/01/09

 昨日から、後期・後半がスタートしました!

新年を迎え、お正月モードから日常が戻って来たなぁと感じます☺

 

 去年、施設長と話をした時に 「決められた事をきちんとやることは大事。でも、四角四面になる必要はない。」と言われました。

私は療育の場面を振り返り、色々と考えさせられました。

 例えば、宿題をしていたA君。「わかりません。」との訴えがあり、一緒に考えていると答えが違っていたため、書き直さないといけなくなりました。A君は、「もう、面倒くさい!やりたくない!!」と言って机に伏せてしまいました。

学校にお迎えに行った時から表情が冴えず、疲れが見られたため「学校で頑張ってきたから疲れてるの?」と聞くと゛うん”と頷きました。

「そっかぁ。じゃあ、宿題するのやめる?」と聞くと「いやだ!やる!!」と言うので、どうしたらいいか一緒に考えました。

しばらくして、「消すのを手伝ってください。」と呟いたので、消すのを少し手伝うと何とか気持ちを切り替えて、続きを解いて

宿題を終わらせることができました✨ 

 

(もし我が子だと思うと、きっと家事など時間に追われて「え?何でそこで怒るの??」と、自分で消させてしまいそうですが…(^^;))

 

 自分で出来る事は、自分で!という思いもありますが、大人でもちょっと手を抜きたい時ってありますよね💦子どもも甘えてみたり、

その日の体調や学校での出来事など様々な事が背景にあり、崩れる事もあります。そこを丁寧にくみ取っていきながら、どうしたいかや、どうして欲しいかなどを伝えることができるようになり、気持ちを切り替えながら、結果できた!という経験を積んでいくことが大事だと思います。

 あの時の対応は良かったんだ...。と思えたり、逆にあの時上手くいかなかったのは、ああすれば良かったのかなぁ?次、やってみよう!と気づくきっかけになりました。時々、立ち止まって考えながら子どもたちと一歩一歩、成長していける一年したいと思います♪

今年も宜しくお願い致します!

 

若草学園 通所部 放課後等デイサービスおひさま 錦戸

あけましておめでとうございます

2019/01/08

あけましておめでとうございます!

お正月はいかがお過ごしでしょうか?

子ども達からの楽しい思い出話を楽しみに待っています。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

さて昨年の12月、きらきらクラスでは

放課後等デイサービスのお兄さんお姉さんと

一緒に交流会を行いました。

放課後等デイサービスのお友達とは同じ建物の中にいるのですが

普段はおひさまに来る時間帯が違う為、なかなか一緒に活動をする事が出来ません

しかし長期休暇になると放デイのお友達も朝から来るため

今回はその長期休暇を狙って交流会を行いました。

ねらいとしては、

今後小学校に上がるにつれて

今のうちから少しずつお兄さんお姉さんたちとの

生活に慣れていく事が出来るといいなと思い行いました。

 

 

まずは、放デイのお部屋に自己紹介を行いました

自分達よりも大きなお兄さんお姉さん達に見られながらで

少し緊張した様子の面持ちでしたが

しっかりと自己紹介をする事が出来ました。

 

その後はお外に移動し、「手つなぎ鬼ごっこ」を行いました。

子ども達自身にペアを決めてもらい

逃げる時は手を離してはいけないルールで行いました。

 

手を繋ぐ際には「一緒にしよう?」と声をかけながら

手を繋いでからもまだ緊張した様子の子ども達でした。

 

鬼ごっこがスタートすると、今までとは打って変わって

ニコニコ笑顔の子ども達!

遊びがスタートすると徐々に緊張もほぐれ

お兄さんお姉さんに声をかけてもらったり

自ら話し掛けたりと、あっと言う間に打ち解けていました。

子ども同士だからこそ、あのスピードで打ち解け合えるのだと

改めて実感しました!

 

 

 

 

 

今回の交流会を通してまた新たな子ども達の姿を見ることができ

やってよかったなと感じました。

 

普段、あまり関わりの少ない異年齢のお友達とも楽しそうに遊ぶ姿に

初めはどんな風になるんだろうと心配していた私も

いつの間にかそんな心配もなくなり

沢山子ども達にパワーをもらった交流会になりました。

 

又今後も、機会があれば交流会を行っていこうと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 辻島

七草粥

2019/01/07

 

 

本日1月7日には、七草粥と言う風習があり、これからはじまる新しい1年を平和に暮らせることを願い、邪気(じゃき)を払う意味で、七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)をお粥にして食べます。

 

 

 

学園でも毎年子ども達の夕食に出されます。

お粥という事で嫌がる人もいますが、毎年職員がなぜ七草粥を食べるのか説明すると、苦手でも頑張って食べようとしてくれます。

 

昨年は、秋ごろ学園でも病気が流行り、私自身も熱を出し風邪をひいてしまう事がありました。

今年も寒く、これからの時期は特にインフルエンザや胃腸炎など流行ってきます。

うがい、手洗い、起床後すぐのうがいなど風邪をひかないように私も気を付けていましたが、風邪をひいてしまいました。

なので、今年はこの七草粥を食べ、自分は風邪ひかないように頑張るぞ!と気持ちを新たにし、うがい手洗いなどの体調管理に気を付けて仕事を頑張っていこうと思います。

 

子ども達も七草粥を食べたり、寒いですが外に出て体を動かしたりなどして、今年はインフルエンザ0を目指して欲しいと思います。頑張れ、若草っ子!

                         入所部 吉良 紅美

暗い中にもかならず光はある

2019/01/06

去年のある日、祖母と話している時に

『今は医療が進歩してよかったね。家の近くに病院や保育園があることはいい事よ』

 

祖母と二人っきりで話す機会がありました。僕には、もうすぐ1歳3か月になる娘がいます。

祖母は、いつも『かわいいね。こんにちは。いないいないばぁ~』とひ孫と笑顔で笑ったり、はしゃいだりしています。

 

祖母に『昔はどうだったの?病院とか近くになかったの?』と聞くと

『私たちが、住んでいたところは病院もなかった。最初に産まれた女の子は生後8か月で病気で亡くなったのよ。そのときは、お墓の前でずっと泣き崩れてた。何もできない自分が本当に悔しくて・・・次に産まれた女の子(現在の母)は、何があっても命がげで育ててきたのよ』と教えてくれました。

今までこんなに深い話をしたことが無かったので、ただ話を聞き涙を流す自分がそこにいました。

娘と向き合っていく事が本当に大切であると感じました。

子どもを育てていく事は、振り返る時間・自分と向き合う時間のようにも感じました。

 

 

おひさまぷらすに来てくれる子ども達は本当に優しい子ども達ばかりです。保護者の方も悩みや相談を話してくれます。

悩みに大きいも小さいもありません。

子どもの喜んでいる姿を見て親も嬉しい気持ちになります。親の喜んでいる姿に子どもも嬉しい気持ちになります。

2019年 皆様の笑顔が見れるのを楽しみしております。

まだ寒い時期なので、お体には気をつけてください。

最後まで読んでくださって本当にありがとうございました。

若草学園 通所部

放課後等デイサービス

おひさまぷらす

田島 秀一

忘れた頃にやってくる。

2019/01/05

明けましておめでとうございます。お正月三ヶ日も過ぎて仕事始めを迎えた方もいらっしゃると思います。子ども達は残りわずかになった冬休みを、満喫しているでしょうか?

徐々にお正月気分を、日常生活モードに切り換えなくてはいけませんね。

 

 そんなことを思っていたのですが、1月3日の夕方6時10分ごろ、久しぶりに大きな地震がありました。熊本県和水町では震度6弱、熊本市北区、玉東町で震度5弱、その他にも広範囲で揺れが観測されました。大津町では震度3だったのですが、体感としてはもっと大きかった様に感じました。私は自宅に居たのですが、2年9ヵ月前の熊本地震を思いだし、避難するべきか荷物をまとめていました。

若草学園入所の子ども達も職員の誘導で、いつでも避難できるように、同じフロアに集まり一夜を過ごしたとのことでした。翌日になり出勤し、幸いにも被害がなく、また、若草学園の園児や職員も落ち着いて行動ができたとのことで、安心しました。あって欲しくない事ですが経験は力ですね。熊本地震で恐怖の中過ごした経験を活かすことができたようです。

不安を煽るわけではありませんが、まだまだ一週間ほどは同じくらいの規模の地震に、注意が必要だそうです。忘れた頃にやってきます。新年早々、改めて気を緩めずに備えが必要だと感じさせられました。

入所部 吉田

子どもと共に育つ

2019/01/04

私には、8歳になる可愛い娘がいます。(皆さんも同じでしょうが、お腹を痛めて産んだ我が子は宝物ですよね♪)

赤ちゃんの時から、抱き上げると反り返ったり、抱っこのしにくい子どもでした。その時から、「ん?なんか気になるぞ!」とは思いながら関わっていました。そして、歩き出した1歳の時・・・私の予感は的中し、子育ての試練は始まりました💦全く手も繋げず、見えたものにすぐに反応し、一瞬でどこにでも走って行ってしまう状態だったのです。どこにでも行ってしまうので、買い物に行っても何も買えずに帰る事もしばしば・・・。

割とポジティブな私はこの時、心の中で目標を決めました!「何年かかってもいい!この子といつか手を繋いで笑って買い物をしてみせる!」と。それからは、一緒に行かない事には経験が積めないので、買い物にも積極的に連れて行きました。(どうしても余裕のない時は、周りの人に甘えました♪頑張り過ぎは心が弱りますからね!)初めの頃は、「5だけママと手をつないで歩いてね。」から始め、すぐには出来なかったので、何度も繰り返し伝えました。出来たら「出来たね!凄いね!」と褒めました。出来た事を褒めて、次は「10だけ手をつないでね!」と少しずつ課題のレベルを上げていきました。それからの事を語ると、色々ありすぎてここには書ききれないので、結論だけ書かせて頂くと・・・「手を繋いで笑って買い物ができた~」と本当に感じたのは、娘が5歳の時でした

「やった~!!」と笑いながら泣けてきたのを今でも思い出します。ここまで来るのに4年!周りを見れば、手を繋いで親子で笑って買い物をするなんてくらいの事、1歳の子どもでも出来ている子どもは出来ています。それくらいで喜ぶなんて・・・と思われるかもしれません。しかし、私にはとても大きな出来事でした。

「これで大丈夫!」と感じたのもつかの間・・・次の試練が💦

毎年、お呼ばれしているパーティーがあるのですが、5歳になっても席にじっと座る事が出来ずウロウロ・・・。

周りの人からは「元気なお子さんね!」と言われ、心の中で「それは褒め言葉じゃないでしょ💦」とちょっと素直になれない自分も確かにいました。ろくに食事もできず、会場の外で娘と遊んで過ごす事が続きました。しかし、買い物の時と同じように、「年に1回のパーティーに向け、今のレベルに合った課題を与えて一緒に取り組んでいきました。焦らず私たちのスピードで・・・」そして今年!なんと!私たちの努力が実ったのです!私の横の席でじっと座って、長~い話を聞き、落ち着いて食事をする娘がいたのです

子育てをしていると、1つ何かをクリアすると、成長と共に、また新たな課題が出てきます。これは、子どもが大人になるまで続いていくのでしょう・・・きっと。

考えると気が遠くなりそうですが、私は、その時その時、周りに相談しながら自分なりに関わった事で、自分自身の考え方がポジティブになったり、娘のちょっとした変化に気付けるようになったり、課題に対する向き合い方の技術がほんのちょっとかもしれませんが上手くなっている様な気がします。そして、何より周りの人に優しく出来る様になりました。私が選んだこの仕事にも、とても役立っています。悩んだ分、自分も成長できるのが子育て?

だから、大人もスモールステップで良いと思います♪人間力を高めていけば必ず成長できると思っています。

「とってもお利口だったね!ママ、嬉しいよ!」とウルウルしながら、ぎゅっ~として娘に言った時の、娘の笑顔を一生忘れる事はないでしょう!娘が産まれて丸8年になりますが、確実に親子で一緒に笑える回数が増えています。それは幸せが1つずつ形になっているという事だと思っています。幸せは目には見えません。心で感じるものです。だから伝えるのは難しいですが、「笑顔」が1つのキーワードかな?子どもが心から笑っているのか?表情を見るのも大切ですね。

上手く伝える事は出来ませんが、「子育ては、焦らず1歩1歩」「周りと比べない」「自分たちのペース」だと思うのです。だって、性格・生活環境などなど・・・全く違うのですから♪比べても答えはでないはず・・・。

ではでは、今年も(新しい年号は何だろう・・・?)皆さんと泣いたり笑ったりしながら、子ども達の為に踏ん張っていきたいと思います。

今年も、いっぱい笑うぞ~

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 E・Ⅽ

新年 あけましてあめでとうございます。

2019/01/03

2日:学園の子ども達と一緒に初詣に行きました。

人が多い事にびっくりしていました。

顔は下を向いて職員の後ろから歩く子ども・職員の手を握り締める子ども・何で皆ここにいるの?と聞く子ども・・・疑問に思うことが多かったようです。

がこれが社会勉強の一つとして目で見て感じてくれる事を願って「一緒にしてみよう。」と声かけて行きました。

お参りが出来たら「出来たね簡単だったね」と安心した笑顔になりました。

 

次は昼食(外食です)がこれまた人が多くため息をつく子ども達でした。

しかし、食べ始めると気にする事を忘れたようでバクバク食べていました。

ピザ・パスタをお腹いっぱい食べました。

 

お参りをしお腹いっぱい食べた後は「温泉」に行きました。

温泉は毎年行っているので慣れていました。

「あったか~い。おっきいね~。」と言いながら楽しい一日を過ごしました。

この一年が皆・健康で過ごせますように!

                         入所部 中林 尚生

2019年

2019/01/02

新年あけましておめでとうございます

皆様、お正月いかがお過ごすでしょうか?おそらく私は寝正月だと思います…(ブログは年末に書いております)

 

さて、ここ数年「1年が過ぎるのがとても早い!!」というのを、毎年感じています。何なら、年々早くなっている(*_*;

「毎年忙しく、日々の生活が充実しているからそう感じるのだろう」と思っていましたが、“ジャネーの法則”なるものがあるらしく

簡単に言うと…

「時間の心理的長さは年齢に反比例する」

同じ1年であっても、10歳の子供にとっては人生の10分の1であり、60歳の大人にとっては60分の1です。年齢に対する比が小さいほど時間が短く感じられるので、加齢によって時間が短く感じられるようになる。

という説があるようです。(科学的な根拠はないとのことですが…)

 

時間の流れの感じ方は人それぞれだと思いますが、私にとって子育てを始めてからのこの数年は、嵐が過ぎるようにあっという間に駆け抜けているように感じます。もしかすると、これから先の方がもっと早く過ぎ去るように感じるのかもしれません。

だからこそ、1日1日を大切に過ごそうと思います。

 

2019年 亥年 猪突猛進ではなく『勇往邁進』

今年もどうぞよろしくお願い致します<(_ _)>

 

相談支援センターいちばん星 髙木

明けましておめでとうございます♪

2019/01/01

 

2018年も終わり、2019年を迎えました!昨年は大変お世話になりました。

みなさん年末年始どのように過ごしているでしょうか??

私は大掃除や年賀状に追われ、明ければ親戚の子ども達の遊び相手とバタバタと過ぎていくでしょう・・・(笑)

 

この1年、事業所の統合や引越しと子ども達には環境の変化の大きい1年だったと思います。そんな中でも子ども達は変化に適応していき、たくましさを感じています。

4月に新しく小学校に入学した1年生の子ども達も当初は制服やランドセルが大きく見えましたが、すっかりお兄さんお姉さんらしくなり、大きく見えたランドセルもいつの間にか馴染んでいました。

みんなから「今日は学校でね~~」「今日友達と~~」「今日これ習った!」と学校や家庭でのことを聞き、毎日を楽しんでいる様子がうかがえ私達スタッフも嬉しくなりました。

 

今年も子ども達とともに成長できるよう”猪突猛進”で頑張っていきたいと思います!

2019年もよろしくお願い致します♪

 

児童発達支援センターおひさま

放課後等デイサービス 後藤

1月の『大津町子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2019/01/01

相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は1月15日(火)に開催します。

 

日時:平成31年1月15日(火) 午前10時~正午

場所:大津町生涯学習センター2階 中会議室

講師:児童発達支援センターおひさま 河瀬 悠美子先生

演題:子どもの関わり方講座 ~ペアレントトレーニング~

内容:ペアレント・トレーニングとは、ペアレント(親)が子どもをトレーニングして適切な行動を教えるだけではなく、「親が対応方法を身につけること」です。

 「褒める」だけではなく、「上手にスルーする」など、いろいろな対応方法を身につけ、親も子どもも笑顔で過ごせる良い関係を築けるように一緒に考えていきましょう。

 

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

大津町役場 福祉課 障がい福祉係(096)293-3510

今年一年お世話になりました。

2018/12/31

平成最後の年明けが近づいてきました。

来年はどんな年号になるのでしょうか。

 

 

今年がもう今日で終わってしまうと思うと、

色々なことがあったなぁと思い出されます。

一から作り出した人間関係だったり

行事ごとで子どもたちと一緒に作り上げ、当日を楽しんだり

不穏になる子どもたちと向き合ったり

ちょっとしたことで悩むこともありました・・・。

 

子どもたちも一緒だったと思います。

新しい年度になり

学校や学年が変わり

職員がかわり

お友達が新しく増える・・・

など目まぐるしく変わっていく環境の中で、

いろんな思いがあったと思いますが、

笑顔で過ごしていたと思います。

 

その笑顔に救われました。

保護者の方々や、学校の先生方、病院の先生方など

色々な方々に支えられた一年だったと思います。

本当にお世話になりました。

 

また来年も、子どもたちが笑顔で過ごせるよう

一緒に過ごしていきたいと思いますので、

よろしくお願いします!

 

入所部 藤本絢子

心に余裕を

2018/12/30

今回は我が家の娘のことをお話させて下さい。

中学生になり、こちらが何か尋ねてもそっけない返事…。

よく携帯で音楽を聴いているので、私の声が届かないことも…。

「~して~!」と言うと「今しようと思ってたし!」などなど…。

そうかと思うと「ちょっと聞いて~😊!」と、おしゃべりが止まらず、こちらがビックリすることも…。

 

うちの娘…思春期?反抗期?真っ只中です😢

 

周りのお母さんたちから「うちはすごいよ~!」「ついこっちまでイライラしてしまう」など、話には聞いていましたが、我が家にはその気配がなく、どこかひとごとのように感じていた私…。ついに我が家にもやってきました💦

 

私の気持ちに余裕がない時はついついイライラしてしまい、些細な一言にひっかかってしまうことも😢

そして一人反省会…。寝顔を見ながら自己嫌悪に陥ることも…。

 

そんな時私がすることは、娘が産まれてきてからのアルバムを見返すことです。

 

 

 

 

写真を見ながら、その時のエピソードを思い出し、心がほっこりなります

「こんなことあったなあ」と懐かしくなります。

そして「大きくなった~」と成長を改めて感じ、反抗期も一時的なもの長くは続かないそれも成長の一つなのだと心に余裕が生まれてきます。

時々アルバムを見ている私の横にやってきて、「懐かしい~!」と娘も一緒に見ることも思い出を振り返りながら、会話を楽しめる時間は私にとっては嬉しい時間です🎶

 

反抗期?がいつまで続くか分かりませんが、私のもとに生まれてきてくれたことに感謝し、これからも大切に育んでいきたいと思います。皆さんも子育てでイライラする、心に余裕がないな、と思った時はアルバムを見返してみてはいかがですか?😊

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 宇藤

 

 

お正月

2018/12/29

今年も残り少なくなりました。

平成30年も終わりを迎え、短い平成31年と新しい年号となる輝かしい新年を迎えます。

 

 入所児童は、色々な家庭の事情もあり、年末年始を学園で過ごす子ども達も数人います。本来は家族で年越しを過ごせれば一番いいのですが、それができない子ども達もいます。

そんな子ども達に、出来るだけお正月の行事を教えていきながら、家庭的な雰囲気も感じてもらいたい一心で、色々工夫しているところです。

 

まず、年末に向けての大掃除。少しばかり気合を入れての掃除もします。大晦日の夜は、年越しそば。寝るのは各居室ではなく、男子、女子それぞれ集まってテレビを観ながらワイワイ一緒に寝る。その時ばかりは夜更かしOK!元旦は、形ばかりのおせち料理。初詣にも出掛けて、おみくじを引くのが恒例。夜は温泉にも行き、外食も時々入れながら、学園でのお正月も楽しんでいます。そんな時は、子ども達のいつもとは違った表情も見れ、職員も家庭的な雰囲気の中、楽しんでの勤務です。

 

学園で過ごしながらも、社会の事を教えたり経験させることも、私たちの努めです。どんな経験も子ども達にとって無駄にはなりません。

さて、今年もどんな年末年始を過ごすのか楽しみです♪

 

 

 

入所部 松村

 

 

初雪

2018/12/28

 

大津町、最低気温-2度。寒い1日となりました。事業所内では今のところ、風邪等流行ることなくみんな元気に過ごしています。それがなによりです。昼前くらいからぱらぱらと雪も。グラウンドでは、寒さに関係なく、こどもたちが走り回っていました。今でも雪の心配・寒さよりもワクワクする私です。こどもたちの気持ちも分かります。

事業所内は、仕事納めの部署があったり、入所部ではお正月準備が終わり、保護者の迎えで帰省していく子など、慌ただしい1日となったようです。こどもたちは1年間本当によく頑張りました。保護者から離れ、集団生活をし、学校にも登校し、当たり前といえば当たり前ですが、なかなかわがまま言える環境でもありませんので、やっぱり家がよくて家族が一番だと思うのです。特別な理由で帰れない子がいるのも現実ですが、在宅で楽しい生活ができるよう、地域で生活ができるよう、個々に応じて寄り添っていけたらと思います。

○寒い中、近所に住むK君のお友達が遊びに来ていました。K君は、とっても嬉しそうにポテトチップスを一緒に食べ自慢気でした。そんな光景をみると私も嬉しくなりました。入所生はもちろんですが、地域のこども達も大事に寄り添っていけたらと思います。

                                  若草学園 入所部 総務 大田黒美和

スリル満点のだるまさんがころんだ(^_^)

2018/12/27

放課後等デイサービスの担当だと日頃は小学一年生以上の子どもたちの支援をさせていただきますが、時々児童発達クラスのお手伝いで学校に入る前の小さい人たちの支援をさせて頂く時があります。何とも言えない可愛さを感じながら支援をさせて頂きます。また、「こんなに小さいっ人が大きくなっていくんだ。今のこの瞬間も『じわ~』っと大きくなっているんだろうな~。人間って不思議~。」と不思議な思いでもあります。

先日、ぽかぽかクラスに入った時の事です。ぽかぽかクラスは、おひさまで一番小さい人たちのクラスです。ついつい「可愛いな~。」とぼけ~っと見惚れてしまうくらい可愛い人たちです。そんなぽかぽかクラスで「だるまさんがころんだ」をしようとなり、みんな大喜び。「ストップできるのかな?」と心配していましたが、みんなすごい!「は・じ・め・のいっぽ」の後、いきなり鬼に向かって走っていく子、じわじわとストップする子と色々です。鬼にタッチした子が走り出すとみんな一斉に大喜びで「WA-!!」と散り散りに走って逃げていきます。

こんなにスリル感のある「だるまさんがころんだ」があったかな?と思うくらい子ども達のドキドキ感が伝わってきます。私自身楽しくって楽しくって。

そんな楽しい時間の中でひとりの男の子R君の成長を感じた瞬間がありました。鬼が交代して振出しに戻って次をするときに背中で「壁ぺったん」して待ちますが、R君もキャッキャ笑いながら両手を横に広げて、手の平もしっかり広げて壁の方へ後ずさりしていきます。ルールを守ってグループ遊びを楽しんでいる姿、スリル感を楽しんでいる姿に凄いなと思いました。きっとこんな風に心と体が動いている時に大きくなっているんだろうなと思う楽しい時間でした。

放課後等デイサービス おひさまぷらす

吉田 広子

門松作り ~感性で勝負!~

2018/12/26

今年の7月にようやくおひさまの新園舎に引っ越し出来た!と思っていたら…クリスマスも終わり、あっという間に年末を迎えました💦

おひさまでも、新年の準備が始まり、門松作りが始まりました

 

地震前の旧園舎(ミルクロード入り口にあった建物)では、職員が色画用紙で手作りした門松を作って飾りました!(*´▽`*)

昨年の矢護川コミュニティセンターでは、施設長が門松を作り、葉牡丹や松、南天などを買ってきて、本格的な門松を飾りつけしました!

昨年は、河野施設長と児発のちなみ先生で左右の飾りつけをして、見比べて…「どっちの門松を施設長が作ったでしょう⁉」と職員や送迎に来られる保護者の方に尋ねたりしました。(笑)

皆さん施設長の性格を知っているためか、門松の飾りつけが、男性的?(豪快?)女性的?で違うのか、不思議なもので、ほとんどの方が言い当てられていました!( *´艸`)

 今年は、施設長と私で門松飾りの対決をすることになりました!!生真面目な私は、ネットで門松飾りを調べて、参考にしながら作る予定です!(;´∀`)

施設長は「感性で勝負!」と言っていましたので、きっと施設長の性格がにじみ出た門松になっていることでしょう⁉(笑)

 残念ながら、明日、門松作りの仕上げを行う予定なので、写真を載せることが出来ません…💧

皆さま、ぜひ、おひさまに来られた際は、おひさまの門松の出来を見て、どちらが「施設長作」か「河瀬作」かを当てて下さいね( *´艸`)

 

 皆さまの支えがあって、新しい「おひさま」も無事完成致しました。本当にありがとうございました。

新年も皆さまにとって、より良い一年でありますよう心からお祈り申し上げます。

来年もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

児童発達支援センターおひさま  河瀬

 

クリスマス発表会

2018/12/25

今年のクリスマス発表会も無事に終わりました。

日頃は、ちょっとしたことで反発したり、不安定になる子もクリスマス発表会は特別なようで

11月の中旬になると、子どもたちだけで話し合う場面が多々ありました。

 

なかなか練習も進まず、子ども達どおしの意見がぶつかり合い、先に進めないことや

「やっぱりだめだな・・・」とあきらめてしまいそうになることもあったようです。

しかし、子ども達のクリスマス発表会への思いが、予想以上のチームワークを発揮し、

ダンス、コント、空手、ハンドベル、合奏、合唱・・・と素晴らしいステージを作り上げることができました。

拍手や笑いをもらい、子どもたちの頑張りを観客の皆様に認めてもらうことで達成感を感じたようです。

今回の発表会で得た自信が、これからの子ども達に生かされればいいなと思いました。

早期発見・早期対応(^^)

2018/12/24

「発達障害」という診断がついてしまうと『普通の子』として育てることができないのではないか」という心配をされる方もいます。

しかし、診断のつくことが子どもの将来にマイナスではないのです。診断は障害のレッテルを貼るためにするのではなく、どのようなサポートをしたらいいのかを明らかにするための道しるべです。できるだけ早く支援の手をさしのべてもらうことができたほうが、将来社会に適応しやすくなります。

 

 逆に、対応が遅くなるほど、その後の成長に影響を及ぼす可能性が高くなります。小学校入学以降の集団行動をスムーズにこなせるようになるためにも、療育を始める時期はとても重要です。

「もしかしたら」と感じたときをサインと受け止め、ぜひ行動を起こして欲しいと思います。

 

 

                  相談支援センターいちばん星  伊豆野

変化

2018/12/21

約1年間、産休育休でお休みを頂き11月に復帰しました。

自らの環境はもちろん職場の環境も変化していて戸惑う事もありますが、家族・職場の皆様に支えられながら日々業務に取り組んでいます。

 

復帰すると、子ども達の変化にも驚かされました。1年前には私より身長の低かった子に背を追い越されていたり、声変わりをしている子もいたり・・・

もちろん外見的な特徴だけでなく、内面の変化もあるのだろうなと思います。

 

私にとってもこの1年は出産・子育て等初めての事ばかりでしたが、子ども達にとっても1年という時間はとても大きい物なのだなと改めて感じさせられました。

 

 

入所部 総務 宇都宮

1年の振り返り

2018/12/19

寒さも一層厳しくなり、今年も残り少なくなりました。皆様はこの1年間いかがお過ごしでしたか。

私は、1日1日が違う日々で、新しい発見の毎日でした。新しい発見の毎日ということは、それだけ知識や技能が足りないのだと感じ、これから益々精進していかなければならないと感じています。

人との出会いや様々な環境から多くの事を学ばせていただいています。これまで出会った方々やこれから出会う方々に、常に感謝の心をもち仕事に励んでいきたいと思います。

 

相談支援センターいちばん星 光武

ある日の日中さん

2018/12/18

4月から若草職員となり、あっという間に月日は流れ・・・もう12月も半ば、慌ただしい季節になりました。

まだ9ヶ月程しか経っていませんが、勤務して直ぐに日中さんのお手伝いに行かせてもらう機会があり、今でも忘れられない出来事があります。

その日はベテランのT先生と一緒に、3名ほどの子ども達を受け入れしました。下校後から若草で宿題やおやつ、フリータイム、それぞれの時間を過ごします。まだ慣れない私はT先生の支援方法や関わり方を見て学ぶのに必死です。

いつものようにR君が来ます。なんだか不機嫌です。何か嫌な事でもあったのかと尋ねても返答はなし・・・ずっと不機嫌は続きます・・・

一人帰り、二人帰り、最後に残ったのはR君。そこでR君を誘い思いっきり遊ぼうと決め、T先生も交え、ドッジボール・フリスビー・野球・トランポリン・最後にドッジビー。

いつの間にかニコニコ笑顔のR君が♪来た時は「明日から学校行きたくない。」と言っていたのに、帰る頃にはお迎えに来たお母さんに「明日学校行く!早く友達と遊びたい!」そう言って笑顔で帰ってくれました。それだけでも嬉しかったのですが、T先生の「先生スゴイですね!R君、早く学校行きたいと言って帰りましたよ!」と言ってくださった事がとても嬉しくて♪

新米の私に気を使って言ってくださったのかも知れませんが(汗)。気持ちがすうっと楽になり『明日からも頑張るぞおぉぉ~!!!』と元気を貰いました☆

その時の気持ちをいつまでも忘れずに、これからも頑張っていきたいと思います。

 

                       

 入所部 高木

「ちいさなヒーロー✨」

2018/12/17

皆さん、このかごの中に何がいると思いますか☺❓

 

正解は、、、カブトムシの幼虫なんです❕

 

先日、ご家庭から頂いたおひさまのニューフェイス✨なのですが、もうみんなの人気者です✨

土の中に丸くなっているのですが、「あ!ここにいるよ!」、「これお顔なの!?」とみんな興味津々にかごをのぞきます🎵

 

寒くなってきたある日、A君がかごの両側を持ってじっと見ていて、「どうしたの?なんか見えた?」と声をかけました。

すると、「ううん、寒くないかなあと思って!」と答えたA君!

話を聞いてみると、寒くなってきたからと虫かごをあたためてくれていたのです✨

私は、その子の素直な優しさにとても感動しました!✨

同時に、日々色々なことに追われる中でそのような素直さを忘れてはいけないなあと学びにもなりました。

 

他にも、、気持ちがモヤモヤしている時などこの虫かごを見に行くとみんな笑顔になってパワーをくれるヒーローなのです!

寒い寒い日々が続きますが、子ども達とそしてこのちいさなヒーローと元気にこの冬を乗り越えたいと思います(^^)/✨

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 守田

 

 

ペアレント・プログラム秋期講座終了!!

2018/12/16

2018年も残すところ2週間と少しとなり、12月当初は例年よりも暖かく、12月とは思えないような気候でしたがようやく冬の寒さを感じるようになってきましたね。

 

さて、平成30年度大津町ペアレント・プログラムの秋期プログラムが昨日無事終了しました!!☆

沢山の保護者の方、支援者の方に受講していただき、大変嬉しく思います。

 

全6回のプログラム終了後は「褒めることの大切さを実感できました!」

「もっと早い時期に受けたかった!」

という声を聞く中、「自分自身のことを理解すること(自己理解)が出来ました!」という感想が多く聞かれたように感じ、よかったなと思いました。

自分の価値観や考え方、行動や態度を深く知り、自分自身が納得して受け止めていくことは非常に大切なことです。

また、第1回目と第6回目とでは保護者の方の表情もガラリと変わり、声や表情も明るくなったなと感じました!

 

これからも継続して実施していくことが必要なプログラムであることを実感することができました。

来年度も実施をする予定です!

もう一度受けたい・興味がある・子育てに悩んでいるという方々大歓迎です♡

お待ちしています!!ヽ(^o^)丿

 

 

相談支援センター いちばん星 大野