日頃、子ども達の療育にたくさんの教材を作ります。
行事や活動プログラムをイメージして、更に子ども達が楽しめるには、どんな物だったらいいかな~?と常に考えています。
私は、物を作ること(製作)が大好きです✨(*´▽`*)
そのため、休日にプライベートで買い物に行った時にも、「これは使えるかも⁉」とついつい、色んな物を物色して、連日、ダイソーやホームセンターに通い詰める週末もあるくらいです…(;´∀`)
今回は、児童発達支援の夏祭りの為に作った「スイカ」をご紹介します。
夏の風物詩でもある「スイカ割り」ですが…
以前は、本物のスイカを使っていましたが、誰かが割ってしまったら、もう後の人はなかなか出来ません💧
何とか全員が「スイカ割り」を楽しめないかな~と考えた時、「くす玉」や「桃太郎の桃」をイメージしました。
桃太郎が桃からパッカーンと出てくる様子が楽しいですよね!(AUのシリーズにも影響を受けました♪)
そこで、何回でも「スイカ割り」ができる「スイカ」を作ってみました♪
実は、このスイカ、お料理の時に使う「ボウル」なんです。
ダイソーに買い物に行った時に、この「ボウル」の「ふち」や「底」がないものを見つけた時に「これだ!!」と思って、すぐに買って作ってみました。
まず、内側の「ふち」の所にマグネットを張り付けて(強力両面テープで付けます)、ボウル同士がくっつく様にしています。(マグネットなので、ちょっとの衝撃で離れてパッカーンと割れてくれます!)
そして、内側の赤いテープを貼っていきます。
次に、周りの緑色のテープを貼ります。
最後に、黒色の模様を貼ります。テープをカッター板に張り付けて、デザインカッターでジグザグに切って貼れば完成です☆
(途中経過の写真を撮り忘れたので、手順だけですみません💧)
スイカ割りの棒は、スイカがプラスチック素材だった為、壊れたり割れたりしない様に、新聞紙を数枚重ねて丸めて作りました。丸めた新聞紙にビニールテープをグルグル巻きにして貼り付けたら完成です✨
スイカ(ボウル)は安定しないので、台座が必要ですが、これも新聞紙を丸めて、ビニールテープを貼ったものです。土台の高さが高すぎると、衝撃を与えてもスイカが割れてくれませんので、微妙な高さが必要なんです…💦(これは、スイカの大きさに合わせて、微調整をしながら作っています)
割ってみると、こんな感じです。
皆が楽しめる「スイカ割りゲーム!」の完成です。
スイカ割りは、目隠しをした場合には、周りの声に耳を傾けながら距離感を測ることも経験できるし、前後左右を理解しているかをみることも出来ます。棒を振り下ろす際の力加減なども伝えながら取り組むことで、色々な経験を積むことが出来ます。楽しみながら経験するって大事ですよね♪
実は、このスイカ、我が子が通っている保育園にも作って寄付しました!(笑)
今年の夏は、保育園の夏祭りでも活躍しました!保育園の夏祭りでは、スイカの中に景品のお菓子を入れて、スイカが割れたらお菓子が出てくるようにして楽しみました♪
簡単に作れますので、ぜひご家庭や保育園でも作ってみて下さいね☆( *´艸`)
これからも、子ども達が楽しみながら学べる教材作りをしていきたいと思います。
児童発達支援センターおひさま 河瀬