若草学園の実践ブログblog

挨拶でコミュニケーション

2022/12/23

先日、小学校の旗持ち当番が回ってきたので朝から近所の横断歩道で交通指導を行ってきました。

近所の子どもに「おはようございます!」と、声をかけた時、「おはようございます!」と元気な声が返ってくると、とっても気持ちがいいものですね。

でも、子どもによっては、うまく挨拶ができない子もいます。

様子を見ていると慣れない人からの急な挨拶にびっくりした子もいたようです。
挨拶は、良い人間関係を築くのに、とても大切なものです。

子どもの世界でも大人の世界でも、コミュニケーションが十分取れていないために、誤解が生じることはよくあることです。そのコミュニケーションのきっかけとして、挨拶は大きな役割を発揮します。
たとえば、おひさまの利用日以外の日にも「あ!おひさまの先生!さようなら」と声をかけてくれると、とってもハッピーな気持ちになります。挨拶が苦手な子でも職員に気付いて慌てながらも頭を下げてくれる様子に、緊張しただろうけど勇気を出してくれたんだな~と、嬉しく思っています。

その行為に気持ちを感じるからです。

シンプルなやりとりですが、挨拶ってとても大切なコミュニケーションだなと思いました。

少し先のことになりますが、新学期など新しいお友達との出会いのある時期に、上手にコミュニケーションを取れるかどうかは、お友達作りに大きく影響してきます。新しい出会いに備え、毎日元気に挨拶する習慣をつけましょう! 

 

 

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 永田

「もうすぐ冬休み⛄」

2022/12/22

 12月入り、すっかり寒くなりました。

朝晩の気温も下がり、ますます冷え込んできましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

この時期、新型コロナ感染症やインフルエンザ対策にも気をつけていきたいところです。

もうすぐ、子どもたちが楽しみに待っている冬休みがやってきます。体調管理には十分注意しながら年末年始の行事や冬休みを満喫したいですね。

今年の冬休みも毎年恒例、「餅つき」や「クリスマス会」が予定されています。

子どもたちはソワソワ(💦)、職員はバタバタ(笑)しながら準備に取り掛かっています♪

病気やケガ無く、子どもたちと一緒に楽しい冬休みが迎えられるよう、職員も気を引き締めて体調管理に努めてまいります。

 

☆ 学園のイルミネーションがとても綺麗で子どもたちも大喜びです ☆

 入所部 髙木

成長のアルバム 第2

2022/12/21

子ども達が休みの土・日に勤務になる事が少ない為、久しぶりの週末勤務は子ども達と小さなイベントが出来る絶好のチャンスです!今回は日曜日勤務で、和菓子素材のねりきりで作り物をしながら、わいわい過ごしました。

土曜日は折り紙遊びです。皆それぞれ自分の世界で色んな折り紙作品を作り楽しく交流できました。このような機会は日頃見れない子どもの色んな表情が見られます。手先の器用なS君は、ねりきりでは見事な花を咲かせてくれました。又、折り紙では、交流があったインドネシアの国旗と言い、赤と白の折り紙を半々にして繋ぎ、折り鶴を織ってくれました。私も知らなかった国旗の色を上手く再現し素敵な折鶴が出来ていました。

小学生だったS君が中学生になり、気分のコントロールも上手くなり成長していく様子が、色んな場面で見られることは本当に嬉しく思います。

次は何をしようかな?一緒に関わることを想像しながら、考え、準備していく事も楽しみです。これからも機会があれば何か企画し、見守りたいと思っています。

入所部  看護師  米村 郁子

 

クリスマス会

2022/12/20

気温が下がることが増えてきますが皆様体調は崩されていないでしょうか?

学園では24日にクリスマス会を行います。

私の担当はハンドベル・アンクルン演奏で、アンクルとはインドネシアの楽器です。

細い竹から出来ており、振るとカランカランと面白い音が鳴ります。

先日まで学園にいらっしゃったインドネシアの先生方が子ども達にアンクルン楽しさを伝えてくれたので、せっかくのクリスマスなのでハンドベル演奏だけではなく、アンクルンバージョンを子ども達と練習したいと思います。

子ども達の吸収力はとても早く、面白いように上達していきます。

集中力はあまり続きませんが(笑)

クリスマス会が終わると、3ヶ月弱で卒業シーズンに入ります。

在籍している3年生達は参加しているイベントが終わるたびに「これで最後かぁ」と嬉しくもあり寂しそうにしています。

あと3ヶ月楽しい思い出を一杯作って、各々の道に胸を張って進んで欲しいと思います。

 

入所部 田島

「自動車学校」

2022/12/19

園児のKさんが先日、自動車学校に入校手続きを一緒に行きました。

今の時期は就職の決まった高校生が入校するので、その日も多くの人が入校の手続きを行っていました。Kさんは人見知りなので落ち着かないようで、順番を待つ時間「お腹が痛くなってきた」と言っていてKさんは緊張しているようでした。受付では緊張で周りが見えていないようで目の前に障害者手帳を持っている人は提出をするように書いてありましたが出すの忘れて後から渡したりしていました。

 ある程度手続きが終わり、後は入校後の説明だけになり1人で受けるように話すと「一緒に来て欲しい」言うので明日からは1人で受けないといけないから頑張って一人で受けてくるように話すと納得し、1人で受けて無事にその日は終わりました。

 その後は、毎日頑張って行っているようで何をしたかを教えてくれたりします。緊張も最初の時よりはしていないと笑って話していました。試験などもあるので緊張に負けないで頑張って免許取得できるよう応援しています。

入所部 首藤

いよいよ年末です

2022/12/16

12月も中旬となり、いよいよ年末に近付いてきました。

本年度も法人本部への年末調整の資料提出が無事に終わりました。

今年は去年と違い、職員の皆様には簡単な質問事項と生命保険料控除などのハガキや住宅借入金等申告書…などの書類を提出していただくのみとなり、職員の皆様にはスムーズに書類を提出していただけたような気がします。ご協力、ありがとうございました(ᴗ͈ˬᴗ͈)‪❤

 

年末調整といえば、日本では年末恒例の制度になっていますが、国外では年末調整が無い国もあるそうです。例えば、イギリスでは、年末調整という制度はなく、給与支払いの都度、計算された税額の調整がおこなわれているようです。毎月、給与計算のたび、税額の計算を行うのも大変な気がしますね😫💦

 

また日本では年末調整の電子化が推奨されています。年末調整に係る事務負担を軽減する施策とのことです。

今、若草学園では生命保険料控除の情報をハガキで提出していただいています。もしかしたら数年後は、各自で保険料控除のデータを各保険会社からダウンロードしていただき、年末調整申告書のデータを作成、そのデータを総務まで提出していただく…といったような流れになる日が来るかもしれません。

 

日々、進化していく日本の制度に、今まで以上にアンテナを張り、しっかり情報収集をおこなっていきたいと思います。

総務  中西 実香

魔法の言葉

2022/12/15

Yくんの療育に行って来ました。 おともだちとの関わりは出来るのかな?と不安と期待を抱きながら。

遊戯室での運動、別の遊具をやりたがっていたYくんですが「かっこいいとこ見たいな~」と言うと、すっと立ち上がりフィールドを始めだしました。 次はトランポリン。「征子さんも一緒にしよう」と嬉しいお誘いがあったので年甲斐もなく一緒に楽しみました。「ジャンプジャンプ」と二人で声をかけ合いながら手を繋いでジャンプ、手が離れると転げ回り目が点になっているYくんが可愛くて。

運動の後は、クリスマスツリー作成です。画用紙に描かれているツリーをボンドでなぞり塩をふりかけ、赤、緑、黄色の絵の具で仕上げます。 強く押すとたくさんのボンドが出てしまう為加減が難しかったですが、最後までやり遂げる事が出来ました。 その姿の写真を貰ったYくん。何をするのか見ていたら、なんとおともだちに見せに行きました。すると、「おう、かっこいいじゃん」と言ってくれたのが嬉かったのか、その後の活動も全集中(≧▽≦) 昼食もおかわりをし、その後もやる気満々でしたが、歯磨きが終ると帰る時間です。おともだちの声かけや優しさが嬉しかったのか「まだ遊びたい」と言い、皆の輪に入り一緒に車のおもちゃで遊びだしました。5分と時間を決め、今日は出血大サービスです。おともだちが遊んでいるおもちゃに興味を示しましたが待つ事が出来、「貸して」、「いいよ」とやり取りも出来、楽しんでいる姿が見られました。ピピッとタイマーが鳴ると名残惜しそうにしていましたが、ニコニコ笑顔で全員にバイバイとハイタッチでさよならが出来ました。

帰りに、「ちゃんと貸しても言えておともだちと仲良く出来たね。すごーい」とギュッと抱き締め、褒めるとギュッと返してくれ「征子さんとまた行く」と。 (褒められるって嬉しい。) おともだちからだと尚更嬉しく、やる気、自信にも繋がる魔法の言葉なのでしょうね。

これからも、今日のYくんの笑顔を忘れず魔法の言葉を心掛け、こどもたちと一緒に成長して行きたいと思います。

          私も褒めて伸びるタイプですので・・・ 宜しくお願い致します。

入所部 藤本 征子

「子どもが喜ぶメニュー」

2022/12/14

12月に入り本格的な冬の訪れを感じられるようになりました。

 

学園では、寒くなると必ず提供するメニューに「ドリア」があります。ドリアとは、味付けしたご飯(ピラフ)にホワイトソースをかけてオーブンで焼いた料理です。お米を使ったグラタンと言った方がわかりやすいかもしれません。この料理の発祥地は日本で昭和5年頃、横浜のホテルニューグランドの初代総料理長を務めたスイス人シェフが、体調の悪い外国人客の為に即興で考案した料理だそうです。

 

 

子どもたちの大好きなメニューのひとつです。今回もおかわり時は大行列でした。

 

 

年末が近づき、もうすぐ今年も終わろうとしています。今月は餅つき・クリスマス会と子ども達が楽しみにしている行事が続きます。

子ども達に喜んで食べてもらえる料理を提供出来るように厨房スタッフ一同、手洗いやうがいをしっかり行い、栄養と休養をたっぷりとり、感染症に負けずにこの冬を乗り越えていきたいと思います。

入所部  野口

感謝の気持ち

2022/12/13

いよいよ年末が近づいてきました。
急に寒くなって体調管理が難しい季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

私事ですが、体調面でお休みをいただく事があり、その度にかけていただく言葉で何度も心が救われました。

不安な時にかけていただく言葉でパワーが湧いたり前向きになれたり…言葉の力ってすごいなぁと考えさせられる時間でした。

そして特に、久しぶりに会えた子ども達の笑顔に本当に元気をもらいました。

自分の直近の出来事を一生懸命話してくれる子、体調を気遣うような言葉をかけてくれる子、一人ひとりの素直な姿が見られて嬉しくなりました。

自分自身がかけていただいた温かい言葉にたくさん助けられた経験から、私も関わる相手に対して、ホッと安心出来るような、そんな言葉掛けや関わりができるように、常に周りに感謝の気持ちを持って過ごしていきたいと思います。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさまぷらす 奥村

クリスマスに向けて

2022/12/12

 今年も残り1か月を切り、学園ではクリスマスに向けて少しずつ準備が始まっています。

今年のクリスマス会、私は合唱とハンドベル担当の1人になりました。毎年恒例ではありますが今年はどんな曲を歌おう、演奏しようかと子どもたちと話し合い、練習に取り組んでいます。

これから24日の本番に向けてより練習にも熱が入りこれまでよりももっと良いものに出来るよう子どもたちと頑張っていきます。

 そしてクリスマスには子どもたちがもっと待ち望んでいるクリスマスプレゼント、頑張ってきたご褒美を準備して、嬉しそうにしている皆の笑顔を思い浮かべながら毎日を過ごしています。

 

 

入所部 梅田

『子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2022/12/09

 

 社会福祉法人白川園の地域貢献事業として、子育て中の方や子どもに関わる方々を対象に、お子さんの「行動」の理解と関わり方の工夫についてのセミナーを開催しています。

第3回目の講座を下記の日程で予定しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

 

・日 時:令和5年1月14日(土)10時~11時半

・講 師:山鹿温泉リハビリテーション病院 作業療法課長 満永晴美先生

・演 題:「椅子に座っていられない、姿勢が悪いのはなぜ?」

      ~子どもの姿勢の崩れやすい原因とちょっとした工夫~

・場 所:若草児童学園楽園プラザ(定員20名)

・Zoom :限定100台  

・参加費:無料

 

※Zoom視聴を希望される方は、メールでお申し込みをされますとスムーズです。

※託児をご希望の方は、1月10日(火)までにお申し込みをお願いします。

 

【お申込み・お問い合わせ】

若草児童学園 ℡096-293-2467

 

メール:chiiki.shirakawa@gmail.com

①お名前 ②お電話番号 ③視聴方法(会場又はZoom)

④託児希望の有無 (有の場合は お名前と年齢、アレルギーの有無)

⑤ご質問等があればご記入ください。

握りしめる手の優しさ

2022/12/09

学園で過ごすR君。9年前に出会って、新卒で学園に就職した私は、最初の頃はどう関わっていいかわからず四苦八苦していたのを今でも覚えています。当時小学生だったR君も、私の関わり方が嫌だったのか、食事の声掛けは来てくれずにいたり、歯磨きの時にはぷいとそっぽを見たりとなかなか心開いてくれませんでした。どうすればいいか色んな先輩方と話したりアドバイスをみたりして、なんとか一緒に遊んでくれたり、おんぶをしたら移動するようになったのですが、いざ声掛けなどの支援するとなるとまだまだ上手く行かなかったり・・・という日々を過ごしていました。

 R君はその頃トイレで排泄せず、何度も失敗するという事がありました。決まった時間で誘導しても行きたがらず、時々成功はしていても、多くの時は暫くすると失敗している・・・の繰り返しでした。排泄失敗の前後にどんな前触れがあるのか気になり観察していると、足で床に置いてある物を蹴り出したり、靴箱から靴を全部床に散らかしたりとする姿が見られ、その後失敗している・・・という事が多い事に気づきました。その為散らかしている時に「トイレ行こっか。」と声掛けをすると、トイレで座って排尿が出来ました!その時に推測が当たって「R君、出来たね!すごい!」とても喜んですごく褒めたことを今でも覚えています。

それから散らかした時にトイレに誘導、を何度も繰り返していると、中学生になった位から、トイレをしたい時にちらかす事をせず、自分から私を探して手で引っ張って「トイレに連れてって。」というような素振りを見せてくれるようになりました。この時期にはすでに成功する事の方が多くなっており、声掛けで誘導すると手を握って一緒に行く、着替えで服の前後が分からなくなった時も手でとんとんと合図して教えてくれるようになるなど、自分から意思表示が出来るようになってきていました。このことはまた一段と喜んだ私でした。

今年でR君は高校生となり卒業を迎える年になりました。今でもトイレや食事の誘導で手を引っ張って教えてくれ、外への買い物に出かけた時もしっかり手を握ってきます。あの時、初めてトイレ誘導に成功した時に比べると手も大きくなり力も強くなっているはずですが、手を握りしめる力は昔から優しく握ってくれており変わっていないように感じます。それがR君なりの私へ信頼や優しさの表れなのかな?と思いながら毎日関わる事を楽しみにしている今日この頃です。

 

入所部 松尾

感動するということ

2022/12/08

最近感動した事と言えば、今カタールで開催されている4年に1度のワールドカップでの日本チームの頑張りです。

日本戦の日は、家事を早めに終わらせてTVの前に座る日々でした。

予選リーグでは、強豪のドイツ、スペインに勝つというこれまでに考えられなかった世界を見る事ができました。

技術、システム、監督さんの采配などなど勝因は色々あると思うのですが、今回1番感じたのは「チームワーク」の良さです。個人的な思いはもちろんあるとは思いますが、TVで放送されるスポーツニュースでどの選手も口々に言っているのは「チームの為」という言葉でした。

この「チームの為」という言葉は、療育をする上でもとても参考になるなと思いました。

療育も1人では頑張ることが出来ません。

自分の思いは持ちつつも、それをチームに伝え、気持ちを理解してもらい、それを実現する為にはどういう事を行えば良いのか?の知恵をチームで出し合い、実践へと繋げていきます。

その中で、悔しいなと感じる事、辛いなと感じる事もあります。

どうして伝わらないんだろう・・・と思うこともあります。

しかし、そんな時は「チーム」という言葉を思い浮かべるようにしています。

人間誰しも、いや、私だけかもしれませんが自分が可愛いので、周りを思いやっているようで、出来ていない事も多いです。正直、反省することも多々あります。

自分の思いばかりでは良い支援は出来ません。

常に、周りに生かされている事を意識して(アンテナを張って)生活する事が大事だと考えます。

そんな人たちが集まれば素晴らしい療育が出来ると、侍Blueを見ていて感じました。

また、感動する事はとても大切だと思いました。

心が動くことは、頑張ろう!という意欲に繋がります。

どんなところがと聞かれると、それは人それぞれ感じ方も違うので上手に伝える事は出来ませんが、湧き出てくる感情を大切に療育に活かしていきたいと思います。

私も随分歳を重ねてきました。

チームの皆を見守れるような大きな心の持ち主になりたいなと思いました。

日本!頑張りました!感動をありがとう!また4年後を楽しみにしています!

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業  江藤

 

2022/12/07

12月に入り、ようやく冬らしくなってきました。阿蘇山も12月1日に初冠雪となり、寒さが増してきているように思います。冬の準備として、車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換しました。ガソリン代が高騰しているので、燃費が下がるスタッドレスタイヤに少し憂鬱な気持ちになっています。いろんなモノが値上がりし、家計を圧迫している中で、それなりに年末年始を迎えなければと思っているところです。今年の後半は良くない出来事が続き、未だに何も解決出来ていないのですが、来年こそはきっと良い年になるように、神様・仏様にしっかり伝わるように祈りたいと思っています。

 

                      相談支援センターいちばん星 山田

日々成長

2022/12/06

幼稚園に入園して早数年になり、話を良くしてくれる児童、活発に動き回り、何での興味を引き要れる児童、お兄ちゃんに甘えたがる児童それぞれです。自分ができる行動で友達・お兄ちゃんたちと遊んでいる姿が見られます。その輪の中で色んな事を見聞きし、何でも吸収しょうという時期でもあります。良い事は少ないまでの出来ます、悪い事の方がたくさん吸収し行動に繋げています。注意を受ける事でそれはいけない事と知りつつも、ついやってしまうのが児童の特権でしょうか。それが日々成長していく証でもあるのでしょうか。これからもたくさんの事を学び成長していって欲しいと思います。

入所部:家入

毎日が成長の日々♪

2022/12/05

早いものでもう12月、1年が終わろうとしています。

今年も新型コロナに振り回された1年でしたね。入所では徐々にですが外出行事も再開し始め、動物園やミルク牧場等に出かけることができました。少しずつですが、以前のように出かけることが増え、「もう少しの辛抱かな…」と思っていた矢先に第8波の話が…。

来年には今年以上に外出が自由に出来ることを祈るばかりです。

 

先日、年長のⅠ君の就学時健診へ一緒に行ってきました。感染対策の為、多少の待ち時間がありましたが、静かに順番を待つことができており、聴力検査前では小声で話すⅠ君に思わず「フフッ!」と笑ってしまい「しーでしょ!」と注意を受けちゃいました(笑)

以前は我が道を行くヤンチャなⅠ君でしたが、幼稚園へ行き始めたことで、同世代との関わりからたくさんの言葉を覚え、友達とのやり取りを覚え、おしゃべりもとても上手になりました。子ども達の成長にはⅠ君に限らず毎度驚かされます。

学園に帰ると年上ばかりで、まだまだ甘えんぼなⅠ君ですが、最近は「お兄ちゃん達みたいになる!」と色々なことに興味を持ち「◯◯はお兄ちゃんになったら!」が口癖となっています(^^♪

どんな小学生になって、どんなお兄ちゃんになってくれるか今から楽しみですね(*´ω`)

 

 

入所部 後藤

感謝の気持ち

2022/12/02

 今年も早いもので、残り1ヶ月となりましたね。年齢を重ねていくごとに1日1日が早く感じると共に、体や心の変化を感じるようになりました。

 私事ですが、少し前に子宮の手術を受けました。5年前に受けた子宮がん検診で再検査の結果が届き、紹介された総合病院を受診しました。それからは半年に1度検査を受けていましたが、昨年から検査の結果があまり良くなく、半年から3ヶ月、2か月、1ヶ月と検査の頻度も増えていきました。8月に受けた検査の後、「このままにしておくと癌化する可能性がある為、早く手術を受けた方がいい」と医師から手術を勧められました。検査の頻度が増えていくにつれ、手術の可能性があることを考えてはいたものの、現実になると頭が真っ白になりました。

 私には18歳になる娘がいます。今年で18歳になったとはいえ、私にとってはまだまだ子ども。受験や、部活では高校最後の大きな大会を控えていたこともあり、今が大事な時期だからと正直躊躇う気持ちもありました。仕事でも先生方に迷惑を掛けてしまうかもしれない・・・。複雑な思いを家族や友人、職場の先生方に相談した結果、手術を受けることを決心しました。早くに見つかったこともあり1泊2日の手術でしたが、今まで大きな病気や怪我をしたことがない私にとっては不安しかなく、何よりも術後の病理検査の結果が悪かったらと考えるとなかなか寝付けず、頭から離れない日々が続きました。手術前の検査や麻酔科の先生との打ち合わせで仕事を休むこともあり申し訳ない気持ちでしたが、先生方からの温かい言葉に心が救われました。手術は無事に終わりましたが、術後1ヶ月以上出血が続き、貧血や眩暈で体調が優れないこともありました。病理検査の結果の説明を受け、早期に手術を受けて良かったと思いました。今は月に1度受診し、経過を見ているところです。

 今回の経験を通して、改めて「支えてくれる人の存在の大切さ」や「命の大切さ」を感じました。支えてくれる人がいるからこそ今の自分がいること。そして当たり前と思って過ごしている日々は、当たり前ではなく、有り難いことなんだと改めて思いました。

 今は携帯で簡単に調べられる時代。インターネットで色々と調べては、落ち込んだり悩んでいる時は良くない情報が残り不安になりがちですが、「人生は1度きり!物事をポジティブに捉え、明るく過ごしていこう」と考え方を転換することにしました。

 支えてくれる人たちがいるからこそ今こうやって過ごせていることに日々感謝し、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。

↑これは療育キャンプ当日に放デイスタッフで撮った写真です。大切な仲間と一緒に楽しく仕事ができることに感謝です。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 宇藤

地域貢献事業

2022/12/01

今年度より白川園の地域貢献事業として「子どもの発達セミナー」を行うことになりました。今回Zoom担当として携わることとなり、主催者側として不慣れながら皆様の協力のお陰で何とか進めることができています。10月に2回目が終了し、残すところ1月のセミナーで終了することになります。セミナーの振り返りをする度に、たくさんの課題がありますが、参加された皆様のアンケートを集計すると、たくさんのご意見や喜んで頂いている感想が記入されており、準備の大変さや課題が一気に吹っ飛びます。私自身もやりがいと感謝の気持ちでいっぱいです。ただ、課題はしっかり向き合い、Zoomメンバーと連携し次回のセミナーが無事に終了できるよう努めていきたいと思います。

☆☆☆今日から12月(師走)ですね。暖かかった日中も気温が一気に下がり寒さを感じる季節になりました。園内はクリスマスツリーやイルミネーションも飾られ、夕方になると光がキラキラして華やかな風景です。ぜひお近くに寄られた際はのぞいてみてくださいね☆☆☆

       総務 大田黒

                        

日々草とKちゃん「僕、このお花好き。摘んでも良い?」

2022/11/30

週に3回おひさまに通って来てくれるKちゃんは、就学前の男の子です。言葉でのコミュニケーションは、ほとんどありませんが表情豊かで、声を出したり体を動かして「うれしい。怒ってるぞ。いやだ~。」等気持ちの表現をしてくれます。

おひさまの入口には、小さくてかわいい門があります。その門をくぐって子どもたちやご家族が子ども玄関の方に歩いて来てくれます。その門の横に夏からず~っと花を咲かせ続けている日々草があります。5月頃、放課後等デイサービスの土曜療育の中で小学4年生以上のお兄さん、お姉さんがプランターに植えてくれました。その時は、色んな夏の花を沢山植えて門の横は華やかでしたが、だんだん涼しくなって季節は秋になり今残っているのは日々草の3株だけになりました。ひょろひょろに伸びた日々草は、花も小さくなり花の数も少なくなりました。11月になりそろそろ冬を越せる春の花の植え替えを始めました。パンジー、ビオラ、ノースポール、チューリップ、シクラメン、色んな花を植えました。ひょろひょろの日々草もそろそろ植え替え時かなと思っていたのですが、丁度子どもたちが立ったまま手を伸ばした高さに花をつけています。Kちゃんは、横を通るたびに花びらを1枚そっと摘んでいるようです。保育園にKちゃんを迎えに行っておひさまに来て門を一緒にくぐるときに花に手を伸ばして無言で斜め上を見上げています。Kちゃんの顔は、私の方に向けていますが視線は横向きで空の方に斜め上に向けられています。Kちゃんがよく見せる表情です。『このお花きれい。一枚摘んでもいい?』と言っているかのようです。「1枚どーぞ」と声を掛けるとにっこりしてそっと上手に花びらを1枚摘んで教室に持っていきました。帰りも同じ仕草をして「どーぞ」と言われて花びらを1枚摘んで車に乗りました。

ほんのちょっとのやり取りでしたが、Kちゃんの思いとやり取りが出来て良かったと思いました。あらためて子どもたちとのコミュニケーションでは、言葉だけではなく表情や体の動き、声、視線等に気を配ることが大切だと思いました。

Kちゃんの姿や関わりを通して、子どもとの豊かなコミュニケーションを築くためにインリアル・アプローチの大切さを実感しました。インリアル・アプローチとは、「発達障がい等の子どものコミュニケーション特性を知り、他の人とコミュニケーションできるよう成長できるように周りの大人が援助の仕方を学ぶ手法」です。インリアル・アプローチのポイントは「①子どもをありのままに受け入れる②子どもに反応的にかかわる③狙いを持って関わり、子どもの言語とコミュニケーションを育てる。」というものでその基本姿勢は、SOUL。「①静かに見守る②興味や遊びを観察する③気持ちや発達レベルを理解する④言おうとすることに心から耳を傾ける」です。コミュニケーションの障がいを「関係の障がい」と捉え大人の関わり方を重視し、自由な遊びや生活場面の中でコミュニケーションの楽しさを経験することで子どもの潜在能力を十分発揮できるように関わることが大切になります。今後も子どもたちの周りに居る大人の一人として、子ども達との日々の関わりがその子の成長に繋がるようにと思います。     

 児童発達支援センターおひさまぷらす 放課後等デイサービス 吉田広子

前を向いていこう

2022/11/29

早いものでもうすぐ12月ですね。この1年もコロナ禍で感染予防を意識しての生活でした。

やっと行動制限が緩んできたところでまた、第8波の声も・・・

 

コロナ禍でコミュニケーションや色々な経験の機会が制限され弊害もあります。

それは、誰もが感じている事でしょう。

ある日、TVの番組で高校生の3年間の特集がありました。

まさにコロナ禍の3年間、大事な青春の3年間を振り返っていく内容の番組でした。

親しい友達との語らい、勉強、部活に明け暮れた大昔の私の青春を思い出しながら観ていました。

しかし、「入学式あった?」「体育祭あった?」「修学旅行いった?」の問いかけに暗い表情の生徒もいました。

確かに私たちも「可哀そうだよね。」と口々に話す事も多々ありました。

 

引き続き、生徒たちが作った映像が流れ、そこには明るい、笑顔で入学式も修学旅行も出来なかったけどこれが私たちの「青春の3年間」と語り、ダンスで振り返って表現されていました。

今、起こっている事に不平不満を持つよりずっと素敵な考え方で私もTVキャスターも健気な姿に感動し涙が出ました。

 

学園でも学校でも少しづつ、行事や外出が緩和される中、子ども達との生活では、

できなかったと悲観するのではなく、こんなことも、あんなことも出来たねと明るく話していける様、充実した日々を工夫しながら提供していきたいと思います。

残りわずかな2022年ですが、目をそむけず頑張って行こうと思います。

 

入所部 山下

「よろしくお願いします」

2022/11/28

 私は、7月より相談支援センターいちばん星に入職し、毎週水曜日に通所、金曜日に入所、残りの3日間は相談支援センターで相談の仕事をしています。子どもたちに新しい職員として受け入れてもらうには日頃からの関りが重要で期間も必要とします。3ヵ月経った今、ようやく少しずつ受け入れてもらえているのかなと実感できるようになりました。相談の仕事では保護者様や成人の方にも関わらせていただきます。関わりの中で表情や仕草、言葉などから色々な変化を感じとれます。その小さなサインを見落とさないよう、目配り気配り思いやりの気持ちを胸に相談員として、支援員として必要な支援が提供できるよう努力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

相談支援センターいちばん星

 廣瀬

ハロウィンメニューの夕飯

2022/11/25

1ヶ月前の事になりますが、10月30日の夕食はハロウィンメニューとして「チキンカレー、シーザーサラダ、かぼちゃクリームマフィン」を作りました。

チキンカレーは、ご飯にグリンピースで目を、半月切りにした人参で口を作り、おばけの形にしました。

マフィンはクリームにかぼちゃのペーストを混ぜて、チョコレートで作った蜘蛛の巣を飾ってハロウィンっぽく仕上げました。

作るところから、仕上げまで手のかかる作業でしたが、子ども達が食堂に入って来た時に驚いてくれるかな?喜んでくれるかな?そんな事を考えると、作るのも楽しい時間でした。

子ども達の反応はと言うと、「おばけの形だ!」と反応しくれている子もいれば、マフィンの黄色のクリームを不思議そうに食べている子もいて、それぞれの反応が面白かったです。普段からカレーは人気のメニューですが、今回も全て完食してくれました。

12月にはクリスマスメニューが待っています。

子ども達の笑顔がたくさん見れるクリスマス会食になるよう、これから調理員の皆さんとメニューを検討していきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 久保

見立て

2022/11/24

平素より、保護者の皆様、学校や幼稚園・保育園の先生方、並びに関係機関の皆様には、保育所等訪問支援事業にご理解・ご協力を頂きまして、心よりお礼申し上げます。

9月9日のブログでは、お子様の成長には段階があること、療育や教育を始めるにあたっては、まず今どこの段階にいるのかを見極めることが大切というお話を書きました。

今日は、その見極めの方法について、さらにお話をしたいと思います。

 

 お子様が、勉強やお友達関係、学校での適応など、何かしら苦戦している時に、「どうしてそのような状態になっているのか」、「どのような解決方法があるのか」を、皆様もよく考えられることと思います。しかし、なかなかそこがわからない、そのような時の手がかりの一つとして、心理検査があります。

 

 発達に関する検査には、主なものとして、認知機能・適応行動・感覚処理特性について捉えられるものがあります。日常のご様子の把握をし、これらの結果も参考にしながら、どのような支援が必要か、そして可能かを考えていきます。

 

 これらの結果から、お子様がどんなところで苦戦しているのか、どんなところが得意でそれを活かしてどのように苦手さを補ってあげれば良いのかに気付き、寄り添ってあげられるかもしれません。また、保護者様、学校や園の先生方、療育スタッフの間で共通の目標を立てたり、合理的配慮の方法を検討し、合意形成を図ったりすることもできるかもしれません。

 

 実際に私は、保育所等訪問支援を行う中で、保護者様のご同意を得た上で、先生方とこれらの客観的な見立てを共有し、合理的配慮についてご理解を頂いています。

 このように、客観的な尺度は、子どもを理解し、子どもを中心としたチーム支援を促進するためのものなのです。

 ですから、検査の実施や結果のご提出にご協力下さっている保護者様、結果にご理解いただき合理的配慮にご協力して下さっている先生方に、心より感謝しています。

 これからも、お子様が楽しく通園通学できるよう、微力ながら皆様とご一緒に考えてまいりたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 保育所等訪問支援事業 中村

アンクルンから心の友と繋がる

2022/11/22

コロナのパンデミックも落ち着きを見せ始めた8月、インドネシアから大学の先生3名が大津町にいらっしゃいました。

白川園として、初めての海外交流プロジェクトです。

滞在予定は約3ヶ月間でしたが、ある日、若草児童学園にて文化交流をした時、子ども達に、『アンクルン』という、竹から作ったインドネシアの楽器を紹介しました。

インドネシアと日本は、「竹文化」という共通点があります。食器、家具や楽器など、様々な生活場面で竹を活用しています。

文化交流では、子ども達に1人ずつ「アンクルン」を持ってもらい、『きらきら星』を演奏しました。「竹から出た音は、とてもきれいでした」と子どもから嬉しい感想を聞くことができ、インドネシアの先生方もとても喜ばれていました。

今回、子どもたちは異国の文化に触れ、直接交流をすることができたことは、とても良い経験だったのではないかと思います。

また、11月11日(金)には、インドネシアの先生方とのお別れ会を開催しました。

子ども達からは、ハンドベル演奏のお返し、そして、くす玉や折り鶴などの手作り装飾のプレゼント渡しなど、お別れ会は盛会に終わりました。

 「また遊びに来てね~!」っという子どもの言葉がとても印象的でした。

来年度からもこのプロジェクトの輪が広がりますように・・・。

 

入所部 デウィ