若草学園の実践ブログblog

 「動物園」

2022/10/25

最近は暑かったり寒かったりと1日の中でも温度差があり体調管理が難しいですね。先日、10月1日に未就学の子ども達と動物園に行ってきました。9月に計画を立てちょうどいい気候かな?と思っていた所、当日は30度を超える暑さでまだまだ夏の気候でした。そんな中ですが、今回の子ども達にとって「動物園」は初めての場所、初めての経験です。どんな反応をするのか?こちらも楽しみでしたが、入園前に飲み物をそれぞれ自分で自動販売機で買ったところみんな飲み物に夢中、最初の展示動物まで辿り着くまでに時間がかかり暑さも加わって職員が疲れ果ててしまいました。動物園がどんな所か知らないのですから仕方がないところです。暑さのため殆どの動物達がぐったりしていたり、外に出ていないのか何処にいるのか分からなかったり…、早々にお弁当を食べる事になりました。気を取り直して、乗り物に乗り、動物を見て、お土産を買って、アイスクリームを食べて帰りました。帰ってから「どうだった?」と聞くと反応はイマイチ。「○○がいた!」という声もなく、こちらが誘導して動物の名前がでてくる程度、慌ただしかった1日で子ども達も何が何だか分からなかったかな?今回は「動物園」ではなく「初めての経験」の1日でした。次回は事前に動物を絵本等で見てから望みたいと思います。

 

入所部 前田

「伝えたい!」という気持ちを育てる

2022/10/25

朝晩はずいぶん冷え込むようになり、今年度もあっと言う間に半年が過ぎ、後半になりましたね。

今年度は22名のお子さんの言語訓練を担当させていただいています。

年度初めにそれぞれの目標や支援計画を立てて、それをもとに半年間取り組んできました。

週に一回、30分程度と限られた時間のなかで、それぞれの課題に取り組み、「できた!」「わかった!」「伝わった!」という経験を重ね、お子さん一人一人がそれぞれのペースで成長されています。日々の成長は小さなステップかもしれませんが、半年前を振り返ると大きな成長を感じることができます。私自身も日々の関わりの中で、迷ったり悩んだりすることもありますが、お子さんの成長や達成感に溢れた笑顔を目の当たりにすることで、「これでよかったんだな」と答え合わせをすることができています🍀

そして何よりお子さんたちが“佐藤先生のおべんきょう”を楽しみにしてくれていることがとてもありがたいです💕

 コミュニケーションはどんなに言葉や知識をたくさん持っていても、それを使って「誰かに何かを伝えたい」という気持ちがないと成り立ちません!逆に言えば、まだまだ知っていることや話せる言葉は少なくても伝えたい気持ちがあれば、いろんな方法や手段を使ってアクションを起こすことで伝わることもたくさんあります!そんな「伝えたい!」という気持ちを育て、人と関わることの楽しさや喜びを感じてもらうことができるよう、今後も支援していきたいと思います。

年度末に1年の振り返りをする頃には、どんな成長を感じることができるのか楽しみです♪

 

児童発達支援センターおひさま 言語聴覚士 佐藤朱加

楽しみにしています

2022/10/21

木の葉の色も変わりはじめ、秋の訪れも目に見えて分かるようになってきました。

昼間は暑いですが、朝夕過ごしやすい気候になり、少し寒さを感じる時もあります。

 

最近、丁度良い季節が、短いように思います。

 

今日は、我が家の子どもの事をお話したいと思います。

 

4月から新しく農福連がスタートしました!

 

私もトマトの苗植えや支柱立て、芋の苗植え等、土曜、日曜でお手伝いさせて頂きました。

我が家の息子も一緒に行くようになり、最初は畑仕事など出来るのか心配していました。

 

家では草取りも手伝った事がなく、小学生の時の美化作業では、植えてあった花を草と思い、抜いていた記憶があります。

最初、何処に行くのか息子から尋ねられ、畑に行く事を伝えると「僕も行きます!」と・・・!!

土いじりは興味がないと思っていた事もあり、「行かない」と答えが返って来ると思っていたのですが、返ってきた答えが違っていたので、びっくりしたのと同時に出来るのかなという不安がよぎりました。正直戦力になるのかなと心配でした。

 

畑に行くとトマトの苗植えで、何故か私とはペアにならず、おひさまの先生と一緒に植え、休憩も取らずに頑張って作業する事が出来ていました。一時間程頑張った後、休憩をして、また、頑張って作業する姿を見て、成長したなとウルウルでした(>_<)

 

それから、農福連の作業がある日は、毎回出席して、作業するようになり、意外と戦力になってる事に気付きました。

 

最近、農福連の作業に行く事が出来ていないので、時々「畑にはいつ行くかな?」と尋ねてくるぐらい楽しみにしています。

秋になり収穫の時期になったの、また畑に連れて行きたいと思います。

子どもにとっても、働く楽しみが出来て良かったと思います。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 緒方                    

おにごっこ🏃‍♂️

2022/10/20

だんだんと朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、日中は過ごしやすい気候となりました🌱

園庭では戸外遊びを楽しむ子どもたちの声に、微笑ましい気持ちになります😊☀️

夏場は、猛暑により外遊びを控えることも多かった日々…

寒くなる前の今のうちに!外で思いっきり遊びたいと思います✨

 

先日の秋休みの日の出来事です。

外遊びの時間に、1人の子の「おにごっこしよー!」に集まってきた5人。自分たちで話し合ってオニを決め、6人でおにごっこが始まりました。ここまでは、みんなの表情はニコニコ😊…おにごっこが始まると、少しずつみんなの表情が不穏になり😥中には涙を流してしまうこともあり、おにごっこは一時中断。理由は、”ジャンバーが当たったらタッチになる”からオニだと言われた、ブランコに座っているところをタッチしたら休憩中と言われた、”タッチ返し”が続いて全然タッチされない、ずっと自分ばかりが狙われる、、とのことで、みんなそれぞれの思いを伝えてくれました。私は、みんなに「おにごっこしたい?それとも違うことする?」と尋ねてみると、「したい」という6人。「みんなで楽しく遊ぶためにはどうしたらいいかな?」と尋ねると、、、みんなの話し合いが始まり、「体に当たったらタッチにしよう!」「ブランコとかすべり台はなしね!」「休憩は10秒まで!」と、みんなで楽しく遊ぶためのルールが決まりました!

 

この出来事から、「おにごっこ」にも6人いれば6通りのルール・遊び方があるということ、集団(6人)でやろうとした時に思いや考え方の違いで衝突してしまうことはあるということ、そのような時は他者の思いを知って(話し合って)どうしたらいいか考えるということの大切さ等、人とやりとりする上での大切なことを考えることができました✨

このような出来事は、学校生活や社会生活でも起こり得ることではないでしょうか。

学校、部活動、習い事、就職先、、、今後もいろんな集団の中で生活していく子どもたちにとって人とやりとりする力は大切なことの一つだと思います。実際に私も学生時代を経て社会人となり、実感することもありました💪

 

おにごっこの話に戻りますが、この6人は、この後、自分たちで決めたルールをもとに、楽しそうな表情でおにごっこをしており、6人全員で解決することができました🌟困った事があった時に、話し合って解決する等の乗り越える力を育めるよう、色々な遊びや活動を通して、今後も子どもたちと一緒に学んで感じていきたいと思います💪

 

放課後等デイサービス おひさまぷらす 守田

「幸せになる為の支援」

2022/10/19

本当に必要な支援は幸せになる為の支援。

生きていていいと思えて安心して自分らしくいられる居場所や関係性を見つけるなど

それがないと「何かやってみようかな」というモチベーションも

湧いてこないような気がします。

私も当事者と向き合う、肩を並べることを意識していきたいと思っています。

向き合う支援する側とされる側に分かれてしまうような気がします。

そうではなく、肩を並べて一緒に見ていきたい気持ちです。

入所部 樋口

「幼稚園弁当」

2022/10/18

立秋も過ぎ、昼間は暑い日が続いていても空が少しずつ高く感じられたり、いわし雲に秋を感じる事が多くなりました。この時期、お弁当を作る機会が増え、朝食作りに加えて、登校に間に合うよう作り上げるのは一苦労です。今回は幼稚園児のお弁当を作りました。

 

 

キャラ弁など手の込んだものは時間の関係上断念し、アレルギー除去を第一に食べやすさを重視して

作りました。

 いつも食べる量が少なく、ゆっくり食べるY君も、空のお弁当箱を持ってきてくれました。作り手としては、間食してくれる事が一番嬉しい事です。これから、それぞれの学校行事に合わせてのお弁当作りが予定されていて、メニューを考えるのも頭が痛い所ですが、お弁当は子ども達にとっても特別らしく、何日も前から「○月はお弁当だよ」と言ってきたり、「おかずは何?」とたずねて来たりと、すごく楽しみにしていることが伝わってきます。私達も子ども達の期待に応えられるよう、美味しく楽しいお弁当作りを心掛けたいと思います。

 

入所 徳丸

 

読書の秋🍂📖

2022/10/17

10月も半ばになりました。
年々短くなる秋の季節。子供たちは外遊びで、虫を追いかけながら短い秋を楽しんでいます。

10月の私にとっての楽しみは、秋アニメの始まりです。
ゴールデンカムイの第4期やジョジョ ストーンオーシャンの第2クール、

子供たちも大好きなスパイファミリーの2クールめも始まりました❣️

何故か新アニメが始まるとうちのテレビは勝手に[新]の文字を頭につけて録画してくれます。

設定した覚えはないのにですよ!

なので週末は貯まったアニメの録画をチェックするのに大忙しです。

秋は読書の秋でもありますね。
タブレットは、大きな文字で読めるので助かっています😅
今は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んでいるところです。

もちろん漫画は当たり前です。
もっぱら携帯で見れる無料の漫画を探して読みますが、以前無料で一巻だけ読んだことのある

「リエゾン」と言う漫画があって、発達障害を持つ研修医の物語です。

先日、同じおもちのお部屋のT先生と感覚統合のお話をしていたら、

「リエゾン」でも感覚統合の話が出てますよ!と教えてもらって、続きを読んでみました。

小児精神科が舞台です。丁寧に取材されていて、内容が私たち子供たちの発達支援に携わる者にとって、大変勉強になるものでした。

どれも重要で深いもので、時には涙が抑えられないこともありました。

子供たちに関わる方にぜひ読んでいただきたい本です。

秋のお薦めでした♪

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 一山

イチゴの苗植えにいってきました☆

2022/10/14

先日の土曜療育で、午後からイチゴの苗植えに行ってきました。ひんやりした阿蘇の気温を想像していましたが、ビニールハウスでの作業は思いのほか暑く、暑さに苦戦しながら作業をする子もチラホラ。イチゴが実る前の作業工程に関わる経験はなかなか出来ないですよね(;^-^)「収穫を楽しみにがんばる!!」と、自分を励ましながらがんばる子もいました。時間との兼ね合いもあり、短時間の作業となりましたが、子どもたちの経験値がまた一つ上がったように感じました。
収穫までには管理を含め、細かい手入れが必要になります。赤いイチゴになる前に、子どもたちと作業に行き、自分の口に入るものがどうやって出来るのか、また作ってくれる人への感謝の気持ちを学べたらと思います。

放課後等デイサービスおひさま 永田

 

卒業までに出来る事。

2022/10/13

 学園で生活する子ども達は、高等部になるとそれぞれの学校で、様々な実習の体験をしています。卒業後、どんな仕事につき、どんな生活を送るのか。いくつもの実習を経験し、一人ひとりの能力や特性、その子どもにあった進路を見極めていきます。

 少しでもその能力を引き出せるお手伝いが出来るように、学園での生活支援の中にもたくさんの工夫が必要になります。

 学園で過ごす数年間の中で、何か一つでも、どんな小さな事でも、自分で出来るようになって欲しい。少しでも自立した生活を送って欲しい。そう思いながら日々の支援にあたっています。

 卒業までの限られた時間の中で、私たち支援者に何が出来るのか、子ども達の気持ちに寄り添いながら一緒に考えて行きたいと思います。

 入所部 髙木

成長のアルバム

2022/10/12

平日の午前中、学園に残っている未就学児さんとひまわり畑に行ってきました。

 まだまだ、夏の日差しで、午前中と言っても暑かったのですが、一面に広がる

 ひまわりに始めは躊躇していた子ども達も、自分の背丈ほどのひまわりに触

 れ自然に笑みがこぼれていました。暑い夏と、コロナの7波でなかなか外出も

 出来ない日々でしたが、20~30分のわずかなドライブが、気分転換と初め

 ての体験に少し疲れも残ったものの癒されたひとときだったと思います。これから秋の日差しの中で、コスモスや彼岸花など色とりどりの花が景色に変化をつけてくれます。今年の冬は寒さも厳しいとの予測が出ていますが、これ 

 からも機会があれば今回のような時間を作り、成長のアルバムを作れたらいいなと思いました。

入所  看護師   米村郁子

 「工作」

2022/10/11

少しずつ寒くなった今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

先日、Rくんが工作を一生懸命取り組んでいました。

どんなものを作るのだろうと見ていたら、牛乳パックで恐竜を作ると言っていました。

どんな恐竜を作るのかなぁと見ていると、2分後には別の職員にどうしたら恐竜っぽくなりますか?と尋ねており、難しいから先生たちが作ってくださいと投げやりになっていました(笑)

職員が動画を見ながら作る様子をうれしそうに見ており、頭の部分が完成すると、胴体も作りたいからあと4つ牛乳パックを持って来て下さいと話していました。

以上学園の休日の一コマでした。

入所部 田島

パジャマ

2022/10/07

 最近、昼間はまだ暑いですが夜は肌寒くなりましたね。学園では園児の毛布を出したり、洋服などを長袖に変えて衣替えを行いました。

 私も園児が学校に行っている時に洋服を準備していて、S君の長袖のパジャマをタンスの中に置いておきました。下校後S君はすぐに気が付いて「クレヨンしんちゃんのパジャマが出してある!」と、パジャマを持って来て見せながら喜んで言いに来ました。

 とても嬉しかったようで、その日はそのパジャマに着替えて早めに布団に入って寝ていました。ちょっとしたことではありますが、喜んでくれる事は嬉しいことですね。毎日喜んでもらえるよう頑張ろうと思いました。

 

入所部 首藤

お休み中はお世話になりました。

2022/10/06

私事ですが8月に入院し、手術を受けました。

15年程前から数年毎に入院と退院を繰り返していましたが、今回、久しぶりの入院となり、手術を受けました。

術後、体の調子が中々整わず、歳を取ると術後の回復にも時間がかかる…ということを痛感しました(笑)

予定よりも長い入院と自宅療養になってしまい、休業中には、総務のメンバーをはじめ、法人本部の皆様にも仕事のフォローをしていただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

9月末より仕事復帰をさせていただきましたが、発熱したり倦怠感に襲われたり…と、まだまだ体の調整がつかず、迷惑をかけてばかりです😢

今後は少しずつでも体力をつけ、今まで以上に仕事をこなせるように努力していきたいと思っております。今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。

総務 中西 実香

キュンです❤

2022/10/05

 おしゃべりが上手になったⅠくんから「征子さん、だ~い好き」と突然、告白されました。突然の事でびっくりし、思わず「ごめんなさい」と返事をすると「え~」と言い、次は「おもちゃを買って下さい」と ( ゚Д゚)  そんなやり取り、誰に教えてもらった?と笑いながら聞くと、ニヤニヤしながら近くに居る職員の名前を出すⅠくん。 入所に来た時は、おしゃべりが難しかったのですが、今では職員からの質問にしっかりと答え、時にはふざけながらコントですか❓❓ と思わせるような発言をし、皆の爆笑を独り占め❣ 若草ならではのアットホームな雰囲気を作ってくれています。(*^▽^*)  

 出来ることも増え、「すご~い、カッコイイ~、なんでも出来るよね」とおだてて褒めると、いい気分になり嬉しそう片付けや着替えを始めます。 お兄さんやお姉さんの好ましい真似をして欲しいな~と思いながらもお茶目なⅠくんともっと関わりたい私が居ます。

 子どもたちの成長や発見を職員皆で共有し、支援の楽しさややりがいを感じていきたいと思います。

 内緒ですが、先日、Ⅰくんから「征子さん、キュン❤です」と言われました(≧▽≦)

 

入所部    藤本 征子

9月の行事食

2022/10/04

9月15日に誕生日会食を行いました。

メニューは、白飯・ミートローフ・オニオンスープ・コロコロポテトサラダ・いちごショートケーキでした。

ミートローフとは、ひき肉・玉ねぎ・パン粉・牛乳などを混ぜ合わせた肉ダネを型に入れオーブンで焼き上げたものでアメリカの伝統的な家庭料理のひとつです。

学園では、肉ダネに人参・玉ねぎ・グリンピースを加えて提供しました。

オーブンでじっくり焼き上げる為ジューシーで柔らかいので幼児には食べやすく、中高生にはボリュームがありそれぞれが満足!!!

オニオンスープは、たっぷりの玉ねぎと人参をコンソメで味付けし、チーズガーリックトーストを浮かべました。以前提供した時はお皿の横に添えていただけなのでそのまま食べる子が多かったのですが、今回はトロッと柔らかい食感を味わって欲しいと思い喫食直前にスープに浮かし提供してみました。

食べやすかったのかおかわりをする子がたくさんいました。

 

 

9月生まれの3人の子ども達をはじめみんな喜んで食べてくれ残食もゼロでした!!!

入所  野口

やりとりするって楽しいな♪

2022/10/03

朝晩は肌寒くなってきましたね。日中の暑さも随分と和らぎ、過ごしやすい季節となってきました。季節の変わり目ですが、体調にお変わりないでしょうか?

 

今回は、子ども達とのやりとりを通して私自身も嬉しく感じたエピソードをご紹介します。

 

Aさんは場面緘黙があるのですが、表現豊かで、私たちスタッフや仲の良いお友達に対して沢山思いを伝えようとしてくれます。手のひらに指文字を書いて思いを伝えてくれたり、タブレットやメモに文字を書いて伝えてくれます。
先日はお母様から、事前に連絡帳で週末お出かけしてとても楽しかった様子をお聞きしました。来所してからニコニコのAさん。きっと何か話したいことがあるんだろうな〜と思い、個別に2人で過ごす時間をとりました。そこで、お母様からお聞きしていた情報より「Aさんお休みの日に〇〇に行ってきたんでしょう?どうだった?」と尋ねると、週末のとても楽しかった思い出を、指文字やYouTubeを検索する等して沢山伝えてくれました。伝えてくれたこと一つ一つを受け止めて反応を返している内に、Aさんが声を出して笑ってくれる場面がありました。その様子を見て私も嬉しくなり、2人で笑い合う時間がとても幸せに感じました。この幸せな時間を共有出来たのも、事前にお母様が連絡帳を通してAさんの週末の様子を情報としてお伝えしてくださっていた事、Aさんが伝えたいという思いでおひさまに来てくれていたからだと思います。

これからもAさんに合った方法で、自分の思いを伝えるっていいな♪やりとりするって楽しいな♪と感じてくれるような関わりを大切にしていきたいと思います。

放課後等デイサービスおひさまぷらす 奥村

『子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2022/10/01

 社会福祉法人白川園の地域貢献事業として、子育て中の方や子どもに関わる方々を対象に、お子さんの「行動」の理解と関わり方の工夫についてのセミナーを開催しています。

第2回目の講座を下記の日程で予定しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

 

・日 時:令和4年10月29日(土)10時~11時半

・講 師:株式会社ままこや 理学療法士 山野井恵摩先生

・演 題:「子どもの行動にはワケがある」

      ~ほめ上手・叱り上手の達人になろう!~

・場 所:若草児童学園楽園プラザ(定員20名)

・Zoom :限定100台  

・参加費:無料

 

※Zoom視聴を希望される方は、メールでお申し込みをされますとスムーズです。

※託児をご希望の方は、10月24日(月)までにお申し込みをお願いします。

 

【お申込み・お問い合わせ】

相談支援センターいちばん星 ℡096-284-4141

 

メール:4141ichibanboshi@gmail.com

①お名前 ②お電話番号 ③視聴方法(会場又はZoom)④託児希望の有無

⑤その他ご質問等を記入の上お申し込みください。

花火

2022/09/30

 9月ももう終わり、夜は寒いと感じ始めてきました。

 コロナはまだ油断できない状況ですが夏休みの最後に少しでも楽しみを作ろうと夜店と花火を催しました。いつもと違う箸巻きや焼きそばなどお祭りで出るような食事を作って貰い、食べた後は射的やくじ引きで遊び、最後に花火をアイスを食べながら楽しみました。

夏休みでも中々遊びに行く事が難しい中でしたが夏休み最後に「いろんな遊びが出来て楽しかった!」と楽しそうにしていました。

 秋に入り、コロナに気をつけながら、楽しいイベントを増やしていきます。

                       

入所部 梅田

台風が来た

2022/09/29

大型の台風である台風14号が9月18日に熊本を襲いました。子ども達も、前日から外の片付けや養生テープをガラスに貼り付けをする職員達の姿を見て「台風来る~?」「風強い。」と不安そうにしていました。

 当日になるとますます子ども達も不安になり、とても落ち着かない様子で窓の外を見る子、停電で寝付けない子など、様々な姿で不安を表していました。

 幸いなことに夜中の停電もすぐに復旧し、次の日にはいつも通りの子ども達の姿になってテレビを観たりゲームで遊んでいました。しかし話をすると「台風すごかった。」「夜怖かった。」とまだまだ怖かった思いはあるようです。毎日の支援の中で少しずつでもその時の不安をなくしていけたらと思う今日この頃でした。

入所部 松尾

いつでも療育時間

2022/09/28

9月27日。

今日は雨。

実は、わたくし雨は嫌いではありません。

「今日の優しい雨は、傘をさしてお散歩したくなるなぁ。」

とか、「これくらい激しいと窓ガラスに当たる雨がキラキラ光ってきれいだなぁ。」

とか・・・雨の日にしか味わえない楽しみ方があるからです。

今日の朝の送迎に出た時には、結構な雨量でしたが、A君の保育園に着いた頃にはパタッと止んでいました。

さて、本題にはいりますが・・・

A君が元気に送迎車にやってきました。

「おはようございます!今日も元気に来てくれたね!先生うれしいなっ♪」

と声をかけ、座席に座る様に声をかけると「う~ん!」と座りたくない様子。

「座らないとおひさまに行けないんだぁ。座ってくれる?」と言うと自分が座る児童シートを抱えだし、後部座席の下(足を下ろすところ)に置き、「ん!ん!」(ここに座る!)と訴えてきました。一緒に送迎に行ったスタッフと「何かしたい事があるんだろうね。ちょっと様子を見てみようか。」としばらく様子を見る事に・・・。

どうしても「ここがいい!」とジェスチャーで何度も伝えて来るので、「何かあるんだろうなぁ。」と考えていました。

すると、後部座席に乗っていた2つ年上のN君が様子を見て、泣いているのは可愛そうと思ったようで、「先生、Nが前に(中央座席)行くから、A君を後ろ(後部座席)に座らせていいよ!」と言ってくれたんです。

6歳で相手の事を思って譲れるって素敵ですよね!

N君が移動し、「ここにいいよ!」と言いましたが、それでも頑なにその場所を動きません。発達年齢的に言葉だけの指示では難しいと思ったので、バックからメモ帳とペンを出し、簡単にイラストを描いて、「座席に座っておひさまに行ったらトランポリンで遊ぼうか?」と伝えると少しイメージが湧いたようで「うん、うん。」と頷く仕草をしてくれました。1歩前進です!しかし、そう簡単に事が進まないのが療育の深い所!

頷くものの、やっぱり自分の決めた場所がいいんですよね。しばらく動いてくれませんでしたが待ってあげるとしばらくして自分から中央座席を指差し「ここに座る!」と伝えてきました。「すごい!座ってくれるの?」と言うと褒められたのが嬉しかったのか、少しにこやかな表情になりました。N君の隣で落ち着くかと思いきや、もう一度何かを訴えてきたので、寄り添ってあげると「先生、横に座って!」というジェスチャーが出ました。「先生が横に行けばいいの?」と言うと「うん!」と大きく頷いてくれました。

さて、そうなると中央座席に移動してくれたN君はどうしようかな?と声掛けを考えていると・・・「N、後ろに行こうか?」と再度提案してくれ、すんなり移動してくれ、A君と私が隣に座ることが出来ました。40代を助けてくれる6歳児!感謝の一言です。

「ありがと~!先生、助かる~!優しいなぁ。」と伝えると「いいよ!」とまたまたスマートなお答え♪

「これは将来もてるぞ~!」と将来に期待♪

「やっぱり優しい人でありたいな!」とN君の言動から自分を振り返る良い機会となりました。

大人も子どもも関係ない。人対人。子ども達からの学びは私にとって、とても良い栄養剤となっています。元気がでます。

やっぱり子どもが大好きだと感じました。

自分の気持ちに折り合いを付ける事が出来たA君。

相手の気持ちに寄り添い行動出来たN君。

送迎の時間だけでも療育のポイントは沢山です!

【送迎=子ども達を安全に運ぶ事】とイメージしがちですが、様々なドラマがあります。送迎の時間から、おひさまの基本方針にもある「丁寧な子育て」という思いを忘れず、子ども1人ひとりの個性・主体性・可能性を考えながら、どんな場面でも1人ひとりに合った関わり方を出来る限り提案し、一緒に学んでいきたいと思います。そして、その積み重ねで、子ども達が将来、自分で考えて自分の気持ちをコントロールしながら社会の中で生きていく力に繋がっていくことを願っています。

さてさて、今日の送迎でスーパーヒーローばりにカッコよかったN君。

私から秘密のご褒美をもらってニコニコ😊でした。

その秘密のご褒美の後にも、とってもカッコいい行動をみせてくれたN君。

でもそれは私の中だけの秘密にしておきます❤

おひさまで得る事ができた宝物の思い出です♪

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業  江藤

 

備え

2022/09/27

台風14号が過ぎ去り、急に秋らしくなってきました。

 

今回の台風に備えてみなさんはどんな対策を取られましたか? 今回の台風はとても強い事などが報道され、台風が近づくにつれ被害がない事を祈るばかりでした。幸いにも被害はなかったのですが、我が家の庭にある胡桃の実は全て落ちてしまい、割ってみないと分かりませんが、実は小さいのかなと思っています。

 

 台風の接近に伴い、遠方に住む子ども達に連絡を取り備えておくように伝えましたが、子ども達も大人なのできちんと対策を取る事が出来ていました。親というものは、いくつになっても子どもの事は心配なもので、小言を言ってしまうことも度々あります。子どもを持つ親御さんたちはみなさん同じ気持ちなのかなと思っています。幸い子ども達も被害はなく安堵していますが、まだまだ台風は発生するかもしれません。備えておくことに無駄な事はないと思うので、しっかり対策し安全に過ごせるようにしておきたいと思います。

 

※防災ハザードマップの確認も忘れずにしておきましょう!!

 

                       相談支援センターいちばん星 山田

 

心に余裕を

2022/09/26

朝・晩は過ごしやすくなりましたが、日中はまだまだ暑さが厳しいですね。

慌ただしくも楽しかった夏休みが終わり、子ども達の学校が始まりました。まだリズムがつかめず、朝から起こしていると「ねむい~」「あとちょっと~」と言う子も多く、自分自身も子どもの頃はそうだったもんなーと思いながら「次に起こしに来たら起きるよ」と伝えその場を離れます。

朝は起床・洗面・トイレ・着替え・朝食・歯磨き・登校の準備・登校…と特に慌ただしい時間帯で「常に心に余裕を」がモットーの私ですが、余裕がなくなってしまうこともあり、思わず「急ぐよ!」と急かしてしまうこともあります…。

 

それでも毎日学校へ行き、「疲れたー」と言いながらも学校であったこと・友達の事等をたくさん話してくれる子ども達。「頑張ったねー」「お疲れさまー」と言うことで、「明日も頑張ろっ!」と思ってくれるような関わりを続けていきたいです(^^♪

入所部 後藤

療育キャンプに向けて⛺️

2022/09/21

放課後等デイサービスおひさま・おひさまぷらすでは毎年小学3年生を対象に、療育キャンプを行っています。この療育キャンプは、

・これまでの学校や家庭での生活、又、療育で経験してきたことを子ども達と1日生活を共にする事で、その成長を確認していく

・子ども達が人と関わる喜びを知り、自分の持つ力をチームで発揮し、協力しながら1つのことを成し遂げる達成感を感じる

・卒業への見極め

等のことを目的として行っています。

一昨年、そして昨年はコロナの影響もあり、おひさまで療育キャンプを行いました。一昨年はテント作りや宝探しミッション、昨年はオリジナルバッグやプラ板作り、飯盒でのご飯炊きやホットドッグ作り等、楽しいことがたくさんあり、子どもたちの笑顔もキラキラ輝いていました。

さて、今年度はどうしようか・・・。色々と案を出し、考えた結果、今年度は外出を計画することにしました。外出をすることで、公共の場でのマナーやお金の支払い、お店の方とのやり取り、車の中での過ごし方などを見ることが出来ます。

又、1度しかないこの療育キャンプを自分たちで作り上げるものにしてもらいたいという思いもあり、事前に集まる機会を設け、チームでの顔合わせやチーム名決め、スケジュールについて、オリエンテーションを行う予定です。

話し合いもそうですが、キャンプで行動している中でも、困ったり、悩んだり・・・思いがけないことがあると思います。その時がチャンスです!困った時、悩んだ時に「じゃあどうしたらいいかな?」と考える力や「こうしたらどうかな?」と提案する力、「やってみよう!」と実践する力などが大事だと思っています。チームで協力すること・助け合うことで、仲間との絆や人と関わることの喜び、楽しさを感じることが出来ます。「やってよかった!」と達成感が得られることで、自信や意欲に繋がります。

その年によって内容も変わってきますが、子どもたちにとって思い出深い療育キャンプになるよう、準備を進めていきたいと思います。

みんなで作り上げる療育キャンプを楽しみましょうね!大人も子どももワクワクするキャンプにしましょう。子どもたちの笑顔がキラキラ輝きますように。

児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま 宇藤

実地監査

2022/09/20

「実地監査」

 

先日、実地監査がありました。児童福祉施設は毎年実地監査が義務付けられていますが、新型コロナの影響で3年ぶりにありました。当日は熊本県監査班の方が2名こられ、施設内の見学や、事前に提出した書類と実際の書類の確認など、経理・運営・利用者処遇など多数の項目を確認していかれました。終わるまで不安はありましたが15時に終了することができました。総評では、指摘はありませんでしたが、アドバイスを頂きましたので、改善に向けて丁寧に処理していけたらと思います。

監査では最低基準に基づき確認していかれます。もちろん必ずクリアしなければならない項目ばかりです。最低基準はもちろんですが、子どもたちが社会にでて一人一人が満足して過ごせるよう、チームの一員として支えていけたらと思います。

 

最後に、監査員さんは給食も食べられます。「からいもご飯」がとてもおいしかったですと好評を頂きました。朝・昼・おやつ・夕食と厨房職員も大忙しですが、その言葉がやりがいとやる気につながると思います。食べて頂き、また美味しい給食を作って下さり、ありがとうございました。

 

         入所部 総務 大田黒