若草学園の実践ブログblog

自己決定やコミュニケーションの素地を作る…

2021/02/15

<理解できるように働きかけよう>

 私たちが生活をしている社会の中では、コミュニケーションの多くは『言語』という手段を通して行われますが、言葉で指示してもなかなか理解出来ない人は大勢います。

 そのような人たちに対しても多くの人は、なんとか理解してもらおうと言葉で伝えようとします。残念ながら、知らない外国語を何度聞いてもなかなか理解出来るものではありません。

 

 学生時代、約1ヶ月間のホームステイを経験しました。知っている単語を組み合わせれば、ある程度のリスニングはできるつもりでいましたが、私がホームステイを経験した国は、オーストラリアのなまりの強い英語が生活言語として使われている田舎町で(このブログをオーストラリアの方が読まれていましたらスミマセン…)、ホストファミリーが訴えている内容がほとんど理解できませんでした。私が理解できるように、ホストファミリーがゆっくり気持ちを込めて分かりやすく話してくれていることは理解できましたが、どんなに気持ちを込めて分かりやすく話をしてくれても、そもそも、言葉の理解ができていない私にはその内容は伝わってきませんでした。。。

 

 話しは本題に戻りますが、コミュニケーションをとる場合、『相手が理解できるレベルで伝える』ということが必要であると考えています。そのため、内容を分かりやすく伝える工夫が必要です。

 今回は重度の身体障がいのある子どもさんに対してのコミュニケーションとして、以下の2つの方法をお伝えできればと思います。

 

(1)言葉以外のモードを利用する

 声かけだけでなく、体をゆすってみる、匂いをかいでもらう、物を見せるなど、あらゆる感覚で伝えてみるといいのかなぁと思います。「ごはんですよ」と伝えても理解出来ない子どもに対して、その匂いや実際の料理を見せると理解出来ることがあると思います。

 

(2)伝えることを分割してみる

 例えば、「プールに行こうね」という働きかけを言葉で理解してもらうことが出来ない場合,他のモードを利用すればどうでしょうか。しかし、実際にはプールを他のモードで伝えることも簡単ではありません。こんな時は、プールに行くという行為を以下のように分割して伝えると分かりやすくなるかも知れません。

1.車椅子から降りる

ベルトをはずし、腰を抱えて「プールだから車椅子から降りようね!」と伝えて、様子を観察する。

2.着替える

「水着に着替えようね」と言いながら服を脱がし、その途中で様子を観察する。

3.プールサイドで水を足にかけながら「水に入る?」と尋ねながら様子を観察する。

 それぞれのステップで拒否の反応が出ればその行為が嫌なことが分かるので、そのステップで中止する。受け入れの反応があれば次のステップに進む。何もなければ10秒程度待ってもう一度聞く。それでも無反応であれば次のステップに進む。

 この様に、スステップに分けることで意思の汲み取りが正確になり、彼らの反応に適切にフィードバックすることにもなります。

 この方法はすべての場面で使えるわけではありません。しかし、簡単な指示場面等では有効性は高いと考えています。もちろん、この時も、言葉かけをしながら話すことは重要です。状況を理解し、そこに言葉があることで、言葉の意味が理解できるようになると思います。

 

 相手が理解できるように働きかけるということは、実際の支援場面や日常生活の流れの中ではなかなか上手くいかない場合があります。しかし、私たち支援者は、子どもの最善の利益を考え、どうすれば、彼ら彼女らが自分らしい自立ができるのかを考えて丁寧に関わり、その技術を日々高めていく努力をしなければならないと思っています。

 

『昨日の正解は今日は不正解』という気持ちで来年度も形に捉われず、子どもの状況に応じた柔軟であり、エビデンスのある支援を展開していきたいと思います!

 児童発達支援センターおひさま

                             河野 光輝

 

*今回添付している画像は、放課後等デイサービスで取り組んだマジックハンドの活動です。

職員の手作りのマジックハンドです。電子工学等の専門家から見れば、改良点は山ほどあると思いますが、子どものことを考え、創意工夫し、子どもができる機能を活用し、その時間を共有するということはとっても大切なことではないかと思います。

                   

節分

2021/02/10

 今年も節分の季節がやってきました。

 2021年は暦のずれで「立春」が例年より、1日早い2月3日になり、その前日にあたる「節分」も1日早くなりました。

 

 節分の夜に、その年の恵方(今年は南南東のやや南)を向いて恵方巻き(太巻き寿司)を切らずに無言で願いをこめながら食べると願いが叶うという伝えがあります。なので、私は「新型コロナウイルス終息し、普通の生活が戻ってきますように」と願いながら食べました。

 

 節分に恵方巻きを食べる習慣を調べてみました。起源や発祥には諸説ありますが、恵方巻きが全国に広がったのには、コンビニエンスストアが売り上げの落ちる1月・2月の新春に海苔巻きを販売するようになり、更に節分の縁起の良いものとして恵方巻きを販売するようになったことだそうです。平成10年にセブンイレブンが「恵方巻き」と名前の付いた海苔巻きを最初に売り出しました。それ以前は、「丸かぶり寿司」「節分の巻き寿司」「幸運巻き寿司」などの名称だったそうです。「恵方巻き」はネーミングの良さから一気に全国に普及し、節分に食べる習慣になったそうです。コンビニが仕掛けた販売戦略だったとは驚きでした。

 

例年、学園の子ども達も「セルフ恵方巻き」を夕食に食べていましたが、今年はちょっと趣向を変えて「鬼カレー」にしてみました。子ども達の好きなドライカレーを、とんがりコーンとチーズ・海苔・枝豆・かまぼこでデコレーションしてみました。かわいい鬼ができました。小さい子はもちろん、中・高等部の子ども達も興味津々で喜んでくれました。

おやつにも鬼をイメージしたお菓子を提供しました。

まだまだ冷え込むこともありますが、春の訪れはもうすぐです。今年度の給食提供も残り少なくなりましたが、子ども達の健康を願いながら食事作りを頑張りたいと思います。

 

入所部 厨房 村上

節分!!

2021/02/09

2月に入りましたね。早いものです。今年度もあと2ヶ月を切りました。子どもたちの成長が見られる場面がたくさんあり、私も嬉しく思います😊

 

さて、児発の2月第一週の活動は、豆まきを行いました。

皆、鬼にドキドキしながら登園し、「いつ鬼が来るんだろう…」「鬼こわーい😢」と送迎車内でお話ししてくれたり、自由遊びの時間にお話してくれたりしていました。

鬼のぼうし(おもちのお部屋)・お面(あずきのお部屋)を製作し、いよいよ鬼の登場!!思いっきり「鬼は外!福は内!」と投げている子どもや、鬼が怖くて「いやだ~!」と号泣する子も。でも、豆を渡すと頑張って投げてくれる子など…。様々な反応を見せていた子どもたち!こわいながらも鬼退治よく頑張ってくれました😊

 

最後は “はい、ちーず!” かわいい笑顔で写真を撮ることができました!

豆まきの後に「怖かった😢」「怖かったけど鬼さんすぐ倒れたよ!」「全然鬼なんかこわくなかった~」など、様々な感想を教えてくれました。

節分という一つの行事を通して、子どもたちの新たな面を見る事ができた気がします。

 

今年度も残り少ないですが、子どもたちとの時間を楽しく過していきたいと思います😊

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 熊本

「依存の反対語が自立ではない」

2021/02/08

昨年の秋頃、相談支援専門員の初任者研修がありました。その中で小児科医であり、東京大学先端科学技術研究センター准教授でもある熊谷晋一郎准教授の講義を受ける機会がありました。コロナ禍のためEラーニングでの受講です。

 

以下の文章は、熊谷准教授の講義を拝聴し、特に印象深いところを、私なりの理解と感想で記したことをあらかじめお断りさせていただきます。

 

「依存の反対語が自立ではない」ことを学びました。

どういうこと?

広辞苑によると、自立の意味は、「他の援助や支配を受けず、自分の力で判断したり身を立てたりすること」で、依存の意味は「他のものをたよりとして存在すること」とありました。

 

架空の話として、ビルの5階にいる時に地震が起きました。避難しようと思っても、エレベーターが止まり、大多数の人は、階段や非常用はしご、ロープを利用して避難することができました。階段が混雑していても、他の手段を考えることができるので余裕があります。

障がいがあり車椅子を利用していた人は、誰かが助けに来てもらうまで避難をすることができませんでした。助けを待つ間も不安です。

 

この話で考えてみると、大多数は、階段や避難用はしご、ロープの三つの頼られる手段があり、車椅子を利用していた人は、頼られる手段が一つしかありません。

依存できる人や物と多く繋がっている方が、選択肢が多いので、依存先に縛られることが少なくなります。一方で依存できる人や物が少ないと、依存先の都合に合わせなければならなかったり、当てが外れた時に代替手段がなくなり、依存先の影響を受けやすくなります。

依存する人や物が極端に少ないと、依存先がアルコールや薬物に繋がりやすくなることも理解できます。

 

依存できる関係を沢山築いていくことが自立につながり健全な状態であることを学ぶことができました。

他機関とも連携して、なるべく沢山の依存先(社会資源)を開発して、必要とする人のニーズに合わせて社会資源を繋いでいけるよう方策を考えていきたいと思います。

 

                     相談支援センターいちばん星 はんざわ

 

「ことば」に寄り添える関わりを

2021/02/05

2021年を静かに迎え、はやいものでひと月が過ぎ、今年度もまとめの時期となりました。

今年度、おひさまに就職し私自身、新たな発見や学び、これまでの答え合わせがたくさんできたと感じ、その経験をさせていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

その中でも「個の力を集団や生活場面で発揮できてはじめて本当の意味で身についたといえるんだな」と改めて感じています。

これまでは個別の課題ではできるようになったことが、実際の場面でどの程度活かされ、定着しているのかを自身の目で検証することが難しかったので、個別と集団の関わりの両方をみることができることはとても有意義なことだと思っています。

 そうすることで、より発達や能力にあった細かい目標設定やプログラムを計画することができています。

 

 今後、さらに集団場面でできることや継続できることをスタッフ間で共有し、より確実なものにしていけるように働きかけていきたいと考えています。

 

 「ことば」というものはとても幅が広く、奥が深いです。

口から発せられるものだけではなく、頭で考えていること、心の中で思っていること、他者がいて成り立つものなどなど多岐にわたります。

 時には発せられた「ことば」がすべてではなく本心の裏返しだということもあります…。

まだまだ、発達過程にある子どもさんでは語彙が少なかったりすることでなおさら、表面の「ことば」だけにとらわれるのではなく、子どもさんの気持ちや思いに寄り添って日々関わっていきたいと改めて感じているところです。

 

今年度も残り少なくなり、一緒に過ごすことができる時を大切にし、お互いに温かい気持ちになれる時間を共有できるように頑張ります😊

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 佐藤

2月

2021/02/04

2021年も早いもので1カ月が過ぎてしまいました。コロナでの自粛生活も、あと少し、あと数か月、来年には、という思いで過ごされた方も多いかと思います。入所の子ども達の中にも数名、この長い自粛生活のまま学生生活の最後を迎えようとしています。これも、後々になれば「思い出」になるのでしょうか。私たち職員としても、出来るだけの良い思い出が作れたらと思い過ごしています。先日も、少し早いですが「豆まき」をしました。小さい子ども達もいる中ですので新聞紙をボール大に丸めた「豆まき」ならぬ「新聞紙投げ?」体育館で、上級生や職員が扮した鬼に一斉に投げまくり!☺少しはストレス発散になったのではないでしょうか。変わらない毎日で、何か少しでも「変化」を作る事ができたらなと日々考えています。

 

入所部 前田

聞く修行に挑戦☆

2021/02/03

冬休みが明けて学校が始まり、子ども達も普段のリズムを少しずつ取り戻しているようです♫

今年の冬休みは、いつもと違う、お家時間の多いお休みだったのではないでしょうか?

子ども達に聞くと、貰ったお年玉で塗り絵を買い、お家時間を楽しく過ごしていた等、それぞれに工夫して過ごしていたお話を聞きました

 

おひさま放デイでは、休み明けにお正月遊び(かるたやすごろく等)やサーキット運動を行い、体を動かす活動を取り入れて行っています!

その中でも、先日、活動で聞く修行を行いました♫

聞く修行とは、職員がある文章を読み、その話の中に何回同じ言葉が出たかを当てる活動です。耳からの情報だけが頼りである為、集中力と聞き取る力を身に付けることに繋げていきます😊

 

今回のお題は、一問目は「パン」という言葉、二問目は「おさら」という言葉で行いました

文章を読みながら、子ども達の様子を見ていると、“正”の字を書いて数えている子や、線を書いて数えている子、指折りで数えている子など、一人一人違う数え方をしていました。

中には、耳からの情報だけではなく、目で見た情報の方が理解しやすい子も多くいますが、皆一生懸命に集中して聞いていました

 

また、以前は間違えると、集中が切れ、気持ちが向かなくなることがあった子が、一度間違えても、気持ちを切り替えて二回目を聞いている姿など、それぞれの成長した場面を今回の活動を通してまた見ることが出来ました😄

苦手なことがあっても、自分なりのやりやすい方法を探して、取り組む事の大切さを改めて感じ、その方法を一緒に考えていく手助けを出来たら…と思います😊🎵

 

放課後等デイサービスおひさま 東

 

節分!!!

2021/02/02

最近、寒い日もあれば汗をかくぐらい、暑い日もあり、先日は今年初めての雷がなり

だんだんと春に近づいてきていますね。

 

今日は、2月2日で節分です!

毎年、節分は3日ですが、今年は2日。

 

何故????

 

それは地球が太陽の周りを1週する1年のことを「1太陽年」といい、それには半端な数字が付いていて365.2422日だそうです。

地球は太陽の周りを1週するのに365日より長くかかっていて、時間にすると約プラス5時間49分。なので太陽を1週するのに365日と25日。4年に1度366日となる「うるう年」を入れると修正できるのですが、「2422」という半端な数が残る為、「うるう年」だけでは解消できておらず、ズレが積もっていった結果、節分の日をずらすということが起きてくるそうです。

 

節分が22日になるのは明治30年以来で124年ぶりだそうです。

 

昨年からコロナ禍で自粛やオリンピックが延期になったり、今回の節分の日にちが変わったりと今まで生きてきて、初めての体験が多く、何かしら自分の中で変化をする時期なのかなと一人で思っています。

 

昨年の3月からコロナ禍で自粛やマスク着用など、もう1年になります。

今では、子どもも敏感になっていて、マスクをしていないと「マスクして!!」と注意するようになってきています。いつまで続くかわからない状態ですが、ストレスを溜めないようにしていきたいと思います。

子どもたちもストレス発散として寒い中、外で鬼ごっこをしたり、サッカーをして楽しんでいます。

 

今年も「恵方巻」を食べてコロナに負けないように頑張りましょう!!

 

 

 

 

 

 

放課後等デイサービスおひさま 緒方

2月の『大津町子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2021/02/01

相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は、2月17日(水)に開催します。

 

●日時:令和3年2月17日(水)

●場所:大津町役場内(※詳細については、福祉課までお問い合わせください)

●講師:山鹿温泉リハビリテーション病院 作業療法課課長 満永 晴美先生

●演題:「子どもの運動発達と感覚発達について」~姿勢の崩れやすい原因とちょっとした工夫~

   

 

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

 大津町役場 福祉課 障がい福祉係 (096)293-3510

スモールステップ✨

2021/02/01

2月1日は、2回目の正月である、”重ね正月””一夜正月”と言われています。この日をその年2度目の元日と捉えて、歳をひとつ多く取り、厄年を早めようというものです。(ちなみに厄年は、数え年で、男性:25歳:42歳:61歳 女性:19歳:33歳:37歳のそれぞれ3回です。) 厄年については、科学的根拠はありませんが…。二度目の正月と聞いて、気持ち新たにスタートしようと思います。

ところで、大寒は過ぎ暖かい日もあるもの、まだまだ寒い日も多く、冬本番のようです⛄❄

あったかい春が待ち遠しいなあ、と感じる今日この頃でもあります。🌸

 

さて、今回は、一年生のA君のお話をしたいと思います。

A君は、元気いっぱいの一年生✨

体を動かすことが大好きで、興味のあるゲームやアニメのキャラクターについては物知り博士といえます✨

疑問に思うことがあると「なんでこうなるの?」「もう一回見せて(教えて)!」と好奇心旺盛❕

そんな中で、苦手意識がある、できないかも…と感じてしまうと、気持ちの整理が難しくなって、その場で固まり、動けなくなってしまうという事もあります。

 

ある日のおひさまぷらすでの学習の時間に…。

ランドセルから宿題の入っているファイルを取り出したものの、プリントを開こうとしないA君。

どうするのだろうと様子を見ていると、その状態が続いていたので、声を掛けると…、

なぜか涙がポロポロ。

よくよく話を聞いてみると「遊びたい」との事でした。

その次の利用日も、同じような様子で、今度はプリントをじっと見つめてウルウルしていました。

 

遊びたいという理由だけなのかな?と思い、スタッフ間でこのことを共有し、見立てを行ってみることとしました。

“以前は、スムーズに取り掛かっていたのに…”

“プリントの問題数が増え、難しくなってきているのでは…”

“A君にとって一度に得る情報量が多いのかもしれない”

“難しい、できない(したくない)が遊びたいという言葉に現れているのか?”

などの様々な可能性が出てきて、A君へのアプローチも再度検討することとしました。

まずは、学習の時間を過ごそう!違う事(読書やパズル)をしながらでも席に座って過ごす。

次は、プリントを半分に折って、問題を一つずつチャレンジしてみよう!

その次は、エア宿題にチャレンジしてみよう!

(エア宿題…スタッフが問題を読み、A君が口頭で答え、お家に帰って記入する。)

すると、この時は全問解くことができました!

そして今度は、1問だけ解いて、書いてみよう!…

 

少しずつスモールステップでチャレンジしていくうちにA君の様子も変わってきました。

プリントを一通り見て、「これなら簡単!裏の問題もやっちゃおう!!」

はじめの目標にプラスαでチャレンジしようという意欲が出てきたのです✨

少しずつ“できた”の経験を重ねていくうちに自信がついてきたように思います。

また、その瞬間を見つけ、「頑張ったね!」と認めていくことで更に自信もUP⤴

 

その時の様子や状態によって、できることは多種多様…ではありますが、その可能性を広げられるのも支援者としての役割であり、子どもたちの“楽しく”できたに繋げられるよう、これからも頑張っていきたいと思います🌟

 

 

 

 

放課後等デイサービスおひさまぷらす 守田

「子ども達の未来へ」

2021/01/29

今回は子ども達への願いを書きたいと思います。

お正月も終わり、新しい1年が始まりました。

これから3月4月を迎えます。

3月は受験、卒業のシーズン。4月は入学、就職のシーズンです。

慌ただしく過ぎていく季節ですが、出会いや別れ、過去の思い出を振り返ったり未来へチャレンジする季節でもあります。

これから未来へ進んでいく子ども達は

『どんな小さなことでも』

『人が見ていても』

『人が見ていなくても』

何事にも自分に誇りを持ち、自分の目標に向かってチャレンジする人になってほしいと思います。

 

                                                                                                                                      入所部 樋口

 

魔法の言葉

2021/01/28

  私はある時、「子どもが育つ魔法の言葉」(ドロシー・ロー・ノルト著 PHP文庫)という本のタイトルが目に留まり、子どもを育てる魔法とはいったい何だろう、と思い読んでみることにしました。

  この本のはじめには、著者が伝えたい、とてもシンプルなこととして、次のようなことが書かれています。

  「子どもは常に、親から学んでいるということです。子どもは、いつも親の姿を見ています。ああしなさい、こうしなさいという親の躾の言葉よりも、親のありのままの姿のほうを、子どもはよく覚えています。親は、子どもにとって、人生で最初に出会う、最も影響力のある「手本」なのです。」

  確かに、子どもたちは親だけでなく、私を含め大人たちのことをよく見ています。最近では、それに加えてテレビやインターネットといったメディアの影響も大きなものがありますが…。やはり身近に居る親(大人)の影響は大きなものがあると思います。このことは、日々子どもたちと接しながらその様子を見ているとよくわかります。それ故、私たち大人は常に子どもたちに見られているという意識をもち、手本となるようにしなくてはならなりません。一方では、手本はなくても子どもたちに過ごしやすい環境を整えて置けば、何も問題は起きないという考え方もありますが、それでは子どもたちは何も考えずに過ごすことになってしまいます。厳しい現実社会はそんなに甘いものではありません。愛情をもって見守りながら様々な体験(失敗を含めて)を積んでいくことで、社会に出ていく本当の力がついていくのではないでしょうか。

  本の冒頭には「子は親の鏡」として、19の短い言葉が書いてあり、それを見ただけでもよくわかります。家庭だけでなく、療育においても子どもたちと接する際に大切なものだといえます。

「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる…。<中略>…和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世はいいところだと思えるようになる」

  これらの言葉は、シンプルで当たり前のことだと思うことが書かれていますが、そのひとつひとつ見ていくと実際にどれだけのことが自分にはできているのだろうかと考えさせられるものばかりです。

  また、本には「子は親の鏡」ということが書かれています。これについては、“子どもは親(おとな)の鏡”ということで、子どもは親(おとな)を映す鏡(ありのままを映すもの)だといえます。逆に、“親(おとな)は子の鑑”つまり、親(おとな)は子どもにとって鑑(模範)となる存在だといえます。どちらも“かがみ”ですが、いずれも親(おとな)の在り方が大切だといえます。

  この本を読んでいて、もう一つ思うことがありました。子どもにとって親だけでなくもっと身近に手本となるべくなるものが他にあるのではないだろうか。そう思った時に頭に浮かんだのが、今、子どもたちの間で爆発的な人気の漫画漫画「鬼滅の刃」です。(『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴による日本の漫画。略称は「鬼滅」。『週刊少年ジャンプ』にて2016年11号から2020年24号まで連載された。 大正時代を舞台に主人公が鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚。シリーズ累計発行部数は最終巻の単行本第23巻の発売をもって1億2000万部を突破している。 ウィキペディアより)

  この漫画がどうしてこんなに人気があるのだろうと思いましたが、それには訳があるようです。時代設定が大正時代ということで、子どもたちには馴染まないかなと思われるものなのに、登場人物(キャラクター)や物語の内容、その中のセリフにとても興味津々で、魅力があるようなので調べてみました。

  そこで、独断ではありますが、ドロシー先生の言葉と鬼滅の刃に登場する人物の言葉を並べてみることにしました。(昨年の12月4日に、新聞各社の朝刊に、主要キャラクター15人の名言が掲載、そのセリフを含めて)中には無理やり?と思われるものもありますが、どうぞご容赦ください。

※上段〇はドロシー先生の言葉で、親(大人)に向けたものとして、

下段◐は鬼滅の刃でのセリフで、子どもたちに向けた言葉として捉えてください。

 

〇「けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる」

~ただ叱るのではなく、その原因を一緒に考え、失敗を活かせる言い方をする。

◐「真っ直ぐに前を向け‼ 己を鼓舞しろ‼ 頑張れ炭治郎頑張れ‼ 俺は今までよくやってきた‼ 俺はできる奴だ‼ そして今日も‼ これからも‼ 折れていても‼ 俺が挫けることは絶対に無い‼」<竈門炭治郎(かまどたんじろう)> 

~苦境に立たされた炭治郎が自分を鼓舞するために言った言葉。

 

 

〇「とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる」

~怒りの感情で言うと心を不安定にしてしまう。別の言葉で表現すると受け取り方も変わります。

◐「貴様の下らぬ観念を 至上のものとして 他人に強要するな」<悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)

~柱(鬼殺隊の上位)である行冥が、元鬼殺隊の鬼と戦っているとき鬼になるよう説得されるが、感情的にならず冷静に対応し、人であることへの誇りを語る。

 

 

〇「不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる」

~不安な気持を受け止め、どう克服するのかを教える。

◐「失っても失っても 生きていくしかないです どんなに打ちのめされようと」<竈門炭治郎> 

~悲しくつらい思いをしている青年に、炭治郎が立ち直るには、それを抱えながらも前に進もうと励ます。

 

 

〇「“かわいそうな子だ”と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる」

~同情ではなく、共感する。

◐「大切なのは”今”なんだよ」<竈門禰豆子(かまどねずこ)>(朝日新聞に掲載)

~「幸せかどうかは自分で決める 大切なのは“今”なんだよ 前を向こう 一緒に頑張ろうよ 戦おう」の一部で、幸せのものさしは人それぞれ、もっと自分を大切にしてほしいという。

 

 

〇「子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる」

~相手の立場で考えることができると思いやりがもてる。

◐「恥じるな 生きてる奴が勝ちなんだ」<宇随天元(うずいてんげん)>(毎日新聞に掲載)

~生きているだけでも幸せなんだ、恥じることはないという励ましの言葉です。

 

 

〇「親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる」

~自分の欠点を見ず、よいところ見つける。

「あなたは強い鬼(上弦の鬼)と戦って生き残った これは凄い経験よ 実際に体感して得たものはこれ以上ないほど価値がある 五年分十年分の修業に匹敵する 今の炭治郎君は前よりももっとずっと強くなってる」<甘露寺蜜璃(かんろじみつり)>

~強い柱と比べると劣っているように見えるが、確実に成長していることを伝え自信を持たせようとしている。

 

 

〇「叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう」

~叱る前にどうしてそういうのかを知り、励ます。

◐「真っ直ぐに前を向け‼ 己を鼓舞しろ‼ 頑張れ炭治郎頑張れ‼ 俺は今までよくやってきた‼ 俺はできる奴だ‼ そして今日も‼ これからも‼ 折れていても‼ 俺が挫けることは絶対に無い‼」<竈門炭治郎> 

~自分自身に問いかけ、できると奮い立たせている。

 

 

〇「励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる」

~頭で考えず心で考えること、親はいつも味方であること。

◐「俺は信じる 君たちを信じる」<煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅうろう)>(日本経済新聞に掲載)

~炭治郎と善逸、伊之助の3人に、もっと成長して、鬼殺隊を支える柱となるよう遺した最期の言葉です。

 

 

〇「広い心で接すれば、キレる子にはならない」

~我慢強く、今できることは何かを考える。それが分かれば精一杯努力できる。

◐『できるできないじゃない やらなきゃならないことがある』<胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)>

~自分がやるべきことがわかれば、その意味を理解できれば、上弦の鬼にも立ち向かえるほど強くなれる。

 

 

◐「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ」<時透無一郎(ときとうむいちろう)>(朝日新聞に掲載)

~強い鬼(上弦の鬼「黒死牟」:こくしぼう)との闘いに勝ったもののその傷により命を落としてしまいます。その際に、無一郎の魂が兄の有一郎と会うシーンです。誰しも不幸に生まれたいとは思っていません。幸せだと言わせる兄弟愛がすばらしいものですね。

 

 

〇「誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ」

~よいところを見つけてほめると、自分を好きになれる。

「いいんだ善逸 お前はそれでいい 一つできれば万々歳だ 一つのことしかできないならそれを極め抜け 極限の極限まで磨け」<桑島慈悟郎(くわじまじごろう)> 

~不器用で技も一つしか使えない善逸に、1つだけでも極めれば素晴らしいのだと自信を持たせるために師匠が掛けた言葉

 

 

〇「愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ」

~無条件の愛(認める、信じる、思いやる)は、自分を信じることができ、人を愛することができる。

◐「また人間に生まれ変わったら 私のことお嫁さんにしてくれる?」<甘露寺蜜璃>(日本産経新聞に掲載)

~天真爛漫な蜜璃が、宿敵のラスボスの鬼(無惨)との決着の際に、伊黒に告白した言葉。こんな熱い思いを素直に語れるといいですね。

 

 

〇「認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる」

~良いところを見つけてほめることで、自尊心や自己肯定感が高まる。

「俺は 俺が一番自分のこと好きじゃない ちゃんとやらなきゃっていつも思うのに 怯えるし 逃げるし 泣きますし」

「変わりたい ちゃんとした人間になりたい」といいつつも、その気持ちを克服するために

「禰豆子ちゃんは俺が守る」<我妻善逸(あがつまぜんいつ)>

~不安だけれども大好きな禰豆子のためならがんばれる。自分で自分を変えていける。愛ですね。

 

 

〇「見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる」

~よく見ていると何がしたいのかが分かり、それを一緒に考えることで夢(目標)がもてる。

「君には未来がある 十年後二十年後の自分のためにも今頑張らないと 今できないこともいつかできるようになるから」<竈門炭治郎>

~自分にはできないと落ち込んでいる仲間(刀匠見習いの小鉄)に、今はできないかもしれないが、ここで頑張れば出来るかもしれないという希望を抱かせる言葉、希望(肯定)は次への意欲へとつながっていくものだと思います。

 

 

〇「分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ」

~お互いを認め合うことで、相手を尊重し、思いやりが生まれる。

◐「自分にできなくても 必ず他の誰かが 引き継いでくれる 次に繋ぐための努力をしなきゃならない」<竈門炭治郎>

~様々な問題にぶち当たった時に、あきらめないといけないこともあるが、それを受け継ぐ誰かがいると信じ、努力しようというもの。

 

 

〇「親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る」

~正直とは誠実であること。

「人は心が原動力だから 心はどこまでも強くなれる!!」<竈門炭治郎>(読売新聞に掲載)

~自分の心に正直になることでどこまでも強くなれるというもの。

 

 

〇「子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ」

~人を尊重することで、誰とでも公平に接することができる。

◐「俺は自分が信じたいと思う人をいつも信じた」<我妻善逸>(朝日新聞に掲載)

~自分の心に正直に、信じるものがあるということは素晴らしいことです。

 

 

〇「誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ」

~よいところを見つけてほめると、自分を好きになる。

◐「きっと君なら できますから」<胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ)>(毎日新聞に掲載)

~柱の中で、唯一鬼の頸を切らないしのぶが、炭治郎ならできると信じ、鬼と仲良くするという自分の夢を語る。

 

 

〇やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ

~ありのままを受け入れられると、やさしく思いやりが生まれる。

◐「一番弱い人が 一番可能性を持ってるんだよ」<竈門炭治郎>

~鬼との戦いで、呼吸(力を強くできる呼吸法)の使えない玄弥だが、可能性(異能)を信じ伝えたもの。

 

これとは対照的なのが、

◐『俺は動き出す 猪突猛進をこの胸に!!』<嘴平伊之助(はしびらいのすけ)>(産経新聞に掲載)

 

~と、突っ走る。「弱気なこと言ってんじゃねぇ!なれるかなれねぇかなんてくだらねぇこと言うんじゃねぇ!信じると言われたなら、それに応えること以外考えんじゃねぇ!」という。ある意味まっすぐな性格の持ち主です。

 

 

〇守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ

~信頼できる味方がいることで、自信がもてる。

◐「誰が何と言おうと私は君を認める」<悲鳴嶼行冥>(読売新聞に掲載)

~子供を信用できなかった行冥が、厳しい修行に耐えるなどその行動を見て炭治郎のことを信用するシーン。怖く厳しい行冥にこんなことを言われるとうれしいでしょうね。

 

 

〇和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世はいいところだと思えるようになる

~ほめて励まし、認め合う温かい家庭があれば、失敗してもお互いに助け合え、立ち直れる。

◐「一人じゃ無理だったけど仲間が来てくれた」<栗花落カナヲ(つゆりかなお)>(読売新聞に掲載)

~姉さん(胡蝶しのぶ)に言われたとおりに仲間(伊之助)を信じて力を合わせることで鬼を倒すことができた。

 

 

◐「今度は必ず君に好きだと伝える」<伊黒小芭内(いぐろおばない)>(日本経済新聞に掲載)

~ラスボスの鬼(無惨)との闘いで心配する甘露寺蜜璃に対して言ったセリフですが、鬼のいない平和な世界で、もう一度人間に生まれ変われたら今度は必ず君に好きだと伝える。というもの…。切ない。

 

◐「もう二度と目の前で 家族や仲間を死なせない」<富岡義勇(とみおかぎゆう)>(毎日新聞に掲載)

~鬼と闘いながらも家族や親友のことを思う。

 

 

◐「『テメェは本当にどうしようもねぇ弟だぜぇ』<不死川実弥(しなずがわさねみ)>(産経新聞に掲載)

~弟(不死川玄弥)思いの兄です。

 

 

◐「兄ちゃんが俺を守ろうとしてくれたように 俺も兄ちゃんを守りたかった」<不死川玄弥(しなずがわげんや)>(産経新聞に掲載)

  ~短気ですが、兄(不死川実弥)思いの弟です。

 

◐「永遠というのは人の想いだ 人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ」<お館様 産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)>

~お館様(鬼殺隊の当主)が、ラスボスの鬼(無惨)との闘いの中で、最後に語った「不滅」に対する鬼と人間との違いの言葉です。家族こそが永遠の命の元なのです。

 

時代背景は古くとも、現世にしっかり響くものがありましたね!

  ややこじつけのようにモノもありましたが、懸命に生きる(命がけの)鬼殺隊の言葉は子どもたちの心にも響くことでしようね。

  最後に、『劇場版『鬼滅の刃』無限列車編』の主題歌となっている「炎」をうたっているLiSAさんの座右の銘に「今日もいい日だ」という言葉があります。これは売れずに苦労していた時に、母親がいつも言っていた言葉だそうで、「今日もいい日だ」というと良いことは絶対ある。とりあえず「今日もいい日だ」と言ってから寝るんやよ」と声を掛けられたという。<2021年1月15日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」より> 

親の言葉は、子どもにとって宝物です。

私も子どもたちにも「今日もいい日」だといえるような毎日にしたいと思っています。

放課後等デイサービスおひさまぷらす

治部田

1月誕生日会メニュー

2021/01/27

 今月の21日に、1月の誕生日会メニューを行いました。

今回のメニューは、オムライス・スープ・ミックスプレート、セレクトケーキでした。オムライスには、ケチャップで子ども達の名前を書き入れました。

 園児の中に、卵アレルギーのあるI君がいます。毎月の誕生日会のケーキは皆と同じものが食べることができないので、毎回手作りしています。食事も別メニューです。今回のメニューはオムライスだった為、卵は南瓜とじゃがいもをペースト状にして、薄いシートを作り、ごはんを包んでみました。ケーキは、立体のアンパンマンケーキにしましたが、他の子ども達も「今日のI君のケーキはどんなの~?」と興味を示してくれました。I君もケーキをアンパンマンの鼻からパクリ!喜んでくれました。

今月の誕生者の中に、ひのくに支援学校へ通う男の子が2名います。ひのくに支援に通う3人の子ども達は、他の園児より早く起床し、長時間自転車で登校します。暑い夏も寒い冬も、起床し、食事を食べにくる姿を見ると感心します。それだけでなく、「おはようございます」「ご馳走様でした」と挨拶をしてくれます。3人とも少し恥ずかしそうにですが、きちんと目を見てしっかりと挨拶をします。そんな姿を見ると成長を感じます。

 

3人のひのくに生のうち、2人は小学生の頃から知っている子です。小学生の頃は子どもらしく、色んなことを話してくれていました。中学生の思春期に入る頃には、話しかけても、寂しくなるような態度をとられることも多くありました。当時は、どういう距離感で接してよいのか悩むこともありました。ですが、子ども達も成長し、私自身も子どもが産まれたりと環境が変わり、感じ方や子ども達との接し方も変わってきたように思います。子どもたちが素っ気ない態度をとっても、話題を変えてみたり、面白い話をしてみたり。そうしていると、本音をぽろりと言ってくれることもあります。

 

入所している子ども達は、障がいの特性も育ってきた環境も様々です。子ども達と関わる中でたくさんのことを学ばせてもらい、楽しいこともたくさんあります。栄養士という職種上、直接子ども達の生活支援する立場ではありませんが、だからこそできる関わり方を今後も探していけるといいなあと思います。

 

入所部 厨房 大塚

楽しいボーリング

2021/01/26

先週の活動は、運動「ボーリング」でした。ペットボトルに点数やキャラクターの絵を書いたものを貼って並べ、ボールを転がしてピンを倒していきます。

狙ったピンが倒れるととても嬉しいですよね? 私もボーリングが大好きです!

ただ、おひさまぷらすで行ったボーリングは、ピンを倒すだけではありません。

お友達とチームで行うもので、まず、みんなで目標とする得点を、何点にするか事前に話合います。ピンに書かれた数字やキャラクターの数を見ながら、ひとりずつの倒した点数を足した合計が、得点になります。ゲームするだけでなく計算もしながらピンを狙うので、チームのみんなが一生懸命に取り組んでいました。

そして、キャラクターも好評で、「鬼滅の刃」や「マリオ」等、ピンに付けると「たんじろうだ!」「善悦さんは倒したくない」と言いながら、楽しく活動に取り組む事ができました。

見ているうちに、何だか本当のボーリングに行きたくなってしまいした!

 

 

放課後等デイサービスおひさまぷらす 岩下

誕生日

2021/01/25

私が担当している園児たちの半分が1月生まれです。

この文章がアップされる日は、4人目の誕生日になります。

 

みんな誕生日の朝になるとソワソワしています。小学生の園児は、私の前を何往復もしていました。今日は何の日ですかとクイズを出してくる園児もいました。特に何かあるわけでもありませんが、前日に眠れない子もいました。

 

目が合う時に「誕生日おめでとう」と大きな声で祝うようにしています。

自然と周りの園児たちも一緒に祝ってくれます。

誕生日の園児は恥ずかしそうで、嬉しそうにしていました。

楽しい誕生日になってくれたらと思います。

 

 

入所部 田島

 

おばあちゃん先生の子育て回想録

2021/01/22

回想録を綴りはじめて、もう1年が経とうとしています。

今年は娘が成人式を迎えました。

コロナ感染拡大の為、式は延期、支援学校の卒業生の成人を祝う行事も中止となりました。

 

そんな折、成人の日に思いがけず、娘に綺麗な花束が届きました。

支援学校中学部の3年間お世話になった担任の先生からです。

驚きと感謝で胸がいっぱいになりました。

すぐにお礼の電話をして感謝の気持ちを伝えました。

その時、「どうしてこんなに良くして下さるんですか?」と嬉しさのあまり言っていました。

電話の後せっかくの花束です。娘が持っている姿を見てもらおうと急いでパーティー用ワンピースを着せて花束を持たせ、写真を撮りLINEに送りました。

そのお返事に私の質問への答えがありました。

「どうして○○ちゃんにって考えてみました。○○ちゃんが代表ってことなのかな?皆への思いを代表して○○ちゃんに託しているのかもしれません。」と書いてありました。

こんな風に思ってもらえる娘はなんて幸せ者なのでしょう。

本当に嬉しい出来事でした。

 

成人はしましたが、まだまだ問題だらけです。

マイペース過ぎて時間の感覚が解らず、トイレや着替えに何十分もかかったり、本人任せにしていると食事に1時間以上費やしたり、いまだに排泄の失敗もあります。

とてもとても自立出来ているとは言えません。

それでも沢山の方に助けて頂きながら働く事が出来、わずかながらもお給料が頂けています。

JR通勤で乗り過ごした時には、自分から駅員さんに助けを求めて、逆方向の電車に乗せてもらい、自力で事業所まで戻って来る事が出来ました。

事業所のスタッフの方々にも大変なご心配をおかけしましたが、自分の力で解決できたことが大きな成長ですねと褒めて下さいました。

助けを求める事が出来たことはとても嬉しいことでした。

こんな二十歳の娘の姿があります。

 

長男の話に戻しますと、長男が小学校の通常学級に入学した当時から、通常学級在籍でも特別支援の必要がある子どもを取り出して通うことが出来る通級を作ってもらえないかと校長先生に相談させてもらっていました。

 

地域で違いがありますが、熊本市内では一般的に通級を設けてある学校も多くあり、無理は承知でしたが、ダメもとで毎年要望を出していましたら長男が6年生になる年、なんと通級ができたのです。

最後の1年間、算数などついていけない授業は取り出して通級で個別に学習させて頂くことが出来ました。

この通級が大変有意義な1年となりました。

それまで通常学級でだいぶ無理をしてきた息子はホッと息がつける時間と居場所ができ安心して生活が出来るようになりました。

この経験があったからこそ中学校では支援学級を選ぶことが出来たのです。

本人も自分が勉強や運動が他の人より劣っている自覚はあっても支援学級というのは、ダウン症の妹のような人たちが行くところと思っていて、少し抵抗があったようです。

それが通級を経験したことで、自分が安心できる場所が支援学級(通級と同じようなところ)と理解できて、スムーズに支援学級に進むことが出来ました。

 

中学校というところは入学と同時に高校への進路にむけて進めていくところです。

入学前の中学校との話し合いでも高校の進路はどのように考えているのかを1番始めに聞かれました。

 

小学校のうちから、障がい児の義務教育後の進路はどういうものがあるのかいろいろと調べました。親の会の勉強会などで講義を受け、就労に結び付くまでのいくつかの道筋を知りました。

その中で長男には障がい者枠での一般就労を目指すのが一番良いと考えました。

その為に一番良いのは高等支援学校への進路でした。

高等支援学校の受験資格には療育手帳が必要でした。6年生の時に、療育手帳を申請しました。

療育手帳の審査には一般的に田中ビネー式知能検査及び新版K式発達検査が実施されます。

1回目の審査では高い数値結果が出て(喜ばしい事なのですが…)手帳は出せないと判定されましたが10歳の時に受けたWISK検査の結果を提出して、もう一度WISKで検査をして頂くようにお願いしました。当然低い数値結果が出て手帳を取得することが出来ました。

 

中学校入学時には支援学級在籍をお願いするとともに高等支援学校への進路を目指した取り組みをお願いしました。

また、高等支援学校に合格できなかった場合も考えて、その場合は普通高校への進路も考え、その為には数学や英語など通常の授業を受けていなくても中間、期末の定期試験はたとえ0点であっても試験を受けていく対策を取って頂きました。

普通高校を受験する場合に必要だからです。

 

 

進路の方向性も決まり、中学校三年間は支援学級で中の良い友達にも恵まれ、落ち着いて過ごしていきました。ただ、思春期特有の問題はありました。しでかしています。いろいろと…

とてもここには書けませんが…

そういう事では先生方の記憶に残る生徒になったかもしれません。

それは別にしても先生方には本当に良くして頂きました。

 

無事、高等支援学校に合格でき中学校を卒業しました。

卒業式の日、終わって自宅に戻っていると玄関のチャイムが鳴りました。

出てみると卒業の学年の先生方がずらりと並んでおられました。

息子に最後のエールを送りに来て下さったのです。

先生方お一人お一人が息子の頭や肩をたたいて「がんばれよ!」「元気でね!」と声を掛けて下さいました。

先生方に愛されていたんだなあとしみじみ感じてありがたかったです。

 

そんなことが懐かしく思い出されます。

学校や支援機関にお世話になっている時にも、いろんな困難が出てきて、その当時は日々頭を悩ませていましたが時が過ぎてしまえば、あんなことで悩んでいたんだなあと思います。

 

息子も娘も大人になりました。大人にはなりましたが今も様々な問題、困難を抱えています。

大人になればなるほど問題は複雑です。

おばあちゃんの歳になっても私の子育てはまだまだ終わりそうにありません。

 

 

 

 

若草学園通所部 児童発達支援事業              一山

春の訪れを待ちながら・・・

2021/01/21

寒い日が続きますね(;’∀’)雪景色は好きですが、朝から寒い時はちょっと辛いものがあります寒さに負けず、今の季節で楽しめる事をして暖かい春を待ちたいと思います。

 

季節ならでは…という事で、家ではこたつでお茶をしたり、勉強をしたり、家族だんらんのひと時を過ごすのももちろんこたつです😊コロナウイルス感染予防の為、外出は控えている事もあり、こたつ時間はさらに増えそうなので、快適なこたつライフを目指し、様々な快適グッズを揃えています🏠クッション一つにしても形や用途が様々で、店先で見るたびにサクラのようなリアクションをしてしまいます((´∀`))

 

話は変わりますが、3月の活動プログラムを考える中で、おひさま卒業の子ども達には締めくくりとなるような活動をと思いスタッフ同士でアイディアを出し合い試行錯誤…。また、進級して新しい環境へと変化するこの時期だからこそ、子ども達の気持ちに寄り添いサポートできたらと思っています。子ども達の様子で気になることがありましたらいつでもご相談下さい🌸

 

                放課後等デイサービスおひさま 永田

冬休みの宿題

2021/01/20

 早いもので一月もあっという間に半月が過ぎてしまいました。

若草の子どもたちも冬休みが終わり、新学期を迎え毎日元気いっぱい登校しています。

 今回のテーマは冬休みの宿題のお話です。

高校生の女の子の宿題に「ガトーショコラを作って写真を撮ろう。」とありました。

私自身も子どもの頃はお菓子作りが大好きだったのですが、ここ最近で作った記憶はなく。

ガトーショコラと名前を聞くだけで、なんだか難しい予感しかありませんでした・・・。

学校から持ち帰って来たのは『ガトーショコラのキット』でした。市販のキットにガトーショコラの材料一式が入っており、卵などを準備するだけで簡単に作れるものでした。

厨房職員の方に相談し、準備をお願いしました。大晦日の昼食後、いよいよ取り掛かります。女の子はお菓子作りの経験が無いと言い自信なさげな様子、もう一人の女子高校生に声を掛け手伝ってもらいます。1人より2人、仲良く協力しながら作ると心強いはずです。

少し離れている間、いとも簡単に生地は出来上がり、型に流し込まれオーブンに入れるだけになっていました。厨房職員の方の手際よく、2人はほぼ見ているだけでした(笑)

「ちゃんと混ぜたよ~。」とは言っていましたが。本当に混ぜるだけの簡単作業。これなら誰にでも作れるし、なんて便利なキットなのでしょうか♡学園でのおやつ作りやバレンタインにも使えそうと色々考えているうちに生地は焼き上がり、食堂は甘く香ばしいチョコレートの薫りでいっぱいになりました。

綺麗に焼き上がり女の子も嬉しそうです。冷まして6等分に切るとハートの形になります、それを袋に詰めれば完成です。初めて自分で作ったお菓子を見つめニコニコ顔で写真を撮ります。「これはどうする?」と聞くと「今日の夜は女子が6人なので、6人で食べます。」

との事・・・(私も味見くらいしたかったよ笑)

 これも一つの成功体験となり、女の子の自信へと繋がっていくのでしょうか。

残り1年と3か月の学園生活で、まだまだたくさんの事を学び経験を積んで、少しでも

彼女の生きる力になるようにと願うばかりです。

 最後に。素敵な宿題を提供して下さった学校の先生と、忙しい時間ご協力いただいた厨房職員の方、隣で見守ってくれた友達への感謝の気持ちを忘れずにいてくれたらと・・・。

入所部 髙木美奈

 

子育て回想

2021/01/19

 

昨年末になりますが、高森町と南小国町の謎解き宝探し企画に参加しました。このイベントは、謎を解いて町中で実際に宝箱を探すリアル宝探しでした。

町の観光協会や観光名所にも冊子が置いてあり、誰でも参加出来るゲームでした。

子どもと一緒に冊子とペンを持ち、ヒントを得ながらキーワードを書きとめていきました。

途中で道草をくいながらも夕方までにどうにか何か所かにたどり着き、行けない週末もある為わが家は時間をかけてゴールしました。

前のめりに楽しむ子どもと遊びを共有出来て私自身も本当に楽しい時間でした。

またこのようなイベントがありましたら是非おススメです!

 

昔を思い出すと、公園、児童館、子育て支援センター等子どもが未就園時には毎日のように通いました。

その時に出会って親交が深まった親子とは今でも繋がっています。子育ての大変な時期を共感し合い、「戦友」のような絆があります。

 

時間が経ち振り返ってみると、あの時私は必死に子育てしていたんだなと分かります。必死に楽しんでいたのです。楽しむ事にも努力が必要で、自然と舞い込んで来るものではなく、自ら向かって行っていました。

人とのつながりが難しくなりつつあるご時世ですが、大人も子どもも出来るだけ多くの出会いの中で、時間を共有することが出来れば素敵だなと思います。

おひさまの療育理念「丁寧な子育て」はそういうことなのかなと思いました。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 高橋

 

いつもと変わらない事の大切さ

2021/01/18

昨年はほぼ毎日“コロナ”という3文字を聞かない日はない1年でした。

 

初めて体験する「パンデミック」まるで映画の世界のような感じでしたが、慣れて来ると、自粛疲れもあるのか規制が緩和されると同時に日常が戻り、その結果、第2波、3波と感染は拡大しています。ただ、例年だったら今が流行期のインフルエンザがほぼ聞かれません。マスク・手洗い・嗽・そしてお家時間が定着した結果でしょうか、そこは定かではありませんが、ある意味喜ばしいことです。「コロナ」も数年後にはそのような“風邪”になっていくのでしょうが、まだまだ勢いは収まらず、延期になっているオリンピックもどうなる事か予測できない状況です。1年前までは考えられなかった 日々、今あらためて、いつもと変わらない日常がどんなに幸せなことか痛感させられます。

熊本地震・東北の大震災・そして水害と被災された方にメディアの方がマイクを向けると、ほとんどの方が「何十年生きてきて、初めての事です。こんな事が起きるなんて考えもしなかった」と答えられます。私自身、熊本地震の時はそう感じました、生きているうちにこんな体験をするなんて…と、人は人生のうちに色んな初めてを体験するという事を改めて感じました。まだまだ予測できない事態ですが、毎日を大切に、そして、たくましい学園の子ども達に元気を貰いながら過ごせたらと感じた1年の始まりでした。

 

 入所部  看護師  米村郁子

七草メニュー

2021/01/15

 年末年始にかけ、ご馳走を食べる機会が多く、胃腸も疲れている頃ではないでしょうか?

学園の子ども達も、冬休みに入り年末年始を過ごす中で、食欲が落ちてくる子もちらほら見受けられました。そんな疲れている胃腸を癒す為に、7日は七草メニューを提供しました。七草粥が一般的ですが、お粥は苦手な子もいるため炊き込みご飯にしました。七草の鮮やかな色が損なわれないように、七草はさっと塩茹でし、炊き上がったご飯に最後に混ぜ込みます。綺麗な緑色がアクセントになり、子ども達も喜んで食べてくれました。

 昨年から続く、新型コロナの影響もあり、例年以上に子ども達の健康を祈りながら調理を行いました。今年1年間、子ども達も職員も健康に過ごせますように。

                       

入所部 徳丸

食べる楽しみ

2021/01/14

 皆さんはお正月、どのように過ごされましたか?

今年はコロナの影響で初詣などが例年よりかなり少ないようです。雪が降っていて寒かったので、私も家から出ないでゆっくり過ごしていました。

学園で過ごしている子ども達も、1月1日の朝はお節料理! お昼は自分達で食べたい物を決めて皆で車に乗って、普段あまり食べる事のないマクドナルドのハンバーガーを、ドライブスルーで購入し学園で食べました。夜はオードブルを食べました。普段とは違う食事や自分で食べたい物を選ぶ子ども達は、とても楽しみいっぱいで笑顔でした。

来年は初詣など外出が出来る様に願っています。

 

入所部 首藤

今年一年

2021/01/13

新しい年を迎えました。

毎日寒い日が続き、雪が積もる心配や路面凍結の心配をする日も多くなりました。

 

総務の仕事としては、昨年末の12月に年末調整という大きな業務がありましたが、白川園本部の事務員さんと連携を取りながら、順調に進めることができ、おかげさまで無事に終えることが出来ました。

 

1月に入り、時間が流れるのも早く、もう中旬に入ろうとしています。

年度末に向けて、まだまだ忙しい日が続きそうですが、今年一年、どんな一年にしていくのか、どんな一年にしたいのかを考え、目標を持ち、しっかり前をみて歩いていきたいと思います。

 

本年も宜しくお願い致します。

 

入所部 総務 中西 実香

冬休みの出来事

2021/01/12

先週は、一気に冷え込み、極寒の日が続きましたね💦

 

冬休みも終わり、学校が始まったところもあるということで、お休みから学校へのリズムに少しずつ戻ってきたでしょうか?私は、年末年始は実家でのんびり過ごしていたため、毎朝寒さと闘いながら起床しています(笑)

 

今日は、冬休みのおひさまでの出来事についてお話したいと思います。

長期休みにおいて、宿題のプリント集やドリルはつきものですよね💦

お子さんによって「1日3ページずつ頑張る!」「3日間で全部終わらせる!」「後に残していても何とかなるよ~」と進め方は様々なようでした。

 

そんな中、B君は、ドリルを出すなり「今日のおひさまでほとんど終わらせる!!」と意気込んでいました。ちなみに、ドリルは算数に全く手をつけておらず、冬休みは残り2日。

普段のB君は5年生ということもあり、おひさまに来ると「あー、早く帰りたい」を繰り返し言ってみたり、やりとりをしていてもどこかそっけない姿がありました。

しかし、その日はそんなことを言っている場合ではなかったB君。スタッフに「算数だけでも終わらせたいから一緒に手伝ってください」と自ら言いに来ました。自由時間も含めて全て宿題に全集中。みんなで遊戯室に遊びに行く時間もずっと学習を続け、何とか帰るまでに終わらせることが出来ました。

一緒に宿題をしていると、問題が分からず「どうせ分からんもん!!」と言って机に顔を伏せる場面が度々ありました。それでも、“今日終わらせないとやばい・・・”という気持ちがあるため、その都度「うわーっ」と気合を入れるかのように顔を上げ頑張るB君。

 

基礎から一緒にメモを使いながら解いていたため、「あ!先生、さっきのメモ見せて!分かるかも!!」、また、焦りから文字を少し雑に書いていたことに気づき、「丸付けする時、自分の字読めないの嫌だから、書き直した方がいいか!」等、取り組む中で前向きにやろうとする言動が聞かれました

 

以前までだったら、「もう終わらなくてもいい・・・」と少し後ろ向きな発言が多かったB君。最近では、年下のお友達が聞いていなかったことを伝え方としてはクールではありますが、そっと教えてくれる姿もあります。

 

頼もしい存在になったんだなーとしみじみ思うと同時に、“宿題は計画的にね!”とも思った出来事でした

 

 

放課後等デイサービスおひさま 金子