一日一日 その時を大切に
蔓延防止も解除になりましたが、感染防止に努めご入居者・職員も館の移動が出来ない状態は続いています。
しかし、施設では時間を決めてになりますが、他のユニットとかぶらない様に、中庭等に出る楽しみをつくっています。
玄関先には綺麗な花壇があり、その時季節にあったものが咲き誇ります。
時間を見つけては、ご入居者と一緒にチューリップや中庭の桜を見にいき、気分転換しています。
しかし、コロナ中に入職した職員は、色んなイベントに参加した事の無い職員も多くいます。
何かしたいが、何をした方が喜ばれるのかと分からないのも現状です。
そこで3月6日少し過ぎましたが、中庭でお雛様会をする事を決め、適度な間隔保ち、お菓子やジュースを準備し、数名の入居者様と中庭へ出ました。
天気も良く心地よい春風の中、少し散歩した後、お雛様眺めながら好きな飲み物やお菓子を食べました。
皆様自然に笑顔になり、「こんなに外は暖かくなったのね。天気も最高!!」とご入居者や職員笑いが絶えない一時でした。
ご入居者も、そして職員も一寸した日常でも「こんなことができるんだ」とわかってもらえた、とても嬉しい1日でした
それから2週間過ぎたころ、ご入居者の誕生日当日です。去年入職した職員が「今日もこんなに天気が良く外で誕生会したらいいですね」とご入居者と会話していました。
今までは、ユニット内で実施していた誕生会でしたが、「今日は外でやろう!! 」と決めた時の職員の団結力、あっと言う間に準備が整い中庭での誕生会開催です。
「こんなのも良いね」とご入居者や職員の笑顔や笑いがあふれていた時間でした。
誕生日会のあとは少しゲーム(輪投げ等)行いました。
4月になり、新しい職員が配属してきますが、私たちに出来る事、ご家族に今まだ面会等の制限あり、寂しさや不安があるご入居者の気持ちを職員も理解しています。
「寄りそう介護とは」を常にふり返り、支援できるよう今後も職員力を合わせ研鑽をつんでいきたいと思います。
西館1丁目 ユニットリーダー西田 さおり