若草学園の実践ブログblog

日々草とKちゃん「僕、このお花好き。摘んでも良い?」

2022/11/30

週に3回おひさまに通って来てくれるKちゃんは、就学前の男の子です。言葉でのコミュニケーションは、ほとんどありませんが表情豊かで、声を出したり体を動かして「うれしい。怒ってるぞ。いやだ~。」等気持ちの表現をしてくれます。

おひさまの入口には、小さくてかわいい門があります。その門をくぐって子どもたちやご家族が子ども玄関の方に歩いて来てくれます。その門の横に夏からず~っと花を咲かせ続けている日々草があります。5月頃、放課後等デイサービスの土曜療育の中で小学4年生以上のお兄さん、お姉さんがプランターに植えてくれました。その時は、色んな夏の花を沢山植えて門の横は華やかでしたが、だんだん涼しくなって季節は秋になり今残っているのは日々草の3株だけになりました。ひょろひょろに伸びた日々草は、花も小さくなり花の数も少なくなりました。11月になりそろそろ冬を越せる春の花の植え替えを始めました。パンジー、ビオラ、ノースポール、チューリップ、シクラメン、色んな花を植えました。ひょろひょろの日々草もそろそろ植え替え時かなと思っていたのですが、丁度子どもたちが立ったまま手を伸ばした高さに花をつけています。Kちゃんは、横を通るたびに花びらを1枚そっと摘んでいるようです。保育園にKちゃんを迎えに行っておひさまに来て門を一緒にくぐるときに花に手を伸ばして無言で斜め上を見上げています。Kちゃんの顔は、私の方に向けていますが視線は横向きで空の方に斜め上に向けられています。Kちゃんがよく見せる表情です。『このお花きれい。一枚摘んでもいい?』と言っているかのようです。「1枚どーぞ」と声を掛けるとにっこりしてそっと上手に花びらを1枚摘んで教室に持っていきました。帰りも同じ仕草をして「どーぞ」と言われて花びらを1枚摘んで車に乗りました。

ほんのちょっとのやり取りでしたが、Kちゃんの思いとやり取りが出来て良かったと思いました。あらためて子どもたちとのコミュニケーションでは、言葉だけではなく表情や体の動き、声、視線等に気を配ることが大切だと思いました。

Kちゃんの姿や関わりを通して、子どもとの豊かなコミュニケーションを築くためにインリアル・アプローチの大切さを実感しました。インリアル・アプローチとは、「発達障がい等の子どものコミュニケーション特性を知り、他の人とコミュニケーションできるよう成長できるように周りの大人が援助の仕方を学ぶ手法」です。インリアル・アプローチのポイントは「①子どもをありのままに受け入れる②子どもに反応的にかかわる③狙いを持って関わり、子どもの言語とコミュニケーションを育てる。」というものでその基本姿勢は、SOUL。「①静かに見守る②興味や遊びを観察する③気持ちや発達レベルを理解する④言おうとすることに心から耳を傾ける」です。コミュニケーションの障がいを「関係の障がい」と捉え大人の関わり方を重視し、自由な遊びや生活場面の中でコミュニケーションの楽しさを経験することで子どもの潜在能力を十分発揮できるように関わることが大切になります。今後も子どもたちの周りに居る大人の一人として、子ども達との日々の関わりがその子の成長に繋がるようにと思います。     

 児童発達支援センターおひさまぷらす 放課後等デイサービス 吉田広子

前を向いていこう

2022/11/29

早いものでもうすぐ12月ですね。この1年もコロナ禍で感染予防を意識しての生活でした。

やっと行動制限が緩んできたところでまた、第8波の声も・・・

 

コロナ禍でコミュニケーションや色々な経験の機会が制限され弊害もあります。

それは、誰もが感じている事でしょう。

ある日、TVの番組で高校生の3年間の特集がありました。

まさにコロナ禍の3年間、大事な青春の3年間を振り返っていく内容の番組でした。

親しい友達との語らい、勉強、部活に明け暮れた大昔の私の青春を思い出しながら観ていました。

しかし、「入学式あった?」「体育祭あった?」「修学旅行いった?」の問いかけに暗い表情の生徒もいました。

確かに私たちも「可哀そうだよね。」と口々に話す事も多々ありました。

 

引き続き、生徒たちが作った映像が流れ、そこには明るい、笑顔で入学式も修学旅行も出来なかったけどこれが私たちの「青春の3年間」と語り、ダンスで振り返って表現されていました。

今、起こっている事に不平不満を持つよりずっと素敵な考え方で私もTVキャスターも健気な姿に感動し涙が出ました。

 

学園でも学校でも少しづつ、行事や外出が緩和される中、子ども達との生活では、

できなかったと悲観するのではなく、こんなことも、あんなことも出来たねと明るく話していける様、充実した日々を工夫しながら提供していきたいと思います。

残りわずかな2022年ですが、目をそむけず頑張って行こうと思います。

 

入所部 山下

「よろしくお願いします」

2022/11/28

 私は、7月より相談支援センターいちばん星に入職し、毎週水曜日に通所、金曜日に入所、残りの3日間は相談支援センターで相談の仕事をしています。子どもたちに新しい職員として受け入れてもらうには日頃からの関りが重要で期間も必要とします。3ヵ月経った今、ようやく少しずつ受け入れてもらえているのかなと実感できるようになりました。相談の仕事では保護者様や成人の方にも関わらせていただきます。関わりの中で表情や仕草、言葉などから色々な変化を感じとれます。その小さなサインを見落とさないよう、目配り気配り思いやりの気持ちを胸に相談員として、支援員として必要な支援が提供できるよう努力していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

相談支援センターいちばん星

 廣瀬

ハロウィンメニューの夕飯

2022/11/25

1ヶ月前の事になりますが、10月30日の夕食はハロウィンメニューとして「チキンカレー、シーザーサラダ、かぼちゃクリームマフィン」を作りました。

チキンカレーは、ご飯にグリンピースで目を、半月切りにした人参で口を作り、おばけの形にしました。

マフィンはクリームにかぼちゃのペーストを混ぜて、チョコレートで作った蜘蛛の巣を飾ってハロウィンっぽく仕上げました。

作るところから、仕上げまで手のかかる作業でしたが、子ども達が食堂に入って来た時に驚いてくれるかな?喜んでくれるかな?そんな事を考えると、作るのも楽しい時間でした。

子ども達の反応はと言うと、「おばけの形だ!」と反応しくれている子もいれば、マフィンの黄色のクリームを不思議そうに食べている子もいて、それぞれの反応が面白かったです。普段からカレーは人気のメニューですが、今回も全て完食してくれました。

12月にはクリスマスメニューが待っています。

子ども達の笑顔がたくさん見れるクリスマス会食になるよう、これから調理員の皆さんとメニューを検討していきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 久保

見立て

2022/11/24

平素より、保護者の皆様、学校や幼稚園・保育園の先生方、並びに関係機関の皆様には、保育所等訪問支援事業にご理解・ご協力を頂きまして、心よりお礼申し上げます。

9月9日のブログでは、お子様の成長には段階があること、療育や教育を始めるにあたっては、まず今どこの段階にいるのかを見極めることが大切というお話を書きました。

今日は、その見極めの方法について、さらにお話をしたいと思います。

 

 お子様が、勉強やお友達関係、学校での適応など、何かしら苦戦している時に、「どうしてそのような状態になっているのか」、「どのような解決方法があるのか」を、皆様もよく考えられることと思います。しかし、なかなかそこがわからない、そのような時の手がかりの一つとして、心理検査があります。

 

 発達に関する検査には、主なものとして、認知機能・適応行動・感覚処理特性について捉えられるものがあります。日常のご様子の把握をし、これらの結果も参考にしながら、どのような支援が必要か、そして可能かを考えていきます。

 

 これらの結果から、お子様がどんなところで苦戦しているのか、どんなところが得意でそれを活かしてどのように苦手さを補ってあげれば良いのかに気付き、寄り添ってあげられるかもしれません。また、保護者様、学校や園の先生方、療育スタッフの間で共通の目標を立てたり、合理的配慮の方法を検討し、合意形成を図ったりすることもできるかもしれません。

 

 実際に私は、保育所等訪問支援を行う中で、保護者様のご同意を得た上で、先生方とこれらの客観的な見立てを共有し、合理的配慮についてご理解を頂いています。

 このように、客観的な尺度は、子どもを理解し、子どもを中心としたチーム支援を促進するためのものなのです。

 ですから、検査の実施や結果のご提出にご協力下さっている保護者様、結果にご理解いただき合理的配慮にご協力して下さっている先生方に、心より感謝しています。

 これからも、お子様が楽しく通園通学できるよう、微力ながら皆様とご一緒に考えてまいりたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 保育所等訪問支援事業 中村

アンクルンから心の友と繋がる

2022/11/22

コロナのパンデミックも落ち着きを見せ始めた8月、インドネシアから大学の先生3名が大津町にいらっしゃいました。

白川園として、初めての海外交流プロジェクトです。

滞在予定は約3ヶ月間でしたが、ある日、若草児童学園にて文化交流をした時、子ども達に、『アンクルン』という、竹から作ったインドネシアの楽器を紹介しました。

インドネシアと日本は、「竹文化」という共通点があります。食器、家具や楽器など、様々な生活場面で竹を活用しています。

文化交流では、子ども達に1人ずつ「アンクルン」を持ってもらい、『きらきら星』を演奏しました。「竹から出た音は、とてもきれいでした」と子どもから嬉しい感想を聞くことができ、インドネシアの先生方もとても喜ばれていました。

今回、子どもたちは異国の文化に触れ、直接交流をすることができたことは、とても良い経験だったのではないかと思います。

また、11月11日(金)には、インドネシアの先生方とのお別れ会を開催しました。

子ども達からは、ハンドベル演奏のお返し、そして、くす玉や折り鶴などの手作り装飾のプレゼント渡しなど、お別れ会は盛会に終わりました。

 「また遊びに来てね~!」っという子どもの言葉がとても印象的でした。

来年度からもこのプロジェクトの輪が広がりますように・・・。

 

入所部 デウィ

感動しました

2022/11/21

 「そして、バトンは渡された」 先日、金曜ロードショーで早くも地上放送され、観られた方はたくさんおられることと思います。 私は、一度目は映画館で号泣し、二度目となった今回はテレビの前で早い段階からやっぱり号泣してしまいました。

初回観た時は、養母役の石原さとみさんにぶっ飛んだ母親だな~ととても困惑して観ていましたが、一つ一つ過去が紐解かれるごとにこんなに深い愛があるのか…とただただ感動して泣きました。でも今回は全てを知った上で観ていたので、私の感情移入はこの養母になってしまったわけで涙しかありませんでした。

病気で自分の子を授かることの出来ない辛さ、念願の幸せを掴んだと思ったのに上手くいかない日々、子供と生活を共にして成長していく姿を見届けたい、でも病気で苦しんでいく自身の姿は見せられない。本当はたくさん一緒に過ごしたかっただろうにそうすることのできない辛さと子どもの幸せだけを願う母の想いに思いっきり心を寄せられた感動の映画でした。

 私には4人の子どもを授かりたくさんの幸せをもらっています。今もそれぞれが選んだ道へ進んでくれたことを本当に嬉しく思っています。3人の子とは離れて生活をしていますが、つい先日三女からこんな報告がありました。

「○○君と別れた。お互いの気持ちは変わらないけど、文化の違いが大きすぎてこの先進展させていくことは難しい」と、お互いを尊重した別れだったようです。韓国の方との遠距離恋愛だったのですが、私ももらい泣きしそうになりました。こうして一つ一つ経験して成長してくれている娘に嬉しさや頼もしさを感じすごく感動した瞬間でした。

今度、成長した3人の子達に会えるのがとても楽しみです。

 

 入所部 クレメンツ 由美

場面の切り替え

2022/11/18

今年も半年以上がたち、子ども達にもマサ先生と覚えてもらい、呼んでもらえるようにもなり、とても嬉しく思います。

最近のおもちのクラスの事を書こうと思います。

ある日、いつもおひさまが大好きで帰りたくないと言うA君。

遊び足りないのかな?と思い、”最後にひとつだけ一緒に遊ぼう!ひとつ終わったら挨拶しよう。”とお約束しました。

遊んだ後、少し嫌な顔はしていましたが、挨拶をしてくれました。

挨拶が終わったので、部屋に戻ろうとした時、まだ遊びたい様子で部屋まで追いかけて来ました。それからA君とお話をすると「まだおひさまで遊びたい」ということを伝えてくれました。おひさまを好きになってくれることは、とても嬉しいことですが、場面の切り替えが苦手さがA君の課題の一つにあります。

時間はかかりましたが、今回は、私が車まで一緒に行き、切り替えることが出来ました。今後も職員間で共有し、スムーズに切り替える事ができるよう対応を考えて行きたいと思います。🙇‍♂️

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 福守

子ども服から見える成長👖

2022/11/17

11月もあと半分になり、朝晩だけでなくお昼間もだんだん肌寒くなってきましたね。

朝起きて布団から出て、リビングに入った時にふと、こたつに入りたいな~と思った今日この頃です。(^-^)

私は、秋の季節が四季の中で一番好きです!

理由はいろいろありますが、一番は、おしゃれを楽しめる季節だからです。

秋の色は原色よりも少しくすんでいたりして赤や紫などの目立つ色でも着やすく、いつもと違う自分になれるように感じるので好きです♡私は、ボルドーカラーの服ばっかり着ています(笑)

職場では、あまり目立つ色は着ませんが、休日には秋の色を取り入れるようにして秋の季節を楽しんでいます(⌒∇⌒)

おひさまで働いている時にも子どもたちと接する中で子どもたちのお洋服を見て、季節を感じたり、さまざまなバリエーションがあったりして面白いなと思っています。働く中で子どもたちが何を着てくるのか毎回ちょっと楽しみにしていたりします( ´艸`)

子供服のズボンには、たまにお尻のところにキャラクターがついていたりしてすごく子どもらしい感じがして可愛いなと思い、見かけると癒されています♡服を少し気にかけていると春の少し肌寒い日に着ていた服を秋になって、着ている子を何人か見かけました。すると、半年前に来ていた服の丈が少し足りていない子もいて子供たちの成長を感じました。

私はまだ独身で子どもが身近にいないのでそのような場面で成長を感じる機会がなく、活動で出来るようになったことなどで成長を感じていました。しかし、色々な角度から子供の成長は感じることが出来ると思いました。

私が今、子どもたちと接する中で成長を図っているもの以外にも成長が図れるものがあると分かりました。

これからはもっと考え方の視野を広げてたくさんの子どもの成長を見つけ、育んでいけるように支援していきたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 田代(あ)

ほっと一息

2022/11/16

11月も中旬になり、木々も紅葉をはじめている昨今、皆さんはどのようにすごされていますか?
二学期もあと一か月少々となり、皆さん疲れてきていませんか?
 
最近自分も忙しい毎日にため息をつくことが多くなってきました。
こういう時は少し一息つく意味で深呼吸してみるのもいいかもしれません。”深呼吸って意味あるの?”って思う方もいるかもしれません。自分が学校に通っていた時、授業の前に深呼吸をするよう指導を受けたのですが、自分もこんなのあまり意味がないのでは?と思っていました。
しかし、深呼吸を調べると手軽にできる割にたくさんの効果があることが分かります。
浅く短い呼吸になりがちな日常では自律神経のバランスが崩れがちです。意識して深呼吸することで副交感神経が刺激されて自律神経のバランスを整え、リラックスできる効果があるだけでなく、さまざまな臓器が刺激されて血液の循環が促される効果もあるのです。
最近は動くのが大好きな子どもたちに対して、自分で手軽にできる深呼吸を勧めるようにしています。
 
息を吐ききった状態から鼻からゆっくりと息を吸い込み、おなかが膨らんだところで、吸うときの倍の時間をかけるイメージで口からゆっくり吐き出す。これを5,6回繰り返す。
 
お仕事や学校などで忙しい皆さん、少しの時間ゆっくりとひと休憩ということで、深呼吸してみてはいかがですか?
 
児童発達支援センターおひさま 放課後等デイサービスおひさま  緑

将来の夢

2022/11/15

 ある日、高校生のY君は「将来の夢は飲食店で働く事!」と教えてくれました。理由を聞くと、Y君のお父さんも飲食店に長く勤めているらしく、その長さを超えたいとの事でした。

 小学生のMちゃんにも将来の夢を聞くと「メイクアップアーティスト!」と答えてくれました。それを聞いていた他の園児は「私は○○さん(職員)みたいな人になりたい!」と言いました。

私自身、学生の時にはまだ将来の夢や目標もはっきり決まっていなかったので、きちんと夢や目標が決まっていることは素敵だなと感じました。

 そんなY君やMちゃんは飲食店に実習に行ったり、メイクを教わったりと夢に向けて努力をしています。園児の夢を追いかけている姿を見ることが出来るこの職業で良かったと思います。同時に、私もまだまだ夢や目標を持って、それに向かって頑張って行こうと感じました。

入所部 中矢

奇跡の瞬間✨

2022/11/14

つい先日、11月8日の夜空を見上げた方がどのくらいおられたでしょうか。

満月🌕が地球の影に隠れる『皆既月食』と、月が天王星を隠す『天王星食』が同時に起こるという、
日本では極めて稀な世紀の天体ショーを、多くの方がテレビ等でもご覧になられたのではないでしょうか。
 
私もその中の1人で、肉眼で天王星食を確認するタイミングを得る事は出来ませんでしたが、
皆既月食のピーク時に、月が幻想的な赤銅色に変化している姿と、あまり天体に詳しい訳ではありませんが、
太陽・月・地球・天王星が並ぶ奇跡の瞬間を思い、改めて神秘的な感動を覚えました。
 
反抗期真っ只中で、最近リアクションも薄い中学生の娘も重い腰をあげ外に出て、
さすがに『おおーっ』といった様子、小学生の長男は『野球しよったら月がなくなった!』と、
いつもと違う月の様子を感じていたようでした。
 
前回、皆既月食と惑星が隠れる『惑星食』が重なったのは、土星食が起きた442年前。
今回の天王星食との重なりは、5000年ぶりなのだそうです!
次回は同じ土星食で、322年後の2344年の7月との事です。
 
その頃には一体どんな世界になっているのだろうかと想像も出来ない遥かなる世界と思いつつも、
今、自分が生きている世界で、今、奇跡的に出会えたおひさまの子供達の為に、やるべき事は何かということを、自分自身に問いながら、地に足をつけ、日々子供達と一緒に成長出来るように努力していきたいと思っています。
 
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 田代(吏)

いつもの日常の中で…

2022/11/11

先日、出勤すると女子数名が中庭に虫取り網を持ち遊んでいるのを発見しました。何をしているのだろうと近づくと、私に気付いたYちゃんが「先生!バッタつかまえたんだ~」と無邪気な笑顔で教えてくれました(´∀`)

育てる!と女子数名で手を汚しながら土を移動させ床作りをしていると、「この子はゲンちゃんでこの子はヨワちゃん」と名前を教えてくれました。「どうしてその名前にしたの?」と聞くと、「この子は元気だったからゲンちゃん。この子は少し弱いからヨワちゃん」と真剣な顔で教えてくれるYちゃんが少し子どもらしい発想で少しクスッとなりました(・m・ )

夕方に「ゲンちゃんとヨワちゃんは元気?」と聞くと、「逃がしました」と悲しそうにつぶやきました。嬉しそうに育てる!と言ったのにどうしてだろう、もしかしたら逃げたの間違いかな?と恐る恐る「どうして?」と聞くと、「だってかわいそうだったから」と教えてくれました。興味で育てるのを始めて無関心になりいつか育てるのを放棄すると思っていた自分が恥ずかしいと思いました。子ども達はいつも通りの日常の中で沢山の事を学び・知り・気付いて行くのだと気付く事が出来た1日になりました。

入所部 小﨑

ありがとうと言える事

2022/11/10

中学生のSちゃんは、職員やお友だちが何かしてくれると
必ず「ありがとう」と言う事が出来ます。
「Sちゃんは感謝の言葉が多いね。“ありがとう”と言って貰うと私も気持ちよくなるよ。こちらこそありがとう。」と伝えると、
恥ずかしいのか、素っ気なく「うん」と言い去っていきました。
ありがとうが言える事は素晴らしい事です。
大人になると忘れがちになってしまいますが、
私もSちゃんを見習って「ありがとう」を増やしていきたいです。

そういう何気ない関わりの中から、

今後も子ども達と一緒に成長していけたらと思っています。
入所部 中島

行事を楽しむ

2022/11/09

朝夕は寒く、日中は暑い季節になりました。身体に気を付けて過ごしていきたいですね。

 

先日、私は西原村にある「萌の里」にいきました。

一面にコスモスが咲いており良い天気だったこともあってとってもきれいでした🌼

その中で1本だけひまわりが咲いており「なんでだろう」と不思議な気分になりました。

ワンピースのナミの銅像もありましたよ。ぜひ行ってみてください😊

秋のお花も咲いており、また、最近徐々に赤色の葉っぱも見るようになり秋だなあと感じます🍁

寒くなってきて布団から出ることが辛くなってきましたが、秋から冬にかけて楽しい行事もたくさんあるので楽しみもたくさんです。

先日の活動では、ハロウィンごっこをして、みんなおばけのマントとカボチャのお面を付けて可愛かったです!

行事は、いくつになっても楽しいですね☺

その日が近づくにつれてワクワクして待ち遠しい気持ちになったりもします。

行事を体験することで楽しい思い出が出来たり季節を感じたりしていくのだろうなと思います。

クリスマスやお正月など、私も子どもたちとたくさん行事を楽しんで寒い季節も負けずに過ごしていきたいと思います!

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 髙本

「秋」

2022/11/07

秋になり大分肌寒くなってきましたが、皆様は体調管理はバッチリでしょうか?

おひさまに来てくれるお友達の中には長袖のお友達もいたり、半袖で来るお友達もいます。

昼間はまだ暑いので外でたくさん動いて汗をかきながら元気に走り回っている子どもたちを見て、

”自分も負けてられないな”と思いながら一緒に1日を過ごしています(笑)

10月22日(土)は木曜日利用の振り替え療育の日でした。

学校が休みの日だったのですが、4人のお友達がおひさまに来てくれました!!

午前中は平日の活動でも取り組んだぷるぷる石鹸をして、今回は2種類のぷるぷる石鹸を作って、1つに2つの色を混ぜて綺麗なぷるぷる石鹸を作っており、作った本人も「完璧に出来た」と喜び、満足した様子でした✨

私も「本当に上手に出来たね」と伝えるととても嬉しそうにしてくれて、一緒に喜び合いました!

子どもたちがそれぞれ違う色を使ってみんなとても綺麗な色のぷるぷる石鹸を作っていて、

自分自身も子どもたちから学ぶ事があり、とても嬉しく、そして楽しく、1日1日を過ごせる日々を送らせてもらっています!

これからも子どもとの時間も1日1日を大事に送り、療育に励んで行きたいと思います。

 

児童発達支援センターおひさまぷらす 白井 

運動会

2022/11/04

コロナ禍になり、昨年度まで園の中に入ることが難しい状況が続いていましたが、今年は保育参観や運動会に出向けるようになったと聞いています。
各園のブログで運動会の練習風景が取り上げられていました。面談の中でもお子様が運動会の練習を頑張っているという話をよく耳にしました。もちろん運動会が苦手なお子様もいらっしゃいます。それでも昨年の様子を振り返ると、出来ている事が増えていて頑張っている事がわかります。会場での本番の様子はいかがでしたでしょうか?

私自身も子どもの部活や学校行事を参観する機会が増えました。外で頑張っている我が子を見ると、家でダラダラしていておおらかな目で見る事が出来ます。そして自分も頑張ろう!と元気をもらえたりもします。親の方はその行事が終わっても映像や写真を眺めてしばらくは余韻にひたってしまうのですが、我が子はいつもサクッと切り替えて別の何かをしています。過去をいつまでも引きずってしまい情けないないものです。私も前を向いて、相談支援専門員として日々学びを深め、質の向上を図ることが出来るよう頑張っていきたいと思います。

 

いちばん星 太田黒

「メイちゃん」

2022/11/02

3歳のSちゃんは廊下でかけっこをするのが好きです。

「よーい、どん!」の掛け声に合わせて

勢いよく走りだします。

 

これまでは、最後に職員が待ち構えているところに

飛び込んでゴール!!でしたが、

最近は、スライディングのように滑り込んで

こけるような動作を決まってするようになりました。

この動作はなんだ?と思い、
「Sちゃんそれなに?」と聞くと、

「メイちゃんの真似♡」と答えるSちゃん。

どうやら最近トトロを見る機会が多く、

メイちゃんがこけるシーンのモノマネだったようです。

 

あまりにもかわいらしすぎて言葉が出ませんでした。

自分の中で好きなシーンを切り取って

まねしてみよう!となるのもまた1つのSちゃんの成長だなと思います。

ブログ用の写真にメイちゃんのこけるシーンお願いします!の

リクエストに快く応じてくれたSちゃんを添えて

入所部 山本

 

「○○の秋」

2022/11/01

11月に入り、今年も残すところ2ヶ月となりました。

総務では毎月の定例業務に加え、これから12月に向けて年末調整を行う時期でもあります。

今年も本部の方と打合せを行いながら進めていく予定です。

 

日々、仕事や家事・育児で手一杯になってしまいますが、せっかくの行楽シーズンですので

遠出はしなくても美味しいものを食べに行ったり(今は、山鹿の栗スイーツを食べにいくのが

一番の目標です 笑)綺麗な景色を見たり、子どもと一緒に公園を走り回ったりしたいなと思います。

行きたい所はたくさんあるのですがあまり外出ができていないので、今月は出来るだけたくさん

お出かけが出来たらなと思っています。

                       

 

 

 

 

総務 宇都宮

口腔機能遊び🎵

2022/10/31

先日、あずきのお部屋の活動で口腔機能遊びをしました。

口腔機能遊びといえば、しゃぼん玉✨✨

特にあずきのお部屋のお友達はしゃぼん玉が大好きです!

以前、活動で取り組んだときは吹くことが難しかった子もいましたが、吹くタイミング、吹く力など何度も練習を繰り返しました!吹くことが出来たときのキラキラとした顔は、とってもいい表情をしています🤗

今回の口腔機能遊びは、しゃぼん玉だけではなく、ストローを使ったおもちゃも作りました🚀
ストローを口にくわえると吸ってしまうお子さんがほとんどでしたが、ストローの先にスズランテープをつけることで
”吹くとすずらんテープが動く”ということが視覚的にわかり、自然と吹くという動作が出来る子どもたち🍀
なかにはタイミングが合わず、吹くことが難しいお子さんもいましたが、こちらが吹くタイミングに合わせてストローを口に持っていくとヒラヒラと動かすことが出来ていました!
 
ストローでの遊びを応用して、しゃぼん玉を吹くことが難しいお子さんもこちらがタイミングを合わせて吹き棒を口に持っていくことで膨らませるところまでチャレンジすることができていました!!✨✨
 
口腔機能遊びを通して、口の筋力upを図り、食事面や話すことに繋げることが出来るので、ご家庭でも取り組みやすいかと思います💛
一緒に遊ぶことで家族のふれあいの時間になればいいなと思います💕
 
児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 服部

~車いす寄贈式のお知らせ~

2022/10/29

令和4年10月28日(金)に第一生命労働組合熊本支部様より、若草児童学園の子どもたちに『車いす』のご寄付がありました。

 

今回ご寄付いただきました、車いすにつきましては、子どもたちのために大切に利用させていただきたいと思います。

子どもたち、スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

若草児童学園 河野 光輝

「実りの秋」

2022/10/28

10月に入り肌寒い季節となり、実りの秋になりました。

 秋には新米、栗、柿、唐芋など沢山収穫できます。

 

子ども達が、春に唐芋の苗植えを頑張ってくれましたので、学園で手作りしている唐芋のおやつメニューを紹介します。

 

○チョコ芋

 芋の皮をむいて、乱切りにして水に浸けアク抜きし、水分が切れたらオーブンで焼きあげます。粗熱が取れたら、溶かしたチョコレートと生クリームを唐芋にからめて、上からココアを振りかけたら出来上がりです。

 

○いきなり団子

 唐芋は団子の大きさに合わせて厚めに切り、水に浸けてアク抜きします。水分が切れたら薄力粉、上新粉、塩を水でこねて、ねかせて置いた生地に、唐芋とあんこを入れて丸めて、蒸したら出来上がりです。

 

子ども達が喜ぶように、これからも厨房の職員で手作りのおやつを提供していきたいと思っています。

 

入所 村上

🍀そりゃそうだよね・・・。🍀

2022/10/27

朝晩の冷え込みで着こんだかと思うと、お昼は気温が上がり着こまなくてもいいくらいになったり・・・。

体調を崩しやすい時期ですがいかがお過ごしでしょうか。

学園の園児も熱い寒いと言いながらも、体調を大きく崩すことなく元気に過ごしている毎日です。

ある日の休みの日。

小さい子の車に乗って小学生と中学生の女の子がビュンビュンと走り遊びをしていて、職員に注意された日がありました。

その時に怒りながら出た一言が・・・。「何で小さい子ばっかり、先生たちは遊ぶの!」

その一言を聞いて、私はハッとしました。兄弟や姉妹がいるご家庭でもそうですが、お兄ちゃんやお姉ちゃんはこの思いになるパターンが多いと思います。

しっかりお話を聞いてあげたりしているつもりでも、やはり小さい子にばかりに目がいってしまうことで、甘えられない年上のお姉さんお兄さんにはは嫉妬心が出て来るんですよね・・・。そりゃそうです。寂しいですしお姉さんなんだからと言われて怒られてばかり。

しっかり見てるよ、皆の事大好きなんだよとお話をその日はして納得してくれましたが、しっかり関わる時間を取って安心できる環境づくりをしてあげることも大事なのかなと思いました。

長期間だと癖づいてしまい良くないですが、待ち時間などに「5分だけ一緒にこれやろう。」「今日は時間あるから今日は○○ちゃんの好きな事をしていい日にしよう!」と時間を作ってあげることが大事かなと思いました。

学園で集団生活なので、長時間と言うわけにはいきませんが小さい子たちの午睡時間に「寝たから時間できたよ、一緒に何かしよう」等、時間が出来た時に声掛けをして、不満が生まれないよう楽しい学園生活にして行けるよう支援したいと思いました。

ビュンビュン走り回ったりしてかまって欲しかったアピールだったのだろうと思いますが、そこは注意をしてその日は仲直り。

職員と女の子でお互いごめんなさいを言い合いました。

すごく考えさせられる一言でした。お話をたくさん聞いてあげて「みんなのことも考えてるよ」と伝えて行きたいです。

 

入所部 熊本

遊び心

2022/10/26

地元で大企業(TMSC)の工事が始まっており、キリンさんのような大きなクレーンがいっぱい見えます。

 

 工事車両が増えたのか、今まで渋滞していない場所まで車が混み合うようになり、以前よりも早めに通勤をしています。雇用が増えるので嬉しい限りですが、生活道路でもある道なので、早めに広い道路の整備をしてほしいと思いながら運転をしています。

 

 

 通勤時も気持ちに余裕を持てるように、渋滞の現実を受け入れ、見方を変えられるようにしていますが、時間ばかりが過ぎて行くように感じています。そんな時に気づきのヒントを感じさせる存在が、愛犬の柴です。

 

 疲れた顔をしていると、ボールをくわえてきて、私の目の前にポトリと落とします。それを拾い上げようとすると、ボールをくわえて走り去り、またポトリ。それを繰りかえしているうちに、笑いが止まらなくなります。いつも笑うきっかけをもらっています。

 

 遊び心は大切なのですね。煮詰まってきた時や根を詰めている時など、できれば軽く身体を動かしたり、遊びの中から笑顔になるきっかけがあるといいですね。

相談支援センターいちばん星  はんざわ