若草学園の実践ブログblog

3月の行事食

2021/03/19

 少し前の話ですが、3月3日はひなまつりでした。桃の節句ともいい、日本において女の子の健やかな成長を祈る節句のひとつです。雛人形にはわが子の厄を引き受ける役目があるため、災いがふりかからず、美しく成長して幸せな人生が送れるようにという願いが込められているそうです。学園にも玄関に立派な雛人形が飾ってありました。

 

 ひなまつり当日には、行事食の提供を行いました。まず、おやつの時間には菱餅風クッキーを作りました。

夕食には、ちらし寿司・蛤のお吸い物・ちぎり揚げ・桜餅と縁起の良いメニューを取り入れました。ちらし寿司は、人参といんげんでお花を作り、春らしく仕上げました。蛤は初めて食べる子も多かったようです。中には、初めて見る蛤にびっくりして「あさりは好きだけど、食べたことないから食べたくない…」と箸が止まる子もいました。「あさりの仲間で美味しいから、食べてみてごらん」と声をかけるとおそるおそる食べ、「これ美味しい!また出してね!」と喜んでいました。貝殻つきの貝を食べたことのない園児もいました。ちょっとした新しい経験を積むことも、子ども達にとっては重要なことだと改めて感じました。その他にも、昨年は桜餅の葉っぱが苦手で残していた子も今年は食べれるようになっていて、ちょっぴり成長を感じました。

 みんな笑顔で食べてくれて、おかわりの時にも行列ができました。残菜も蛤の貝殻と桜餅の葉っぱが数枚残っていただけで、作る側としても心が満たされた一日でした。

 

 そのほかにも、3月は各学校で卒業式、施設内では職員とのお別れ会もありました。その際には、ブラウニータルトを提供しました。「もう一個食べたい」と好評でした。

 お別れ会のときに、高校3年生のM君が退職する職員へ送る言葉を伝えてくれましたが、立派な言葉で感動しました。卒園していく園児・職員を見送るのは寂しい気持ちもありますが、また気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。

 

入所部 厨房 野口

やる気を持って楽しく取り組めるように✨

2021/03/18

児発では、1週間毎に活動の内容が決まっています。あらゆる活動を考える際、事前にスタッフ間でねらいを定めた上で、「ここをこうしたらもっと子ども達は興味を持ってくれるんじゃないか?」等と話し合います。

色々と事前に準備した上で、いよいよ活動が始まります。想定通り、気持ちが向いて取り組んでくれるお子さんと、その時の状態によって想定していた反応とは違う反応が返ってくるお子さんがいます。

後者のお子さんに対しては、スタッフが付き添い、活動に気持ちが向くように関わっていきます。

 

先日、Hくんとのやりとりを通して、やる気を引き出す関わりの大切さを改めて感じたため、ここでご紹介させて頂きます。

Hくんは、自分の興味関心のある事には、例えその工程の中に苦手な事が含まれていても頑張れる力を持っています。しかし、やるべき事に興味関心が持てなければ、何にもやりたくない!と頑なな様子が見られます。

 

その日の活動は「製作」で、内容は「黄色い鳥さんを作ろう!」でした。

 

 

 

送迎の車内で活動内容を説明していると、その日は鳥を作るという事に興味が湧かなかったようで、「作りたくない」と教えてくれました。

そこで、Hくんが鳥さん作りに関心が向くような関わりを考えるため、その時に私の中でヒットしたのが、“Hくんはお家で猫を飼っており、その猫をとても可愛がっている事”でした。その猫に作品をプレゼントするという提案をしてみよう!と考え、活動の前にHくんをスタッフのお手伝いと称して、おひさまにいる猫ちゃんに会いに行く流れをつくりました。

そこで、しばらくHくんと一緒に猫ちゃんの様子を眺め、「Hくんのお家にも猫ちゃんいるもんね。猫ちゃん達元気?」と尋ねると、「元気よ!超〜可愛いんだよ!」と嬉しそうに教えてくれました。そのタイミングで、「あのね、猫ちゃんって鳥さん大好きなんだよ!Hくんも鳥さん作って、おうちの猫ちゃんにプレゼントしたら、猫パンチして遊んでくれるかもよ♪」と声をかけてみると、「僕、お家の猫ちゃんにプレゼントする!2匹いるから、鳥さん2つ作ってもいい?」との反応が

なんと、1つも作りたくない…と言って頑なだったHくんが、2つも作りたい!とやる気を出してくれました!

そこからお部屋に戻り、製作の時間には先生の説明でバッチリ取り組めました活動時間内には1つしか作る時間がなかったので、みんなが自由遊びをしている時間にもう1つ頑張って作りました

いろんな先生から、「可愛い鳥さんが出来たね〜頑張ったね!」と褒められ、嬉しそうなHくんでした

その後の連絡帳にて、作った作品をお家で猫ちゃん達にプレゼント出来た様子が書かれてあり、私もとても温かい気持ちになりましたお家の方もしっかりと褒めて下さったようで、更にHくんの自信に繋がったんじゃないかと思います!

大人でも、興味の無い事ややりたくない事に取り組む時には心身ともにストレスがかかりますよね子どもは集中出来る時間も短く、やるべき事に取り組んでどういった意味があるのか等、物事を見通す力もこれからつけていく段階です。

大人は、「この作業を通して手先の器用性を身につけたり、道具の使い方を学ぶ練習になる」というように目的を考える事が出来るため、ついつい理屈通りに言いたくなってしまう事もあると思います。しかし、これをそのまま子どもに伝えても難しい話ですよね

子ども達が楽しく経験を積んでいけるにはどのように関わったらいいのか?を常に考え、今後も支援に当たっていきたいなと改めて思いました

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 奥村

アルバム

2021/03/17

 通勤する道の桜も少しずつ咲き始め、気温もだいぶ暖かくなり、春を感じ始めました。

今、私は若草学園を卒園する子ども達のアルバムを作っています。これまでの写真を振り返りその時の楽しい記憶が浮かんできました。アルバムを見る回数はその人次第ですが、見た時にこの学園で過ごした思い出を振り返り、楽しかった事、大変だった事、一つ一つ思い出して大切な思い出として残ってくれればと思います。

入所部 梅田

感謝の気持ちを忘れてないですか?

2021/03/16

 

毎日を忙しく生きていると周りや大切な人の感謝の気持ちをつい忘れてしまうことがありませんか? 「感謝」とは?をインターネットで調べましたら、

 

感謝の気持ちを忘れると、自分が今ごく普通の生活を送っているのが当たり前に思えてしまい、不満が溜まりやすくなったり、わがままで自己中心的な考えになってしまいます。

人は生きている以上は、必ず人と関わって生活を送っています。身近な人への感謝の気持ちを忘れないようにすることこそが、毎日を幸せに生活するための秘訣かもしれません。

 

あなたは毎日、誰かに、何か感謝をして生活していますか?

 

感謝に気持ちとは、他人に押し付けられるものではなく、自分から自然と心から感じるものです。

 

毎日食事を作ってくれる母親に、学校で勉強を教えてくれる先生に、また仕事をさせてくれる会社に対して感謝の気持ちを持つことで、日々を明るく前向きな気持ちで生活することができるでしょう。

 

毎日の生活や、今の自分の現状に不満を抱いている人は、自分がいかに恵まれて生きているのかを忘れて、それが当たり前のことだと思い込んでしまっているのかもしれません。

 

以上のことが書いてありました。

 

私は、「誰かに? 素直に感謝しているかなぁ~?」と思いました。

今、感謝したいのは、おひさまに来てくれている子どもたちです。私たちが子どもたちを支援させて頂いていますが、この1年間で成長してくれて「ありがとう」との感謝をしたいです。

毎日のスタッフと振り返りでの話し合いで「成長したよね(*^-^*)」と出てくる言葉が、1人1人の子どもさんの成長が、何より私にとって嬉しく思います。

 

それと、私の体調を気遣ってくれているスタッフに「感謝」しています。

 

これからも「感謝の気持ち」を忘れずに、子どもさん1人1人に温かい心で支援を続けていきたいと思います。

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 森崎

「それぞれの旅立ち」

2021/03/15

 大津支援学校の卒業式が終わり、学園にいる卒業生も卒園が近づいています。

卒園する子一人ひとりの思い出がよみがえり、「この子は何年生の時にこんなことがあったな。」「あの子は中学から高校に変わる時にすごく不安そうにしていたな。」など、学園に在籍していた月日が違うので、色んな思い出が出てきます。

学園での生活は楽しかったけど、次の場所でも大丈夫かな?

卒園して社会に出て頑張れるかな?

 色んな不安を卒園する子ども達は抱えていますが、職員はしっかりその子の話を聞いたりして、最後は「頑張ってね!」と笑顔で送り出します。

 それぞれの旅立ち、元気にみんな「いってらっしゃい!!」

 

入所部 松尾

 

 

支援者として

2021/03/12

少し前になりますが、土日でzoom研修を受けました。

研修名としては、発達障害児者の支援に関する標準的な研修プログラムということでした。

赤ちゃんの体の発達過程(ハイハイ、ずり這い、つかまり立ち等)と運動発達や感覚遊び、発達・心理検査の最新情報、就労支援、学習障害、思春期・青年期(自己理解について)など、発達障害について、ライフステージで考えることができる研修で、ボリュームのある内容でした。     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研修の中では、本人の持っている強みや得意な部分を伸ばすこと、分かる・安心できる環境設定が学びの為には必要になってくること、発達障害支援の最終目標は日常生活の適応行動の向上であること、自己理解の大切さ(障害受容と自己理解は異なる)等、重要なフレーズが沢山出てきました。

この研修を受けて、発達障害だけではなく、定型発達を理解することの大切さを改めて感じることができました。

発達と一言にいっても、食事・排泄面・感覚や運動面の発達・言語面・遊びの発達など、項目は多岐にわたります。

項目が沢山あるということは、それだけの知識と情報が必要になってきます。

発達面では、基本的な土台の部分は変わりませんが、発達支援や発達障害については新しい情報がたくさんあります。

最新の情報を取り入れながら、基本的な発達の理解をより深めていこうと考えることができました。

                 相談支援センターいちばん星 大野

2021/03/11

桜もちらほら咲き始め、春らしくなってきました。

先日、学園の児童が卒業式後に事務所へ記念で頂いたお花を届けてくれました。

とても綺麗に咲いていました。

卒園後、就職されたり別の施設へ移られたり寂しくなりますが、新しい場所でも楽しく過ごしてくれたらなと願っています。

 

入所部 総務 徳永 茜

幸せってなんだろう?

2021/03/10

3月に入り、毎日の振り返りの時間に、4月当初と比べて「成長したよね~!」とスタッフの間で話が出ることが増え、子ども達の成長を感じています。

 

それと同時に自分自身の1年間も振り返る中で、‟人が幸せを感じる時ってどんな時だろう?“と考える瞬間がありました。もちろん、それは人それぞれ違うんでしょうが…💦

調べてみると、あるお寺の住職が言うには、人が感じる幸せは4つあるそうです。

  1. 人に愛されること(恋愛の愛ではなく、人間愛。)
  2. 人に褒められること
  3. 人の役に立つこと
  4. 人に必要とされること

だそうです。これを知って「なるほど~!」と納得しました。

これって、子どもも大人も同じですね(^^♪

 

実は人は自分の存在を認めてほしいとどこかで思っている為、この中の1つの要素があれば人は幸せを感じるそうです。

 

幸せを感じるためには、人を幸せにすることが大事で

  1. 人を愛すること
  2. 人を褒めること
  3. 人に感謝すること
  4. 人を必要とすること

この4つを習慣にする事で誰でも人を幸せにすることが出来るって素敵ですよね✨

 

これらを毎日の生活の中で意識していくことで、子ども達に寄り添った支援へと繋がり、人を幸せにすることで自分の心も人生も、もっと豊かになっていったらいいなぁと思います。

何より、人としてそういう自分で在りたいと思いました!

 

今年も沢山の人に支えられた1年でした。ありがとうございましたm(__)m

今年度も残り僅かですが、楽しく学ぶ!を目標に支援を行いながら、おひさまを卒業する子ども達を笑顔で見送りたいと思います♪

 

※インターネットより一部抜粋しています。

 

 

通所部 児童発達支援事業 錦戸

表情の読み取り方

2021/03/09

 新型コロナ感染症が、拡大収束を繰り返しながら1年が過ぎました。現在、第3波が収束しようとしていますが、まだまだ気を引き締めて予防していきたいです。

 さて、コロナの予防として、昨年の漢字一文字にも選ばれた「密」。3密を避ける新しい生活様式が、身近に感じられるようになってきましたが、以前から風邪予防の為には、手洗いうがい、マスク着用だったと思います。

 しかし、そのマスク着用は、風邪だけでなく花粉対策でも、日本人には馴染みがありますが欧米人には、なかなか浸透せず、コロナの感染拡大も、ひとつでは無いかと言われているようです。

 先日ある特集で、北海道大などの研究チームが、メールで使われている記号で顔を表す「顔文字」で、表情の表し方が日本人と欧米人で、どのように違うのかという実験があったそうです。

日本では・・・  (>_<) (*^_^*) (T_T)  良くみかけますね。

 

欧米では・・・  :-D  :-)  :-(  :-o こちらは左を上にして横向きに見ます。

 

日本では、同じ口の横棒でも、目の形で表情を表します。欧米では、同じ目の形でも、口の形で表情を表すそうです。

これは、人が顔のどの部分に視線を注目させて、人の感情を読み取ろうとしているかが、違うからだそうです。言語の違いにも関わるようですが、欧米人は、口元に視線が集中し、日本人含む東アジアの人は、目元に視線が集中して表情を読み取るようです。生後7か月の赤ちゃんでも視線を追う実験から、確認されたそうです。

 だから、日本人は口元を隠されても、コミュニケーションに違和感が少なくマスクへの抵抗も少ないのです。昔から、「目は口ほどにものを言う」と言われるのにも納得です。

 

表情を読み取る方法は、世界共通ではないと言う事です。日本人同士でも、口元が見えないことで、コミュニケーションが難しい人たちもいます。お互いを認め、様々な工夫をしながら、コロナ禍で、目で訴えるだけでなくマスクの下も笑顔の生活をしていきたいです。

 

入所部 吉田

幼児期だからこそ、大切に!丁寧に!

2021/03/08

年中児のM君は、保育園に登園する際、なかなかお母さんから離れる事が難しく、「いつも保育園の先生から、剥ぎ取ってもらっているんですよ💦」とお母さんから伺っていたので、気になっていました。おひさまにお母さんと登園する時も、お母さんとなかなか離れる事が難しいのですが、保育園という大きい集団での方がよりM君の困り感は強い様でした。お母さんに幾つか関わり方を提案してはいましたが、ご家庭では、仕事、家事、子育てと毎日慌ただしく、なかなか関わりが難しい様で、あまり変化が見られなさそうでした。それからしばらくして、「その後、朝の登園時はどうですか?」とお母さんにお尋ねしたところ、「たくさん構っているのに、朝から離れてくれず、大変でイライラしてしまう💦」という事でした。「もしかしたら、不安からそういう行動に出るのかもしれないし、ちょっとM君と話してみますね!そして、良い方法を考えてみます。M君が、それにハマれば良いですが、私もやってみないと何が良いのかわからないので、もしもダメな時はすみません。また他の方法を考えますね!」(場所、人、時間などの環境の違いもあるので)とお伝えしました。いきなり保育園でやるのは難しいので、まずは、おひさまに登園して来た時から練習を始めましょう!と提案しました。さて、M君への聞き取り開始‼️
M君の本心を聞き出さないといけないので、悟られない様にメンタリストになった気分で話を始めます(笑)ある意味、心理戦です…。「M君、あのさ〜、朝保育園に行って、ママと離れる時、まだママがいいーーー!ってなかなか離れたく無い感じかな?」「うーん。。。」と何か言われるんじゃないかと、本音はまだ出さない感じでした。ここからが一番失敗してはいけない所‼️
「先生、M君の気持ちわかる〜!だってさ、M君はさ、ママが一番大好きでしょ?大好きだから、ずっと一緒にいたいんだよね!」(私も、小さい時、お気に入りのぬいぐるみをこっそりカバンに詰めて、幼稚園に持って行っていたので、M君の気持ちがよくわかります。)と言うと、「そうなんだよ!だってね、M君ね、ママとずっと一緒にいたいんだー!」と本当の気持ちを話してくれました。(この時、あ!僕の気持ち分かってくれるの?と言った表情にパッと変わりました。)ここでM君の心をつかんだら大丈夫!という根拠のない自信が私にはありました。ここまできたら、話は早いです。「じゃあさ、大好きなママをびっくりさせる作戦を先生とやらない?これが出来たら、ママ、きっとM君すごーい!って言って笑ってお仕事いけるよ!やってみる?」「うん!やるやる!」と返事はしてくれましたが、M君はしっかり意識させておかないと、やっぱり違った!と後からまた言い出す事が多いタイプ。自分で決めたんだ!と思い込ませ、やるんだ!という気持ちにする為に、ここで、更に念を押しておきます(笑)「M君、これは、先生と2人だけで秘密で準備して、朝、ママや先生やお友達にサッと離れる事ができるカッコいーい所を見せて、ビックリさせる作戦だよ?できる?」「だ!か!ら!やるって!」とやる気スイッチが完全に入りましたね〜!嬉しいの極み!話が長くなるので、ここからの話は簡単にまとめます。①M君の好きなキャラクターで2ピースのパズルを手作りする。②それを朝からM君とママと別々に持って、M君はおひさま、ママはお仕事に行く。③夕方、保育園にお迎えに来た時に合わせてイラストが完成したら、ミッションクリア!もっとやる気にする為に、もちろん出来ないところもあるので、手伝いますが、一から本当にM君と作りました。子どもに嘘はいけません。①タブレットでイラストを選ぶ②実際にパソコンで見てイラストの最終チェック③印刷④イラストを色んな形で2つに切って、画用紙に貼る⑤ラミネーターし、パズルを完成させる。そして、次の利用日から始めました。(お母さんにも、女優になって少しオーバーにリアクションしてあげて下さい!と打ち合わせ済み)成功するか?不安でしたが、私のそんな不安を解消するかの様に、「はい!ママのパズル。こっちはM君の!」と大好きなママにピースの片割れを渡し、スムーズにお別れしているではありませんか!?あまりのスムーズさにママも私も拍子抜け(笑)でも、嬉しそうにお仕事に向かうお母さんの笑顔が印象的でした。「M君、すごいじゃーん!やれたね!ママ、きっと嬉しいって笑ってお仕事行けたね!」と言うと、「だって、先生とこの前、約束したでしょ!」と自信たっぷりの頼もしい姿‼️それから、毎回色んなイラストのパズルをママに渡し、楽しそうに登園してくるM君です🎶嬉しい事に、この取り組みで、M君は、自信をつけた様で、保育園でも以前よりスムーズにお母さんから離れて登園できる様になってきたそうです!バッチリ集団でも汎化できていてM君の頑張りには拍手です‼️ある程度の年齢になれば、こんなに丁寧に関わる必要はありませんが(経験を年齢分積んできているので)幼児期は、気持ちの切り替えの練習を積み重ねる根っこの部分。スタートを丁寧に関わる事で、ある程度の年齢になれば自分で自分の感情をコントロールする力がつきます。コミュニケーション力がつきます。生きる力がつきます。大事なところは、子どもの気持ちは大切にし、方法を丁寧に伝えていくってところでしょうか?決して優しいだけではありません。怒ったりしないだけで、この関わりの中でもM君はたくさん我慢しなければいけなかったし、きつかったと思います。できるだけきつくならない様に楽しく頑張れる様には工夫したつもりですが。一つひとつクリアしていけばいいんです。急ぐ必要はない。自分のペースで。大人になった時に出来ればいいんです。この関わりを通して確信に変わった事。それは、大人が楽しく関われるなら子どもも楽しい‼️という事。これは、子育てにも言えると思います。一日の中で5分でもいいです。子どもさんと関わる時に、どうしたら楽しく生活スキルを伝えられるか?という視点を持つと、ちょっと子育てに疲れた〜💦という時も、無理しない程度に、でも頑張れる気持ちが湧いてくるかもしれません。先日は、Sちゃんのお母さんに、「同じ服しか着ようとせずに困ります💦」という相談を受けました。こんな感じで関わってみたらどうですか?と提案すると、やってみます‼️と帰って行かれました。また経過を聞いていきたいと思います。お母さんが元気で笑っていたら、子どもも頑張れる事が多いです。泣いていたら子どもも悲しい。(お腹にいる間の十月十日、お母さんと一心一体だったからかな?)だから、お母さん方の悩みもしっかり聞いて、少しでも役に立つアドバイスができたらと思っています。ですから、いつでも愚痴って下さい!私は子育ての応援隊でいたいです。どこまでも。

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 江藤

「成長」

2021/03/05

3月になり、暖かくなってきましたね。

 

ただ時々、

寒い日もあって、

服の調整がむずかしかったり

体調不良になりやすかったりするので

ちょっと大変だなと感じます^_^;

 

そんな3月は、卒業のシーズン

学園の子ども達も、学校を卒業し

学園を卒園する子ども達もいて

職員がその対応をしていると

卒園なんだなぁ・・・

と実感します。

 

子ども達も

卒園後、務める仕事の面談の書類を書いたり

卒園後の話をしたり

不安になったり・・・

 

色々悩んでいることを相談してくれるのですが

その悩みが仕事のことやお金のこと、と

今までとは違う悩み

 

当たり前かもしれませんが

成長したなぁと感じました。

 

もちろん高校3年生だけではなく

小さい園児の成長も感じます。

 

言葉があまり出なかった園児が

少しずつ言葉を話すようになったり、

何かを手に取るとすぐに投げていた園児が

投げずに遊んだり・・・

 

ケンカをしながらも

遊び方を工夫したり・・・。

 

みんな成長の度合いは様々ですが

少しずつ変わってきていて

それを近くで見れることって幸せなことだな

と感じました。

 

4月からは卒園したり

進級したり、新しい学校へ行ったり

いろんな変化があると思います。

 

それを楽しんで出来るよう

手助けができればと思います。

 

入所部 藤本絢

 

新阿蘇大橋開通

2021/03/04

 

令和3年3月7日15時に、新阿蘇大橋が開通する事になりました。

私は、阿蘇大橋を利用して通勤していたのですが、平成28年4月16日熊本地震本震で、山が崩れ阿蘇大橋が崩落してしまい、別のルートで通勤する事になりました。当初、グリーンロードを使っていたのですが、山の登り下りを繰り返し、雨の日の濃霧は先が見えず恐怖しかなかった事を思い出します。その後、ミルクロードを使うようになりました。外灯もなく夜は真っ暗になり、毎日のように、事故車・故障車・脱輪車の影響で渋滞となる事も多かったです。心配したのが、冬の雪でした。雪の日は、早めに対応して下さっていたので、大きな事故などはなく冬を越す事が出来ました。また、外灯の設置や側溝に蓋を設置するなど、ミルクロードが快適に利用出来るよう改善されていきました。

 

俵山ルートも少しずつ開通し、平成29年8月27日には、長陽大橋ルートが開通した事で通勤がすごく楽になりました。長陽大橋を通りながら、新阿蘇大橋が出来上がるのを見てきましたが、印象としては凄く高い位置に橋が作られ、開通したら使うことになる事を考えると正直怖いなぁと思っていました。反面、新阿蘇大橋から見る外観は絶景なのではとの期待もあります。これまで、本当に沢山の方々が携わり、昼夜問わず作業に励まれ、ここまで復興出来た事に感謝しかありません。  

私が新阿蘇大橋を通るのは、開通翌日の月曜日からとなります。季節も冬から春へと変わるので、楽しんで新阿蘇大橋を利用したいと思います。

 

                        相談支援センターいちばん星 山田

3月の『大津町子どもの発達セミナー』について(ご案内)

2021/03/03

相談支援センターいちばん星では大津町役場と共催で、毎月「大津町子どもの発達セミナー」を開催しています。

今月は、3月18日(木)に開催します。

 

●日時:令和3年3月18日(木)  午前10時~正午

●場所:大津町生涯学習センター

●講師:菊池圏域 地域療育センターゆうず 療育相談員 岡田 優子先生

●演題:「アンガーマネジメント」~怒りのコントロールについて~

 

 

※参加を希望される方は、大津町役場 福祉課 障がい福祉係に申し込みをお願いします。

 大津町役場 福祉課 障がい福祉係 (096)293-3510

ストレス発散!?

2021/03/03

ある日の活動の様子です。

活動内容は、ポールの上に置いてあるボールをバットでねらいを定めて、打つ✨

職員の(下手ですが…(/ω\))デモプレイを見た後に、子ども達に挑戦してもらいました。

最初は「え?! 当たらない」といいつつ空振り、「先生どうやったらいいんですか?」などの声とともに、思い切りポールを叩く姿もありましたが…。

ボールから目を離さないこと、立ち位置やバットスイングの仕方をアドバイスしながら、何度かチャレンジしていくうちに、「やった~✨先生当たったよ😊」と嬉しそうに教えてくれる子が増えていました。

狙う得点板には、キャラクターと10点から100点までの点数が書かれてあり、みんな好きなキャラクターや100点のホームランを狙って、楽しそうに力いっぱいスイングしていました。

このように活動プログラムを考えるときには、まず、子ども達がおもしろそうだなと思えるような内容を考えることにしています。

そのきっかけは、私自身が活動を模索中に、これやってみたい・これ面白そう、と思う事から始まります。

コロナ禍で中々外出に出られない、体を思いっきり動かしたい・・・・と考える中での案でした(*^-^*)

もちろん子ども達のやりたい活動に耳を傾けることも大切なことです。

子ども達が、おひさまぷらすに来た時に、「できた」と心の底から思えるような

そんなプログラムを職員みんなで作っていきたいと思っています。

放課後等デイサービスおひさまぷらす 田島

門出

2021/03/02

 3月は、卒業のシーズンに入ります。コロナ禍で慌ただしく、社会的規制の中で窮屈な思いを経験し、例年にない学校の卒業旅行も延期や中止となりました。今年度、卒業する子ども達にとっては楽しい思い出が少なかったように思います。このコロナ禍が早く終わって欲しいと世界中の人々が願っています。その中での卒業式、門出を祝う春らしさが救いの種でもありますね。                           

 

 

入所部 家入

 

おうち時間

2021/03/01

 

今年度は新型コロナに振り回された1年でしたね…。

そんなコロナ禍で、思うように出掛けられないことで自宅で過ごす時間が増えた人も多いのではと思います。

私自身自宅で過ごす中でどう時間を使おうか?と悩み(以前は休みの度に釣りをしてソロキャンプでした笑)、以前から買って読めずにいた本を読む時間にあてました。

仕事に繋がる資料や専門書、勉強本、趣味、マンガと新たに買い足していきましたが、その中でのおススメを1つご紹介していきたいと思います。

 

 

「リエゾン ~こどものこころ診療所~」

 

 

最近少し話題になっており、ご存じの方もいるかもしれません。児童精神科医の話で発達障がいにフォーカスをあてた作品なのですが難しい内容でもなく、マンガということで読みやすく引き込まれました。ネタバレになるので内容はお伝え出来ませんが、思わず「わかる!」となったり、改めて「そうだよなぁ」と納得させられる内容もあり、色々な人に読んでみてほしいなと感じました。

 

まだまだ読み切れていない本もありますが、この機会に色々な知識を増やし、子ども達に還元していけたらと思います!

 

入所部 後藤

2月誕生日会

2021/02/26

 先日2月の誕生日会を行いました。今回の誕生日会食メニューは

・パスタ

・カロテンスープ

・サラダ

・ケーキ   

パスタはミートソース、明太子、カルボナーラの中から好きな物を選んでもらいました。

また園児の中にはアレルギーを持っている子がいるため特別メニューです。ケーキは毎回手作りで出しています。今回は大好きなアンパンマンのキャラクターから食パンマンケーキにしました。I君は「アンパンマン!」ととても嬉しそうに言っていました。いつも綺麗に残さず食べてくれるI君。アレルギー対応で気を使う面も多くありますが、とても作り甲斐を感じる反応をしてくれるので、頑張って作っています。

 

2月誕生日だったR君は「おいしそう!僕は2月誕生日だよ!」と大きな声で嬉しそうに話してくれました。いつも明るくて素直なR君は「ご馳走様でした。美味しかったです!」と大きな声で言ってくれます。毎日の食事を作るうえでそのような声をかけてもらえると、不思議とパワーをもらえます。これからも子ども達に寄り添った食事を作っていきたいと思います。

 

                 

 

入所 厨房 米口

今年度を振り返って

2021/02/25

年明け以降、県内全域において新型コロナウイルスの感染が拡大したことを受け、1月14日に県独自の緊急事態宣言が発令されました。その結果、1月中旬以降、感染者数は減少傾向となり、解除はされましたが、病床使用率については予断を許さない状況が続いています。皆様も先の見えない生活に不安を感じ、不要不急の外出を避け、色々と制限のある生活が続き、ストレスを感じていられることだと思います。当たり前に感じていたことが、当たり前ではなく有難いことなんだと感じることも多いのではないでしょうか?

おひさまでの活動も恒例になっている公園外出や外食など、子どもたちが楽しみにしているイベントを今年度はお弁当の日にしてテラスで食べたりと「出来ない」で終わらせるのではなく、どうやったら今までと近い形で「出来る」のかをスタッフで検討し、実施してきました。

昨年の4月に緊急事態宣言が発令され、利用を自粛された家庭もありました。利用したいけど不安…家庭で過ごす時間が多くなり生活リズムが崩れている等、家庭から様々な相談を受け、それぞれに必要な家庭支援グッズをお渡しさせて頂きました。

切り替えや先の見通しを持って生活できるようにスケジュール、手先の巧緻性や集中力を養う手指トレーニンググッズ、楽しみながら口腔機能を高めるグッズなどスタッフや保護者の方と話をしながら作成し、家庭で使って頂く中で内容を改善したり、ステップアップさせていきました。

「出来ることが増えてお手伝いに繋がりました」や「見通しを持って生活することで良い習慣が身についてきました」等、嬉しい声もたくさん聞くことができ、家庭と連携して取り組んでいくことの大切さを今まで以上に感じた1年でした。

私たちは「子どもたちにとってどうなのか?」「私たちが出来ることは何か?」を常に考え、子どもたちと関わっています。得意なことはもっと伸ばし、苦手なことは今どこまで出来るのか、どこが難しいのか細かく分析し、アプローチしています。子どもたちが持っている力を、社会で発揮できるようにこれからも丁寧に関わっていきたいと思います。

私たちは保護者さんの思いをどんどん聞かせて下さい。そして子どもさんの成長のお手伝いをさせて下さい。今やっていることが将来に繋がっていきます。日々を大切に…一緒に子育てを楽しんでいきましょう😊

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 宇藤

 

「社会へ」

2021/02/24

先日は雪が降り続いて雪化粧になったり、そうかと思えば春の陽気になったり。寒暖の差が激しい日々ですが、梅の花も咲きほころび確実に春は近付いています。

3月は別れの季節。学園からも9名の子ども達が高校を卒業し、社会への一歩を踏み出そうとしています。今年度一年はコロナウイルスとの戦いで、窮屈な日々を過ごして来ましたが、確実に自立に向けて成長の様子を見せてくれました。

 

 先日の夜の出来事。小学生2人がけんかになり揉めている所、高校3年生のH君が仲裁に入ってくれました。一生懸命話しをしてくれているので、近くで様子を見ていると、日頃からなかなか非を認めない性格の男の子に、しっかり話しをして諭してくれています。その熱意が伝わったのか、その男の子は見事謝る事が出来たのです。横で見ていて感動でした。H君は中学2年生で入所し、課題も多い子どもでした。人との関わりも上手くはなく、生活も乱れがちでした。そんなH君ですが、学園で過ごす中、人との関わり、ルールを守る事等たくさんの経験をして、実習も真面目にこなし、4月からは家庭から仕事に通うことになりました。

 

 高校生活3年間を学園で過ごしたS君。入所当初100キロ超えの体重。人となかなか交わろうとせず、毎週末家に帰省し、長期休暇も家庭で過ごし、学園生活に馴染めず苦痛になっていたようです。それでも、だんだん友達と会話をするようになり、好きなサッカーをするようになり、体重もみるみる減って今では70キロ。理想の体重になり身も軽くなって、優しい笑顔で冗談も言い合えるようになりました。「学園に来て良かったって思うでしょ?卒園するのが寂しいでしょ?まだ居たいでしょ?」と尋ねると、「うん!!」と大きく頷いて笑顔でした。「遊びに来るけん。」と言ってくれています。

 

 只今エールハウスにて、自立訓練中のK君。高校3年間を学園で過ごしました。入所の経緯はゲーム依存で昼夜逆転。何度ゲームを隠し持ち、隠れてやっていて注意を受けてきたことか。注意を受けても反抗的。何度も向き合って話しをしてきました。学年が上がるにつれ、学園生活も学校生活も落ち着いてきて、数回の実習を経て一般就労が決まりました。今は自分で5時半に起き、身支度をして550分には朝食を食べ、615分には学園を出て登校しています。学校終了後は自動車学校。帰ってくるのは21時頃で、よく頑張っていると感心します。

 

 笑顔が素敵なT君。学園に入所した時は、好き嫌いが多く、なかなか食事を摂ってくれませんでした。朝食はほぼ食べない。他の食事も好きな物しか食べずどんなに促しても口を一文字に結び、栄養状態を心配したものです。それが今では何でも残さず食べるようになり、食事の30分前になると必ず食堂の前に来て嬉しそうに待っています。毎食お替わりをして食べ、食べる事が大好きになりました。卒園後は大人の施設に入所予定です。そこでも笑顔を振りまいて人気者になると思います。

 

 県立聾学校に通うK君。小学2年生の時に弟と一緒に入所しました。その当時、そんな小さな子どもはいなかったので、高校生のお兄ちゃん達が怖かったと、後になって話していました。なかなかのやんちゃ者で、室小に通っている時は、色んな事をし、どこそこに職員と一緒に謝りに行った事も。入浴時、何度言ってもふざけて泳いだりする為、注意され泣きじゃくった事を話すと「も~う。何回も言わんでよ~。」と照れ笑い。高校生になってからも色々とありましたが、どんどん大人びて自分の考えを持つようになりました。学校で書いた作文が県で最優秀賞に選ばれ、表彰を受けました。その表彰は、母に感謝の気持ちを書いたものでしたが、帰ってきて、「学園の先生達にも感謝してる。育ててくれたのは学園の先生達。先生達がお父さんやお母さん。生んでくれたお母さんにももちろん感謝してるから作文はまずお母さんに書いたけど、次は先生達に書くよ。」と言ってくれました。涙が出る思いでした。高校は卒業ですが、専攻科に進み、国家資格を取るため学園に残って頑張ります。

 

 他の子ども達との思いでも書ききれないほどで、思いは尽きません。

それぞれこれからの道は違いますが、この学園で過ごした経験はかけがえのないものであり、大きな励みになると思います。そんなみんなの成長をありありと感じながら、別れの時が近付いている寂しさを噛みしめています。

 どこからでも応援しています。大きく羽ばたけ♪ 若草っ子♪ Fight♪ 

                                                               入所部 松村

 

自分自身をアップデート!

2021/02/22

令和2年度も残すところ1ヶ月となりました。

事業所内でも次年度に向けての準備も始まり、気持ちが焦り始めます。

令和2年度は、何と言っても「コロナ」に振り回された1年でした💦

3月に突然の学校休校から始まり…何もかもが急変していきました。

3密を避ける…。常時、マスクの着用。表情も見えにくく、思うように会話も出来ませんでした…😢

そんな中で、急速に進んだのがICT化ではないでしょうか?

「 I C T 」とは、「Information and Communication Technology」を略した言葉です。

「情報通信技術」という意味で、ネットワーク通信技術を活用して、人と人、人と物などをつなぎ、コミュニケーションをはかることを指します。

一方、ICTとともによく耳にする「IT」ですが…

「 I T 」とは、「Information Technology」を略した言葉で、「通信技術」という意味があり、パソコンなどインターネットを用いた技術のことを言います。

「 I C T 」とは、単なる技術というよりも、その技術を活用してコミュニケーションを円滑にとり、サービス向上などに活かしていくという意味を持つようです。

(※インターネット調べにより一部抜粋)

 

これまで、おひさまでも主に携帯電話やショートメール、らくらく連絡網という形で、保護者の方との連絡をとっていましたが、昨年よりおひさまでもタブレットを導入し、保護者の方ともLINEでの連絡のやり取りが出来るようになりました。保護者の方との連絡が取りやすくなり、画像(写真)も送れるようになりました。

毎月発行していたお便りもLINE配信することで、ペーパーレス化にもつながり、保護者の方も手元の携帯で、療育の活動予定などが確認できるようになりました。

さらに、コロナ禍に伴い、新しいタブレットも購入してもらうことが出来、通所部では、各クラス2台ずつのタブレットがあります!

今年は、コロナでたくさんの研修や会議も中止となりましたが、途中からはZOOMを使った、リモート研修や会議も開始され始めました。ICTを導入することで、在宅ワークが可能になったり、業務の効率化、コストの削減、情報共有…などたくさんのメリットが生まれます。今年度は、このコロナ禍を通じて、世界中でICT化の導入が一気に加速したように感じます。

 

 

私は、アナログな人間ですので、携帯でLINEのやり取りをするのにも文字入力が面倒で面倒で…

昔ながらのガラケーのように、「お」を入力する時には、「あ」のキーを5回押して「お」を出すという入力方法をしていました💧(←「トグル入力」というらしいです。)

しかし、若者はほとんど「フリック入力」(タッチスクリーン上で、指をスライド操作する)を使っています。

もちろん、私より年上の先輩職員の方も「去年、若者に教えてもらってフリック入力覚えたよ~!( ̄▽ ̄)ニヤリ」と、フリック入力を使っている方もおられます。

頭が固く、面倒くさがりの私にとって、フリック入力を覚えることも練習することも面倒でなりません。

仕事の連絡や子どもの学校のこと等も含めて、何でもLINEで連絡を取り合うことが増えてきた為、文字入力の場面も増えてきました。私は、いよいよか…と思いつつも、最後の悪あがきで「文字入力アプリ」をダウンロードして、ローマ字キーボード入力を使っています。(笑)←これを言うと、「そっちの方が面倒くさいですよ」と、ほとんどの人からドン引きされてしまします💧

 

 

タイムリーなことに、我が子(小学生)も、昨夜、「今日から学校で一人1台のタブレットが使えるようになったんだよ~!!」と嬉しそうに報告してきました。学校現場でもどんどんICT化が進められているようです。

来年の事業計画の中にも、「ICT化担当」という職員も配置される予定となっており、事業所内でもICT化導入に向けて、着々と準備が進められています。

さらに、令和3年度は、障がい福祉サービスの3年に一度の報酬改定の年でもあります。今月初旬に、報酬改定(案)が提示されましたので、事業を継続していくためにも、新しい報酬制度もしっかりと理解しなければなりません💦

私も、昨年12月に40歳を迎えました。

誕生日を迎え、待ったなしに介護保険料が、お給料から引かれ始めます…

(自分は、若いつもりでいても、現実はシビアですね…😢

もともと私は、記憶力が悪い方ですが、最近は特に人の顔と名前が一致しないというか…顔は分かっても、なかなか名前が出てこない!など、自分でもモヤモヤすることが増えてきているように感じます💦

そのため…実は…母が飲んでいる(←母は飲むことさえも忘れている)、記憶力のサポート(イチョウ葉エキス)してくれるというサプリメントをすでに飲み、私なりの悪あがきをしているんです!(笑)

ICT化…

報酬改定…

私にとって大きな変革の年となるであろう令和3年度ですが、

子ども達の未来のために!子ども達の笑顔のために!

令和3年度は、私自身の頭を柔らかくし、ICT化の波に乗って行けるよう、まずは私自身のアップデートをはかっていきたいと思います。

 

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 河瀬

 

感謝

2021/02/19

私毎ですが、4月に法人本部という新たな環境で働きはじめて1年が過ぎようとしています。たった1年でしたが多くの学びや気づきがありました。もともと前の法人で1法人1施設の経理を1人で行ってきましたが、現在は1法人6施設の経理に携わることが出来、さらに事務職5名で業務を共にすることがとても貴重な経験となりました。目標は同じでもそれまでのプロセスはそれぞれ違うこともあり、最善の方法に変更してきました。特に丁寧に業務をされていることは印象的でしたので、自分なりに不足しているもの、忘れかけていたものを見つけ出すことが出来本当に感謝しています。4月からはさらに異動となり、新たな環境と業務が待っています。この新たなチャンスにどれだけの挑戦が出来るか。

 きっと挑戦はご利用者の方のさらなる笑顔へ近づけるものと期待し楽しみにしておきたいです。

           若草学園 入所部 総務

           (白川園 法人本部)

              大田黒 美和

 

人と人の繋がり

2021/02/18

「思いやり」「お互いさま」日常の会話の中でよく聞かれる言葉です。

当たり前のことですが「相手を思いやる」「お互いさまの気持ちを持つ」ということを自然体で行うことは難しいと感じる時があります。ちょっとした気持ちのすれ違いや勘違いから相手の言葉を素直に受け取れなかったり、相手と距離を取りたくなる場面を感じる時があります。

対人援助職である福祉の職場は、自分の気持ちのコントロールが大切になると思います。

自分の気持ちだからといって簡単にコントロールができるというわけではなく、意識的に平常心を保たないとコントロールが難しくなり、疲れてしまう時があるのではないかと思います。

福祉の職場は、人を支える仕事なので色んな人と関わりながら仕事をすることになります。

時には意見を言い合ったり、気持ちが通じなかったりしながらも人の支援を続けることになります。周りの人との関わり合いが穏やかだと支援をする気持ちも前向きになれると思います。人と人との関わり合いがチームワークの基本だと思っています。

上手くいかない事が起きても想像力を働かせて「○○さんは、~しようとしたのではないかな?」「~という理由があったのではないかな?」「○○さんは、~と思ったのではないかな?」と相手の気持ちに寄り添って考えると「そうだったのか。」と色んな事が思い浮かぶようになってくるのではないかと思います。そこから前向きな話が出来て一歩前に進めるともっと良いな、と思います。

相手の気持ちを考えることの積み重ねがチームワークを強くするのだろうと思います。

ところで、年度末は退職をする仲間を見送る時期でもあります。「一緒に頑張ってきたのに。」と思うと残念な気持ちになります。

チームを作るのは人であり、チームで頑張れるのは人とのつながりがあるからだと思うと

職場を離れてしまう人に思いやりとお互いさまの気持ちを持って接することが出来ていたただろうか、お互い伝えたい気持ちは伝わっていただろうかと自分の行動を振り返ります。

「思いやり」「お互いさま」は当たり前のことですが、当たり前の事を自然と丁寧にできて人と人の繋がりを大切にするチームでありたいと思います。

 

放課後等デイサービス おひさまぷらす  吉田広子

女の子ですよね~!

2021/02/17

 公園や民家の庭先に梅の花を見かける季節になり、もうそんな季節なんだなあと実感しました。

まだまだ、寒い日もありますが随分と春めいてきましたね!

さて、今年も若草に「おひなさま」がお出ましになりました。一年間、箱の中でこの日を待ちに待っておられたのでしょう、顔も晴れ晴れ?されてた様な(笑)

 

 

学校から帰って来た子ども達は、口々に「わあー、おひなさまだあー」「まだ、はやいよー」「きれいだねー」と感想はそれぞれでしたが、感動は伝わってきました。

ほんわかして春を感じるひとコマでした。。

(でもそこには午前中より、職員とたまたま振休のひのくに生が知恵を出し合い悪戦苦闘して

雛段飾りが完成したという裏話があります。(笑))

 

 

入所棟にカフェテーブルとイスが設置されました。まだ、来たばかりで興奮気味に座っておしゃべりをする女の子たちの姿は、「女子ですねー!」職員や友達、時には、一人でくつろげる素敵な空間で、もっともっと子ども達とコミュニケーションをとっていきたいと思います。 

                      

入所部 山下

「心の声」

2021/02/16

小さな子どもがよく使う言葉。

 

「あんなもの欲しくないもん」とか、

「〇〇ちゃん、大嫌い!」とか・・・。

 

それを聞いた大人が、

「そう、□□なんて欲しくないんだね」

「そっか、〇〇ちゃんが嫌いなんだね」

と、答えたらどうでしょう?

 

子どもは、きっとこう思うでしょう。

「この人、私の気持ち(心)、何もわかっていない」と。

 

感情と事実(言葉)は異なることがあるのです。

私達は、自分の複雑な心境を、本当に正しく言葉で表現できているでしょうか?

どうしようもなく、深く傷つき悲しい時、私達は言葉で表現するものでしょうか?

 

相談支援を行う中で、常に意識しておかなければならない大切なことの一つです。

ご利用者さんの言葉だけを拾うのではなく、

「ご利用者さんの言葉に依らない心の声に耳を傾けられているか」

「ご利用者さんの奥にある色々な思いを感じ取れているか」・・・を常に意識した相談支援、プランの作成を行っています。

 

言葉の奥にある心を観ること、

感じることができる自分であること。

 

 

その意識を持っていれば、相手に対する言葉、態度というのは、きっと変わっていくと思います。相手に興味をもつこと、関心を持つことが、寄り添うためのスタートラインだと感じます。

 

心に寄り添い、心の声が聴ける相談員でありたいと思います。

 

相談支援センターいちばん星

伊豆野良栄