若草学園の実践ブログblog

なりきってみよう‼

2019/03/27

 支援に困った時に「子どもの世界に入り込む」と言われることがあります。

どんな事だろうか?と実感がわかず言葉の示す意味が分からずにいました。

調理プログラムの日の事でした。下校してきたS君はとても張り切っていました。

まずは連絡帳を提出して、さっさと着替えを済ませ「さあーやるぞー!」と意気込んでいます。バックの中を覗き込み、「えー⁈」のけぞって残念がっています。「どうしたの?S君」と声を掛けましたが床に寝そべり「いや いや」というばかり・・・。

職員同士で「なんだろう?」と話していると一人の職員が「エプロンを忘れたからじゃないかな?調理が好きだから、今日は楽しみにして来てくれたんだ」と気づいてくれました。

ということはエプロンがあれば解決だね。という事になりましたが予備のエプロンがない‼さてどうしよう・・。S君のテンションはマイナス方向へ向かっています。

「どうにかしてあげたいね」という気持ちである職員が「これどうかな?」と即席エプロンを作ってS君につけてあげました。スポーツタオルにスズランテープをクリップで付けて何となくエプロンになっています。最初はスズランテープのシャラシャラが気になって「いや」と言って外そうとしていたS君でしたが周りで職員が「わー かっこいいエプロンね」と盛り立てるとまんざらでもなくなって、ちょっとご機嫌になりました。調理も最後まで即席エプロンを付けたまま参加出来ました。

その子のその時の気持ちに入り込み「何?何?どうした?」と少々、野次馬根性で首を突っ込み、子どもと一緒に「どうする?どうする?」と一緒に考えて最後は笑いに変える。

というのも楽しい時間だなと思いました。

「こうした方がいいよ」とアドバイスするのも良いのですが一緒の立ち位置で一緒の目線でその時を過ごすのもその子も成長のスパイスになるのでは?と思いました。、大人も子ども笑いは大切ですね。

若草学園 通所部

放課後等デイサービス 

おひさまぷらす  

吉田広子

 

卒業おめでとう✨

2019/03/26

 

放課後等デイサービスに小学校1年生から来ていた子ども達が、6年生になり小学校を卒業すると同時に、おひさまの療育も卒業していく子ども達がいます。

担当職員が卒業のアルバムを作成し、その中に職員からのメッセージを書くのですが…、担当職員からメッセージカードを渡され、何を書こうかな?と悩みながら、昔のことを思い出していました。

「おひさま行きたくない!」と自宅に歩いて帰ろうとしたり、小学校内を逃げ回っていたりしていたY君。

ある日、同じように学校内を逃げ回っていたので、最初は追っていったのですが、途中でやめて玄関で待っていました。そうすると、Y君が玄関にやってきて「なんで追いかてくれんと~」と言って自分で私の所に来てくれたことがありました。それからは、スムーズに来所出来るようにもなりました♪

 また、もう一人のY君も1年生から来ており、「めんどくさい…。」が口癖でした。でも、人前で何かをするのが、恥ずかしくて苦手だったので、「恥ずかしいから皆の前でやりたくない」という気持ちを上手く表現出来ずに、「めんどくさい」という言葉になって出てきていました。その為、皆が活動する様子を見て、一番最後に本人の活動をするか、皆が教室に移動してしまってから(いなくなってから)職員とマンツーマンで取り組んだりしていました。

今でも「え~、めんどくさい」という言葉は出ますが…(笑)しっかり活動に参加出来るようになりました。

そんなY君たちも4月からは中学生です

放デイ最後の日には、児童発達支援や放デイの教室など、全ての先生に挨拶をしたり、握手をしたりしてお別れしました。中学校になったら陸上部で頑張るそうです!

他にも高等部3年生で卒業する子や、療育キャンプも終えて、高学年で卒業していく子など、たくさんの子ども達が卒業していきます。

これまで、頑張っておひさまに通ってきてくれてありがとう

本当に頑張ったね!お疲れ様でした!

 

大きく成長した子ども達を見送るのは、とても感慨深いものがあります。照れくさそうに挨拶して、とってもいい笑顔で巣立っていく子どもたち!そして、子どもの成長をハラハラしながら見守り、試行錯誤して関わってこられた、お父さん、お母さんたちも、本当にお疲れ様でした

しかし、子育てに終わりはありません💦

子どもの成長に合わせて、親としての心配事も変わっていきます。私も30代後半になりましたが、私の両親は、未だに私のすることを心配したり、怒ったりしてます💧(笑)そして、今は孫の心配まで…😢

 

卒業しても、おひさまは、これからも子ども達とご家族の方の応援団です!

何かあったら、お電話でも来所でも構いませんので、いつでもご相談下さいね

 

児童発達支援センターおひさま 河瀬

桜の季節となりました

2019/03/25

今年も桜の花が咲き始めました。

 

 

別れの季節でもあり、出会いの季節でもありますね。学園では、16日に9名の卒園生がグループホームや入所施設、家庭へ帰り通所施設、就労とそれぞれの道へ巣立って行きました。

 

日頃はケンカしたり、文句を言っていた園児達もいざお兄さん・お姉さんが居なくなると広くなった部屋を覗いて「寂しい」とつぶやいていました。なんだかんだとトラブルも多い中でも子ども達の絆は深まっているのでしょうね。

 

これからは新しい出会いが待っています。しかし、期待と不安を胸に新しい学校や先生・友達に戸惑う事もあるでしょう。私達は、園や学校で一人一人の子ども達が、出会いと共に新年度に向かって大きくはばたけるよう優しく見守っていきたいものですね。

 

新学期には、どんな活躍をしてくれるのか今から楽しみです。きっと、頭を痛めることも多々あると思いますが・・・

                       

                              入所部 山下

平成30年度 大津町子どもの発達セミナー最終回(^O^)

2019/03/24

先日、大津町子どもの発達セミナーで、DVDで見る「自閉症の世界」というタイトルでセミナーを開催しました。大津町の一般住民約30人ほどの参加者がありました。

 

 「自閉症」は、50年ほど前、奇妙で変わった行動をする子どもを前に、「母親の愛情不足」とか「育て方が悪い」などと言われていた時代があります。その当時、母親達は困惑する中、愛情不足だと言われ、一生懸命子ども達のために関わり、子どもが望むことをなんでも与えるようにして育ててきました。そう、今のような「療育」がない時代です。

 

 その結果、文字も読めない、書けない。自分では衣服も着れない、ズボンも上げられない、食事も上手に食べることができない等、自分で自分の事ができない自閉症の方が続出したと聞きます。

 

 自閉症が脳の器質的な障害であることが分かるようになってから、ようやく「療育」という言葉が理解され始めてきました。たとえ、重度の自閉症の方であっても、障がいの理解と子どもに合った積極的な関わりがあることで、間違いなく成長していかれます。「自閉症」の方々は、決して1人が好きなのではなく、人が大好きなのに、どう関わって良いのか分からずに困っている方々なのです。

 今回のDVDは、ASD(自閉症スペストラム障がい)の人が見ている世界~13人のエピソード~というもので、成人の自閉症の方6名と学齢期の自閉症(重度の方~アスペルガー障がい)の子ども7名の生活の様子やお母さんとの関わりや生活で工夫していること等、実際の映像として観ることができました。見た目には分からない困り感を、どのようにクリアしていっているのか。自閉症のある方々の心にいつも寄り添ってくれる人の存在が必要なのです。

私も、そんな一人になりたいと、いつも思っています。

 

 

                               相談支援センターいちばん星  

                                 センター長 伊豆野良栄

 

「大津町ペアレント・プログラム説明会」のご案内

2019/03/23

相談支援センターいちばん星では、ペアレント・プログラムを開催しています。

平成30年度から大津町委託事業として開催し、多くの方にご参加いただきました。

2019年度も引き続き開催する運びとなり、2019年4月20日(土)に「大津町ペアレント・プログラム説明会」を実施します。

「大津町ペアレント・プログラム説明会」では、ペアレント・プログラムがどのようなものなのか、どんなことをするのかなど、簡単な実践も交えながらの説明会となりますので、多くの方にご参加いただければと思います。

※詳細、お申込みにつきましては、下記をクリックしてください。

↓↓↓

保護者向けプログラムのご案内.docx②

支援者プログラムのご案内(チラシ1)

ペアレント・プログラム説明会ご案内

私が考える療育事業所における丁寧な子育てとは

2019/03/23

私たち、療育現場で働くスタッフには、子ども一人ひとりの特性に関する知識と専門的な技術の提供が必要となります。

 しかし、専門性を身に付ける前にとても大切なことがあります。

それは…“自立を考える視点”です。

 

 現在、ABA(応用行動分析)、TEACCHプログラムや臨床動作法 など、多くの療育技法が広がっていますが、ただ単にこれらの技法を学んでも、実際の療育現場では、活かされないこともしばしば…。

 

 どの技法にも共通しているのが、実際の訓練に入る前に、『その子の状態に応じた自立を考えたアセスメント』が丁寧に行われていることだと思いますが、このアセスメントが画一的だったり、担当者一人の所見であったりする場合は、効果的だといわれている療育技法をどれだけ取り入れても、本当の自立支援とは言えないと考えています。

 

それは日常生活動作一つをとっても同じだと思います。以前、研修会に参加をした際に、とても心に残った理学療法士さんの話があります。

 例えば、トイレの自立を考える際、通常、和式・洋式トイレに行って自分で排泄できるか?という所を単純に考えてしまうと思いますが、姿勢・運動の視点からの分析ということで…

まず、その子自身、尿意や便意はあるか?自宅のリビングや居室からトイレまで一人で歩いて移動することができるか?トイレについたらドアの開閉・施錠は一人でできるか?(ドアノブの回内、回外が可能か 摘まむ、握るが可能か)、ドアを閉めて便座の前で空間を上手に利用してズボンやスカートの着脱が可能か?その際に立位の保持やバランスは大丈夫か?用を足す際、座位の保持は可能か?用を足した後、トイレットペーパーを適量取ることができるか?ふき取りの際はバランスを崩すことなくふき取ることが可能か?・・・等々、『トイレの自立』一つを考えただけでも多くのことを学習し動作を獲得しなければなりません。

 

子ども一人ひとりの現在の発達段階を考え、トイレの一連の動作で、ドアの開閉に課題があるという分析結果が出た場合は、個別学習や集団遊びの時間に楽しく取り組める回内・回外の遊びの機会を多く取り入れる等、ピンポイントアプローチと並行して、『自立を考えた一連の動作の獲得を考えた支援』を行っていくことが大切であると思います。

 

 勿論、その際、発達課題のメカニズムを知っている必要はありますが、いきなり専門技法を取り入れるのではなく、しっかりと見立てていき、どのようなアプローチがその子にとってベターなのか?ということを考えていく必要があると思います。

 

 

【子育ての根本】

子育ての根本は100年前から何も変わっていない。

それは《食べさせて、着せて、寝かせて、大きくすること》

つまりこどもの『健康と生命を守る』ために、「気を配り」、 「手をかけ」、「目を離さず」にいる。

 

中川信子 氏(言語聴覚士) 母子保健20168月号「ことばの獲得」 より

 

我々、支援者の役割は子どもを親(家族)が育てていくことを支える

 

児童発達支援センターおひさま  河野 光輝

自分とは違う人間、違う生き方

2019/03/22

子が保育園に通っているのですが、先日、保育園での様子を写真で見る機会がありました。

何気ない日常の風景でしたが、その写真を見た瞬間

「この子にはこの子の人生があるんだ。自分とは違う人間なんだ」と強く感じました。

それは当たり前の事ですが、産まれた時からほとんどの時間を一緒に過ごしてきた為、自分の一部のような気がしていました。

今はまだ、会話でのコミュニケーションが殆ど取れない事も原因の一つかもしれません。

 

息子がこれから成長していき自分の人生の選択を迫られたときには、私の価値観を押し付けるのではなく、息子の意見を尊重し応援出来る様な親でありたいと思います。

 

 

入所部 総務 宇都宮

コミュニケーションは五感で!

2019/03/20

学園(入所)の朝は子どもたちの「おはようございます」という元気なあいさつから始まります。そのあいさつの声がない時や元気のない声だと、今朝はどうしたのかな?と思ってしまいます。このように言葉は人がコミュニケーションをとる際の大きな手段ですが、その言葉を使うことが難しい子どもたちがいます。そのような子どもたちとうまくコミュニケーションをとるにはどうしたらよいのか悩んでしまうことがよくあります。言葉で自分の意思を伝えられればお互いにどれだけ楽なのだろうと考えてしまいますが、それができないのが現実です。しかし、それは自分が言葉というコミュニケーション手段に捉われているからなのかもしれません、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの研究によると、日常生活において言葉はコミュニケーション全体の7%しかその役割を果たしていないと言われています(好意・反感などの態度や感情を伴うような場合を主にした実験:メラビアンの法則/ Wikipediaより)。つまり、非言語的なものがコミュニケーションにおいて重要な役割を果たしているということです。確かに自分の生活を振り返ってみても表情や態度など非言語的なもので伝えていることの方が多い気がします。学園においても言葉でのコミュニケーションが難しい子どもたちと接している中で、嬉しい時には笑い、嫌な時には怒った表情や態度を示すことがあります。しかし、これも自分がそう思っているだけで子どもたちがどう感じ、思っているかは実際のところわかりません。私自身今まで子どもたちの発するメッセージをきちんと受け止められていたのだろうか、そして、きちんと応えるように表現できていたのだろうかと考えることがよくあります。

 

人は五感(見る、聞く、匂う、味わう、触る)を通して情報を得ていますが、その時に大切になるのが、相手のありのままを見たり聞いたりしているのか、ということです。簡単なようで実は難しいものです。人は見たくないもの、聞きたくないことを、遮断してしまいがちです。時にはなかったことのようにさえしてしまうことがあります。つまり、自分にとって都合の悪いことは受け入れたがらない傾向があります。これもすべての場合において悪い訳ではありません、辛いことや悲しいことがあったときにはそう思うほうがよい場合もあります。気を付けなくてはならないのは、「嫌だな」と思うような時には、相手のことを自分の都合で勝手に遮断してしまう、「いつものことだからそうだろう」と思い込んでしまうと言葉以外に込められているもの(感情や微妙なニュアンス)を捉えることができず、大事なものを見落としてしまうかもしれないからです。私自身、家族の愚痴など聞くと、また始まったと思いシャットダウンしていることがあります。子どもたちの中には毎日同じようなことを繰り返ししゃべるので、また始まったと思ってしまうことがよくありますが、このような時は「ちゃんときけよ」と自分に言い聞かせて聴くようにしています。

人が「聴く」という場合には、五感の「聞く」機能だけを使っているわけではなく、その他の感覚も同時に使っています。例えば、方言でしゃべられている時や外国人に話しかけられた場合などは聞いているのに分かりません。しかし、何を言われているのか分からなくても言葉のニュアンスや動作、表情などを見て何とか分かろうとします。また、赤ちゃんの場合は言葉になりません、泣いていても何が原因なのかほかの人にはわかりませんが、一緒に生活している母親はその泣き方でミルクなのか、おむつが濡れているのかなどが分かるといいます。つまり、全部ではありませんが、言葉が通じなくてもコミュニケーションが可能だということです。

このように五感を使ったコミュニケーションは一朝一夕にできるものではありませんが、少しでも子どもたちと分かり合えるようなコミュニケーションづくりを目指し、努力していきたいと思っています。

 

入所部 治部田 均

気候の変化

2019/03/19

 3月になり、日中は暖かい気候になってきました。窓を開けると心地よい春風が入り、気分も晴れやかになります。しかし、朝晩の気温は低くし肌寒さが残っています。

気候の変化により、体調を崩される方もいるかもしれません。

手洗いうがいなどの予防は継続して行いましょう。花粉症の季節でもあるので、マスクも常備しながら対策を立て、気持ちよく4月を迎えられるようにしましょう。

 

相談支援センターいちばん星

光武 大輔

楽しい毎日

2019/03/18

現在、短大生、大学生は春休みで若草入所部に実習生が来てます。

子ども達は、聴き耳を立てているのか、実習生が来る事を私達より早く知ってます。

職員に、「実習生来るとだろ?いつから来ると?何人来ると?」と。「えー、知らないよ。」ととぼけると、別の職員に同じ質問をしています。

さあ、いよいよ待ちに待った実習生が来ました。

しかし、男の子達は、恥ずかしがり、声を掛けても返事が出来なくモジモジ。

やっぱりかーと思いながら、普段の男の子とは全く違うのでニヤニヤがついつい出てしまいます。

 

女の子達は、同性という事もあり、人懐っこい子ばかりですぐ仲良くなります。

手遊びや、お絵かきをしたり、楽しそうに過ごしてます。

が・・・いつまでもお利口さんではいられません。

日が経つにつれて、いつもの子ども達に戻り、子ども達は、走り回ったり騒いだり、ふざけてちょっかい出して、ケンカを始めたり。

優~しく見守っている私も、さすがに「こらー、静かにしなさい。皆に迷惑かけてるよ~。」と注意すると、男の子達は「わ~、鬼ババアが来た~」と逃げて行きます。

「こら~、誰が鬼ババアだ~」と言いながら、追いかけると喜ぶ子ども達。

可愛いです。そんな日常が楽しいと思っている私は変ですかね??

これからも、菩薩と鬼ババア、両方使い分けをし、良い事、悪い事の判断ができる子ども達になってくれるよう支援していきたいと思います。

 

 

                       

 入所部 藤本征

うれしい出来事♪

2019/03/17

先日、うれしい出来事がありました😊✨

 

自由あそびの時間、お絵描きをしているY君✨

 

カーズが好きで、毎回のように「先生、カーズ書いて~!!」と

言ってくるのですが、なかなか自分で書こうとはしません。

時折、「自分で書いてみたら~?」と言ってみても、「書いてよ~」と。

 

カーズの形だけを書いて、目を書くのをY君にお願いしたり、

車体の「95」の部分を書いてみて~と言ってみたりしてきました。

 

そしてある日の自由あそびの時間、いつもどおりお絵描きしているY君。

今日は書いて~と言っていないなぁと思っていたら、

Y君が「先生見て~!✨」と一枚の絵を見せてくれました!

 

 

なんと! Y君が自分でカーズの絵を書いていたのです✨✨

 

私は、とってもうれしくてたくさん褒めると、

ちょっぴり恥ずかしそうなY君😊✨

今までなかなか自分で書こうとしなかったY君が

少しずつ書けるようになって、そして何より、

Y君が自分で書いてみよう!と思った事がとてもうれしかったです😊

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 守田

 

みんなの成長

2019/03/16

早いもので、今のぽかぽかクラスのメンバーでの生活も、残すところあと半月です!

 

1年間を振り返ってみると、子どもたちはと~っても成長しています✨

 

初めの頃は、新しい環境で不安も多く、慣れるまでは涙ながらに登園していたお友だち。

おひさまって、「自分のことをわかってくれる・受け入れてくれる場所なんだ」と、おひさまの先生たちとの信頼関係が築けてからは、笑顔で登園してくれるようになり、困った時にはヘルプを出してくれるようになったお友だち。

 

以前は、なかなか自分の中では気持ちの切り替えが難しかったお友だちも、今では個別に声をかけると、しばらく考えて、自分で納得して行動に移せるようになったり…。

 

年度末の今、すごいなぁ…みんなお兄さん、お姉さんになっていっているんだなぁ…と感動することが多くあります✨

 

約1年間、ぽかぽかクラスの子どもたちの成長を見守ることが出来て、本当に幸せでした。みんな、人っていいものだなぁ~😊と感じてくれたかな?いつも元気におひさまに通って来てくれて、本当にありがとう!感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

 

私自身、この1年間で、子どもたちからたくさんのことを学び、子どもたちのおかげで成長させてもらいました。

 

「先生、自分で出来たよ!」「先生、こんなこと頑張ったよ!」等、子どもたちのキラキラした笑顔を見られる日々が幸せです。しかし、時にはどんなに頑張っても、難しい時、出来ない時だってあります。そんな時には、その頑張りを認め、大丈夫!まぁ、いっか!と思えることも大切だよ、と伝えています。

 

たくさん失敗しながらも、その失敗を乗り越えていけるように!子どもたちが成長していく上でとっても大切な『自己肯定感』を高めることを心掛けて関わっていきたいと思います!これからも、可愛い子どもたちの成長を、ご家族の皆さんと一緒に見守っていけたら嬉しいです😊

 

残り半月、今のぽかぽかクラスのお友だちと過ごせる時間を大切にしていきます!お友だちみ~んなのことが、大好きです♡

 

 

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 石橋

 

もうすぐ一年生♪

2019/03/14

三月ももう半ばに入り、きらきらクラスの年長さんももうすぐ一年生です☺

きらきらクラスではこの一年間、就学に向けて様々な活動を行ってきました。

 

 制服を着る練習や、ランドセルに教科書を入れて背負って歩く練習、給食を配膳する練習等を行いました。最近では、ランドセルと一緒に、体操服を入れたバッグを持ち、傘をさして歩いてみるなど、様々なシーンを想定して具体的な練習を行ってきました✨

 

 年長さんの皆は、制服のボタンをスムーズにとめる事が出来るようになったり、時間内に着替えが出来たりと、とても成長が見られました(^^✨

子ども達自身も、ランドセルを実際に背負ってみる事や、制服を着てみる事で、小学校へ行くことの実感に繋がり、わくわくした表情で参加してくれていました☺♪

 

 中には、これらの活動に苦手意識がある子もいました。しかし、その子たちの気持ちに寄り添い、苦手の原因を考えました。すると、“ボタン留めが苦手”や、“みんなと同じ教室で着替える事が恥ずかしい”など、気持ちを聞き出すことができ、その子に応じた対応を行っていきました。

 練習も一回だけで終わるのではなく、何度も繰り返し行うことで少しずつ“自分で出来た”を増やしていき、就学への不安も減らすことが出来るといいなと思います(*^^*)

 

 みんなの小学生姿が楽しみな反面、もうあと半月しか一緒の教室で過ごせないのか…ととても寂しく思います(´;ω;`)

 

残り少しのみんなとの時間を大切に、今だからこそ出来る事を取り組んでいきたいと思います☺

 

児童発達支援センターおひさま 児童発達支援事業 矢ヶ部

新しい春

2019/03/13

3月に入り若草学園の卒業式が間近になりました。

去年の4月に新卒で若草に就職した私ですが卒園する園児との思い出は1年間ではありますが数えきれないほどあり、多くの事を皆から学んできました。

卒園し皆それぞれ違う仕事、違う道を歩んでいきます。

不安に思うことはあると思いますが、辛い事があればまたいつでも学園に来て下さい。

先生達はいつでも相談に乗ります。

また一段と大きくなった皆と会うのを楽しみにしながらまた新しい1年を迎えて行きます。

 

入所部 梅田

花粉症対策

2019/03/12

ここ2、3年、急に鼻水が出始めたかと思うと体がだるくなり「風邪を引いたのかな?」と思っていたら花粉症の症状でした。

 

今年は、早めに病院を受診しました。マスクも1月から着用し予防を心がけています。そして、体の免疫バランスを整えることも大事になってきます。

生活習慣を整える

1、朝食を毎日きちんと摂る。

2、整腸作用のある発酵食品や抗酸化作用のある緑黄色野菜を積極的に取る。

3、ウォーキング・ラジオ体操・ストレッチなどの軽い運動を継続して行う。

4、暴飲暴食を控える。

5、良質な睡眠を十分とる。

ことだそうです。

 

食生活、健康面でのケアも大事ですが、1日の終わりに好きな音楽を聴いてリラックスする時間をつくったり、お笑い番組を見て心の底から笑ったりすることも免疫バランスの維持に効果的のようです。

少し暖かくなってきたので私もウォーキングを始めようと先日、ウォーキングシューズ、ウエアーを準備したのですがまだ、デビューはしていません・・・。

桜の花の満開に合わせ、まずは少しずつ始めてみようと思います。

 

                       相談支援センターいちばん星

                               甲斐 ひとみ

振り返れば

2019/03/11

寒さも和らいで気持ちの良い気候になってきました。

リーライズとくまぽこが一緒になり、おひさまぷらすになって1年になろうとしています。

4月の頃は子ども達にとっては、初めての場所、初めて会うお友達、知らない先生と

初めてばかりで戸惑いや不安から、落ち着かずに活動に集中出来ない子、崩れる子、

恥ずかしくて何も言えない子と色々な子どもがいる中で、スタッフも悪戦苦闘してい

ました。

子どもたちを観察しつつ、スタッフ同士でスムーズに流れるように話し合いながら活動に

取り組んでいきました。

1ヶ月、2か月…と時間が経つにつれ、子どもひとりひとりの特性も分かってきました。

 

6月になり教室が変わり、また少し落ちつかない雰囲気になってきました。

子ども達も色々な変化に戸惑い、憂鬱なことからだんだん受け入れられるようになっていき慣れていくんだなと思うと、すごい頑張りだと感心してしまいます。

 

3月になり、卒業していく子どもたちが「お世話になりました。」と言って帰って行く姿を見てウルウルきてしまう私がいました。(ToT)/~~~

別れはいつでも辛いものですが、一回り成長しての旅立ちで喜んで送り出したいものです。

 

4月から新しいスタッフ、新しい子ども達と色々な事があると思いますが、協力し合って試行錯誤して頑張っていきたいと思います。

                                                            

 

若草学園 通所部 

放課後等デイサービス 

おひさまぷらす

緒方

 

お弁当

2019/03/10

  3月5日

幼稚園のお別れ遠足と

室小学校の授業参観でお弁当を作りました。

幼稚園児の弁当は、小さいけれども手間と気を使います。

お別れ遠足なので、一口で食べやすく

見た目も華やかになるように工夫しました。

二人とも残さずきれいに食べてくれ、

「お弁当おいしかったよ!」

と上機嫌に言ってくれました。

 

入所部 厨房 前園

バンザイ♬

2019/03/09

 

おひさまぷらすになり、早1年が経とうしています(*^-^*)

振り返って見ますと昨年4月「くまぽこ」「リーライズ」が一緒になり、新1年生・リーライズの子供たちと上手く頑張って行けるか‼ 心臓💛が「ドキドキ💖」していました。

私は、子ども達に「どう関わって良いのか?」四苦八苦(-_-;)しながら、「あ~でもない‼こうでもない‼」とスタッフと考えながら支援してまいりました。

私たち、毎日のように「当日のスケジュールをリーダーが作成」スタッフとミーティングを重ねてまいりました。

「だが~‼」何かしらスケジュール通りは行かない日々が続きました。

スタッフ同士で、話し合いが食い違うことも何度もありました(T_T)

半年が過ぎて、やっとスタッフ皆の力で、どうにか支援して行く1日の流れが定着してまいりました。╲(^^)/バンザイ

子供たちも、「おひさまぷらす」に慣れ楽しく活動・余暇時間を過ごしてくれるようになり、私も楽しく子ども達と過ごす時間も増えルンルン(^^♪ルンルン(^^♪♥

 

半面 支援のやり方で、「これで良かったのか?」と悩んだりしました。

 

しかし…子ども達が、今年度、利用されていらしゃる時に「ケガなどの事故」がなかったことで看護師としては安心しております。

 

次年度も、新しい子ども達が入って来られます。

私なりの😊笑顔(スマイル)で、支援しつつ私も、子ども達と成長してまいります。

 

どうか宜しくお願い致します<(_ _)>

 

若草学園 通所部

放課後等デイサービス

おひさまぷらす

森崎

漢字テスト✎

2019/03/08

ある日、M君が「自信がない…。」とつぶやいていました。

「どうしたの?」と声を掛けると、「明日漢字のテストがあって、80点以上取らないと春休み学校に行かないといけない。でも自信がない。」と不安な様子で焦っていました。

 

その日の学習時間は、M君のお母さんが作ってくださったプリントを使い、テスト勉強をしました。

 

黙々と取り組むM君。職員に採点をお願いすると、点数は60点…。

合格点まであと20点足りません。

 

M君、落ち込んでいるかな…と思っていましたが、「よし!もう1枚する。」と

ヤル気満々でした。

 

2枚目の点数は、76点。

あと一歩!! 4点足りませんでした。

 

M君は、採点されたプリントを見て「ここの漢字間違ってないよ」と職員に伝えました。

私も一緒に見て見ると、字が雑で違う漢字に見えました。

 

先生によっては、×を付ける人もいること、落ち着いて丁寧に書く事も大事なことを

M君に伝えました。

M君は「わかりました。」と渋々納得して3枚目に取り掛かりました。

 

そして3枚目の点数はなんと…82点!!!!

合格点を超えました!M君と一緒に職員も喜びました(*^^*)

採点されたプリントを見て見ると、字がとても丁寧に書かれており、1枚目に比べて文字から『自信』を感じました。

 

 取り組む中で、点数が上がったことや努力する、頑張る事で結果は付いてくることが分かった事でM君の自信にも繋がったのかなと思います。

子ども達が一生懸命頑張っている姿を見ていると、私たち職員もすごく勇気をもらいます。私たちももっと頑張らないと!という気持ちになりました!

漢字テストではきっと120%の力を発揮していると思います(*^^*)✨

 

 

 

若草学園 通所部  放課後等デイサービスおひさま   田島

 

I love me.

2019/03/07

 

この本は、私の1つ年上の従姉が乳がんを闘病中に文章を残し、親友のイラストレーターが絵本として書籍化したものです。以下抜粋してご紹介します。

 

自分を愛することは世界や他の人を愛することと同じ

自分を大切に出来ないと誰も大切に出来ない

私たちは嬉しい事悲しい事を通して愛を経験しにこの地球に生を宿してる

大切な人を抱きしめられる手があることに感謝

好きな所に行ける足に感謝

触れ合う肌からの温かさ

美しいものを見せてくれる目に感謝

存在、生きて感じさせていただけてる事に感謝

もし、生きてる事が辛くなっても大丈夫、周りのみんなが支えてくれる。

だから、なぁんにもしなくても、そのままの自分で大丈夫って事を私は最近よく感じる。

娘に伝えたいことは

親愛なるリリカへ 「甘え上手になりなさい」

手を取り合っていれば、怖いものは何も無い、いつだって大丈夫

人だって、自然だって、いつもあなたを大切に包んでくれてるって事忘れないで欲しい

時に迷ったら、大空を自由に羽ばたいて

好きなところへ行き、夢中になるほどの体験をして

それが出来る翼はちゃんと持っている事を覚えておいていてね。

 

短い文章ですが、従姉が生きぬいてつかみとった人生の真理がぎゅっと詰まっています。

私は落ち込んだ時にこの本を手に取り、気持ちをリセットします。

従姉は亡くなってもなお、こうして励ましてくれています。

だから不満や悩みがあっても、支えてくれている存在があることを信じて、私も支えてあげられる人でありたいなと思います。

 

放課後等デイサービス

おひさまぷらす

高橋

ひな祭りメニュー

2019/03/06

先日、3月3日に行われたひな祭りメニューを紹介します。

○散らし寿司

○花麩のすまし汁

○鶏の塩からあげ

○茶わん蒸し

○デザートに桜餅

ひな祭りは、女の子の健やかな成長を祈る節句の一つで

食べるものについてもそれぞれに意味や由来が存在します。

 

散らし寿司にあるエビは「長生き」を

豆には「健康でマメに働くように」

レンコンには「先が見通せるように」

などです。

桃は邪気を祓い長寿に通じる演技の良い食べ物でもあります。

女の子の節句ではありますが、

学園のみんなが健やかに成長する様願って作りました。

 

入所部 厨房 徳丸

2019/03/05

3月になり今年度も残すところ1ヶ月を切りました。

 

先月のことになりますが、三気の里主催の「発達障害の診断と治療~小児から成人まで~」という題目で講演会があり、参加してきました。

 

そこで改めて大切なことだと感じたことは、子どもの発達には環境要因が大きく影響するということです。

特に、関わる人についてです。

 

物は言葉を発することなく、表情も無ければ、喜怒哀楽を表現することもありません。

しかし、人と人とでは言葉でのやり取りや、気持ちの共有、協力して何かを成し遂げたり、コミュニケーションをとることが重要なことになってきます。

 

様々な環境の中に私たち「人」がいます。

 

 

                                 相談支援センター いちばん星 大野

 

今週はスライム作りです☆

2019/03/04

誰にとっても“見通し”って大事ですよね!

私も「□□が終われば〇〇ができる」とその先のことが分かるとモチベーションが上がり、「頑張って終わらせるぞー!」という気持ちになります。では、この〇〇が出来なくなった場合どうでしょうか・・・?

 

放課後のおひさまに来ているR君。学校が終わっておひさまに到着すると「遊戯室で遊ぶ時間がほしい」と伝えに来てくれました。R君は送迎車で帰ることになっているため、5時には帰らなければいけません。そのため、毎回は遊戯室に行くことが難しいところがありました。

 

お集まり時に、全体へ向けて活動→学習→おやつというスケジュールを話したあとに『時間が余ったら遊戯室に行く』という説明に加え、『みんなの取り組む姿、様子も見て決めるね』ということもお話ししました。

 

その日の活動であった「バスボム作り」を真剣に取り組んでいたR君。しかし、おやつ前の手洗いの際に石けんの泡で遊んでしまい、声かけでもなかなか切り替えて戻ってくることが出来ませんでした。おやつを食べてから「まだ5時になってないから少しだけでも遊戯室で遊びたい」と言ってきたR君。時計の時刻は“455分”。

 

『今日、遊戯室に行けるかな?活動の後どうだったかな?』と尋ねると、少し気まずそうな表情で「分かりました、さようなら」と言うと、帰りの会の途中でランドセルを持って廊下へ出て行かれました。R君は遊戯室に行けなかったという反動で、靴を持って外に出ようとしましたが、スタッフが声をかけるとその場で止まることが出来ました。

 

もう一度、今度はスタッフとR君の11の場で『何で今日は行けないのかわかる?』と尋ねました。「分からない、忘れました」と言うR君でしたが、表情を見ると理由が分かっているようで場面の行動の話しをすると静かに頷かれていました。

 

「□□が終わったら遊戯室に行ける」という見通しを持っていても、行くことが難しいこともあります。

廊下に出てしまったR君ではありましたが、“勝手に遊戯室へ行かなかったこと”、“声かけのみでその場に止まれたこと”、“話を聞いて受け止められたこと”、いろんな思いがあったとは思いますが切り替えることが出来たR君はすごいと思いました。

 

R君に“手洗いからもう少し早く戻ってこれたら遊びにいけたかもしれない”ことを伝え、次は遊戯室に行けるように頑張ろうと声をかけると頷き「さようなら!!」と元気に挨拶をして帰っていかれました。

 

 

 

 

 

さて、今週は、R君がずっと楽しみにしていた“スライム作り”です。私たちも、時間配分や提示の仕方など丁寧にやりとりをしながら「楽しかった!!!」と思ってもらえるような時間にしたいです☆

 

若草学園通所部

放課後等デイサービス おひさま  金子

 

成長していく子ども達

2019/03/03

私が入所に入ったのは去年の4月からでしたが今はもう3月です。

もうすぐ一年経ちますね。

去年の4月の子ども達の様子がいろいろ思い出だされます。

緊張と不安になりながらの初めての登校をする小学1年生、

どこの高校に行こうか迷ったり、落ちたらどうしようと考える中学3年生。

最後の1年、就職に向けて就職先を探す高等部3年生などいろいろありました。

 

今の子ども達を見ると成長している様に感じます。

小学1年生は自分で出来ることが増え、学校の事などを自分から言いに来たりします。

中学3年生も受験になると真剣に取り組んでいました。

高等部3年生はいままでよりも自分の事だけではなく周りのお世話や手伝いを自主的に取り組む姿が多くなっています。

 

子ども達の成長する姿を見守りながら私も一緒に成長出来たと感じます。

もうすぐ1年が経ちます。

卒園して行く子ども達もいます。

学園で出来る様になったことを活かして頑張ってほしいです。

そして、社会人として成長出来た姿を見せに来てくださいね。

 

                       

 入所部 首藤