ある日の外遊びでのこと。
いつも氷鬼ごっこをして遊んでいるお友だちがいるのですが、
今日はなんだか様子が違います。
なんと、鬼にタッチされると、足を広げて立ち、
左足首に左手をつけ、右手をピンっと上にあげて固まったのです!
どうしてそんな状態で固まるのか気になった担任。
担「そのポーズって何?」
子「あのね、これは”ブラック鬼ごっこ”でね!鬼に捕まったらこのポーズをするの!」
―――ブラック鬼ごっことは―――
1.逃げる人、鬼の人を決める
2.鬼は逃げる人をタッチする
3.タッチされたら足を広げて立ち、左足首に手をつけ、右手をピンっと上げて固まる
4.逃げる仲間にタッチしてもらったら、固まっていた人もまた逃げられる
という、氷鬼ごっこと似ている遊びです。
この遊びはもともとある遊びではありません。
氷鬼ごっこをしていたお友だちがみんなで考え、
自分たちでルールを決めた遊びです!
ちなみに、どうしてそのポーズにしたかを聞くと
「なんとなく!」
・・・なるほど、仮面ライダーとかのポーズというわけでもなかったようです。
子ども達の発想は、面白いですよね(*^-^*)
子ども達は、環境との相互作用の中で遊ぶ経験を積み重ねていくうちに、
その興味関心が広がったり変化していきます。
そして、遊びの中で自分だけでなく、他の子どもの気付きや学びを共有していきます。
子どもの気付きや学び、試行錯誤したり協力する育ちを後押しする保育を行っていきたいと思います(*^^*)